僕の魔法、キミの魔法 第七話

第7話

 ミノルどころか、おばさんにまで引き留められて結局土曜日だけじゃなくて日曜日も泊まる事になってしまった。おじさんは出張先でトラブルがあって帰るのは月曜になるらしい。おばさんは電話でそれを聞いた時、すごい拗ねてた。でその後すごい怒ってた。
「帰ってきたらとっちめてやる」
 そう言っておばさんは受話器を乱暴に戻した。おじさんも大変だな。
 でも日曜日も泊まるとなると学校の準備もしておかなきゃならない。鞄とか制服とかね。一度家に帰らなきゃ。
 そんな訳で日曜日の午後、自分の家に帰った。ミノルの家を出る時、ミノルが僕の足にしがみついて離れないのでそのまま引き摺るように歩いたら玄関の手前辺りで飛んで離れた。
「あついっ!!ミノルのおしり、やけちゃう!?」
 ああ、摩擦熱か。
 家に帰ると、旅行から戻った父さんと母さんが居間でいちゃいちゃしていた。あんまり見たくないので早口でミノルの家に泊まる事を伝えた。
「じゃあ、ついでにお土産持っていって」
 わかったから、息子の前でラヴシーンに突入しないでくれ。僕はお土産の入った紙袋を引っ掴むと自分の部屋へ駆け込み、鞄に教科書を詰め込み、制服と一緒に抱えて急いで家を出た。玄関のドアを閉める時に母さんの喘ぎ声が聞こえたような気がするけど全力で空耳だと信じ込んでミノルの家に戻った。
(危なかった…)
 ミノルとのセックスをおばさんに見せつけておいてアレだけど、自分の両親のセックスは見たくない。なんか生々しすぎてヤダ。おばさんにも手は出さない、魔法使ったけど。年上が駄目な訳じゃないけど、流石に両親と大して年の違わない人とヤるのは抵抗がある。なんか両親のセックスを連想して萎えてしまう。
「あ、太一!おかえりぃ♪」
「あ、うん。父さんと母さん帰ってきてた。これ、お土産だって」
 紙袋をミノルに渡す。
「わ、すごい!なんだろ?あ、おんせんまんじゅうだ!いいな~、おんせん。ミノルも行きたいなぁ」
 うわぁ、止めろ!二人が温泉行ったとか聞きたくない!これ以上、旅先の情景をリアルにしないでくれ!想像してしまう!
「おか~さん、太一んとこのおじさんとおばさんがね。おみやげだって~」
「あらあら、ありがとう。ご丁寧にどうも。太一ちゃん、取り敢えず荷物をミノルちゃんの部屋に置いてらっしゃいな」
 割烹着姿のおばさんがやって来て紙袋を受け取りながら言う。
「あ、はい。わかりました」
 何とか心を落ち着かせて僕はミノルの部屋へ向かった。

