回想2。
褒美。
・・・!?
ガタンゴトンガタンゴトン・・・。
いかん、寝てたのか・・・?
電車で立ったまま寝てしまうとは疲れてるのかな。
どこに向かっているのか思い出せない。
寝ぼけてるのかな。
駅に着き何人か出入りしたようだ。
再び走り出す電車。
ふと気づくと背中に何か柔らかいものが押し付けられている。
それになんだかいいニオイがする。
身動きできないほど込み合ってるので背後を窺うことはできないが、どうやら女性らしい。しかもなかなかの巨乳らしく、乳圧がハンパない。
(ツいてるな)
おかしくない程度に背中を丸め、背中にあたる二つのふくらみを堪能する。
電車の揺れにあわせて押し付けられ、こね回される柔らかいおっぱい。
左耳に軽く吐息があたり、なんだか後ろから抱きしめられているような錯覚がしてくる。
(いけね)
軽く勃起してしまった。
前にいるのは中年サラリーマンなんだけど、こんなもの押し付けられたらイヤだろうし、こっちも押し付けたくはない。
腰を引き、左手をさりげなく前に持ってきて耐える。
腰を引いたことで、お尻が後ろの女の下腹にあたってしまった。
密着している面積が増えてますます「抱き締められてる感」がアップ。
愚息に流れ込む血流もますますアップ。
ちょうど駅と駅が離れているところなのでまだまだ次の駅には着かない。
うっとりと目を閉じればまるで抱き締められているような!???
って!?
後ろの女性が手が伸ばして愚息の固さを確かめるように撫でまわし始めたではないか。
ギクリとして後ろを振り向こうにも、込み合った電車内ではどうにもならない。
ソフトなタッチで愚息を上下に擦られ、芳しい吐息を耳に吹きかけられ、ぐいぐいと背中に胸を押し付けられれば、当たり前のように我が愚息はMAX状態。
(こ、これは痴女ってやつか!?運がいいのか悪いのか。それにしても気持ちいい。ヤバイここで出すのはヤバイ。く、我慢だ)
しばらく愚息を愛撫していたが、むこうも我慢できなくなったのかオレの右手をとってきた。
その手を後ろに誘導され、ポケットに手を突っ込まされるといきなりすべすべのフトモモが掌に感じられた。
(えっ!?)
しっとりと温かく吸い付いてくるような肌の質感。
驚いて指一本動かせないでいると、女が囁いてきた。
「気に入った?もっと動かして、いろんなところを触っていいのよ」
そんな風に言われたらもう止まらない。鼻息を荒くして強めにフトモモを握る。
けれど「いろんなところ」と言われても目指す地点は一つ。
そろりそろりと中心に向けて掌を動かしていく。
ほんの少し横に動かすとすぐにアンダーヘアーに辿り着いた。ノーパンか。
親指と人差し指で何本か毛をつまみ軽くねじって引っ張ってみる。
「ふふふ、そんなところで遊んでないで、ホントに興味があるのはもっと下でしょ、ね?」
ごくり、と唾を飲み込み人差し指と中指を下へ・・・。
くちゅり・・・。
すでに女のアソコは蜜で溢れていた。
意外とサラサラしているそれを2本の指でこねながらさらに奥を目指す。
「ん、ふぅ」
抑えた女のあえぎ声が漏れる。
同時に止まっていた女の手の動きも再開する。
ズボンの上から掴まれ揉まれ擦られ、たまらなくなってきた。
このままでは我慢できなくなる。
気をそらすために指2本を使って女の膣中を嬲る。変な風に指を曲げてるせいで攣りそうだけど必死で動かす。
