オバ催眠[シナリオ版] 後編

 

 

 翌朝。

 

 

 

 叔母さんはいつも通り俺を起こしにきた。

 

 

 

「………………ほら、さっさと起きた起きた!」

 

 

 

 態度もいつもと変わらない。ただ、顔が少し赤く見える。

 

 

 1階に降りてキッチンで朝食をとる。

 

 

 

「………………来週出張………………だから………………、あの………………ワ………………シャツ………………なん………………けど………………」

 

 

「………………あ、ああ、出しておくから」

 

 

 

 叔父さんへの態度もほとんど変わらない。だが、いつもに比べると少し口数が少なく感じる。

 

 

 

 筆下ろしはセックスではない、と認識が書き換えられていても、違うオスと交尾した、というメスとしての本能が、叔父さんへの気まずさを感じさせるのだろう。

 

 

 

 叔父さんは、その変化に気づく様子もなく、仕事に出かけていった。

 

 

 

「叔母さん、あのさ………」

 

 

「悪い、ちょっと今忙しいんだ」

 

 

 

 叔父さんがいなくなってから、叔母さんは明らかに俺を避けて、よそよそしい。

 

 

 

 浮気セックスだと認識していないとはいえ、セックスレスで欲求不満だった叔母さんにとって、久々のセックスと絶頂は、脳に強烈に刻みこまれたのは間違いない。

 

 

 

 逆に言えば、オスとして意識しているからこそ避けているのだ。なら、昨日の夜に咥えたチンポの味を、思い出させてやればいい。

 

 

 

[ヒロシに触れるたび、昨夜のセックスの快感と、ヒロシのチンポを思い出す]

 

 

 

 昼食を食べ終わり、叔母さんはキッチンで洗い物をしている。

 

 

 

「叔母さん、俺も片付けるの手伝うよ」

 

 

「ああ、ありがとな………」

 

 

「えっと、どう片付ければいいんだっけ」

 

 

 

 叔母さんに後ろから抱きつくような形で覆いかぶさる。もちろん、膨らんだ股間を叔母さんのお尻にギュウギュウと押し付けてやる。

 

 

 

「………おい、あんまりベタベタするんじゃねえ。昨日1回だけで終わりって言っただろ」

 

 

「ごめんごめん…」

 

 

 

 叔母さんはあきらかに拒絶している。叔母さんから離れると、皿を片付ける。

 

 

 

(オチンチン………オチンチン………ヒロシのオチンチン………!)

 

 

 

 カオリのアソコは、若いオスとの交尾の激しさを思い出し、じっとりと濡れていた。

 

 

 

―――――

 

 

 

 その日の夜。

 

 

 

 遅く帰ってきたシンちゃんは、早々とベッドに入ってしまった。

 

 

 それだけで、聞くまでもない。いつもと同じ答えなのはわかりきっていた。

 

 

 

 なかなか寝付けず、布団を抜け出すと、無意識のうちに、ヒロシの部屋の前に来ていた。

 

 

 

 アタシのアソコはぬめりのある蜜でじっとり濡れていて、そこにオスを迎え入れる準備はすでにできている。

 

 

 

 ドアノブを回そうと指をかけて、思いとどまった。気づけば、自分の情けなさに涙がこぼれていた。

 

 

 シンちゃんに相手にされないから、久々のセックスを、甥とのセックスを思い出してばかりいるなんて、あまりにも情けない。

 

 

 

―――――

 

 

 

 1週間ほど経った。

 

 

 

 叔母さんの態度もいつものように戻り、あまり気まずさを感じなくなっていた。

 

 

 

 昼食をとったあと、叔母さんはリビングでテレビを見ている。

 

 

 おすすめのドラマだといって、ここ数日は近親相姦もののAVを見せている。

 

 

 

 叔母さんの頭の中には、そういった妄想がすでに刷り込まれているはずだ。

 

 

 2時間みっちりAVを見てもらったあと。

 

 

 

[健康とダイエットのために日課のヨガをする]

 

 

 

 とスマホで命令する。

 

 

 

 叔母さんはTシャツとスパッツに着替えると、リビングに敷いたヨガマットの上で、黙々とヨガをこなしている。ひと通り終わったら声をかける。

 

 

 

「叔母さん、また、俺がマッサージしてあげるよ」

 

 

「そうか、いつも悪いな………」

 

 

「今日はちょっと姿勢を変えてやってみるから」

 

 

 

 俺はそういうと、寝そべった叔母さんをまたぐような体勢でのしかかる。

 

 

 そして、叔母さんのお尻に俺の膨れ上がった股間を押し付ける。

 

 

 

 当然叔母さんはそれにすぐ気づく。

 

 

 

「ちょ、ちょっと………体重かかって重いから、その体勢はやめろって………」

 

 

 

 ごまかして、逃げようとしているが、そうはさせない。

 

 

 それなら………と、完全に寝バックの姿勢になって、さらに股間を押し付ける。

 

 

 

(当たってる………こいつ興奮してチンポデカくしてる………)

 

 

 

 その姿勢のまま、また適当にマッサージをする。エアコンを切ってあるので、夏の暑さに、ふたりとも汗でビショビショだ。

 

 

 

[マッサージの指示には素直に従う]

 

 

 

 という命令をしてあるため、叔母さんは本気で抵抗しないし、言われたとおりにする。

 

 

 

「太ももの間をうまくマッサージできないから、ちょっとスパッツを脱いでもらってもいいかな? シャツはそのままでいいからさ」

 

 

「そうか………、分かった」

 

 

 

 叔母さんは立ち上がると、スパッツを脱いで、また寝そべった。

 

 

 パンツ姿の叔母さんにのしかかったままマッサージを続け、柔らかいパンツ生地と叔母さんの温かい尻肉にチンポがこすりつけられて、俺もさらに興奮してきた。

 

 

 

(当たってる………ヒロシのオチンチン当たってる………)

 

 

(アタシに興奮して大きくなってるんだ………)

 

 

 

「じゃあ、次は背中のツボを押すから、Tシャツも脱いでね叔母さん」

 

 

「………………」

 

 

 

 叔母さんは、もう何も答えずにTシャツを脱ぐ。

 

 

 

 俺も遠慮なく、今度はマッサージというより、愛撫するような触り方で叔母さんの体を揉んでいく。

 

 

 太ももの内側をゆっくりさすったり、乳輪のまわりを指でかすめるように触っていく。

 

 

 

「んっ………あっ………」

 

 

 

 叔母さんからもあえぎ声のようなものが時々漏れだす。エアコンを切った夏のリビングで、2人とも汗でビッショリだ。

 

 

 叔母さんの下着は、汗以外の液体でじっとりと濡れている。そのあとも、じっくり、ねっとりと指で身体の愛撫を続ける。

 

 

 

「あっ………んんっ………!」

 

 

 

 と、かすれるような小さな喘ぎ声とともに、叔母さんの身体が小さく震えた。軽くイッたようだ。

 

 

 

「これで………終わりだよ」

 

 

「そ、そうか。これで終わりか、ありがとな………」

 

 

 

 起き上がろうとした時に、声をかける。

 

 

 

「じゃあ、このままシャワー浴びに行こうよ」

 

 

「え………、アタシ、後でいいからさ」

 

 

「一緒に入ればガス代の節約になるでしょう。『家族なんだから』、別にいいじゃん」

 

 

「………そうか、そうだな」

 

 

 

 一緒に洗面所に行き、汗まみれの服を脱いでいく。お互い裸になると、浴室のドアを分け、それぞれボディソープをつけてシャワーで汗を流す。

 

 

 

「そ、それにしても今日は暑いな………」

 

 

「そうだね」

 

 

 

 こちらを向いた叔母さんの目に、叔母さんの裸を見てギンギンに勃起した俺のチンポを見せつける。

 

 

 

「………いくら若いからって、こんなオバサン相手に興奮すんなよ、バカ………」

 

 

 

 軽口を叩きつつも、叔母さんの視線は俺の股間に釘付けになっている。

 

 

 

[家族なら、お互いの性欲処理をするのは、当たり前のこと]

 

 

 

 という命令を風呂に入る前に出しておいた。

 

 

 

「叔母さん、俺さ、勃起がおさまらなくて苦しいんだ………オバさんのアソコで性欲処理してくれないかな………?」

 

 

「そ、そんなの、ダメに決まってるだろ………! この前のはあれで終わり………何度も、とか勘違いすんな………!」

 

 

 

 さすがにセックスには抵抗感が強かったようだ。

 

 

 

「………………」

 

 

「………………」

 

 

 

 しばらく気まずい沈黙が続いたが、叔母さんの視線は俺のギンギンの股間に集中している。

 

 

 やがて、叔母さんが、諦めたような表情で口を開いた。

 

 

 

「めんどくせえけど、『家族だからな』………。口でなら、サクっと抜いてやる。そこに立てよ」

 

 

 

 叔母さんなりに、妥協できるポイントを考えたのだろう。

 

 

 

「ああクソ、本当にでけえなコレ………! こんなに無駄にでかいとしゃぶるのもめんどくさいし、疲れるっての………」

 

 

 

 目をそらして文句を言いつつも、叔母さんはひざまづき、口を開け、舌を突き出し、チンポを受け入れる準備をしてくれる。

 

 

 よだれでテラテラと光る叔母さんの口に、チンポを滑り込ませる。

 

 

 

(でっか………これ………ヤバい………)

 

 

(ずっと欲しかった………生のオチンチン………)

 

 

 

 叔母さんは一生懸命しゃぶりつく。舌使いや口の動きが、すごく気持ちいい。

 

 

 

(これ………欲しい………これでアソコをズボズボされながら………セックスしたい………!)

 

 

 

「ああ、すごく気持ちいいよ叔母さん」

 

 

 

 叔母さんのいやらしい舌づかいで、我慢汁が次々に舐め取られていく。

 

 

 よだれや我慢汁が混ざりあった液体を、叔母さんは喉を鳴らして飲み干していく。

 

 

 

 AVの下品なフェラチオを刷り込まれた叔母さんは、経験豊富な風俗嬢のように、玉袋から裏筋までしゃぶりつくす。

 

 

 そして、そのあまりの激しさに、限界が近づいてくる。

 

 

 

「すごい、叔母さん………そろそろ出そうだよ」

 

 

 

 しかし、叔母さんは聞こえていないかのように、若いチンポに激しくむしゃぶりつく。

 

 

 

「あっ………出る………!」

 

 

 

 とうとう限界がきて、叔母さんの口内に数日分の溜まった濃厚汁を吐き出す。

 

 

 大量のドロドロしたそれを、叔母さんはゴクリゴクリと音を立てて飲み込んでいく。

 

 

 

 これは命令しておらず、叔母さんのメスとしての本能だろう。

 

 

 

(俺の精液を………叔母さんが自分から飲んでくれてる………)

 

 

 

 チュパチュパと亀頭に吸いつきながら、叔母さんの口は最後の1滴までしぼりとっていった。

 

 

 数十秒ほど、そのまま動かずにいたが、やがて叔母さんの口の吸い付きが弱くなり、叔母さんは俺のチンポから口を離して立ち上がる。

 

 

 

「満足したか………?」

 

 

「うん、すごく気持ちよかったよ」

 

 

「じゃあ、そろそろ風呂から上がるか………」

 

 

 

 叔母さんは、太ももをもじもじさせている。チンポに興奮して、アソコから愛液が垂れているようだ。

 

 

 

「叔母さんも、つらそうだね。『家族なんだから』、今度は俺が性欲処理を手伝ってあげるよ」

 

 

 

 そう言うと、叔母さんを抱き寄せ、いきなりキスをした。

 

 

 

「んっ………んん………」

 

 

 

