催眠術師 鋭次02 エピローグ(その2)

第23話 エピ、その2(エンディング)

 召し使いの理恵は、鋭次の家で、自分の部屋を与えられていた。
 その部屋は、高級なワンルームマンション並みで、ほとんどの装備が整っていた。
 洋服タンス、クローゼット、冷蔵庫、テレビ、ビデオ等のAV機器、勉強をする為の小さな机、その他、生活に必要なものは全て揃っていた。
 鋭次の召し使いをしているが、自由は与えられていた。それは、大学で友達との会話に困っても可哀相なので、トレンディドラマやバラエティ番組等、普通に女子大生が見るようなテレビを見る時間や、大学での講義のレポートを書く時間等を与えていたのである。
 今日、理恵は、トレンディドラマを見終わって、自分のベッドで、眠りに就こうとしていた。
 時計の針は、夜の11時前を指していた。 可愛いクマのキャラクタのパジャマを着て、ベッドに入った理恵は、しばらくして、自分を慰める行為を始めた。
 ブラジャーはしていないので、パジャマの中に自分の手を入れると、ゆっくりと胸を撫でる様な行為を始めたのである。
 理恵は、眠る前になると、自慰行為をするようになっていた。
 そして、その行為はエスカレートして、パンティの中にも手を入れ始めていた。
 数分間の自慰行為で、すっかり気持ちが昂ってきた理恵であったが、その後は、理恵を苦しめる時間が待っていた・・・
 パンティもたっぷりと濡れて、クライマックスに昇ろうとすると、手の力が抜けてしまい、その行為が止まってしまうのである。そのような状態が、4回ほど続いていた。
(ああん・・・どうしてなの? イキたいのに・・・変になりそう・・・)
 理恵は、イク事が出来ずに、戸惑いを覚えていた。
(ああん・・・もう、5日もしてないのに・・・)
 正常で健康な女性である理恵は、そろそろ限界が近づいていた。
 そして、5回目に力が抜けた時に、理恵の感情を支配する催眠術が効果を現した。
(理恵は、ご主人様の、”本当の召し使い”になってしまったのね・・・)
(理恵をイカせる事が出来るのは、ご主人様だけなのね・・・)
 哀れな召し使いは、ご主人様に処女を捧げた日から、自慰行為でイク事が出来なくなっていた。
 イク寸前になると、身体の力が抜けてしまい、激しい焦燥感に満たされるのである。
(ご主人様・・・ご主人様に、おねだりをしなくちゃ・・・)
 健康な女性である理恵は、5日間もしていないので、急いで、ご主人様のもとへ向かう為に薄いピンク色のネグリジェに着替えた。その下には、昨日と同じ様に、下着の着用はしていなかった。
 理恵は、”5日間もしていない”と記憶を植えつけられているが、実は昨日の夜もたっぷりと可愛がられているのである。また、一昨日も、その前の日も、同様である。
 しかし、記憶を操作されて、セックスがしたくて、居ても立ってもいられない状態にされて、鋭次のところへ、おねだりに行く事になるのである。

