カルト学園狂躁曲!? 第十四章

第十四章:二人仲良く性調教!! 洗脳への道を歩む俊と郁子に救世主が現れる!?

 影乃原教祖と亀頭博士の狂喜乱舞は止まらない。何せ教団の看板娘に仕立て上げようと画策していた小越郁子と、間違いとはいえ、彼女の「信仰対象」である加々見俊を同時に捕え、意のままに洗脳できるチャンスをつかんだのだ。学園長室内は、淫華学会の陰謀を打破を画策する若き校内レジスタンス男女の悲痛の叫び、ならぬ歓喜のヨガリ声が交錯している。
「ぬおおぉぉ~~~・・・え、えり・・・せん・・・せい・・・そ、そんな・・・」
 俊は、そのビンビンに破裂せんばかりに血管の浮き立つイチモツを、濃厚なフェラで可愛がられ、発狂寸前。その目前では、相変わらず磔にされた郁子が、今度は昭仁と達也のコンビに、もうヒクつきまくる股間を’女郎蜘蛛のセガレ’でピンポイント攻撃され、悶絶しまくりだ。
「お願い、西山君、加瀬君、止めてえええええぇ~~~~~~ッ、ンンンアアアアアアァァァぁぁぁ~~~~~ッ!!」
 我らが俊&郁子の校内レジスタンスコンビは、オナニーの競演を教師と同級生に迫られるというこの上ない恥辱を味合わされながら、洗脳されてゆくのだった。

「うんうんいい光景だ。これまで散々煮え湯を飲ませてくれた加々見は藤澤君の忠実な僕とし、郁子ちゃんは今度こそ我が教団のマドンナに仕立て上げるのだ」
「はいおまかせを・・・。既に二人とも性感を極限まで昂ぶらされている様子です。見てください、加々見のペニスのヒクつき具合を」
「あ、あまり見たくないな。いくら我が僕に洗脳できるとは言っても男の絶頂顔は・・・。それよりも郁子だ。この娘だけは絶ッッ対に、我がものにするのだぁ」
「おまかせを!! Gスポット刺激波動のプログラミングで崇拝対象は間違いなく、尊師に設定してあります。今度こそこの娘がスケベな潮を吹いた暁には、身も心も貴方様のものとなること間違いなしですよ!!」
 そんな邪な陰謀を聞かされつつも、責められっぱなしの俊と郁子。
「うう。小越ぃ・・・お前って喧嘩も強いし頭もいいはずなのに、なんでしょっちゅう捕まっちまうんだよぉ?」
「ゴ、ゴメンなさいね、俊さまぁ。これでも女の子ですからぁ」
 と、妙にしおらしく、虜になった女の子の色香を存分に放ちつつ、想い人の俊を物欲しげに見つめる郁子。まさか、悪者に捕まる趣味があるとは口が裂けても言えない。

「何をかまととぶってんじゃあッ!!」
 そんな態度にイラっと来た昭仁が磔板に電流を流す。またまた、アアン、アア~~ンと色気たっぷりの悶えっぷりを披露する郁子。
「小越ッ!!」
「ああ・・・大丈夫です。・・・って、俊さま、その・・・股間の膨らみ具合は何なんですかあ!?」
 と、突然、郁子は脹れっ面を見せる。さっきまでは喘いでいたかと思えば、今度はむくれてみたりと忙しい娘だ。
「私以外の女の人に、その・・・口で・・・ご奉仕されて・・・気持ち良いんですか!? ぷん!!」
 俊はといえば、頭上で手首を縛られ立たされた状態だ。ズボンの股間部分から取り出された「ソーセージ」を絵里センセイから、たっぷりと愛撫され、今にも昇天しそうになりつつも我慢汁を噴き出しながら耐え忍んでいる状態だ。
「お、俺だってさ、小越。射精しちまった時点で絵里センセイの下僕の仲間入りだぜ。ただでさえ、絵里センセイのフェラ・・・うまくて、気を失いそうだってェのに・・・」
「そうなんだぁ。気持ち良いんですか。私知らない」
 と再び郁子はプンと顔を背ける。

「おいおいぃ~~。そんなこと言っている場合かよぉ。俺たち絶体絶命だぜェ。いひいぃぃッ、ちょッ、ちょっと、もう限界なんですけどぉ」
 45度に起立したペニスは悩ましげにうねる。
「お、お前が捕まってるって聞いて、めちゃくちゃ心配だったんだ。おまけにこんな、こっぱずかしい洗脳までされてるところ見せられたら、勃起したくなくたってしちまうだろうがァ!!」
 そんな告白に、郁子の表情が豹変。恥じらいつつも、自分の痴態に興奮してくれている想い人にまたまた惚れ直した様にラブラブ状態だ。
「いいわ。俊さまの前でなら、どんな恥ずかしいゴーモンでも調教でも耐えられますッ・・・それに・・・」
 恥じらいながらも何かを言わんとしている郁子。そのエロさに股間を抑え、躊躇うニシヤンと達也だ。
「ええい、もう少しだというのに、何を戸惑っておるのだ。まぁ童貞にはこの仕事は難しすぎるというものかのぉ。貸せぃ!!」
 モテない事では人後に落ちないはずのマッドサイエンスト亀頭博士は、郁子に引導を渡すべく、’女郎蜘蛛のセガレ’を奪い取りそのスイッチを入れる。ああ、ついに学内レジスタンス正義の乙女郁子の闘いもここまでか!?
「き、きぃッ、鬼頭先生ッ、ら、らめえええぇぇぇ~~ッ!! あ、あッ!、あぁッ!!、ああぁぁッ!!、ああああァァァァァ~~~~~ッ!!」
 磔郁子のオナニー絶叫場面に男子鼻血噴出、マッドサイエンスト&尊師は大乱舞。
 