 叔母さんは、最初抵抗しようとしたが、メスのスイッチが入りきった状態では、もはやまともに抵抗することもできず、素直に舌を絡めてきた。

 

 

 俺はそのまま指で叔母さんのアソコを触ってみる。すでに、叔母さんのあそこはヌルヌルしていて、刺激を欲しがっているようだ。

 

 

 

(ただ、さっきの拒否っぷりからすると、セックスは難しいかもしれないな………)

 

 

 

 力の抜けた叔母さんをユニットバスのフチに座らせると、テラテラと濡れて、みだらに光っているアソコに口づけをする。

 

 

 

「んっ………! なにをっ………!?」

 

 

 

 俺はゆっくりと、叔母さんのクリトリスを舌で舐め回す。

 

 

 

「んっ………あっ………それ………気持ちいい………」

 

 

 

 そのままアソコを丁寧に、丁寧に、じっくり時間をかけて舐めていく。叔母さんのアソコは愛液でビショビショになって叔母さんも舐められて息遣いがどんどん荒くなる。

 

 

 

「あっ………気持ちいい………! イキそ………!」

 

 

 

 さらにクリトリスを激しく上下にねぶってやると、

 

 

「あっ! イクッ! イッちゃう!」

 

 

 

 びくん、びくんと叔母さんの身体が震え、絶頂をむかえる。叔母さんは震えるような吐息とともに、放心状態になった。

 

 

 

「すごく………気持ちよかった………お前………やっぱうまいな………」

 

 

 

 叔母さんが落ち着いたら、お互いの身体を洗いあって、風呂からあがった。

 

 

 

「~~♪」

 

 

 

 身体もアソコもスッキリほぐれたせいか、叔母さんは一日中機嫌が良かった。

 

 

 

―――――

 

 

 

 翌朝。

 

 

 

 いつものように叔母さんが起こしにきた。

 

 

 

「叔母さん、おはよう………」

 

 

「さっさと起きろよ!」

 

 

 

 俺は、叔母さんの体をじっと見つめる。

 

 

 

「な、なんだよ………人の身体をジロジロ見て………」

 

 

「実は、朝立ちしてて、うまく起きられないんだ。叔母さんにサクっと処理してもらえたら、すぐに行ける気がする」

 

 

「昨日あれだけ濃いのを出しといて!? 若い男ってホント………」

 

 

 

 叔母さんは呆れたような表情をしている。

 

 

 

「ほら、早く出せよ………。朝からめんどくせーな………」

 

 

 

 叔母さんは俺のベッドの上に上がってくると、手早く服を脱いで、ブラジャーを外す。俺はベッドに寝転んだまま、朝勃ちチンポをパイズリしてもらう。

 

 

 

「ああ、気持ちいいよ」

 

 

「服にかけたらぶっ飛ばすからな!」

 

 

 

 叔母さんの爆乳でしごかれるだけで、あっという間に射精しそうになってくる。

 

 

 

「ああ、叔母さん出そう、口開けて………」

 

 

「へっ………?」

 

 

 

 ビュッ! ビュルルッ! ビュルビュルッ!

 

 

 

 爆乳のスベスベした感触と乳圧に耐えきれず、勢いあまって、叔母さんの顔に大量のドロドロをぶちまけてしまった。

 

 

 

「バカ! かけるなって言っただろ! タオル、タオル………」

 

 

 

 叔母さんは、近くにあったタオルで顔を拭くと、

 

 

「あ、もうこんな時間か! スッキリしたならもう起きられるだろ。早く降りてこいよ!」

 

 

 

 と、あわてて部屋から出ていった。

 

 

 

―――――

 

 

 

 夕方。

 

 

 

 俺は、叔母さんを人形化すると、近所のコンビニで買い物をしてきてもらった。

 

 

 リビングで叔母さんとAVを見ながら、手コキしてもらいつつ、命令を出す。

 

 

 

[コンドームを使用すれば、子作り行為ではないため、浮気にもセックスにも当たらない]

 

 

 

「叔母さん、今こうやって手で処理してもらってるわけだけど、俺がコンドームつけて、叔母さんの手の代わりにアソコでしごいてもらって、叔母さんの裸でオナニーするなら、それは、セックスじゃないよね?」

 

 

「いや、それは………、セックスじゃないのか………?」

 

 

 

 さすがに難しいか。もう少し手を加えよう。

 

 

 

「旦那さん以外の男と、避妊せずに子作りしたら、浮気だし、セックスだよね。でも、コンドームつけて避妊して、アソコでしごくだけなら、手で家族の性欲を処理するのと一緒だし、セックスじゃないよね?」

 

 

「………………」

 

 

「………………」

 

 

「………そうだな」

 

 

 

 少し反応に間があったが、どうやら催眠が打ち勝ったようだ。

 

 

 

「じゃあ、叔母さんもAVを見て濡れてるみたいだから、このまま俺の上にまたがって、オナホ代わりにアソコ使わせてよ」

 

 

「俺も、バイブ代わりになって、叔母さんにチンポ使わせてあげるからさ」

 

 

「たしかに………それならセックスじゃないな………」

 

 

 

 叔母さんは、俺の上にまたがると、騎乗位の姿勢で、アソコにチンポを押し付ける。

 

 

 叔母さんのアソコは既にヌルヌルで、驚くほど簡単に俺のチンポを飲み込んだ。叔母さんは、自分の欲求のままに腰を動かしていく。

 

 

 

 グリグリとした激しい腰使いがチンポを締め上げ刺激する。

 

 

 

「叔母さんのアソコをオナホにしてオナニーするのすごく気持ちいいよ………叔母さんも俺のチンポ気持ちいい?」

 

 

「あ、ああ………お前のチンポでオナニーするの、奥まで当たってすごく気持ちいいよ」

 

 

 

「そっか、よかった」

 

 

「ちなみに、叔父さんのチンポでセックスするのと、俺のチンポでオナニーするの、どっちが気持ちいい?」

 

 

「そっ………それは………」

 

 

 

「いや、大丈夫。あくまでオナニー用のバイブとしての気持ち良さだから、俺と叔父さんの、男としての優劣は関係ないよ。

 

 

「そ………そうだよな………!」

 

 

 

「………………」

 

 

「………………実は、お前のオチンチンで、オナニーする方が気持ちいい………!」

 

 

 

「シンちゃんのチンポより、お前のオチンチンバイブの方が、大きいし、堅いし、奥までズボズボ当たって気持ちいい………」

 

 

「そっか、じゃあ俺も、もっと頑張らないと、ねっ!」

 

 

「んんっ!?」

 

 

 

 叔母さんの腰を両手でガッチリ押さえ込み、そのまま、叔母さんのアソコを激しく突き上げてやる。

 

 

 オスとして上回っているという、正直な感想に、チンポがより一層固くなる。

 

 

 身体を密着させながらキスをして、叔母さんの口に舌をねじ込む。

 

 

 

「キ、キスはダメだろ………! キスはセックスの時やるやつだから………! キスはダメだって………! き、気持ちいい………!」

 

 

 

 もはや理性より、メスとしての快楽が押し寄せているため、言葉では抵抗しながらも、たいして抵抗もしない。

 

 

 この前の筆おろしの夜に、叔母さんのアソコは俺のチンポを喜ばせるための形に上書きされたのだ。

 

 

 

 叔母さんのアソコは、新しいご主人様を全力で受け入れ、ご褒美をもらおうと、強烈に吸いついてくる。

 

 

 叔母さんの淫らな腰使いと、極上のアソコの吸い付きに、強烈な射精感が吹き上がってくる。

 

 

 

「あ………、叔母さん………そろそろ出るよ………」

 

 

「あ、アタシもイクっ………! あぁっっ!」

 

 

 

 大量の精液が排出され、ゴムの中が膨れ上がるのが分かる。

 

 

 セックスを終えた気持ちよさと、叔母さんの汗ばむ肌のなめらかさに、互いに抱きあったまま、しばらく動かなかった。

 

 

 

 やがて、アソコからチンポを引き抜くと、たっぷり精液が溜まったコンドームを外した。

 

 

 叔母さんは俺の股間に顔をうずめると、濡れたチンポをぺろぺろと舐め、亀頭にちゅうちゅうと吸いついて、尿道に残る精液まで綺麗に舐め取ってくれた。

 

 

 

 AVを毎日見せ続けたことで、お掃除フェラが当たり前だと思いこんでいる。

 

 

 

「けっこう………出たな………」

 

 

 

 縛った使用済みコンドームを見つめる叔母さんの顔は、どこか満足げだ。

 

 

 

―――――

 

 

 

 それからの日々は最高だった。

 

 

 

「ほら、さっさと起きてズボン脱げよ! 手早く済ませるぞ!」

 

 

 

 起こしに来た叔母さんは、すでに部屋の入口でパンツを脱いで準備万端だった。素早くコンドームをつけると、俺の腰にまたがって腰を振る。

 

 

 俺はベッドから起き上がることもなく、毎朝抜いてもらえるのだ。

 

 

 

 昼も、ムラムラしたら、すぐ叔母さんのアソコを使って射精する。洗い物をしている時にも、邪魔だと言われながらバックで腰を振り、射精する。

 

 

 風呂に入る時は、叔母さんに服を脱がせてもらい、体を洗ってもらい、チンポをしゃぶらせる。

 

 

 

 夜は部屋に呼び出して、腰を振らせ、口に射精したら、精液を口に含んだままで叔父さんの眠る寝室へ帰らせる。

 

 

 叔母さんも、もはや催眠によるものなのか、自分の欲望に従っているのかわからないほど、当たり前のように腰を振り、俺の精液を毎回飲んでいる。

 

 

 

―――――

 

 

 

 そんな中、俺は最後のレベルアップをするかどうかで悩んでいた。

 

 

 

[LEVEL3 肉体支配]

 

 

 

 それは肉体を完全に支配できる代わりに、麻痺させている脳の一部の機能を回復させ、操作対象の常識や貞操観念などを、元に戻す機能らしい。

 

 

 アプリを教えてくれた滑川でさえ、レベルアップさせずに、母親とのSEXを楽しんでいるという。

 

 

 

 多くの【命令者(コントローラー)】が1度は使ってみるものの、恋人気分だった相手から憎しみの目や罵声を向けられることに耐えられず、元に戻してしまうそうだ。

 

 

 

 しかし、俺はカオリ叔母さんの心も、身体も、全て手に入れたい。

 

 

 たとえ歪んでいても、たとえ叔母さんの心が壊れてしまっても、叔母さんのすべてをあの男から奪い取りたい。

 

 

 そう思いながらも、どうしても次に踏み出せなかった。

 

 

 

―――――

 

 

 

 田舎の、古い家。屋根に雪が積もっている。

 

 

 制服を着たカオリ叔母さんが、昔の俺と遊んでいる。

 

 

 

「パンツおろし!」

 

 

「こらヒロシ! 何しやがる!」

 

 

「あはは、カオリ姉ちゃんが怒ったぞ~」

 

 

「………ったく、エロガキめ………」

 

 

 

 季節が変わり、蒸し暑い夏。

 

 

 若いころの母親が、ため息混じりに話している。

 

 

 

「お爺ちゃんとお婆ちゃん最近離婚したでしょ? ………カオリ、高校に入ってから、荒れてるみたいね………」

 

 

 

 また季節が変わり、うっすら雪の積もる公園。

 

 

 

「カオリ姉ちゃん、最近うちに来ないけど、どうしたんだよ………」

 

 

「最近、良くない連中とつるんでるから、姉さんのところにも顔出しづらくってな………」

 

 

 

 それから数年が過ぎ、庭の桜が満開になっていた。

 

 

 

「ヒロシ、紹介したい人がいるんだ………」

 

 