 柱に子供っぽい字で『ミノル』と書かれた表札が下げてある。そのすぐ横の襖の奥がミノルの部屋。昨日は何だかんだ居間でヤりまくってそのまま寝ちゃったからな、起きたら毛布掛けてあるし。スーッと襖を開いて中に入る。ミノルの部屋も久しぶりだな、子供の頃はよく来てたけど大きくなってからは遊ぶ時もゲームとか置いてある僕の家だったし。
 うわ、全然変わってないな。そうそう、この年代物の文机。こんなの置いてるの、今時ミノルの家くらいだ。近所の子供達の間ではスマートな学習机より他で絶対見られないこの文机の方が人気だった。ミノルも自慢してたっけ。でその隣には部屋に似合わないでっかいクマさんのヌイグルミが置いてあるの、そうコイツ。う~ん、懐かしい。でもやっぱりよく見れば変わったところもあるな。本棚に入ってるのは絵本じゃなくて少女漫画と学校の教科書だし、もちろん壁に制服なんて掛かってなかった。文机の上にもクレヨンとお絵かき帳じゃなくて、ノートや文房具が散らばってるし、机の奥にCDプレイヤーも置いてある。ん、写真立ても置いてあるな。あ、これ入園式の時のじゃないか。僕とミノルが門の前で手を繋いで笑ってる。はは、ミノルのヤツ、ちょっとしか身長伸びてないぞ。思い出に浸っていると襖がスパーンと勢いよく開いた。あ、ミノル。
「太一ぃ、おか~さんがね。ご飯のまえにおんせんまんじゅう食べたらだめだって。ご飯食べられなくなっちゃうって、うう…おまんじゅう」
 ミノルに限って食べられないなんて事はないだろうが、そこはおばさんの教育というヤツだろう。
「別に良いじゃないか。ご飯の後の楽しみが増えたと思えば。それよりこの写真懐かしいな」
「えっ?しゃしん?あ!だめだめ!それだめ!みちゃだめなの!太一、かえして!」
「え?ああ…はい」
 ミノルは受け取った写真立てをポケットにしまうと、不自然なくらいニコニコ笑った。
「なんでもないの、ぜんぜん。太一、きにしなくていいからね。あ、そうだ。ま、マンガよむ?お、おんがくかけてもいいよ」
 何だ、このわかりやすい動揺は?あの写真に何かあるのか?ちょっと心の声を聞いてみるか。
(ふぅ、あぶなかった。しゃしんはみちゃったかもしれないけど、うらまではみてないよね?あのしゃしんのうらに『たいちくんだいすき』ってかいてあるのばれたらミノルはずかしくてしんじゃうよ~)
 え?何それ?『たいちくん』って事は書いたのは昔だよな。今は呼び捨てだけど昔はそう呼んでたし。でもそれを今も大事に飾ってあるって事は?慌てて隠したのは?もしかしてミノルは僕の事が好きなのか?
 わ、ヤバい。なんか凄いドキドキしてきた。そりゃ藤野も僕の事を好きになってるけど、それは僕がそう思い込ませただけでホントはそんな事全然ない、タダの友達だ。でもミノルには『大人の遊び』を教えただけで僕に対する好意は何一つ弄ってない。じゃ、じゃあミノルはホントに、ぼ、僕の事が好きなの?
「太一、太一!だいじょうぶ?きぶんわるいの?」
「え、あ…ごめん。ボーッとしてた」
「はなしかけてもなんにもいわないんだもん。ミノル、びっくりしちゃった」
「大丈夫、大丈夫。悪いな、心配させちゃって」
 ミノルの好意についてはちょっとゆっくり考えよう。今はまともに頭が回らないや。
 それから晩ご飯までなんか普通に過ごした。ミノルと一緒にマンガ読んだり、音楽聴いたり、ミノルが毎年柱に傷をつけて身長測ってるけどここ数年身長が伸びなくて傷がどんどん深くなっているってのを聞いて大笑いしてミノルに叩かれたりしてた。僕は頭がこんがらがってエロエロどころじゃなかったし、ミノルも求めてはこなかった。昨日おばさんが言ってたみたいに何年も僕と会ってなくて溜まってたのが、僕の魔法をキッカケに爆発したのかも。とにかくヤりまくったせいもあって今は落ち着いたんだろう。でも僕が誘えばミノルは喜んでセックスすると思う。魔法でミノルはセックス大好きになったから。でも…多分それだけじゃないんだ。
「ご飯できたわよ~」
「あ!太一、ご飯だよ。行こ!」
 ミノルに引っ張られて立ち上がる。僕らは美味しそうな匂いのする居間へ向かった。

 ご飯の後、お土産に持ってきた温泉饅頭食べながらお茶飲んで居間でミノルと二人でテレビを見る。ミノルは体をくっつけてくるけど別にエロい事はしてこない。僕も手を出さない。ただテレビ見て笑ってるだけ。
「お風呂、沸いたわよ。二人とも遅くならない内に入っちゃいなさい。明日からまた学校でしょ」
「は~い。おふろ、おふろ♪太一ぃ、あらいっこしよ♪」
 
 ミノルだけじゃなくて僕まで何か子供に戻っちゃったみたいに、風呂でわいわいはしゃいだ。でもやっぱりエロスはない。
 風呂から上がってミノルと一緒に牛乳飲んで歯を磨いてから部屋に戻ると、もう布団がふたつ並べて敷いてあった。しかもビシッとくっつけてある。おばさんが気を使ってくれたらしい。普段の僕ならこのシチュエーションで盛り上がってエロエロな夜を満喫するところだけど今夜はそんな気分になれない。おばさん、ごめん。
「ねるまえに明日のじゅんびしなきゃ」
 ミノルは時間割を見ながら鞄に一冊ずつ教科書を詰めていく。僕も一応確認しておくか。慌てて詰めてきたからな、それに間違っててもまだ家に取りに戻れるし。…父さんと母さんが落ち着いてればだけど。
「よし、ばっちり!」
「僕も大丈夫だ」
「明日はやいからもうねよっか?太一ぃ、でんきけしてぇ」
 僕はミノル用に長く足された電灯の紐を引っ張って消した。ミノルはもう布団に入っている。僕も布団を被った。
「ねぇねぇ、太一。てぇかして」
 僕は隣の布団に手を突っ込んだ。ミノルがぎゅっと手を握ってくる。
「えへへ、太一のてぇ、あったかいな。ねるときはだんぼうけさなきゃだからね。ミノルのへや、さむいんだ」
「寒いなら一緒に寝るか?」
「え?いいの?やったぁ♪じゃあそっち行くね」
 ミノルがモゾモゾ移動してくる。僕のすぐ横に顔を出した。
「わぁ、太一のふとんあったかぁい」
 ミノルを抱き寄せてキスする。
「え?なになに?なんで、きす?」
「何でもない。寝ろ」
 僕は反対を向いて目を瞑った。
「ねぇ、なんで?太一、なんでミノルにきすしたの?」
 うるさい!僕にもよくわかんないんだよ!さっさと寝ろ!ミノルは僕の背中を揺すっていたが、しばらくすると寝息が聞こえてきた。諦めて寝ちゃったらしい。ミノルが寝てからも色々考えてたけどその内に僕も寝てしまった。