「ねぇもう我慢できないの・・・次の駅で降りられる・・・?」
すでに頭に血が上っていたので深く考えもせず首をカクカクと小刻みに縦に振る。
駅に到着するまでも、イって仕舞わない程度にお互いを愛撫し続ける。
駅に着き、二人とも無言で腕を組んで改札を抜ける。早くイきたくて他のことが考えられない。
土地勘のない所だったのでどっちに向かうべきか一瞬悩んだけど、女が腕を引いて歩き始めたのでそれに着いていく。
少し歩くと数件のラブホテルが立ち並ぶエリアに到着した。
正直もうどこでもよかったので料金も見ずに一番近いラブホテルに入り、コレと言って装飾のない普通の部屋を選びエレベーターに乗った。
このとき初めて相手の顔をまともに見た。
驚いたことにかなりの美人だ。肩までの黒髪、ダークグレーのスーツ、フチなしのメガネ。ちょっと冷たい感じの雰囲気。
顔を見て、なにか声をかけようとする前にキスされた。いきなり舌が侵入してきて口の中を舐めまわす。
こっちも負けじと目を閉じて舌をからめて反撃。
「んふー」
唇を合わせたまま女が何かを言っている。
「んふ?」
こっちも、唇を合わせたまま返事をする。
チラと目を開けると女が後ろを指差していた。
キスに夢中でエレベーターが目的の階についたことに気づいていなかった。
そのままキスを続けながら部屋に向かう。
手探りで扉を開けて中に入り、抱き合って腰を互いに押し付け本格的にディープキス。
電車内で背中で味わった巨乳を服の上から両手で揉みしだく。
しばらく揉んでたけど、服の上からじゃ物足りなくなったのでブラウスのボタンを手探りで外し、ブラの隙間から手を侵入させて直接揉む。
一気に女の鼻息が荒くなった。
ぷはっと唇を離して息継ぎ。
胸を揉みながら、名前も知らないことに気がついた。
「何?名前?」
興奮してて変な日本語になったけど意味は通じたらしい。
「か・・・じゃなくて、大塚、大塚陽子よ」
「陽子さんか、俺のな・・・」
こちらが名乗る前に再び口をキスでふさがれた。
キスしながらジーンズのベルトをかちゃかちゃと外し、ジッパーをおろし、トランクスの隙間から愚息を器用に取り出す陽子さん。ま、俺の名前なんかどうでもいいか。
やっと開放され、直接握り締められ快感に呻いてしまう。
そのまま軽く手を前後に動かして刺激してくれる陽子さん。
愚息を握られながら陽子さんのスーツの上着を脱がし、ブラウスの残りのボタンを全部外す。
ブラを上に押し上げ、おっぱいを露出させて両手でよせるように揉みしだく。
掌に感じる乳首のぽちっとした感触がたまらない。
巨乳を両手で充分に堪能したころ、陽子さんが愚息への手での愛撫をやめ、その場にしゃがみこんでジーンズとトランクスを足首までおろした。
背中を部屋のドアに預けて楽な体勢を取る。考えてみれば、まだ部屋に入って50センチも移動してないな。
すんすんと愚息のニオイを嗅ぎ、陰毛に鼻を埋め上目遣いで愚息に唾液を塗りこめるように舌を這わせる。
メガネの奥で光る切れ長の瞳が印象的だ。
愚息全体がが唾液でピッカピカにコーティングされたころ、ついに口に咥えてくれた。
じゅぽっじゅぽっと頬を凹ませてのバキュームフェラ。
口内では舌が踊るようにウラスジを舐めまわしている。
前後に揺れる陽子さんの頭を掴むようにして頭皮を撫で回す。
(も、もうだめだ、我慢できない・・・!)