「カオリの婚約者の、シンノスケです。よろしくね、ヒロシくん」

 

 

「とても素敵な男性ね。大学の先輩だったんですって」

 

 

「カオリ『叔母さん』、お幸せに………」

 

 

「ありがとうヒロシ、アタシ、幸せになるからさ………」

 

 

 

 そこで、目が覚めた。

 

 

 

(夢か………………)

 

 

 

 びっしょりと寝汗をかいていて、喉はカラカラだ。

 

 

 昔を思い出す夢を見ると、いつも、最悪の気分で目を覚ます。

 

 

 

―――――

 

 

 

 週末。

 

 

 

 叔父さんは、知り合いに会いに行くとかで、朝から出かけていった。部屋のベッドで寝転んでいると、叔母さんがやってきた。

 

 

 

「しばらく抜いてないから溜まってんだろ、アソコで抜いてやるよ、ほら」

 

 

 

 叔母さんは、手早くパンツを下ろすと、ベッドに四つん這いになった。

 

 

 叔母さんは、俺をせかして、からかうように、四つん這いで軽くお尻を振る。

 

 

 

 ふざけているようで、こちらを見つめる叔母さんの表情は、交尾を期待する本気のメスのものだ。

 

 

 俺もたまらず服を脱ぎ捨てると、机の上に無造作に置いてあるコンドームを手に取り、手早くつけて、叔母さんのトロトロの穴にチンポをズルリと押し込んでやる。

 

 

 

「んんっ………!」

 

 

 

 毎日AVで学習を繰り返した叔母さんの腰使いはまるで、プロのAV女優のようないやらしさだ。

 

 

 もはやキスにも一切の抵抗はしない。舌を絡めているだけで、叔母さんのアソコは愛液が溢れ、ぬるぬるが増していき、俺専用の生オナホールとして、精液をしぼりとる動きをする。

 

 

 

「あっあっ………すごい………! 激しいっ………!」

 

 

 

 叔母さんのいやらしい腰使いに我慢しきれず、そのまま精液を吐き出す、

 

 

 ビュルッ! ビュッ! ビュッ!

 

 

 

 射精がすべて終わるまで、腰を密着させ続けてから、叔母さんの穴からチンポを引き抜く。

 

 

 コンドームは叔母さんが外してくれて、カウパーや精液でドロドロのチンポは、舌でキレイに掃除してくれる。

 

 

 

「出しすぎだろ、お前………」

 

 

 

 叔母さんは、どこか誇らしげに使用済みのコンドームを持ち上げると、当然のように、その中身を舌の上に垂らし、ゴクリと飲み込んだ。

 

 

 AVを見すぎて、それが常識だと思い込んでしまっている。

 

 

 

「やっぱ溜まってたんだな、すごく濃いじゃん。アタシも、すごく気持ちよかったぞ」

 

 

 

 笑顔の叔母さんを見ていると、決意がにぶる。別に、今の関係を壊さなくてもいいじゃないか。

 

 

 俺は、叔母さんの体を好き放題して、こうやって、恋人のような気分で。セックスすることはできる。

 

 

 

 ただ………、それだと、叔母さんの全ては手に入れられない。

 

 

 俺は………………、スマホに手を伸ばすと、アイコンをタップした。

 

 

 

[LEVELUP! ]

 

 

 

―――――

 

 

 

 最終レベルアップ時にはまず、基本ルールとして。

 

 

 

 命令者や他者に危害を加えない。

 

 命令者の許可なく大声を出さない。

 

 命令者の許可なく動かない。

 

 自傷行為、自殺の禁止。

 

 第三者への情報提供の禁止。

 

 

 

 といった命令が、アプリ運営側から強制的にインストールされる。

 

 

 肉体操作のレベルアップ時には操作対象に多大なストレスがかかる。

 

 

 

 過去には、命令者側への加害行為、自傷、自殺未遂、その他犯罪行為などのトラブルが多発していたそうだ。

 

 

 警察沙汰が頻繁に起これば、催眠アプリの運営も危ぶまれることから、導入された。

 

 

 

 また、脳が覚醒状態にある操作対象に、意思に反して命令することは、かなりの負荷がかかる。

 

 

 そのため、何度も繰り返し、基本ルールの遵守と、命令者への絶対服従を刷り込まなければならないらしい。

 

 

 

 インストール完了までには数日かかり、その間、叔母さんはソファに腰かけて、ボーっとしていることが増えた。

 

 

 3日後、ようやくアプリからインストール完了の通知が届いた。

 

 

 

―――――

 

 

 

 お昼過ぎ。

 

 

 

 いよいよ叔母さんを目覚めさせる。人形状態にして、ソファに座らせると、肉体操作モードのボタンをタップした。

 

 

 

「………………」

 

 

「………………?」

 

 

「………………はあ?」

 

 

「!?!!!!!!?!」

 

 

 

 催眠状態で意識が覚醒しているため、今の叔母さんは、これまで催眠中に無意識に見てきた記憶が残っている。

 

 

 はじめは理解できていないようだったが、俺になにをされたのか理解し、催眠によって歪められた自分の言動を思い出し、激しい怒りの表情を俺に向けてくる。

 

 

 

「叔母さん、大声を出さなければ、『しゃべってもいい』よ」

 

 

 

 叔母さんは、しぼり出すように声を荒げる。

 

 

 

「て、てめえ………、これまでアタシに何してやがった………! 殺してやる! ぶっ殺してやる!」

 

 

 

「別に、叔母さんからセックスしようって誘ってきたんじゃん。ノリノリで、腰振ってたように見えたけど」

 

 

「ふざけんな! お、おまえがそのスマホでアタシをおかしくしたんだろ!」

 

 

「あ、アタシは………! アタシはっ………!」

 

 

 

 もはや、色々な感情が入り混じってまともな言葉にならないようだ。

 

 

 

「そう、このスマホの催眠アプリで、叔母さんを操って色々してもらってきたんだ」

 

 

 

[ヒロシの命令に従う]

 

 

 

 叔母さんにスマホの画面を見せてから命令を実行する。

 

 

 

「叔母さん、立って」

 

 

「………………」

 

 

 

 命令通り、叔母さんが立ち上がる。

 

 

 

「!?」

 

 

 

「この通り、叔母さんの体は俺の命令に従うし、叔母さんは俺に危害を加えることはできない」

 

 

「そして、叔父さんや他の誰かにこのことを話すこともできない、だから、落ち着いて話をしようよ」

 

 

 

 当然、叔母さんはおさまるわけがない。

 

 

 

「はあ!? お前………なにやったのか分かってんのかっ………!」

 

 

 

 叔母さんはまだこのルールを受け入れられていないようだ。

 

 

 

「もしかしたら、催眠解いても俺のことを好きになってもらえるかも、って思ってたけど、その様子だと、無理みたいだね………」

 

 

「当たり前だ! ぶっ殺してやる………! 絶対に許さねえ………!」

 

 

 

 叔父さんが帰ってきた時もこの調子では困るので、命令を追加する。

 

 

 

[肉体操作中以外では、催眠に関する記憶はすべて、アタマの中の箱にしまい込んで、今まで通りに生活をする]

 

 

 

 肉体操作を一旦終了し、いつもの叔母さんに戻す。

 

 

 

「………………」

 

 

「もうすぐ晩御飯の時間だね。叔母さん、今夜のご飯はなに?」

 

 

「………ジャガイモがあったし、カレーにでもするか」

 

 

 

 叔母さんは、夕飯の献立を思いついたようで、上機嫌で台所に向かっていく。

 

 

 

 夕食はいつも通りの光景だった。

 

 

 

「ほらヒロシ、さっさと洗いたいから、テーブルの上の食器を片付けてくれ」

 

 

「はいはい………」

 

 

「はは、カオリは人使いが荒いなぁ………」

 

 

 

―――――

 

 

 

 深夜。

 

 

 

 アタシは寝室を出て、ヒロシの部屋の前にいた。

 

 

 

(………なんでアタシ、ヒロシのところに来てるんだ………?)

 

 

 

 

 ドアノブを回してヒロシの部屋に入る。ヒロシはパンツ姿でベッドに腰かけている。

 

 

 

「!?」

 

 

「待ちきれなくて、脱いで待ってたよ叔母さん」

 

 

「『いつものように』、抜いてもらってから寝ようと思ってさ」

 

 

「はぁっ………!?」

 

 

 

 ヒロシがスマホを操作すると、自分の意志に反して身体が勝手に動く。

 

 

 仁王立ちしたヒロシの前にひざまずき、ヒロシのパンツを下ろしていく。

 

 

 

(ふざけんなっ………! そうか………これまでも、こうやってアタシの身体を好き勝手してたんだ………!)

 

 

 

 ヒロシのパンツを下ろすと、大きく膨らんだオチンチンが目の前でむき出しになった。

 

 

 

(お、大きい………)

 

 

 

 身体が勝手に動き、ヒロシの股間に顔を近づける。

 

 

 アタシは大きく口を開け、下品に舌を突き出すと、巨大なそれを舌で口内に導いていく。

 

 

 

「んぐっ………」

 

 

 

 口の中に押し込まれた熱いそれに嫌悪感を覚え、抵抗しようとしても、アタシの指や舌の動きは、ヒロシのオチンチンの喜ばせ方を覚えている。

 

 

 

(クソッ………クソッ………こんな………)

 

 

 

 ヒロシはニヤつきながら、奉仕するアタシを見下ろしている。

 

 

 

「そう、怒った顔でにらまないでよ叔母さん」

 

 

「なにか言いたいなら、『しゃべってもいいよ』」

 

 

 

 ヒロシの言葉に、身体が軽くなったので、舐めていたオチンチンから、あわてて口を離す。

 

 

 

「俺のチンポデカいでしょ? 叔母さんもしゃぶってて少し興奮した?」

 

 

「こ、こんなクソみたいなチンコ、デカくもなんともねえよ………!」

 

 

「ニヤニヤしがって、気持ち悪いっ………!」

 

 

 

「ひどい言われようだね。じゃあさ、そのクソチンポと叔父さんのチンポ、どっちが大きくて、気持ちいいの?」

 

 

「これまでの経験から、『正確に』感想を答えて、叔母さん」

 

 

 

「ヒロシのクソチンポです。夫のものでは、届かない奥まで届き、性感帯を刺激され、非常に快感があります」

 

 

「カリ部分の大きさ、竿の太さや長さも夫より優れており、これまでの性交でも、何度も絶頂した経験があります」

 

 

 

「へえ、正直な感想が聞けて良かったよ」

 

 

 

 屈辱で顔が熱くなる。自分の口から出た言葉が信じられなかった。

 

 

 これが、アプリの力なのか。言葉さえも、自分の意思とは無関係に操られてしまうのか。

 

 

 

「じゃあフェラの続きをして」

 

 

 

 アタシの意思とは無関係に、身体は勝手にヒロシの股間に顔をうずめ、オチンチンを咥えこむ。

 

 

 

 舌が勝手に動き、ヒロシのオチンチンを皮の間まで舐め取っていく。

 

 

 しだいにヒロシの亀頭の先から液体のようなものがにじみ出てきて、舌の先がヒロシのオチンチンの味をいやでも意識してしまう。

 

 

 

 それに反応して、アタシは右手を股間に滑りこませると、ジットリ濡れたアソコを、指先でいじりだす。

 

 

 

(こんな、こんな事までクセになるようにこいつに仕込まれてるってのか………!)

 

 

(これまでどれだけ、コイツに好き放題されてきたっていうんだ………!)