「おはよう!二人とも朝よ、起きなさい!ほらほら、顔を洗って着替えていらっしゃい。すぐご飯にするわよ」
 開いた襖の向こうにおばさんが立っている。僕が最初の『おはよう!』の部分で目が覚めて、最後の『ご飯』の部分でミノルがいきなり立ち上がった。でも何故かそこは僕の足がある方だった。ミノル、寝相悪すぎ。寒いから僕にくっついて寝たんじゃなかったのか?
 ケータイで時間を見る。マジかよ、まだ早朝じゃないか。あ、そうか。ミノルの学校は遠いんだ。
 ミノルが鼻をクンクンさせて寝呆けまなこでふらふら居間へ行こうとするのでその襟首を引っ掴んだ。
「待てよ。先に顔洗って着替えろって言われたろ?」
「ふぎゅ!あ…太一。おはよ~」
 もしかして今ので起きた?じゃあさっきのは本能だけで動いてたのか?ミノルの食欲が恐ろしくなる。
 僕らは洗面所に行って、並んで顔を洗った。ミノルの家の洗面所には昔から踏み台が置いてある。今も現役だ。ミノルはチビだからね。僕も昔は使ってたけどさ。
 部屋に戻ってそれぞれの制服に着替える。
「太一、こっちみちゃだめだからね!」
「わざわざ見なくても、ミノルの体はもう覚えちゃったよ」
「でもみちゃだめ!はずかしいの!」
「はいはい」
 居間に行くと凄い量の食べ物がちゃぶ台に並べてあった。これ、ホントに朝ご飯?ちゃぶ台の上に収まってるのが奇跡としか思えないんだけど。
「いっただっきま~す」
「い、いただきます」
「はい、どうぞ。ご飯とお味噌汁はお代わりがあるからね」
 何だって!?まだあるのか?
「ミノルちゃん、お休みの日はそうでもないけど学校がある日はホントたくさん食べるのよね。やっぱり疲れちゃうのかしら、通学時間も長いからかしらねぇ…。あ、太一ちゃんは普通に食べたい量を食べて大丈夫よ。ほら、ちゃんと分けてあるから」
 よく見ると僕とおばさんの前には一人分ずつ小さな皿におかずが載っている、あとご飯と味噌汁。ミノルの前にはどんぶり飯とラーメン鉢に入った味噌汁が置いてあって、おかずは大皿にドカ盛りしてある。凄いな、ミノルはアレ全部食ってお代わりもするのか。昨日と一昨日はおばさんが張り切ってごちそう作ってたから気付かなかったけど、きっとこれが本来の山下家の食卓なんだな。
「ミノルちゃん、昔はそんなに食べなかったんだけどね。ほら小学校ぐらいから太一ちゃん、ぐっと背が伸びたでしょう?あの頃から急にたくさん食べるようになってね。牛乳も苦手だったのに、毎日欠かさず飲むようになったのよ」
「え?ミノルって小食だったの?信じられない」
 ミノルの方を向くと、真っ赤になったミノルが咳き込んだ。
「おか~さん!太一にそ~いうこといっちゃだめ!もう!」
 赤い顔を隠すようにどんぶり飯をかき込むミノル。
「あらあら、そうだったかしら。ごめんなさいねぇ」
 おばさん、ミノルをからかうの楽しんでないか?僕は隣に比べると実に慎ましい量の朝ご飯を食べながら思った。
 
