催眠術師 鋭次03 エピローグ(その1)(その2)

エピローグ(その1) 出張専属看護婦、紀子

 特別専属看護婦の紀子をたっぷりと陵辱した鋭次は、退院の日も近づいてきた事もあり、院長に置き土産の意味も込めて、最後の仕上げの準備を行っていた。
 その日の朝、いつものように、恥ずかしい検温を行っていた紀子は、パンティが濡れているのを見つかり、鋭次に、拭き取り作業を行われ、気持ちの良い天国に昇っていた。
 しかし、今日は、いつもと違う事があった・・・
「鋭次様・・・ミルクを・・・ミルクをください・・・」
 紀子が、おねだりをするが、鋭次は、天使のミルクをお注射しなかったのである。
 そして、セックス行為を中断して、新人看護婦に言った。
「今日から、紀子ちゃんには、別のVIP男性患者様の対応をしてもらうよ!」
「えっ? 別の患者様ですか?」
 突然の話に、紀子は、どういう事なのか理解が出来なかった。
「そうだよ。俺はもう少し入院しているが、紀子ちゃんには、”出張専属看護婦”の練習をしてもらいたいんだよ」
 ”出張専属看護婦”とは一体、何なのか? 紀子は、何の事を言っているのか、理解が出来なかった。
(鋭次様の担当を外れるという事なのかしら・・・)
(別のVIP男性患者様って、一体・・・)
(どうして、鋭次様と離れる事になってしまうの・・・)
 紀子は、いろいろな想いを巡らせていたが、理由は分からないままであった。
「あの・・・別の患者様って、いったい・・・」
「なあに、俺と同じくらいの若い男性患者らしい。がんばって対応してくれるよな?」
「えっ? どうして、そんな・・・別の患者様に・・・」
 紀子が、不安の声を出すが、鋭次の一言により、その話は決定付けられる事になるのである。
 『きちんと対応出来ないと、もう天使のミルクをあげないぞ!!』
「えっ!? そんなっ!?」
 紀子にとって、大変、重要な宣告をされた。”ミルク大好き病”に罹っている紀子には、耐えられない宣告である。
「今日、一日、別の男性患者の対応をするんだ! きちんと対応が出来たら、今夜も、天使のミルクのお注射をしてやる。しかし・・・」
 次の言葉に、紀子は、底知れぬ不安を感じていた。そして、それは、現実の言葉となって、鋭次の口から発せられた。
「しかし、きちんと対応出来なかった場合は、今日は、ミルクは無しだ! それだけじゃない。もう明日から、紀子ちゃんに、天使のミルクをお注射する事は無くなる事になるよ!!」
「そんな!! そんな事になったら、私・・・」
 紀子の顔が青ざめて、不安で一杯の表情になっている。
 紀子にとって、鋭次のミルクを貰えないという事は、絶対にあってはならない事なのである。
 既に、紀子は、鋭次のミルク無しでは生きていけない身体になっているのである。紀子は、必死になって、鋭次に懇願した。
「おっしゃる通りにします! 鋭次様の言う通りに対応しますから・・・どうか、今夜も天使のミルクをください・・・」
 哀れな新人看護婦は、泣きそうになって、鋭次に懇願した。
「そうか。言う通りに対応するんだな? ”出張専属看護婦”を上手く対応出来ることを期待しているよ!」
 鋭次は、いつもの優しい顔になっていた。そして、紀子を見つめると、強い口づけを行った。
 紀子の瞳がとろーんとなり、別の男性患者に、誠心誠意尽くさなければならない事を刻み付けられたのである。