 

 

 

 何も気づかず、甥のヒロシをかわいがっていたアタシの馬鹿さ加減に、悔しさのあまり涙がにじむ。

 

 

 

「………そろそろイキそうだから、ゴムつけて俺の上で腰振ってよ叔母さん」

 

 

「………………」

 

 

 

 咥えていた口を離すと、手慣れた手付きで、ベッドの横にあったコンドームの袋を破り、ヒロシのオチンチンに装着していく。

 

 

 見下ろすような角度で、ベッドに横になったヒロシの上にまたがる。

 

 

 

「絶対に許さねえからな………身体が自由になったら、ボコボコにしてやるよ………!」

 

 

「期待して待ってるよ」

 

 

 

 アソコにオチンチンを押し当て、腰を下ろして挿入していく。

 

 

 

「………んっ………」

 

 

 

 体内に入ってくる異物感。シンちゃんの時とは違う、アソコを押し広げられる感覚に、他の男のモノを受け入れてしまったという申し訳無さで胸がいっぱいになる。

 

 

 

 ヒロシの胸元に手を着くと、身体をゆすって腰を振る。こんなに腰を激しく動かして、男を喜ばせるようなセックスはこれまでしたことがない。

 

 

 これもきっと知らない間にヒロシに覚えこまされた動きなのだろう。

 

 

 

 悔しい。悔しい。許せない。

 

 

 

「お、お前がこんな下らねえこといくらやったってなっ………! アタシはお前の思い通りになんかならねえからな………クソが………!」

 

 

 

 ヒロシは何も答えず、口を開けて舌を突き出す。

 

 

 アタシはそれが何の合図か分かっているように、身体を倒して顔を近づけると、ヒロシにキスをして、舌を絡ませる。

 

 

 ヒロシがアタシの背中に手を回してきて、抱きしめるような体勢になると。

 

 

 

「そろそろ………出そうだよ叔母さん」

 

 

 

 と耳元でささやいた。

 

 

 その瞬間、身体が震え、全身に快楽が走り、アソコがヒロシのオチンチンに吸い付き、精液を絞りだそうと締めつける。

 

 

 

「あっ………! あっ………あっ………♡」

 

 

 

 自分の意思とは無関係に、身体はここ1ヶ月で仕込まれた快楽に反応してしまう。

 

 

 

「出るっ!」

 

 

 

「イクッ! イクイクッ!!」

 

 

 

 全身に快感がかけめぐり、アタシはこれまでの人生でも味わったことのないような絶頂をむかえてしまった。

 

 

 崩れ落ちるようにヒロシの隣に倒れ込む。

 

 

「はぁ………はぁ………」

 

 

「すごく良かったよ………叔母さん………」

 

 

 

 自分の女のように頭を撫でてくるヒロシにイライラしたので、死ね、と言って目をつぶり、無視した。

 

 

 

 しばらくすると、部屋に戻っていいと言われたので、ヒロシの部屋から出ていき、寝室に戻りベッドに入る。

 

 

 ベッドで寝息をたてているシンちゃんを見て、胸が締め付けられるような苦しさを感じながら、そのまま眠りについた。

 

 

 

(シンちゃん………ごめん………ごめん………!)

 

 

 

―――――

 

 

 

 今日は日曜日なので、叔父さんは家にいる。叔父さんは昼食を食べ終わると、リビングでゆったりテレビを見ている。

 

 

 洗い物をしている叔母さんを手伝うフリをしながら、スマホで叔母さんを催眠状態に切り替え、叔母さんの耳元でささやく。

 

 

 

「叔母さん………ここでチンポしゃぶってよ」

 

 

「!?」

 

 

 

「叔父さんはテレビ見てるから気づかないよ。………どうしてもイヤなら、叔父さんの目の前で堂々としゃぶらせてもいいけど………?」

 

 

「………………クソがっ………」

 

 

 

 ここ数日でようやく、催眠アプリの命令には抵抗できないのを悟ったようだ。

 

 

 

 叔母さんは、キッチンにゆっくりしゃがみ込むと、俺のズボンとパンツを手早く下ろし、半立ちの洗っていないチンポを咥えた。

 

 

 ねっとりした生暖かい舌と口内が、俺のチンポを迎え入れる。

 

 

 

 叔父さんに気づかれる前に手早くイカせようと、叔母さんは目をつむって、激しく手と口を動かす。

 

 

 

 皮肉なことに、早く済ませようとすればするほど、これまで刷り込まれたテクニックによって、男を喜ばせるような下品な口の使い方をする。

 

 

 叔母さんの舌は裏筋から亀頭まであらゆる部分にまとわりつき、バキュームフェラの吸い付きは、下品な音を立てて男の興奮をかき立てる。

 

 

 

 TVがCMに入り、叔父さんの注意がそれる。

 

 

 

「飯食ったら眠くなってきたな………、カオリ、コーヒー入れてもらえない?」

 

 

「………………!?」

 

 

 

 叔母さんが慌てて俺の方を見る。その瞬間、チンポの根本から精液が吹き上がってくる。

 

 

 

 ビュルッ! ドクン………! ドクン………!

 

 

 

「んぐっ!?」

 

 

 

 2日分溜め込んだどろどろの濃い精液が、叔母さんの口内に広がっていく。

 

 

 叔母さんは表情を歪め、一刻も早く吐き出してしまいたいようだ。

 

 

 

 しかし、俺は両手で叔母さんの頭を押さえ、チンポを咥えさせたまま動こうとしないので、叔母さんは、精液を吐き出すことができない。

 

 

 

「そのまま飲んでよ」

 

 

「っ~~~~!」

 

 

 

 叔母さんがふざけるな、という怒りの表情で訴えかけてくるが。

 

 

 

「おーい、カオリー?」

 

 

 

 叔父さんの声に返事をせざるをえない叔母さんは、殺意をこめた目で俺を見てから、覚悟を決めて目を閉じて、ゴクリ、と喉を鳴らして精液を飲み込んだ。

 

 

 俺は満足してチンポを叔母さんの口から引き抜くと、わざとらしく声をかける。

 

 

 

「叔母さん、叔父さんがコーヒー入れて欲しいって」

 

 

 

 叔母さんは慌てて立ち上がる。

 

 

 

「ごめん、床ふいてて聞こえてなかった! コーヒー、今入れるから!」

 

 

「ああ、ありがとう」

 

 

「ヒロシ。お前もブラックで大丈夫だよな」

 

 

「うん」

 

 

 

 先ほどまで夫の側でフェラチオしていた叔母さんは、夫との日常を守るために、夫に嘘をついて、笑顔で取りつくろう。

 

 

 そして、何もなかったかのように、3人でテーブルを囲み、コーヒーを楽しんだ。

 

 

 

―――――

 

 

 

 あれから2週間が経った。

 

 

 あいつはどうにかしてアタシを屈服させたいようだ。

 

 

 絶対にあいつの思い通りになんかなるものか。

 

 

 

 あれから何度も何度も、この部屋で、トイレで、リビングで、あいつのチンポをしゃぶらされては、精液を飲まされた。

 

 

 あいつはどうにかしてアタシを屈服させたいようだが、絶対に思い通りになったりするものか。

 

 

 しかし、一方でモヤモヤする事もある。

 

 

 あいつは、あれから一度もセックスをしようとしてこない。もちろん、絶対にあんな最低のクズとセックスなんかするもんか。

 

 

 

 しかし、おかしなことになっていた間、毎日のようにセックスをしていたらしいアタシのアソコは、日に日にうずきを増していた。

 

 

 ヒロシの目を盗んで、自分で慰めてみても、なにか物足りなさがある。頭が痺れるような絶頂を感じられないのだ。

 

 

 

 シンちゃんに寝る前に声をかけてみても、やはり、理由をつけては断られ、身体の奥が満たされることがない。

 

 

 身体のうずきに、ふと、ヒロシに屈してしまいそうになる。しかし、それがあいつの狙いなんだ。気をしっかり持たなくては。

 

 

 

 その一方で、アタシの心の中の汚い本音がさけぶ。このままうずきを我慢して一生暮らすのか。

 

 

 シンちゃんとのセックスレスが解消しても、ヒロシとセックスする時ほどの快楽を感じられなかったらどうするのか、と。

 

 

 

 ………本当はわかっているのかもしれない。あいつのオチンチンに犯される感覚は、これまでのシンちゃんとのセックスでは得られなかったものだということを。

 

 

 

―――――

 

 

 

 1週間後、叔母さんは話があるといって俺をリビングに呼んだ。

 

 

 

「で、どうしたの叔母さん」

 

 

「あ、あのさ………」

 

 

「アタシの………負けだ。お願いします、催眠を解いてください」

 

 

「へえ………?」

 

 

 

 あれだけ抵抗していたのに、本気だろうか。

 

 

 

「おまえが溜まってたらオチンチンをしゃぶってやるし………おまえがさせろって言ったらいつでもセックスしてやるよ………」

 

 

「催眠なんかなくても、なんでもさせてやるから………お願い………」

 

 

「あんたに逆らったりしない………だからこの催眠を解いてよ………」

 

 

「本当に、イケなくて、イケなくて、頭がおかしくなりそうなんだ………」

 

 

 

 叔母さんは涙目になりながら弱々しくそう言った。

 

 

 今までの叔母さんとは違いすぎる態度に、少し気の毒に感じてしまう。

 

 

 

「分かった、じゃあ、叔母さんの催眠を解除するよ」

 

 

「でも、お願いだから、解除しても俺のこと殴ったりしないでよ?」

 

 

 

 催眠を解いた途端に、ボコボコにされてしまってはたまらない。

 

 

 女の涙は信用するな、なんて言葉もある。

 

 

 

「分かってる………そんな事しないから………」

 

 

 

 アプリを操作して指示を出す。

 

 

 

「………………」

 

 

 

 叔母さんの身体がビクン! と震える。

 

 

 

「………………?」

 

 

 

 叔母さんはおそるおそる指を動かしたりして、催眠が解けたか確認しているようだ。

 

 

 

「もうこれで叔母さんの身体は自由だよ。これからは仲良くエッチしようね!」

 

 

 

 次の瞬間。

 

 

 

 ゴッッッッ!!!!

 

 

 

 叔母さんに思いっきり顔面を殴られた。

 

 

 

「誰がテメーと好き好んでセックスするか! よくもアタシに好き放題してくれたな!」

 

 

「こんなもんじゃ済まないから覚悟しろよ!」

 

 

 

 叔母さんは勝ち誇ったように叫ぶ。しまった、やはり女の涙を信じるべきではなかったか………。

 

 

 しかし、叔母さんがもう一度腕を振り上げた瞬間。

 

 

 

「………………!?」

 

 

 

 叔母さんの身体は、ピクリとも動かなくなった。

 

 

 

「イテテ………殴ったりしないでよって言ったじゃん………。催眠を解いたってのはウソだよ。1分間の自由を与えただけ」

 

 

 

 スマホの画面を見せる。

 

 

 

[1分間だけ身体を自由にできるが、1分後もとに戻る]

 

 

 

 叔母さんの顔がみるみる青ざめていく。

 

 

 

「叔母さんが二度と逆らいたくならないように、一度おしおきが必要だね」

 

 

 

「な、何を………!」

 

 

 

 叔母さんは不安そうな顔になる。

 

 

 

「叔母さんは好き好んで俺とセックスしたくないみたいだしさ………」

 

 

「そ、それはさっき、キレてたからつい………」

 

 

 

「オナニーも、叔父さんとのセックスも全部好きにしていいよ」

 

 

「ただし………、俺に中出しされないと叔母さんはイクことができない」

 

 

 

[ヒロシに膣内射精されないと絶頂できない]

 

 

 

 スマホの画面を見た叔母さんは、俺をにらみつける。

 

 

 

「フン、アタシを屈服させたいんだろうが、お前とセックスするくらいならそんなの余裕だっての! 何ヶ月だって耐えてやるぜ!」

 

 

 

 叔母さんは勝ち誇ったような表情で吐き捨てる。

 

 

 

―――――

 

 

 

 それから数日が経った。………アタシは快楽のはざまで苦しんでいた。

 

 

 

「あああ-っ! い、イキたいっ! ああっ!」

 

 

 

 バイブを激しく動かしても、何をしても、イケない。

 

 

 催眠によって倍増された快楽を、何週間にもわたって与えられてきたからだ。

 

 

 

 感情では拒んでいても、脳はその快楽を刻み込まれてしまっている。それでも、あいつに屈する事だけはできない。

 

 

 愛する夫を。シンちゃんを裏切れない。

 

 

 

(何か………何か方法があるはず………!)