 朝ご飯を食べ終わってから歯を磨いていると隣で歯を磨いていたミノルが声をあげる。
「あ!しまった!今日はまだかみをむすんでないよ!わ~、たいへん、たいへん。ちこくしちゃうよ~」
「普段のも可愛いけど、髪下ろしたミノルも大人っぽくて良いと思うよ」
「えっ?そ、そう?じゃ、じゃあ今日はこのままいこうかな。へへ、太一にかわいいっていわれちゃった~♪あとオトナっぽいって、えへへ」
 なんか真っ赤になったミノルが鏡の前でくねくねしてる。そんなに喜ばなくても…適当に流せよ。
「トイレ行ってくる」
 歯磨きを早々に終わらせて僕はその場を離れた。
「あ、ミノルもあとでトイレ行くから。はやくね」
「はいはい、すぐ済むよ」

「行ってきま~す!」
「お世話になりました。じゃ、行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい」
 しばらく一緒に歩いていたが、交差点でミノルが立ち止まる。
「ミノルはでんしゃだからあっちなの」
 駅の方を指さす。
「そっか、じゃあここまでだな。また遊んでやるから」
「ホント!?ゼッタイ、ゼッタイだよ!」
「ああ、絶対だ。そんじゃな」
「うん!またね!」
 僕が片手を出して歩き出すとミノルが両手をブンブン振って見送ってくれた。しばらくしてから振り返るとスキップしながら駅へ向かうミノルが見えた。
「さてと…」
 ミノルには気付かれなかったし、おばさんにも何にも言われなかったが、ぶっちゃけ僕のちんぽはこれ以上ないくらい硬く太くビンビンに勃起してる。昨日は結局ミノルとヤらなかったからな。今すぐにでもヤりたい。ヤりまくりたい。幸いにもこの時間なら人通りは少ないし、学校に着けば朝練してる島村がいるはずだ。僕は歩調を速めて学校へと急いだ。