 院長が、VIPルームの一室の様子をモニターで見ながら話す。
「この部屋のクランケは、この町の資産家のご子息である。このナースで大丈夫かね?」
 ご子息様は、身に着けているガウン等を見ると、いかにも金持ちであるという雰囲気はあるが、容姿はいまいち、パッとしない男であった。
 年齢は、二十歳過ぎであろうか。美味しい食事の食べ過ぎで、内蔵疾患にかかっていたのであった。
 そんな、くだらない男であったが、金があるという事で、VIP病室に入っていた。
 また、どこで聞きつけたのか知らないが、専属看護婦を付けるように指名していた。
 院長は、断る訳にもいかず、看護婦主任に適当な看護婦を選ばせ、専属看護婦を付ける事にしていたのである。
「ええ、大丈夫ですわ。この子なら、立派に役目を務めるでしょう」
 新しく看護婦主任に抜擢された鈴木満里奈は、院長に自信ありげに返答していた。
「そうか。それなら、いいんだが・・・」
 院長は、まだ若い20才前のナースを見て、少し不安ではあったが、鋭次の紹介でもあると聞き、様子を見ることにした。
「もしもの場合には、この秘密のアイテム、”GVM”もある事ですし・・・」
 満里奈は、鋭次に渡された魔法のアイテムを持っていた。
「ほう? 何だね、それは?」
 院長が、興味深そうに、看護婦主任に尋ねた。
「はい。この”GVM”は、God Voice Micの略で、このマイクで指示をすると、あの看護婦の耳もとにあるイヤリングに指示が伝わり、何でも言う事を聞くようになるというものです」
「何でも言う事を聞くだと?!」
 院長が、信じられない様な話に、看護婦主任に聞き直していた。
「はい。院長様。このマイクで指示をすると、あの看護婦には、鋭次様に命令されている様に聞こえるのです。
 それで、何故かは分かりませんが、必ず、言う事を聞くみたいです」
「そうなのか。それは、すごいな・・・」
 院長は、以前に、鋭次に、看護婦主任の綾香の調教をしてもらった事もあり、その実績にも満足していた。
 昨日の夜も、たっぷりと綾香を可愛がっていたのである。
 どのようにしたのかは分からないが、この新人看護婦も同じように調教されたのだろうか?
 院長は、大きくは考えずに、結果的にそうなるのだと思う程度であった。
 既に、GVMの効能を確認している満里奈は、自信ありげに、尚更、答えていた。
「何でしたら、今すぐに、あの看護婦に白衣と下着を脱がせて、オナニーをさせる事も可能ですわよ」
「ほおーー。すごいですね! どうやら、そのアイテムは本物みたいですね」
 院長は、大変、満足そうに、看護婦主任の返答を聞いていた。
 そして、このアイテムがあれば、今後、始めようとしている看護婦売春も思うように実行出来るであろうと考えていた。
 院長は、安心して、モニターを見守ることにした・・・

 一通りの検診が終わり、専属看護婦は、問診結果のカルテとシャープペンシルをベッドの脇のテーブルに置くと、男性患者に言った。
「成金様、何か、ご用は、ございますか?」
 パッとしない資産家の男の 成金 弱男 に、紀子は、優しい笑顔で聞いた。
 それを聞いた男は、待っていたかのように、ベッドから下りて、言った。
「きっ、君は、ずっと、この部屋にいてくれるんだよね?」
 言葉を、どもりながら、可愛い看護婦に聞く。
「はい。成金様が、何かあるといけませんので、私は、ずっとこの部屋にいますよ。それが、専属看護婦の役目なんです」
 そんな嫌な男の問いかけにも、紀子は、嫌な顔を見せずに、優しく返答した。
「そっ、そうなのかい? それは、嬉しいな!」
 男は、高まる期待を胸に、押さえきれずに、行動に移した。
 紀子に、近付くと、いきなり、お尻を撫で始めた。ムードも何も無い、デリカシーのない触り方である。
 分かっていた事とはいえ、紀子は、驚いた振りをして言った。
「成金様・・・このような事は・・・お許し・・・下さい・・・」
 困ったように、俯いて、恥ずかしそうに、男の行動を止めてもらうのを待っているかのような振りをする。
 誰にも邪魔をされない、二人っきりの部屋で、美少女看護婦を困らせて、男は満足そうに、恥じらう紀子のお尻を撫でていた。
 しばらくして、紀子は、恥ずかしそうに、男から、離れた。
「困ります・・・」
 紀子は、恥ずかしそうに、男の行為から、逃げるように言った。
 しかし、男は、そこで、看護婦主任の囁きを思い出していた。
 先に、病室に入った時、主任に、良い事を教えると言われ、専属看護婦についての、いくつかの楽しみを教えてもらっていた。
 その一つを思い出していた・・・