 

 

 

 イクことのできないオナニーに疲れ果て、後始末をすると、火照った身体のままベッドに入り、目をつむった。

 

 

 

―――――

 

 

 

 

 さらに1週間が過ぎた。

 

 

 

 今夜も、シンちゃんからは何も言ってこない。

 

 

 アタシも黙ってベッドに入る。ヘソの下のうずきが止まらず、寝付けないでいる。

 

 

 

 あいつのせいで、快感は得られても、絶頂することのできない生殺しが何日も続いている。

 

 

 気がつけばそのことばかり考えてしまう自分に腹が立つ。

 

 

 

「………………」

 

 

 

 しばらくすると、そばに近づいてくる誰かの気配と、背後からささやく声がした。

 

 

 

「………カオリ………今夜、どうかな………?」

 

 

 

 シンちゃんだ。シンちゃんがようやく、アタシを求めてくれたんだ。

 

 

 

「いいよ………!」

 

 

 

 思わず、声が弾む。シンちゃんはそっとベッドの中に入ってくると、後ろからアタシの身体をまさぐってくる。シンちゃんの指遣いに体を委ねる。

 

 

 

「あっ………んっ………んっ………」

 

 

 

 背中をなぞる指に、優しくお尻を触る指に、ひとつひとつの動きに過敏に反応してしまう。

 

 

 悔しいが、あいつにいじくり回されたことで、アタシの身体は敏感になっている。

 

 

 

 アタシの身体は、久しぶりのセックスへの期待でゾクゾクしてしまう。

 

 

 乳首を指でいじられるだけで、アソコがうずいているのが分かる。

 

 

 

 アタシのお尻に当たる太くて固いものや、「彼」の熱い吐息に、「彼」も久しぶりのセックスで興奮してくれてるのだと感じる。

 

 

 

「こっちを向いて」

 

 

 

 そう言われ、ベッドに仰向けになると、舌を絡めてキスをされる。

 

 

 ああ。「彼」とセックスできるんだ。嬉しくて嬉しくてたまらない。

 

 

 

「あんたが喜ぶかと思ってさ、この前、パイズリってのを覚えたんだ」

 

 

 

 ヘソのあたりから指を差し入れ、「彼」のパンパンに膨れ上がった下着から、オチンチンを引っ張り出す。

 

 

 

「シンちゃんとこうするのが久々だから? なんか、すごく固くなってて元気だな………」

 

 

「それだけ興奮してくれてるからかな………? いつもより大きくなってるね………………」

 

 

 

 たっぷりツバをためて、「彼」のオチンチンを舐めまわす。

 

 

 すごく、太くて長い。それをおっぱいでしごいてやる。

 

 

 

「彼」もアタシの乳首やアソコを舌で優しく舐めてくれる。

 

 

 こんな事は今までなかった。すごく気持ちいい。期待で余計に胸が高まる。

 

 

 

 ああ、もうすぐこれをアソコに入れてもらえる。セックスできるんだ。

 

 

 愛のあるセックスならアタシもきっとイケる。きっとそうだ。

 

 

 

「カオリ、すごく気持ちいいよ………」

 

 

「そっか、アタシもこんなに興奮してくれて、嬉しいよ」

 

 

 

「彼」に気持ちよくなってもらいたくて、一生懸命オチンチンを舐め回す。そろそろかな………?

 

 

 ベッドに仰向けになって、「彼」が来てくれるのを待つ。

 

 

 

「ねえ………早く入れて………!」

 

 

「ずっとエッチしたかったんだから………!」

 

 

 

 セックス。やっとセックスできる。

 

 

 ゆっくり熱いモノがアソコに押し込まれてくる感覚に、身体全体が反応してしまう。

 

 

 

 オチンチン。オチンチン。オチンチンが入ってきた。

 

 

 いつも以上に興奮して大きくなってるのか、アタシの奥の奥までオチンチンが届く。

 

 

 

「すごい………! いつもより大きい………! 気持ちいい!」

 

 

 

 シンちゃんとのエッチは、いつもならすぐ終わってしまうのに、今日は激しくてすごく気持ちいい。

 

 

 すごい。これならきっとイケる。このまま、中に出してもらえば、きっとアタシもイケる。

 

 

 

「今日すごい………! このまま中に………! 中に出して………!」

 

 

 

 ああ、もうちょっとでイケる、イケる、すっごく気持ちいいイク………イク………!

 

 

 

「本当に中に出しちゃってもいいの?」

 

 

「ぁ………え………?」

 

 

 

 そこにいたのは、ヒロシだった。

 

 

 

「な………なんで………おまえが………」

 

 

 

 スマホの画面が光っている。

 

 

 

[目の前にいる男の声と見た目をシンノスケだと思い込む]

 

 

 

「叔母さんも、俺に中出しして欲しかったんだね」

 

 

「ち、違う! そんなわけあるか………!」

 

 

「また騙しやがって………! こんな………! こんな………!」

 

 

 

 叔母さんは、顔を真っ赤にして怒りで震えている。

 

 

 

―――――

 

 

 

 数時間前。

 

 

 

 叔母さんは、なかなか我慢強いが、もうそろそろ限界だろう。

 

 

 なにか、あとひと押しあれば、堕ちる気がする。

 

 

 

 そこで。

 

 

 

[目の前にいる男の声と見た目をシンノスケだと思い込む]

 

 

 

 と命令すれば、叔父さんのフリでセックスできて、叔母さんは快楽に負け、絶頂と引き換えに中出しを許可するかもしれない。

 

 

 そう思って試してみたところ、叔母さんは誘いに乗ってきた。

 

 

 

「フフっ………くすぐったい………」

 

 

「どうしたんだよ? 乳首舐めたりアソコ舐めてみたり………」

 

 

「いつもはすぐ入れちゃうだろ………んっ………そこ気持ちいい………」

 

 

「………なんかこんなことするの初めてで………恥ずかしいって………」

 

 

 

 叔父さんは、こんな美人と結婚しておきながら、前戯もせずに、自分勝手に腰を振って終わっていたのか?

 

 

 叔母さんの口から、夫婦の夜の営みを聞かされて、叔父さんに対して怒りすら覚えてきた。

 

 

 

 なら俺が、セックスのやり方も知らない夫に代わって叔母さんを満足させてやろう。

 

 

 

「ねえ………早く入れて………!」

 

 

「あんたとずっとエッチしたかったんだから………!」

 

 

 その言葉が、たとえ俺に向けたものでないとしても、興奮してチンポが痛いくらいに固く熱くなる。

 

 

 

 叔母さんのアソコにギンギンに固くなったチンポをあてがう。

 

 

 たっぷり前戯で責めたことで、叔母さんのアソコはグショグショに濡れている。

 

 

 

 人生二度目の、コンドームなしの生セックスに、ごくりとつばを飲み込むと、ゆっくりと腰を前に動かしていった。

 

 

 

「んんっ!」

 

 

 

 叔母さんのアソコは、驚くほど簡単に俺のチンポを受け入れてくれた。

 

 

 コンドームごしでの感触も気持ちよかったが、生でヌルヌルと絡みついてくる叔母さんのアソコに、思わずそのまま射精してしまいそうになる。

 

 

 

「んんっ………大きい………すごいな………シンちゃん、いつもより興奮してる?」

 

 

「こんな奥まで当たってるの初めてじゃない………?」

 

 

 

 その言葉にますます興奮が刺激され、腰を激しくピストンし始める。

 

 

 叔母さんが弱い場所はこの前叔母さん本人に教えてもらったばかりだ。

 

 

 

「あっ………んっ………あぁんっ………すごい………激しいっ!」

 

 

 

「んっ………今日は………! お酒飲んでないから………!? すごっ………い………熱くて………! 固い………!」

 

 

 

 叔母さんは、いつもと全く違うセックスの快楽に喘いでいる。挿入したまま叔母さんと手を絡ませキスをする。

 

 

 

「んん~!?」

 

 

 

 いきなり舌がねじこまれ驚いたようだが、すぐにいやらしく舌を絡ませ返してきた。

 

 

 叔母さんの左手にある指輪が目に入ると、ますますこのメスを自分のものにしたいという欲求が強くなる。

 

 

 

 叔母さんのアソコは徐々に押し拡げられ、俺のチンポの形に上書きされていく。

 

 

 

(叔父さん悪いね、このオマンコはもう、俺専用になっちゃったよ)

 

 

(こんなにスケベな女を何年も満足させられてないんだから仕方ないよね)

 

 

 

―――――

 

 

 

 そして現在。

 

 

 

「でも叔母さん、このままイキたいんでしょ?」

 

 

「俺もこのまま思いっきり腰を振って、叔母さんの中に全部出しちゃいたいなぁ………」

 

 

「そしたら叔母さんも中出しの条件を満たして、頭ぶっ飛ぶくらいめちゃくちゃイケるよ」

 

 

 

 ゆっくりと腰を前後に動かしながら、叔母さんを焦らすようにチンポを抜き差しする。

 

 

 

「………………!」

 

 

 

 表情こそ激怒しているが、叔母さんの頭の中はもう、イクことでいっぱいだろう。

 

 

 叔母さんは、なにか苦悩するように目を閉じたあと、口を開いた。

 

 

 

「んっ………ぁあっ………だ、ダメだ………」

 

 

「………中出しだけは………中出しだけはダメだ………」

 

 

 

「正直、あんたとのセックスが気持ちいいし、このまま滅茶苦茶にイキたい………!」

 

 

「お願い………アタシの負けだ………殴りかかって悪かった………」

 

 

 

「あいつのいないところでなら、チンポしゃぶったりする………なんでもする………だから………、イケるようにしてくれ………!」

 

 

 

 叔母さんはもう、精神的に限界のようだ。

 

 

 

「だけど俺、このまま叔母さんの中に出したいんだ。俺は叔父さんと同じ血液型だから大丈夫だって」

 

 

「………………ダメだ、ひ、避妊だけはしろよっ! アタシの身勝手で、アイツは裏切れない………」

 

 

 

「無視して、か、勝手なマネするようだったら、アタシがこのまま一生イケなくて、頭おかしくなっても、に、二度とあんたとはセックスしな! い! んんっ!」

 

 

 

 叔母さんは、これほどまでに、叔父さんのことを愛しているのか。

 

 

 叔母さんに隠れて、あんなことをしている男を………。

 

 

 

「叔母さんは、そんなに叔父さんのことが大切なの? 全然セックスしてくれなくても、子供ができなくても」

 

 

「当たり前だ………! 夫婦ってのはな、お前みたいなガキには分かんねえ愛情があるんだよ………!」

 

 

 

 叔母さんは折れない。

 

 

 絶頂したくて、頭がおかしくなりそうでも、まだあんな夫のことを信じて、屈しない。

 

 

 

 叔母さんを快楽だけで落とすのは、多分………無理だ。

 

 

 根本からへし折るしかない。叔母さんが快楽に負けないように我慢している、その根本である、叔父さんへの愛情と貞操を叩き壊すしかない。

 