「おはよう、島村。今日も精が出るね」
「菅原!?来てくれたのか!お、おはよう」
 道場に行くと案の定島村が一人で朝練をしていた。靴を脱いで道場に上がると島村は壁に竹刀を立て掛けてモジモジしながら言った。
「そ、その菅原が来てくれた、という事は、私がお、女らしくなる手伝いをしに来てくれた、という事で良いのか?」
「ああ、もちろん。早速始めようか」
「そうか!わかった、今すぐ準備する!」
 島村は道着から腕を抜くとすぐさまブラを外した。
「良し!では菅原、今日も頼むぞ、あっ…」
 僕は壁に島村を押さえつけるようにして乳首を舐め始める。同時に魔法を使ってイメージを植え付ける。
『ま、まだ始まったばかりなのに、鼓動が高鳴って…ああ、と、とてもではないが、治まりそうにないぞ。このままでは…あ、ん、駄目だ。かくなる上は菅原にあなるせっくすをお願いするしか…』
「す、菅原」
「何だい?」
 舐めるのを中断して乳首を摘んで、グイグイ引っ張ったりプニプニ押し込んだりする。
「始めてもらったばかりで、も、申し訳ないんだが、ん、あん、胸が、どうしようもなく高鳴ってしまって、ふぁぁぁぁ…」
「え?大変じゃないか。待ってて、すぐザーメン掛けてやるから」
 僕は胸を弄るのを中断するとベルトに手を掛ける。
「い、いや最早掛けてもらって何とかなるような状態では…。できれば、その、あ、あなるせっくすをお願いしたい」
「ええ!そんなに酷いのか?」
「お願いだ、私のお尻の穴に早くちんぽを…」
 そういって以前と同じようにしてパンツを脱ぐと壁に片手を付きもう片方で袴の裾をスルスルと上げていく。細く締まった綺麗な足が徐々に露わにされていき、やがてつるんとした卵尻が出てきた。
「わかった!すぐ尻の穴をほぐすからもうちょっと我慢しててくれ!」
「あ、ああ。朝、か、浣腸をして、そ、その、な、中身を全部出してきたから綺麗な筈だ。思い切り頼む」
「え、浣腸してきたのか?そりゃやりやすくて助かるけど、何でそんな?」
 早速指を突っ込みながら聞く。あ、最初の時より緩い。これならすぐに準備できそうだ。
「わ、私の都合で、菅原が、ん、あ、汚れてしまうのは、心苦しい…。せめてもの、ゃん、れ、礼儀を尽くそうと思っての事だ、ふああああ…」
「そうだったのか…。待ってろ、すぐに助けてやる!」
 前から溢れる汁をどんどんアナルに塗りたくる。入り口にも内側にもジュポジュポと指を増やしながら、空いた手でズボンとパンツを下げてちんぽを取り出す。多分、もう大丈夫だ。島村の優秀なアナルは飲み込みが早い。もう口を開けてヒクヒクとちんぽを求めている。ちんぽを宛てがうと島村が叫ぶ。
「入れてくれ!早く!もう限界だ!」
 思い切り突っ込んでやる。ヤバい、島村のアナルはのっけから最終形態だ。しかもこないだよりこなれてる。相変わらずキツキツだが、なんかちょっとだけ優しさを覚えてる。グイグイ搾り取ろうと蠢いたかと思うと、ほんの一瞬締め付けが弱まる。それに安心して油断したところを突然また締め付けを強くする。何だ、このツンデレアナル?半端ねぇ!気持ちよすぎる!すぐに出ちゃうぞ!せ、せめてもうちょっと頑張りたい。僕は必死で我慢しながら腰を振った。
「ああああ!!お尻の穴がぁ、や、焼けるぅ!!気持ちいい!!治療なのにぃ、ちんぽ、こすれるのがぁ、いいぃぃぃ!!だめなのにぃ、どきどきしちゃうのぉ!!もっとぉ、もっと、ずぽずぽしてぇ!!ざーめん、ほしいのぉ!!」
 アナルで滅茶苦茶感じちゃってる島村が可愛い。壁に張り付いたまま腰を揺すって熱っぽく喘ぐ島村。よがってる時は凄く女らしくて可愛いって事を教えたらどんな顔するだろう?
「で、出る!島村ぁ!ザーメン出すぞ!!」
「きてぇぇ!たくさんざーめんぶちまけてぇぇ!!あああああ!!」
 直腸に容赦なくザーメンを注ぎ込む。大声で逝っちゃった島村は壁に張り付いたままずるずるとだらしなく崩れていく。少しだけ弛んだアナルの中で僕のちんぽはまだ硬いままだった。全然足りない。もっと。もっとヤりたい。
 ちんぽを突っ込んだまま、島村の腰を自分の方に引き寄せ胸元に余裕を作る。両手を突っ込んで島村の微乳をやわやわと刺激する。
「す、菅原?」
「ザーメンは注いだけど、ホントの目的はこっちだからね。女性ホルモンいっぱい出さないと。ちんぽ突っ込んだままにしとけば、いざという時も安心だろ?」
「そ、そうだな。あ…んん、ふぁぁぁ…。あ、あなるせっくすは、ん…ち、治療の一環であって、決して、ゃあ、本来の、目的では、ないものな、はぁ…。し、しかしこれは、妙案だな。ち、ちんぽを、お尻に入れたままなら、突然、あん、鼓動が、速くなっても、ああ…はぁぁ…すぐに、対処できる。存分に、胸を、ん、揉んでもらえるな、や、あ、あん…」
 なんか自分に言い聞かせているみたいな言い方だけど、もしかして島村はアナルセックスが気に入っちゃったんだろうか?本音はどうなんだろう?僕は胸を優しく撫でながら島村の中で耳を澄ます。
(菅原に胸を揉んでもらうのはとても気持ちいいし、女らしくなる為にはとても重要な行為だ。それに菅原は善意でやってくれているのだ、あまり迷惑は掛けたくない。なのに、今朝、か、浣腸をする時も何だかお尻のあ、穴に言いようのない寂しさを感じてしまったし、先刻菅原が現れた時も、その、お尻の、お、奥の方が熱くなって、う、疼いているかのようだった。先程も胸の高鳴りを抑える為に菅原がざ、ざーめんを掛けようとしてくれたのに、私は鼓動の速さを言い訳にあ、あなるせっくすを切望してしまった。以前菅原が言っていたようにおそらく治療もあ、アソコでするのが正しいのだろう。私のしょ、処女を守る為に菅原は仕方なく、あ、あなるせっくすを選んだのだ。きっと本当はお尻のあ、穴に入れたくなどないのだ、しかし友である私の為に無理をして…。それなのに!それなのに私は!ああ…すまない、菅原)
 うわぁ…滅茶苦茶好きなんだな、アナルセックス。認めたくないみたいだけど。やっぱり島村はむっつりスケベだなぁ。したいからしてるんだけどね、アナルセックス。でも絶対言ってやらない。島村にはもっと悩んでもらおう、アナルはこの背徳感が堪らないんだ。
 しばらく胸を弄っていたら、また島村がドキドキしてきたのでズコズコやってどぷどぷ注いでやる。その後、一緒にシャワー室で洗ってやりながら胸を弄る。案の定、島村はドキドキして僕にアナルセックスをおねだりする。ていうかこんな事してたらドキドキするの当たり前だ、魔法で誘導しなくたってね。でも島村は全然そんな事には気付いてないから、またしても僕にたっぷりザーメンを注がれる羽目になった。

< つづく >

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