 男は、どもりながら、専属看護婦を困らせる一言を言う。
「ダッ、ダンスをしよう、よ」
 紀子が、何と言って答えるのか期待をしながら、男は、どもりながら言った。
「ダンスですか? はい、分かりました」
 紀子は、あっさりと承諾してくれた。男にとって、あっけないくらい簡単に返事をした。
 患者と看護婦のコミュニケーションの一つとして、VIP病室の中で、ダンスを踊るということは、よくあることだと教えられていた。
 また、ダンスの申し入れを断ってはいけないと教えられていた。
 紀子は、ダンスであれば、断る事が出来ない事を説明して、承諾の返事をしたのであった。
 紀子が返事をすると、男は、いきなり近付いてきて、彼女を抱きしめた。
「きゃっ・・・成金様・・・」
 紀子は、少し、驚いたように、男を見つめる。しかし、男から、逃れるような事はしなかった。
 男の腰と背中に手を回して、ダンスを行う体勢になった。男に寄り添うように、抱きついている美少女看護婦を見て、男は満足そうであった。
 そして、男の手は、ゆっくりと、お尻に近付いていった。
 そして、先程は、抵抗の声を出されたが、今は、おとなしく自分に抱きついている紀子を見て、ダンスタイムを楽しむ事が出来ることを理解した。
 普通、ダンスと言えば、腰や背中に手を当てるものであるが、この男の場合は違っていた。
 片方の手は、背中にあったが、それは、紀子を抱きしめる事と、紀子が逃げ出さないようにするのが目的であり、ダンスの為ではなかった。
 また、利き手の方は、既に、お尻を撫で回していた。この男女のダンスは、ダンスと言うより、チークダンスに近いものであった。
 ベッドの前で、抱き合って、ぎこちなく揺れている程度であった。しかし、ダンスをしているという名目は、保たれていた。
「成金様・・・」
 紀子は、男に抱きしめられ、困ったように、身を任せていた。お尻を撫でられる度に、恥ずかしそうに目を伏せていた。
 男は、恥じらう看護婦を見る度に、満足であった。しばらく、美少女看護婦を抱きしめる感覚を味わった男は、ダンスを止めたのであった。

 1回目のダンスが終わり、紀子は恥ずかしそうに立ちすくんでいた。
 今回の紀子の白衣は、男にとって、興味をそそるものになっていた。
 白衣は、薄いピンク色の生地で、ワンピースタイプのものであった。袖は無く、ノースリーブで動きやすい形になっている。
 ブラジャーをしていれば、脇の間から、ブラの肩ひもや、ブラの一部が見えるのではないかと思えるものである。
 しかし、ブラは見えなかった。また、ボタンは、喉もとから、おへそのあたりまで、10個くらいのボタンが並んでいたが、ボタンではなかった。
 ボタンの替わりに、可愛いピンク色のホックが並んでいた。
 普通に動いている場合は、外れる事はないだろうが、白衣を脱がそうとすれば、
 白衣を持って、軽く左右に開けるだけで、プチプチと全てのホックが外れるような作りになっている。
 また、白衣のスカートの丈は、膝上20センチくらいであり、少し動けば、紀子が身に着けている白いパンティが見えてしまうほどであった。
 また、白衣の生地は、薄い布地で出来ており、シースルーに近い素材で出来ていた。
 白衣の上からでも、紀子のボディラインがくっきりと見えていた。
 また、胸のあたりは、特に生地が薄く、オッパイと乳首がくっきりと見えていた。紀子は、ブラジャーをしていなかったのである。
 それは、このVIP病室に入る前に、満里奈に、ブラジャーを外すように命令されていた為である。

「かっ、可愛い白衣だね」
「新人の専属看護婦は、この白衣を着るように決まっているんです」
 紀子は、どもる男に、最初に言われた際に、そのように答えていた。
 しかし、紀子の答えは、既に、看護婦主任に聞かされていたものであった。
 しかも、看護婦主任は、男の耳もとで囁くように、それ以上の秘密を教えていた・・・
「成金様。これは秘密なのですが、新人の専属看護婦は、動きやすい様に、ブラジャーを外す様に決められていますのよ」
「ブッ、ブラジャーを! 着けていないのか?!」
「ええ。成金様。この事は、ココだけの秘密という事にしてくださいね」
 男の耳もとから、口を離すと、満里奈は、ウインクをして、新人専属看護婦の秘密を教えたのであった。