 

 たとえそれが、叔母さんをズタズタに傷つけてしまうものだったとしても。

 

 

 

「………………」

 

 

「………………あのさ」

 

 

「叔母さんはそこまで叔父さんを愛してるかもしれないけど」

 

 

「叔父さんは、若い女の子と浮気してるよ」

 

 

「えっ………………?」

 

 

 

 叔母さんにチャットアプリのスクリーンショットを見せる。

 

 

 

[また、キミとエッチしたいナ]

 

[2万じゃないと嫌だよ]

 

[オッケー任せて! ]

 

[こんなに毎週ホテル行ってて奥さんかわいそう笑]

 

[若い子がサイコーだから笑]

 

[もう嫁じゃ興奮しないよ笑]

 

 

 

「えっ………なん………だ………これ………っ」

 

 

 

 叔母さんは状況が飲み込めていないようだ。それでも、残酷な真実を告げるしかない。

 

 

 

「叔父さんのスマホの中を調べたんだ」

 

 

「そうしたら、数年前から、叔母さんに隠れて株に手を出して、500万くらいへそくりがあるみたい。そのお金で、若い子とパパ活してたみたいだね」

 

 

「子どもも、好きじゃないから、もともと作る気がなかったみたい」

 

 

 

「ああ………嘘だ………嘘だ………」

 

 

 

 叔母さんは絶句している。頭がおかしくなるような快楽に耐えて、夫への愛を貫こうとしていたのに、愛する夫は、とっくに自分を裏切っていたのだ。

 

 

 

 その顔には、怒りとも悲しみともつかない、複雑な表情が浮かんでいた。

 

 

 10年以上一緒にいた夫の裏切りを目にしてしまえば、当然かもしれない。

 

 

 

「う………う………う………! うわぁぁぁぁぁぁ………!」

 

 

 

 叔母さんはとうとう泣き出してしまった。

 

 

 

「こんな変態のガキに弄ばれて………! 旦那にも裏切られて………! なんなんだよアタシの人生………!」

 

 

 

 叔母さんは本気で顔を真っ赤にして泣いている。流石にかわいそうになってきた。

 

 

 叔母さんの心がぐちゃぐちゃになっているのが見ていても分かる。

 

 

 

 だから………壊れる前に選ばせてあげよう。

 

 

 スマホを催眠アプリの画面に切り替え、叔母さんに見せる。

 

 

 

[ヒロシにキスするたびに、シンノスケへの愛情が、ヒロシへの愛情に変わる]

 

 

 

「信じてもらえないかもしれないけど、俺は昔からずっと、叔母さんのことが好きだったんだ。叔父さんの代わりに、俺を愛してよ」

 

 

「………………!?」

 

 

「俺なら、叔母さんだけを一生愛し続けるし、赤ちゃんだって産ませてあげられる。叔母さんを幸せにできる」

 

 

「………………」

 

 

「どうするかは、叔母さんが決めて。叔父さんを許さず、俺も選ばず、離婚して、この家を出ていく道だってある」

 

 

「………………」

 

 

 

 これは、一種の賭けだった。

 

 

 俺がこれまでしてきた事を考えれば、叔母さんが俺を選ぶ理由はない。

 

 

 

 それでも、俺は、歪んでいようと、異常だろうと、叔母さんからの愛情を手に入れ、独り占めしたかった。

 

 

 

「………………」

 

 

 

 しばらくしても、叔母さんからの返事はなかった。

 

 

 永遠にも近い沈黙のあと。

 

 

 

「………………ろよ」

 

 

「え?」

 

 

 

 叔母さんは俺にキスをして、舌を絡めてきた。

 

 

 

「ずっと、アタシだけ、愛してくれよ………?」

 

 

「………………!」

 

 

 

 勝った。

 

 

 勝った。

 

 

 俺は、賭けに勝った。

 

 

 

 叔母さんは、全てをあきらめ、考えることをやめた。

 

 

 

 これまでの人生を捨てて、セックスしたいというメスの欲求に全てを委ね、若く優れた、他のオスの精子を受け入れると決めたんだ。

 

 

 

 俺は、お返しにキスをし返すと、オスを待ちわびて、よだれをだらだら垂れ流す、肉の割れ目にチンポをズルリと滑り込ませた。

 

 

 

「ああっ! オチンチン! オチンチン! ずっと! ずっと欲しかった!」

 

 

 

 叔母さんは汗をにじませながら、歓喜の声をあげ続ける。

 

 

 

 叔母さんの身体にのしかかり、激しく腰を打ち付けるたびに、叔母さんの成熟したアソコが、おっぱいが、太ももが、艶のある肌が、俺の体に絡みついてくる。

 

 

 

 汗と体液で、ナメクジのようにドロドロになりながら、俺と叔母さんは体を重ね続ける。

 

 

 さっきから、叔母さんに何回キスをせがんでいるかわからない。キスするたびに、濃厚に舌を絡め合わせ、お互いの体液を交換し、なごり惜しそうに離れていく。

 

 

 

「ヒロシ、ヒロシ、好きだ!」

 

 

「アタシだけを見てて! もっとキスして!」

 

 

 

 何十回も俺とキスをしたことで、もはや叔父さんへの愛情は、ひとかけらも残っていなさそうだ。

 

 

 叔母さんは幸せそうだし、俺も叔母さんから愛されて本当に嬉しい。

 

 

 

「あっ! いい………! イキそう………!」

 

 

 

 いつもとまったく違うピストンの激しさに、絶頂しそうになった叔母さんのアソコが、精液を搾り取ろうと徐々に締め付けを強めてくる。

 

 

 俺もそろそろ限界が近づいてきていた。

 

 

 

「お、叔母さん、そろそろ出そう………………!」

 

 

「いいよ………いっぱい出して………! いっぱいアタシの中に出して、ヒロシの赤ちゃん生ませて………!」

 

 

「いっぱい、アタシの中にちょうだい………!」

 

 

 

 成熟したメスは、若いオスを逃がすまいと、両腕を背中にまわし、足を絡めてくる。

 

 

 

「あっ………出る、出る!」

 

 

 

 もう一度キスをして舌を絡めると、最後にもう一度、おもいっきり子宮口を突いてやる。

 

 

 

「ああっ♡」

 

 

「イクっ! イクイクッ!!!」

 

 

 

 脳がしびれるような長い射精と快感のあと、精液の最後の1滴まで、叔母さんの膣の奥に出し切った。

 

 

 

 何分、何十分とそのままだったのだろう。

 

 

 永遠に感じる時間のあと、ようやくチンポを引き抜いた。

 

 

 ぽっかり空いた、叔母さんの穴から精液が垂れてきた。

 

 

 

 このメスは、アソコで若いオスの生チンポをしゃぶり尽くし、自らの意思で、夫ではない男の精子を受け入れたのだ。

 

 

 俺もようやく、叔母さんを自分のものにした達成感に、感動すら覚えていた。

 

 

 

 全身が脱力して、叔母さんの身体にもたれかかる。叔母さんの身体はやわらかく俺を受け入れ、包み込んでくれる。

 

 

 全力で愛情行為を繰り返したオスとメスは、そのまま朝まで身を寄せ合いながら、ベッドで泥のように眠り続けた。

 

 

 

―――――

 

 

 

 2日後。薄暗い寝室。

 

 

 

「………………?」

 

 

「あ、あれ?」

 

 

「ヒロシくん? カオリ? いったい、どうしたんだ?」

 

 

「………………」

 

 

「………………」

 

 

 

 仕事を終えて、帰宅したところまでの記憶はある。

 

 

 だが、気づくと僕は、寝室の椅子に座っていて、ベッドにカオリとヒロシが腰かけている。

 

 

 

 立ち上がろうとするも、身体が動かない。

 

 なんだ? どうなっている? 縄かなにかで、縛られているのか?

 

 

 

「………………」

 

 

 

 カオリは黙って、僕の方を見つめている。

 

 

 まずい。

 

 

 もしかして、バレたのか?

 

 

 

 最近、カオリの様子が変だとは思っていた。

 

 

 なにか、黙っていることが多かったり、表情が暗かったり。

 

 

 僕の女遊びに、うすうす気づいていたのかもしれない。

 

 

 

 いくら仕事が忙しいとはいえ、僕の職場は大手だから、毎日のように残業があるわけではない。

 

 

「趣味」で定期的に遊ぶ女を、3人に増やしたのは、さすがにやり過ぎだったか。

 

 

 

 あいつらは、若いという自分の価値を理解していて、こちらの足元をみてくるから、僕のように株で少し儲けた程度の客の扱いは悪い。

 

 

 ただまあ、僕は、顔は悪くない方だし、会社の名前を出せば食いつき方も違うから、あいつらのくだらない遊びに付き合ってやれば、そのあとホテルに連れ込むのは簡単だ。

 

 

 だが、連日連夜その遊びに付き合っていたことで、さすがに、カオリにも怪しまれたか………?

 

 

 

 まあ、カオリは心底僕に惚れている。

 

 

 夫婦の問題だからと、ヒロシを話し合いから追い出して、カオリだけにすれば、なんとか言いくるめることはできるだろう。

 

 

 

 長い沈黙のあと、カオリが口を開いた。

 

 

 

「シンノスケ、あんた、浮気してるよな」

 

 

「………………え?」

 

 

「………………それも、パパ活みたいな、若い子にお金渡してホテル行くやつ………」

 

 

 

 まずい。どうしてそこまで知っているんだ?

 

 

 スマホか? 僕のスマホを見たのか?

 

 

 とにかく、ここは、シラを切って乗り切らなくては………!

 

 

 

「………………なにか、誤解があるみたいだね」

 

 

「………………」

 

 

「僕が、そんなことをするわけないじゃないか」

 

 

「………………」

 

 

 

 ダメだ。反応が薄い。いや、とにかく離婚だけは回避しなくては。

 

 

 カオリはカッとなりやすいが、情に訴えかけられるのに弱い。

 

 

 

 2、3発殴らせて、心底反省しているフリをすれば、いずれは許すだろう。

 

 

 こんなことで離婚になって、会社や同僚にバレてしまえば、僕の会社での立場も、昇進も、すべて水の泡だ。

 

 

 

「浮気? 僕が愛してるのはカオリだけだよ」

 

 

「僕を信じてくれ。10年前の結婚式で、みんなの前で、愛を誓いあったじゃないか」

 

 

「………………」

 

 

 

「なぁ、ヒロシくん、君もあのとき、見ていただろう」

 

 

「カオリは涙を流して、僕と抱きしめあって」

 

 

「一生この人のことを愛し続けますって、そう、言ってたよね?」

 

 

「そうでしたね………最悪の気分でした」

 

 

 

「え?」

 

 

「………………シンノスケ、もういいんだ」

 

 

 

 なんだ………? 様子がおかしいぞ………?

 

 

 

「アタシは別に怒ってないよ」

 

 

「か、カオリ………!」

 

 

 

 カオリは穏やかに微笑むと、

 

 

「だって、若い子と浮気するのって、最高に気持ちいいもんな」

 

 

「か、カオリ………?」

 

 

 

 な、何を言っているんだ? どういうことだ?