 部屋の明かりを消して、眠る準備をしている男性のもとへ、一人の召し使いが現れた。
「あの・・・ご主人様・・・起きておられますか?」
 理恵は、おそるおそる、ご主人様のベッドに近づいた。
 そして、鋭次の声を聞いて、なぜか嬉しい気持ちになった。
「なんだ、こんな時間に。何か用か?」
「はい・・・あの・・・理恵の・・・理恵のおねだりを聞いて下さい」
「おねだりだと?」
「はい、ご主人様」
「なんだ。言ってみろよ」
 召し使いは、真っ赤になって、恥ずかしいおねだりを言う事になった。
「理恵を・・・理恵を可愛がって下さい・・・理恵とセックスして下さい」
「なんだと!? ”セックスして下さい”だと!?」
「はっ、はい。ご主人様」
 召し使いは、真っ赤になって、返答をした。
「よくそんな恥ずかしい事が言えるな。そんなものは、自分でオナニーでもすればいいだろ?」
 的を得た回答に、普通であれば、引き下がるはずだが、理恵は引き下がる事が出来なかった。
「そっ・・・それが・・・自分で、オナニーが出来ないんです・・・」
「なんだって?」
「あの・・・オナニーしようとすると、手が止まってしまって・・・」
「そうか。お前は俺の、”本当の召し使い”になったんだな!!」
「はっ、はい。ご主人様。その通りです」
「仕方がないな・・・おねだりを叶えてやるよ。おねだりはセックスだけでいいのかな?」
 そう言われると、理恵の脳裏に、激しい欲求の気持ちが沸いてきた。
「ご主人様っ!! 後は、後はっ、ご主人様の”天使のミルク”を下さいっ!!」
「俺の”天使のミルク”だと?!」
「はい、ご主人様。理恵のわがままなおねだりをどうか叶えて下さい」
「俺の”天使のミルク”は、1回につき、100万円だ。お前にはそんな金は無いだろう? どうするんだ?」
「はい。理恵には、ミルクの代金を払うお金がありませんから、なんでも言われた通りにする召し使いの期間を10日間延長して下さい。それで、お願いします・・・」
「いいだろう。それで許してやるよ」
「ありがとうございます。ご主人様ぁ」
 こうして、”本当の召し使い”になった理恵は、毎日、鋭次におねだりをするのであった。

「いい・・・いいの・・・イクーーー!!」
 理恵は、念願の鋭次の20センチ砲を入れられ、絶頂に達していた。
「もっと・・・もっと・・・」
 健康な女性である理恵は、次の行為を待ち望んでいた。
「ミルクぅーー。ミルクを下さいーー」
「ふっふっふ。ミルクが欲しいか?」
「はい、ご主人様ぁ。欲しいのぉ。ミルクが欲しいのーー」
「俺の”天使のミルク”を注ぐと、お前は俺から離れられなくなるんだぞ!!」
「ご主人様から、離れられなくなるのですか?」
「そうだ。俺のミルクを注がれれば注がれる程に、お前は”ミルクの虜”になってしまうのだ!!」
 そう言うと、理恵の目を見つめながら、キスをした。
 とろーんとなった目で、理恵は、鋭次のミルクの注入を受ける。
「ご主人様の”ミルクの虜”になってしまうの・・・ああ・・・ご主人様の美味しいミルクがーー!!」
 理恵の膣の中に、たっぷりと、ミルクが注入された。そして、理恵の目が一層、とろーんとなった。
「ご主人様ぁー。理恵の中にミルクを注いでくださって、ありがとうございまぁすぅ。
 理恵は・・・理恵は、召し使いとして、幸せですぅ」
「そうか。そんなに嬉しいか」
「はい、ご主人様ぁ。これからもぉ、毎日、ミルクを飲ませてくださぁい。」
「ふっふっふ。”天使のミルク”の効果が効いてきたみたいだな!!」
「理恵は・・・理恵は、ご主人様の”ミルクの虜”ですぅ。もう、ご主人様から、離れられません」
「毎日、ミルクを飲むと、召し使いの期間が増えていくぞ。それでもいいのか?」
「はい、構いません。たくさん飲ませて下さい」
「そうか。それなら、もう一度、飲ませてやろう!!」
「ごっ、ご主人様。そんなに注がれると、理恵の召し使いの期間が20日間、増えちゃいますぅ」
「どうした嫌なのか?」
「いえ・・・お願いします。あんっ!! ああーーー!!」
 鋭次の腰使いが、再び始まった。そして、間もなく、理恵は昇りつめた。
「ほらっ、イケよっ!! イケっ!!」
「いいーーー!! イクーーー!!」
 そして、理恵の中に、再び、熱いミルクが注がれたのである。