「くっ、もうだめだ、イくよっ・・・!」
声に出して告げると、動きがさらに激しくなった。
「うううっ・・・ぁぁああ」
イく瞬間、頭を腰に押さえつけるようにして、のどの奥にどぷどぷと大量のザーメンを流し込む。
陽子さんは慣れているのか、むせる事もなくごくごくとザーメンを飲み干していく。
飲み込む動きで愚息が刺激されるのも気持ちいい。
射精が終わった後も、陽子さんは口から愚息を放さなかった。
そのまま清めるように舌を這わせてくる。射精直後で少しくすぐったかったが、すぐにくすぐったさよりも快感の方が勝ってきた。
再び湯気が立つように勃起した愚息を口から引き抜く。
陽子さんを立たせて、体勢を入れ替えてドアに押し付ける。
このまま挿入してしまおうかと考えたけど、こっちばかり気持ちよくなって悪い気がしたので、そのまましゃがみこむ。
タイトなスカートを捲り上げ、秘所を露にする。意外と濃いけど軽く整えてあるヘアーが刺激的だ。
膝の内側に手をあて少し力を入れるとこちらの意図を察して脚を肩幅くらいに開いてくれた。
陽子さんのマンコは愛液が内腿に垂れるほどに濡れていた。
垂れいる愛液を指ですくい、塗り拡げながらクンニを開始する。
「あっあっああっ」
陽子さんのあえぎ声が耳に心地よい。
脚を開いた角度が浅いので膣の浅い部分までしか舌が届かないが、それでも充分に快感を与えられているようだ。
後ろに手を回しアナルも同時に責めてやる。軽く突くだけで敏感に反応してくれる。
「も、もうだめ・・・はやく・・・きて・・・」
まだ舐め始めたばかりだけど、陽子さんはもう我慢できないようだ。
左手で陽子さんの右脚を抱えて、右手で愚息の狙いを定めて立ったまま一気に貫いた。
「ああああっ!!」
陽子さんの中は熱くて狭くてぬるぬるですごく気持ちがいい。
ドアに押し付けたまま力強く腰を振ると、ドアと陽子さんの腰がぶつかりゴンゴンと派手な音を立てた。
部屋の外を誰か通ったら何をしているのか一発でバレるかなと思ったが、どうせラブホだしすることはみんな一緒だし問題ないなと自分の考えにフタをした。
しばらく腰を振っていると陽子さんの体から力がだんだん抜けていった。
イきすぎて体に力が入らなくなったんだろう。
それはいいんだけど、俺には陽子さんの全体重を抱えたまま腰を振り続ける筋力はない。
仕方ないのでいったん抜いて、陽子さんを四つん這いにして後ろから再び挿入した。
ぱんぱんと当たる尻肉の感触が新鮮だ。
尻だけを高く掲げうつ伏せになってしまった陽子さんを後ろから容赦なく犯しつくす。
「そろそろ、イクよ」
声をかけたが陽子さんの反応はない。
イきすぎて意識が飛んでしまったようだ。
意識はほとんどないようだが膣は別の意識を持った生物のように愚息をキュウキュウと締め付ける。
返事はないけどいいや。
ラストスパートに入って、思う存分ザーメンを膣出する。
2回出して汗をかいて喉も渇いたので冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して飲む。
満足のため息をつきながらベッドに座り、ドアの前でこちらに尻を掲げながら意識を失っている陽子さんを眺める。
絶景かな絶景かな。
マンコから俺のザーメンが床に垂れている。
刺激的な眺めだったけど少し疲れたのでベッドに横になって天井を見上げた。
とたんに抗いきれない眠気が襲ってきた・・・。
体を揺する振動と愚息を刺激する快感で目が覚めた。
仰向けに寝ている俺に陽子が馬乗りになって腰を振っている。
「おい、陽子。『ご褒美』は2発の約束だったろ」
「あ、ご主人様起きちゃった」
悪びれた様子もなく腰を振り続けながら陽子が答えた。
「ごめんなさい、だってご主人様が寝ちゃって暇だったんだもん~」
「だってじゃないよ、まったく」
「ご主人様のキレイにしてたら我慢できなくなっちゃって・・・怒ってる?」
「上の口は謝ってるけど、下の口はどうなんだ?」
「てへ」
「まったく、みんなには3発目のことはナイショだからな」
「やったー!ご主人様大好き~!」
「今回は陽子もがんばったからな、特別ボーナスだ」
「うふふふ」
「よし、俺も動くぞ」
「うん、動いて、動いて、いっぱい突いてっ」
「それとお前は今から『鞄の陽子』から『鞄持ちの陽子』に昇格だっ、イくぞ!」
「ああーん、嬉しい!ご主人様きてきてぇ~」
俺は揺れる陽子の胸に手を伸ばして鷲掴みにしながら陽子の膣中へ思いっきりザーメンをぶちまけた。
今回はある手柄を立てた『鞄の陽子』へのご褒美として『希望のシチュエーションで自己催眠で記憶を封じた俺を誘惑して2発ザーメン搾り取る券』を与えた。
でもまさか陽子の希望が満員電車での痴漢プレイとは思わなかった。
しかも3発搾り取られたし。
そして『鞄』から『鞄持ち』への昇格もさせた。
別に『仕事』が変わるわけじゃないけど、気持ちの問題だ。たぶん。
しかし、帰ったら館のみんなにもサービスしないといけないなぁ。
ご主人様はつらいよ。
< 続く >