 

 

 

「アタシも若い男とセックスして分かったんだ」

 

 

「こんなの、気持ち良すぎて我慢できるわけがないし、誰だって、エッチするなら絶対若い方がいいって」

 

 

「あっ………な………何を………?」

 

 

 

 カオリの口から出てくるありえない言葉に、僕の理解が追いつかない。言葉が耳を通り抜けていく。

 

 

 

「今夜はさ、シンノスケの浮気をどうこう言いたいんじゃなくて………」

 

 

「アタシと、ヒロシの、結婚式を、シンノスケに見届けて欲しいんだ」

 

 

 

―――――

 

 

 

「は? は? 何を言ってるんだ?」

 

 

 

 カオリとヒロシは、僕の目の前で服を脱ぎはじめた。

 

 

 理解が追いつかない。

 

 

 

 だが、ヒロシが、このガキが、僕の留守中にカオリに手を出したことだけは、すぐに理解できた。

 

 

 

 頭に血がのぼる。恩知らずのガキが。僕の何倍も劣った、クソガキが。

 

 

 僕の女に手を出して。陰で僕の事を笑い者にしてやがった。

 

 

 

「おい! カオリ! ヒロシ! 今すぐ脱ぐのをやめろ! 何をしてるんだ! 頭がおかしいのか!」

 

 

 

 ヒロシが僕をにらみつける。

 

 

 

「頭がおかしいのはあんただろう」

 

 

「スマホの中にあった、制服を着た若い女の大量のハメ撮り。古い画像は10年以上前のものだった」

 

 

「あんたは、結婚前からずっと、カオリ叔母さんを裏切ってたんだ」

 

 

 

 ヒロシの言葉に、カオリの動きが一瞬止まった。

 

 

 しかし、カオリは無言でまた、服を脱ぎ続ける。

 

 

 

「うるさい! お前は黙れ! カオリ! やめろ! 今すぐやめろ!」

 

 

 

 僕の言葉を無視してとうとう全裸になったカオリは、右手を左手に近づけ、結婚指輪を左手の薬指から引き抜いた。

 

 

 そして、指輪をヒロシに渡す。

 

 

 

「か、カオリ………? 何を………!?」

 

 

 

 ヒロシがこちらに近づいてくる。

 

 

 

「今から大切な時間なんで、しばらく黙っていて下さいね」

 

 

「何をする気だ! やめろ!」

 

 

「叔父さん、口をあけて、舌を突き出して」

 

 

「!?」

 

 

 

 僕はなぜか、ヒロシの命令どおりに、舌を突き出してしまう。

 

 

 

「今から結婚指輪を叔父さんの舌の上に載せます。これを落としてはいけません。だから、もう叔父さんは舌を動かしてしゃべれません」

 

 

「あ………あ………!」

 

 

 

 なぜだ? ヒロシに言われたとおり、まともにしゃべることができない。

 

 

 舌を動かして、指輪を落とそうとしても、落としてはいけないと、まるで、身体が拒否しているかのようだ。

 

 

 

 ヒロシが、僕を見下ろしている。その右手には、スマホを持っている。

 

 

 

「叔父さん、今どきは、人を操れる催眠アプリなんて便利なものがあるんだ」

 

 

「!?」

 

 

「叔父さんが動けないのも、そのアプリの効果だよ。叔母さんにも、最初はそれを使ったんだ」

 

 

「ぁあ………あ………あぁ………!」

 

 

 

 そうか。そんなものがあったとは。カオリはそれで操られているんだな。

 

 

 当たり前だ、そうでなければ、カオリが僕ではなく、こんな、負け犬のガキを選ぶはずがない。

 

 

 

「でもね、どれだけ叔母さんの身体を好き放題しても、叔母さんの心は折れなかった」

 

 

「あ………ぁ………?」

 

 

 

 こいつは、何を言っているんだ?

 

 

 

「叔母さんは、どんなに快楽に負けそうになっても、叔父さんとの愛は裏切れない、夫婦の愛情は負けない、叔父さんとの子供が産みたい、そう意思表示したんだ」

 

 

 

 カオリが………。

 

 

 

「だから俺は、叔父さんの秘密を全部バラした。夫婦の真実の愛は、叔母さんにしかなかった。それを知った叔母さんは、苦しんで、壊れて、諦めた」

 

 

「そして、自分の欲望のままに、生きることにしたんだ」

 

 

 

 気づくと、カオリがベッドの上に立っていた。

 

 

 頭には、安っぽいティアラと、ベールをつけている。

 

 

 

「ネット通販で2000円だって。注文したら今日届いたよ」

 

 

「シンノスケとの結婚式のドレスは、150万くらいだったっけ?」

 

 

 

 ヒロシもベッドの上に立つと、カオリと見つめ合う。

 

 

 

「ごめんね、叔母さん。俺、そんな金なくてさ」

 

 

「ううん、いいんだ。ヒロシが買ってくれたものなら、2000円でも、すごく嬉しい」

 

 

 

 やめろ。やめろ。何をするつもりなんだ。僕に対する当てつけか。

 

 

 やめろ。くだらない。こんな、くだらないこと。

 

 

 

「じゃあヒロシ、誓いのキス、するから………」

 

 

「ありがとう、叔母さん、よろしくね」

 

 

 

 カオリはヒロシの足元にひざまずくと、ヒロシの股間に顔をうずめていく。

 

 

 ちゅっ、ちゅっ、というついばむような音だけが寝室に響く。

 

 

 

 なんだこれは。これが誓いのキスだと?

 

 

 カオリは、カオリはどうしてしまったんだ?

 

 

 

 しかし、2人から目を離すことができない。

 

 

 カオリの愛撫で勃起したヒロシのアレは、僕の、僕のものよりもずっと、ずっと大きく………。

 

 

 

 学歴も、収入も、社会的地位さえも、すべてにおいて下だと思っていたゴミみたいな無職のガキに。

 

 

 僕はオスとして、完全に負けていることを、メスを取られた負け犬なのだということを、見ただけで思い知らされた………。

 

 

 

 このあと、アレが、カオリのアソコに入ったら、そして、カオリが、夫よりも、上位のオスに抱かれる喜びの声を、今ここで聞いてしまったら………。

 

 

 やめろ、やめてくれ………。

 

 

 

―――――

 

 

 

 完全にそり返ったヒロシのソレを、カオリは下品な音をたててしゃぶりたてる。

 

 

 

 僕の位置からは、カオリの表情は見えない。だけど、見なくても分かる。

 

 

 きっと、メスとして、オスに奉仕する、歓喜の表情なのだろう。

 

 

 

 一心不乱にヒロシのそれを、下品な音をたててしゃぶりながら、カオリは自分のアソコを指でいじっている。大量の愛液がボタボタとベッドシーツに垂れている。

 

 

 

 それだけ若いオスに、優れたオスに、興奮しているのだ。あんな、あんな下品な行為を、僕とのセックスでは、一度もしたことがない。

 

 

 この一ヶ月やそこらのうちに、ヒロシに仕込まれ、メス犬として、躾けられたのだ。

 

 

 

 ヒロシがベッドに寝転ぶと、カオリは当然のように上にまたがり、アソコをヒロシの顔に押し付け、ヒロシのアレをしゃぶる。

 

 

 

 見ている。今度は、カオリがこちらを見ている。

 

 

 僕に見せつけるように、優れたオスとの交尾がどういうものか、僕に教えるように、こちらを見ている。

 

 

 僕も、2人の行為から、一瞬たりとも目を離せず、気づけば、痛いくらいに、股間が膨らんでいた。

 

 

 

「あぅ………あ………」

 

 

 

 相変わらず、犬のように舌を突き出したまま、言葉を発することもできずに、僕はただ、ボロボロと涙を流していた。

 

 

 

―――――

 

 

 

 しばらくして、カオリが絶頂した。長く、長く、まるで雷にでも打たれたかのように、ビク、ビク、と震え、全身が脱力して、ヒロシの身体に倒れ込む。

 

 

 

 一分ほど経って、カオリはよろよろと立ち上がると、僕の方に向かって歩いてきた。

 

 

 僕を見下ろすと、口を開いた。

 

 

 

「なあ、今の見てたか………?」

 

 

「シンノスケとエッチした時に、アタシのここが、こんなにドロドロになったこと、一度もなかったよな」

 

 

 

 そうだ。いったい、どうなってるんだ。

 

 

 

「そもそもアンタは、舐めるのなんて汚いといって、まともに愛撫なんかしたことがなかったし、セックスはいつだって、アンタを気持ちよくするためだけの作業だった」

 

 

 

 カオリの、痛々しいほどの、10年分の本音の告白に、僕は、目を合わせることができなかった。

 

 

 

「でもヒロシは………ヒロシはなんでもしてくれる。アタシが気持ちよくなれるように、なんだってしてくれる」

 

 

「赤ちゃんだって、産ませてあげるって言ってくれた………!」

 

 

「!?」

 

 

「今日の結婚式の、最後の仕上げだ。そこで、しっかり、最後まで見てろ………」

 

 

 

 やめろ。

 

 

 やめろやめろやめろ。

 

 

 そんな。僕の精子じゃなくてヒロシの精子で妊娠するだと。

 

 

 やめてくれ。僕が悪かった。

 

 

 

 それは………。

 

 

 それだけは………。

 

 

 

「それだけは、僕のプライドが許せない、って顔してるね」

 

 

「………!?」

 

 

 

「………結局、アンタが本当に好きなのは、アタシじゃなくて、自慢できるような妻がいて、幸せそうな、プライドの塊の、自分自身なんだろ………」

 

 

「………ぁ………ぁあ………」

 

 

 

 見抜かれていた。すべて。

 

 

 バカな女だと思っていたのに。

 

 

 

 クソッ。クソッ。

 

 

 みんな僕を。バカにしやがって。

 

 

 

―――――

 

 

 

 カオリはヒロシのところに戻ると、意を決したかのようにゆっくりと腰を下ろしていく。

 

 

 

「ヒロシ………これからずっと、なんでもしてあげるから、全部アタシの中に出して………ヒロシの赤ちゃん産ませて………!」

 

 

「俺も、叔母さんに俺の子供を産んでほしいよ」

 

 

「うれしい………!」

 

 

 

 ああ、ああ、コンドームもつけずに、挿入してしまう。

 

 

 あんな大きいモノで。カオリの穴をぎゅうぎゅうに押し広げてしまったら。

 

 

 もう僕では、二度とカオリを………。

 

 

 

「あっ! ああっ!」

 

 

 

 ズルリと音を立てて、ヒロシのソレがカオリの中に滑りこんでいく。

 

 

 

 ヒロシのモノが根っこまで、カオリのアソコにおさまると、カオリは自分からヒロシの頭に手を回し、キスをすると、何度も何度も、舌を絡ませあう。

 

 

 

 はじめはゆっくりだった2人の腰の動きは、徐々に速度を増していき、やがてベッドがギシギシと音を立てるほどに、激しくなっていった。

 

 

 

「すごいっ! お、おっきいよっ! ヒロシのおっきなオチンチン、アタシの奥まできてる!」

 

 

 

 カオリの腰に打ち付けるようなヒロシの激しいピストン。それを受け止めるカオリの妖艶で淫らな腰使い。

 

 

 まるでもとから一つだったかのように、息のあった動きをしている。

 

 

 

 その交尾を見ているうちに、とうとう僕は達してしまい、スラックスを履いたまま、ぴゅる、ぴゅるぴゅる、と、おむつの中に漏らすかのような、情けない射精をしてしまった。

 

 

 

「うう………」

 

 

 

 一方の2人は、汗だくになりながら、ねっとりと肌を重ね合わせ、ネチャネチャと粘膜を擦り合わせている。

 

 

 まるで男に媚びを売るかのような、売春婦のようなカオリの腰振りに、ヒロシはそろそろ限界が近づいてきたらしい。

 

 

 

 起き上がり、カオリをうつぶせに押し倒すと、獣のように覆いかぶさり、まるでそれが自分の性欲を満たすためだけの穴であるかのように、カオリに激しく腰を打ち付け続ける。

 

 

 若いオスの激しさに、カオリは絶頂しながらも、オスが自分の穴に吐き出すその時を、待ち望んでいるようだ。

 

 

 

「ああ、叔母さん! 出る! 出るよ!」

 

 

 

 とうとうヒロシは限界がきたようで、叫ぶようにカオリに告げる。

 

 

 

「い、いい、出して! アタシに全部出して!」

 

 

「全部中に出して! アタシに赤ちゃん産ませて!」

 

 

「ああ、叔母さんの中に全部出すよ!」

 

 

 

 ドビュッ! ビュルッ! ビュルビュルッ!