 理恵の目を見つめながら、最後の”本当の召し使い”の説明がされていた。
「自分でオナニーが出来ない、可愛い召し使いの理恵ちゃん」
「はい、私は、自分でオナニーをする事が出来ない召し使いですぅ」
「オナニーがしたくなったら、どうするんだい?」
「はい。ご主人様に可愛がっていただくように、おねだりをします」
『ちなみに、理恵は、毎日、オナニーがしたくなるよ』
「えっ、毎日ですか? んぐっ。んーー!!」
 キスをされると、理恵の目がとろーんとなり、恥ずかしい指令が、身体に刻み込まれた。
「ご主人様・・・理恵は、毎日・・・おねだりするかも知れません・・・」
「なんだって?」
 鋭次が、わざとらしく聞き直す。
「理恵は、毎日、おねだりをするかも知れませんが、どうか、願いを叶えて下さい」
「いいだろう。毎日、可愛くおねだり出来たら、願いを叶えてやるよ」
「ああ、ご主人様。ありがとうございます。理恵、精一杯おねだりをしますので、どうか、毎日、理恵を可愛がって下さい・・・」
 そこには、毎日、可愛がられる事を感謝する召し使いの姿があった。

 続いて、鋭次は、召し使いに最終宣告をした。
『理恵、お前は、”天使のミルク”の虜になっている!!』
「はい、ご主人様。んぐっ。んーー!!」
 強いキスを行い、召し使いの脳に、恥ずかしい記憶が刻み込まれた。
「ご主人様。理恵は、ご主人様の”天使のミルク”の虜です・・・」
『そうだ。お前は、俺の”天使のミルク”が欲しくて、召し使いを続ける事になる!!』
「はい、ご主人様。んぐっ。んーー!!」
 再び、強いキスが行われ、召し使いの脳に、恥ずかしい宣告が追加された。
「ご主人様。理恵は、ご主人様の”天使のミルク”が欲しくて、これから毎日、召し使いをいたします」
「そうか。これからもよろしくな」
「はい、ご主人様・・・」
 そう言いかけた召し使いは、一層、目がとろーんとなっていた。
 そして、絶対に解ける事のない強い強い催眠術にかかるのである。
 自ら、鋭次に抱きつくと、鋭次の目を見つめながら、誓いのキスをしたのであった。
「ご主人様。理恵は、ご主人様の”天使のミルク”無しでは、もう生きていけません・・・
 これからも毎日、理恵を可愛がって下さい。そして、美味しいミルクを理恵の中に注いで下さい・・・」
 こうして、理恵は、前回の可愛いお嬢様召し使いの高井真美子と同じように、
 鋭次から離れられない ”おねだり召し使い” になってしまったのである。

 鋭次は、K大学の人事室で、学生データのデータベースを見る事が出来る端末を操作していた。
 事務室には、数人の事務員がいたが、鋭次を気にしていないようであった。
 カラー写真付きの学生データベースは、学生の氏名、住所、電話番号、どこの高校出身であるか、
 趣味や特技、そして、どこの学部であるか等の細かい内容までが載っていた。
 これは、入学願書のデータと入学時のアンケート調査等を合わせたものであった。
 今年の新入生のデータベースを閲覧して、女子学生だけを検索して、次々と獲物を探していた。
 そして、鋭次の目に止まった女子学生は、その後、鋭次に一日、つき合わされて、鋭次から、色々な質問を受ける。女子学生は、どんな質問にも素直に答えていく。
 今までの男歴、家庭の事情等、とても言えない内容でも素直に答えていく。
 そして、これなら大丈夫であると確認出来れば、鋭次のものになるのである。
 その女に、好きな男がいても関係ない。そんな記憶は、消されるのだから・・・
 今のところ、杉本理恵が召し使いをしているので、特に、召し使いにする必要もない。
 好きな時に呼び出して、凌辱の限りを尽くすだけである。そして、飽きたら、捨てるだけである。
 鋭次は、データベース端末から、何枚かの女子学生データをカラープリンタに打ち出した。
 可愛い美少女たちは、写真で微笑んでいるかのようにも見えた。鋭次の毒牙にかかる候補にされたとは思ってもいないであろう・・・
 また、新しい、”出張メイド”の候補にされたとは、思ってはいないであろう・・・

< 第2章 召し使い女子大生 理恵 -完- >

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