 恥ずかしそうに立ちすくむ美少女看護婦を見て、男の欲望はエスカレートする。
「もっ、もう一度、ダンスをしようよ」
 男の言葉に、少し躊躇って、聞き直す。
「もう一度、ダンスですか?」
 しかし、男の欲望は、はっきりとした意志となっていた。
「そうだ。もう一度、ダンスをしてくれよ。いいよな?」
「はっ、はい。成金様が、そうおっしゃるのなら・・・」
 紀子は、男の申し入れを断る事が出来ない事を、説明して、ダンスをする事を了承した。
「次は、”アラビア風のダンス”をしようじゃないか」
 ”アラビア風のダンス”と言われて、紀子は、どんなダンスか分からないが、VIP患者様の申し入れを断ることは出来ない。
 どんなダンスか分からないが、仕方なく、了承の返事をする。
「はい、成金様。分かりました。ダンスをいたしましょう」
「そうか、”アラビア風のダンス”をしてくれるのかい。断られるかと思ったけど、してくれるんだぁ。嬉しいなぁ」
 男は、とても嬉しそうに、紀子を見ていた。
「あのぉ・・・アラビア風のダンスって、どういう風にすれば、いいのですか?」
 紀子の質問は、当然である。有りもしないダンスなので、分からないのも無理もない。
「僕が、教えてやるよ。僕の言うとおりにすればいいよ」
「分かりました、成金様。紀子に、教えて下さい」
 紀子の屈辱のダンスレッスンが始まることになる。

「それじゃあ、ダンスをしようか。まず、さっきと同じように、僕に抱きつくんだ」
「はい、成金様」
 紀子は、男に抱きつき、ダンスレッスンを受ける。
「右手は、後ろじゃなくて、前に持ってくるんだ。そう、その通りだ」
 紀子は、言われるがままに、右手を前に持ってきて、自分の胸あたりにおいている。
 しかし、この手をどうしろというのか、分からなかった。続いて、男の指示が出た。
「左手は、そのままで、右手を僕の胸に当てるんだ」
「こう、これでいいですか?」
 紀子が、右手の手のひらを男の胸に当てる。
「そうだ。良く出来た。そのまま、30秒くらい、手を当てておくんだ」
「はい、成金様」
 これが、アラビア風なダンスなのだろうか? 紀子は、訳が分からないまま、男の胸に右手の手のひらを当てていた。
「よし、もういいよ。次は、右手を僕の胸に当てて、ゆっくりと回すんだ」
「はい、成金様」
 紀子は、訳が分からないまま、男の胸に手を当てて、ゆっくりと手を回していた。1分くらいして、男の声がした。
「よしよし、良く出来た。これで、一つのダンスは、終わりだよ。次は、左手と右手を逆にして、同じようにするんだ」
 男に言われて、紀子は、左右の手を逆にして、男の胸に手を当てたり、ゆっくりと回したりしていた。
「よしよし、上出来だ。初めてにしては、なかなか上手だったよ。アラビア風なダンスは、分かったようだね」
「はい、成金様。あのぉ・・・これだけなんですか?」
「そうだよ。基本は、これだけだ。まあ、後で応用したものもあるがな」
 男は、アラビア風なダンスの説明を終えた。紀子は、こんなものなのかと、理解はしたようだが、いまいち、意味の分からないダンスだと思っていた。
 その後、本番のダンスが開始される。