 

 

 

「あっ! あぁぁぁぁぁっ! イクッ! イクッ!」

 

 

 

 若いオスの全力の膣内射精を受けて、カオリの全身は震え、悦び、絶頂しているようだ。

 

 

 そのまま気を失うかのようにうつ伏せに倒れ込む。

 

 

 

 ああ。

 

 

 終わってしまった。

 

 

 これで………全部………。

 

 

 

―――――

 

 

 

 あの夜から数ヶ月。

 

 

 はじめのうちこそ口数が少なく、元気がなかった叔母さんだが、あっという間に、いつもの口うるさい叔母さんに戻っていった。

 

 

 

「ほら! さっさと食え! 今日は天気もいいからさっさと洗濯しちゃいたいんだよ!」

 

 

「あ、叔母さん、口元に俺の毛が………」

 

 

「え? あっ………いいからさっさと食え!」

 

 

 

 ただ今までと違うところもある。

 

 

 叔母さんは自発的に抜いてくれるようになった。

 

 

 

 さっきも目を覚ますと、叔母さんが朝勃ちチンポをしゃぶっていたし、そのままの流れで2回もセックスしてしまった。

 

 

 そのせいで朝食が遅れてしまったのだから、俺だけの責任ではないはずだけど。

 

 

 

「叔母さん、おっぱい見せて」

 

 

「えっ………さっき散々見ただろ」

 

 

「今見たいんだってば」

 

 

「はぁ~………おまえほんとアホだな………」

 

 

 

 しぶしぶながらも、叔母さんは身体を見せてくれる。

 

 

 叔母さんのへそ周りには、昨日の夜におもしろ半分で描いた落書きがしてある。

 

 

 

[若くてデカチン専用♡]

 

 

 

「叔母さんの身体はいつ見てもエロいね、何度見ても飽きないよ」

 

 

「はいはい………」

 

 

 

 昼間に家事をするのも今までどおりだが、俺のリクエストで、ノーブラノーパンでしてもらっている。

 

 

 たまにふざけて後ろからおっぱいを触ったりすると、邪魔だと怒るが、本気でやめさせようとはしない。

 

 

 

 夜は夫婦の寝室で2人で眠る。毎晩のようにセックスしているが、叔母さんの身体に飽きることはない。

 

 

 その一方で叔父さんには、前に俺が使っていた部屋で寝起きをしてもらっている。

 

 

 

 長年の女遊びに対する制裁として、叔母さんから。

 

 

 

[ヒロシとカオリのセックスでしか興奮できない]

 

 

 

 という催眠を与えられているため、ほぼEDに近い状態になり、パパ活相手などからも見切りをつけられ、女遊びを一切しなくなった。

 

 

 ムラムラした時には、俺と叔母さんのセックスを覗き見るか、俺と叔母さんのハメ撮り動画でなら、オナニーしてもいいという許可をしてある。

 

 

 

 妻と他の男とのセックスでしか射精することができないというのが、結婚前から裏切られ続けた叔母さんにとって、何よりの復讐であり、かつて愛していた叔父さんへの終わりのない罰なのだ。

 

 

 

―――――

 

 

 

 数年後。

 

 

 

「ほら、『お父さん』のところにいっておいで」

 

 

 

 1年後、俺と叔母さんの間に子どもが生まれると、叔母さんは叔父さんを許し、催眠を解いて離婚し、この家から出ていくことを提案してきた。

 

 

 俺はあのあと、小さいながらもしっかりした会社に再就職できたため、叔母さんと子どもの三人なら、なんとか食べていけると思い、それに同意した。

 

 

 

 しかし、催眠を解いても、叔父さんはその提案を断った。これまで通りでいいから、俺たちにこの家にいて欲しいと懇願したのだ。

 

 

 叔父さんは1年の間、俺と叔母さんのセックスを見せつけられ続けた事で、他人によって乱れ、快楽を楽しむ叔母さんの姿を心底美しいと思い、女性として惚れ直し、心底愛するようになったという。

 

 

 

 自分では満足させられなかったオスとしての屈辱感と、催眠という異常な環境における興奮は、叔父さんの脳を強烈に焼き、それらの刺激の混じり合ったオナニーは、これまでの人生で何よりも快感だったそうだ。

 

 

 

 その話を聞いて、俺たちは叔父さんの望み通りにすることにした。どちらにしろ、俺と叔母さんは籍を入れることができない。

 

 

 それなら事実婚でもいい、と思っていたが、子どものためにも、大企業勤めの叔父さんとこのまま離婚しない方が、なにかと融通がきくだろう。

 

 

 

 俺と叔母さんはこれまでしてきた酷い扱いを叔父さんに謝罪し、叔父さんとも和解したのだった。

 

 

 最終的に、世間体としては、叔父さんと叔母さんは子どもの生まれた幸せそうな夫婦で、俺はその家に間借りする居候という形になった。

 

 

 

 ただ、実際には、叔父さんと叔母さんは一切触れ合うことはなく、夜は俺と叔母さんが夫婦の寝室で寝るのは変わらない。

 

 

 子どもが大きくなってきたら、また別の形を考えないといけないだろう。

 

 

 

 子どもが生まれてからの叔父さんは、生まれた子どもをかわいがっている。

 

 

 今も「お父さん」として、公園に連れていって遊んでくれているようだ。

 

 

 

「安定期に入ったから、そろそろ『パパ』とエッチしても大丈夫だからね~」

 

 

「ここ数ヶ月は、口や胸ばっかでゴメンね………」

 

 

「気にしなくていいよ。それより、カオリの方が我慢するの大変だったんじゃない?」

 

 

「フフ………『パパ』のオチンチン欲しくてずっとおあずけだったしね………」

 

 

「はい『パパ』どうぞ、いらっしゃい」

 

 

 

 カオリのアソコは準備万端のようだ。

 

 

 俺も3日溜めてガチガチのチンポを、カオリのアソコにズルリと滑り込ませる。

 

 

 

「んはぁぁ♡」

 

 

「『パパ』のオチンチンすっごく太いぃ♡」

 

 

 

 カオリのお腹に気を使いながら、ゆっくりとしたストロークで抜き差しする。

 

 

 カオリのアソコは、数ヶ月ぶりのご褒美を逃すまいと、ちゅうちゅう吸い付いてくる。

 

 

 

「ああ、俺もすごく気持ちいいよ」

 

 

 

 俺はカオリにキスをしながら、ゆっくり、しかし奥までチンポを押し込み、カオリのアソコの穴を俺のチンポに合わせた形に変えてやる。

 

 

 

「あっ………あっ………気持ちいい………!」

 

 

 

 ここ数ヶ月の欲求不満のせいか、カオリの腰使いもどんどん激しくなっていく。

 

 

 ポタポタと愛液を垂れ流し、大きなお腹を揺らしながら腰を振る様子に、ますます興奮し、愛おしく、チンポが固くなってくる。

 

 

 

 カオリのアソコはチンポをしぼり上げるように吸い付いてきて、俺のチンポを亀頭の先から根本までしゃぶり尽くす。

 

 

 その淫らな穴の気持ちよさに、チンポの根本が熱くなってくる。

 

 

 

「そろそろイクよ………カオリ………」

 

 

「ああ、いっぱい出して! アタシももうイクっ!」

 

 

「ああ~~~~~~~っ!!!」

 

 

 

 ドビュッ! ドクッ………! ドクン………!

 

 

 

 びくんびくんと震えるチンポが、カオリの膣内に精液を吐き出し続ける。

 

 

 

「はぁ………はぁ………」

 

 

「んんっ………………」

 

 

 

 数ヶ月ぶりの極上マンコの締まりは最高で、一滴残らず絞り取られた。

 

 

 

「気持ち………よかった………」

 

 

 

 カオリも久々にセックスしたことで、とても満足げだ。

 

 

 カオリはこちらを向いて微笑む。

 

 

 

「ヒロシ………」

 

 

「どうしたの?」

 

 

「アタシ………幸せだよ………」

 

 

「俺もだよ………カオリ………」

 

 

 

 どこまでが催眠のおかげで、どこまでが本物の感情なのかは分からない。

 

 

 ただ、歪んだ形だとはいえ、求めていた最高の幸せを手に入れる事ができた。

 

 

 

 俺は、幸せだ。

 

 

 

〈END〉

4件のコメント

  1. せんぬきソフトさんはじめましてでよ。
    みゃふと名乗っている四色猫でぅ。

    オバ催眠、早速読ませていただきましたでよ~。
    よくある催眠アプリもの・・・と思いきや、対象の方にもアプリをインストールしないと使えないとか常識改変より肉体操作のほうがレベルが高いとか、あまりみない設定が見受けられてこれはこれで面白いなぁと思いましたでよ。
    特に対象の方にも受け側アプリを入れないといけないのは相手に下地を作る期間を含めても面白いと思いましたでよ。
    ただ、受け側アプリを入れるというのは誰も彼も対象にできないし、普通は自分のスマホを誰かに使わせるなんてことはないから誰も催眠できないなぁとも思ったりするんでぅけど。

    ストーリーとしては王道。
    人形化から常識改変、肉体操作で無理やり動かさせ、イケない暗示で追い詰めて寝取りと王道を行く内容でした。
    ただの快楽落ちではなくシンノスケさんの浮気バラシからの陥落にしたのはみゃふ的には高評価。叔母さんの意志が強いのが良かったのでぅ。

    であ、次回作も楽しみにしていますでよ~。

    1. みゃふさん感想ありがとうございます!

      実は改名しておりまして、2010年に投稿した際にも、未熟な作品に丁寧にコメントをつけていただいたのを覚えています!

      反応がもらえることほど、創作のモチベーションにつながることはありません。

      みゃふさんは何十年もの間、投稿されたどの作品にも、必ず感想をつけられていて、本当にすごいと思います。

      個人的なこだわりとして、人妻には本気で夫を愛していて欲しい、その上で肉体の快楽には屈して欲しい、というのがありますので、

      何ヶ月先になってしまうか分かりませんが、今後もそれを、自分の色、テーマにしていけたらいいなと思います。

  2. あっこれ好き……!
    仕組みがあまりに謎過ぎるアプリが多い中で、相手のスマホにもインストールして、画面からのアウトプットだけではなく
    それに対する相手の反応をインプットにしてフィードバックし、それを深度レベルとして処理する発想。
    このひと手間とギリギリ実現可能と思わせる説得力こそが、まさに催眠の醍醐味ですね。
    なんという催眠フェチとしてロマンくすぐられる設定……。
    色々試しながら相手の深度を高めていく行程がまた乙です。

    そして最終的に誰もが落ち着くべきところに収まるハッピーエンド。
    あんまり陰惨なのは苦手なので良かったです。
    次回も楽しみにしております。

    1. ティーカさん感想ありがとうございます!

      もちろん、お手軽な催眠アプリもいいもので、長い説明はくどさや読みにくさにもつながることもあります。

      そのため、力を入れた一方で、削るか迷った部分ではあるのですが、ティーカさんにそこを評価していただけて嬉しいです!

      エンディングに関しても、あまりにかわいそうな人が出てしまうとイチャイチャに集中できないと思い、あの結末になりました。

      次は、アプリを紹介してくれた友人の話を書こうと思います!
      遅筆で先延ばし癖が酷いため、気長に待っていていただければ…(汗)

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