「それじゃあ、ダンスの続きをしようか。今度は、交代だよ」
 そう言うと、紀子を抱き寄せた。左手で、紀子の腰のあたりを掴んで、逃げないようにして、右手をゆっくりと、自分の右胸のあたりに持ってきた。
 そして、ダンスが始まった。
「あっ! 成金さまっ!」
 紀子は、声を出していた。男に白衣の上からとはいえ、胸を触られているからである。
 男の右手は、じっとしていて、動いてはいないが、この後、ゆっくりと回されることになる。
 オッパイの感触を楽しむかのように、男は胸を触っていた。
「どうした? ダンスの続きだよ。僕とダンスをするって言ったよね?」
「はい、成金様。でも・・・」
「どうしたんだ? これが、アラビア風なダンスなんだよ。紀子ちゃんは、分かってくれたと思ったんだけどね」
「あぁ・・・分かりました。分かったのですが・・・オッパイを触られるなんて・・・」
「そんな風に、不純な考えをするから、恥ずかしいんだよ! これは、ダンスなんだ。恥ずかしい事なんか、無いだろ?」
「あぁ・・・でも・・・」
「僕のダンスの申し入れを断るのかい?」
「いえ、そんなつもりじゃ・・・」
「だったら、ダンスの再開だよ」
「あぁ・・・分かりました」
 紀子は、納得をさせられ、ダンスレッスンを受けることになった。

「あんっ! 成金様っ・・・」
 紀子は、声を出しかけたが、男のダンスレッスンを受ける。 男の右手は、紀子のオッパイをしっかりと掴んでいた。
 薄い白衣の布地越しに、オッパイを掴まれ、ブラジャーをしていないため、男の手のひらの感触が伝わってくる。
「これが、アラビア風なダンスだよ」
 美少女看護婦を諭すように言い聞かせて、ゆっくりといたぶる。
「柔らかいオッパイだね」
 レッスンに耐えていた看護婦は、恥ずかしい言葉を言われて、悲鳴に近い声を出す。
「もう、こんなダンスは、止めて下さい・・・」
「何を言っているんだよ! 今、始まったばかりじゃないか!!」
「でも、こんなダンスは・・・」
「僕のダンスの申し入れは、断らないんだろ?」
「はい、成金様・・・でも・・・」
「それなら、続きをするよ!」
「はい・・・」
 男に、強く言われて、紀子は、従うしかないのだと思った。

 男が、ゆっくりと、手を回す。美少女看護婦は、オッパイをゆっくりと揉み始められた。
 ダンスタイムの間は、抵抗出来ないと理解したのか、男のされるがままになって耐える。
 右、左と、交互にオッパイを揉みまくり、紀子が耐えている表情を見て楽しむ。
 男にとって、堪らないひとときであった。しばらくして、紀子が声を出した。
「あんっ・・・成金様・・・こんなの・・・ダンスなんですか?」
 男は、白衣の上から、乳首を摘んでいた。紀子が抵抗しないのをいい事に、行為をエスカレートさせて、ツンと突き出た乳首を摘んでいたのだ。
「ああ、そうだよ。これも、ダンスの一つなんだよ」
 男は、当然のごとく、言い放つ。そして、尚更、乳首を刺激するように摘む。
「あぁ・・・そんな・・・こんな事をされても・・・紀子は・・・」
 悲しい美少女看護婦は、ダンスをしているという名目が、保たれている限り、オッパイや乳首を触られても、抵抗出来ない事を、独り言で漏らす。
 それを聞いた男は、被虐心を煽られ、いつまでも紀子を可愛がるのであった。

 紀子は、男に可愛がられ、耐えている振りをしていた。男にとっては、抵抗する権利の無い美少女看護婦をいたぶって、堪らなく満足であった。
 そして、紀子は、出張専属看護婦をするようになって、3ヶ月近くが経っていた。
 いろいろな男性患者の相手をして、その数は、30人以上となっていた。
 しかし、たくさんの人数の相手をしたので、慣れた態度をとるのではなく、いつも初々しく、まだ慣れていない、男性患者様のお相手をする初心者の看護婦の振りをしている。その様にするように調教されていた。
 VIP病室の男性患者様に、理不尽な行為をされても、患者様をはね除けるのではなく、どのように対応すればいいのか分からなくて、戸惑っている新人看護婦の振りをしていた。
 また、恥ずかしい行為をされた時も、抵抗するのではなく、「止めて下さい・・・」と言うだけで、頬を染めて、恥ずかしそうに行為に耐える。
 怖いのか、驚いているのか分からないが、その場に立ちすくみ、小さく震えているような素振りで、男の行為を受け止めることになる。
 何をされても、弱々しく、「止めて下さい」と言うだけである。男の行為が、少し、エスカレートしかけた時に、紀子は次のように言う。
「あぁ・・・紀子は・・・こんな事をされても・・・抵抗出来ないの・・・」
 男に、良く聞こえるように、悲哀の声で、告白をする。
 それを聞いて男は、紀子が抵抗出来ない事を理解して、尚更、行為をエスカレートさせるのである。
 これらの結果、男性患者は、自分の専属看護婦が、初々しい、新人看護婦であると、勘違いして、とても嬉しそうに、満足げに病院を出ていくのである。
 しかし、これらの紀子の行為は、”このようにしろ”と教え込まれているもので、演技をしているだけなのである。
 ”ミルク大好き病”になってしまった美少女看護婦は、夜にご褒美のミルクをお注射してもらう為に、一生懸命がんばっているのである。

エピローグ(その2) おまけ、更なる野望

 その年の年末近く。院長が、来春に向けての新規採用のため、いくつかの看護婦学校に出向く事を知った鋭次は、院長との会話中、いきなり、人差し指を額に突き刺し、催眠術をかけた。
 院長の目から、光が失われ、指令を受ける体勢になった。
 『看護婦学校の採用調査には、俺も連れていくんだ!』
「しかし・・・一般人を連れて行くわけには・・・」
 『新人のインターン医師という事にすれば、いいだろ!?』
「そっ、そうだな・・・」
 『事務的な話や、契約の話の時は、俺は呼ばなくていい。看護婦面接の時だけ、呼んでくれ!』
「分かった・・・そうしよう・・・」
 指令は終わり、鋭次は、話を切り上げ、高級ソファに座り、新聞を読む体勢になっていた。
 院長は、何ごともなかったかの様に、事務作業を継続していた・・・

 そして、看護婦学校に、採用調査に出向く時、院長の横には、インターン医師の姿をした鋭次の姿があったのである。
 事務的な話は、院長と学校長に任せておき、鋭次は、看護婦になる為に実習をしている看護婦学生の様子を見ていた。
(ふっふっふ。いるいる。看護婦の卵が。どの子も献身的で、いい子が多いじゃあないか・・・)
(やはり、おとなしそうで、純情っぽい子が多いな・・・)
(ふっふっふ。彼女たちは、男を知らないのが多いみたいだな。面接の時に、しっかりと確認してやるよ・・・)
 鋭次は、純情で新鮮な看護婦をターゲットとして見つめているのであった。

 事務的な話が終わり、何人かの看護婦学生との面接の時には、鋭次が姿を見せていた。
 このような場に、インターン医師がいるというのも不思議な話だが、何故か、院長も学校長も、鋭次がこの場にいる事をおかしい事だと思っていないようであった。
 面接で入室してきた看護婦学生は、少しおかしいかなと思うが、すぐにそんな事も分からなくなるのである。

 彼女たちの面接は、全て、鋭次が行う事となっていた。
 面接時の質問項目は、だいたい決まっていた。 家族構成や何かトラブルを抱えていないかという事はもちろんだが、そういった基本的な事以外の質問は、彼女たちの男の履歴と経験を答えさせられていた。
 彼女たちは、どんなに恥ずかしい質問にも、素直に答えていった。
 嘘をつく事が無いので、ある意味では、とても順調にいく面接と言えるであろう。
 そして、男の経験が無く、可愛くて、純情そうな美少女看護婦は、採用となるのである。
 採用までに、男に声を掛けられたとしても、「仕事が忙しいので」というように、交際を断る様に暗示も掛けられた。
 看護婦学生面接は、鋭次のターゲットを選定する場となっていた・・・
 そして、次の春が来て、彼女たちが、聖心病院に採用されると、検査入院という名目で入院している鋭次のVIP病室に、一人ずつ呼ばれる事になるのである。
 彼女達の処女は、鋭次に捧げるために守られるのである。
 そして、たっぷりと男性に可愛がられる事を知った美少女看護婦達は、新たな美少女奴隷看護婦となり、聖心病院の為に従事する、出張専属看護婦となるのである。

< 第3章 専属奴隷看護婦 Part1:紀子 -完- >

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