「郁子ちゃん失神しちゃったか?」
「ええ、’女郎蜘蛛のセガレ’の生み出すGスポット刺激波動には逆らえませんからな」
 レオタードの上からでも匂い立つほどに下半身を愛液塗れにしながら、カックンと艶めかしく項垂れる郁子に満足げな学園の権力者たち。
「小越ィッ!!」
 まだ、美人教師に寸止めを喰らいつつも、頑張って陥落を免れている俊が叫ぶが、郁子はもう完全に精根尽き果てた様子でご失神だ。
「よーし、郁子嬢は我らのモノ、あとは絵里センセイ、その小生意気な加々見を徹底的に調教してやるのだ!!」
 勝ち誇る影之原。ああ、我らが、名コンビはついにカルト教団の軍門に下るのか・・・? だが、その時だ。
「そうはいきませんわ、学園長!!」
 何と俊のペニスを丹念に愛撫していた絵里センセイは、突如きりっとした表情を作ると、俊の手錠を解き放つ。名残阻止そうな俊だが、キツネにつままれた表情のままイチモツをズボンに仕舞い込む。
「西山君、加瀬君、小越さんを磔台から解放して!! そのデスク上のボタンを操作するのよ」
「アイアイサー!!」
 さっきまで郁子の痴態にドギマギしていたニシヤンと達也が、奮い立つように’女郎蜘蛛の巣’の操作器具に飛びつく。
「ああん」
 拘束具が解除されると同時に、磔にされていた郁子が、艶めかしく喘ぎながら膝から崩れ落ちる。
「郁子ッ!!」
 思わず彼女の名を呼んで抱留める俊。
「は、初めて名前を呼んでくれましたね・・・俊さま」
「・・・ってお前、まだ俺の事を。洗脳されてお前の教祖は影乃原になったんじゃあ?」
 絶頂を味合わされ、再洗脳されたはずの郁子だが、今もって俊を慕う様子だ。
「フフフ、加々見クン。先生が何時までも、この変態オッサンの言いなりだと思うの?」
 って誇らしげに微笑むのは絵里センセイだ。
「この前、郁子ちゃんに思いっきり顔面に蹴りを喰らったでしょ? それで目が覚めたっていうか、本当の私を取り戻したっていうか」
「いやいや、センセイ、以前の清楚な様子が微塵もないんですけどぉ!?」
 郁子との戦闘で本当に洗脳を解けたかは怪しいが、ともかく絵里先生は今、俊たちの味方のようだ。いや、補足すると彼女の下僕だったニシヤンと達也も、だが。
「それにしても洗脳が解けていたんなら、なんでこんな回りくどい作戦を? っていうか、フェラは最後までしてくださいよぉ」
 と、言う俊のスケベ心満点の発言にも救世主はクールな美女を演じる。
「敵を欺くにはまず味方から、ってね。学園長たちは郁子ちゃんを捕まえさえすれば油断するでしょ。Gスポット刺激波動のプログラミングは私が変えて置いたわ。小越さんの崇拝対象は、今も加々見君ただ一人よ!!」
「絵里センセイナイスです!!」
 洗脳されたふりをして、郁子を散々弄ぶという役得を愉しんだ二人も調子を合わせる。

「俊さま、私、今回はマジで怒っちゃいました!!」
「え、マジで感じちゃったの間違えじゃあ?」
「何言ってんですか、学園長にお仕置き開始、ですよ!!」
 またしてもハイレグお嬢様ウエポンに変貌を遂げた郁子の反撃が始まる。まずやり玉に挙げられたのは、スケベなマッドサイエンストだ。
「覚悟なさい、スケベ博士!! せやあぁッ、えいや、はいや、そいやぁ~~ッ!!」
 愛液塗れの濡れ濡れレオタード姿のまんま、破廉恥な気合を上げつつ、得意の拳法で亀頭の右頬左頬を順に蹴り上げた後、最後は顎を見事に打ち砕く郁子。
「ちょ、ちょっと、郁子君。君だって我らに調教されて、ああんっとか悦んでいたじゃないかね、ど、どうか穏便に事を済ましてくれたまえぇ」
 と、例によって例の如く、学園長は郁子に追い詰められる。
「いいわよ、学園長。穏便に済ましてあ・げ・る!!」
「おいおい、郁子。何を考えてるんだ」
「いいことです、うふっ」

‘女郎蜘蛛の巣’の操作器具の前に立った郁子は、悪戯っぽい顏で微笑む。
「行きますよ、学園長。ワン・ツー・スリー!!」
 さっきまでは郁子を捕えていた磔板が、今度は影乃原を大の字に拘束だ。
「ちょッ、ちょっと郁子君。これじゃあ動けないんだがァ!!」
「フフフ、そうでしょそうでしょ、ハリツケにされるってそういう事よ。ちょっとお仕置きしてあ・げ・る!!」
 いつもはマゾっぽい郁子がどこか小悪魔的な貌をしている。
「えい、折檻開始だぞ!」
 と、微笑みながら電気ショックで学園長をいたぶる。
「ぬっひゃああああ~~~~ッ!! シビレルぅ~~~~~!!」
 歓喜、いや悲痛の叫びを挙げつつ悶絶する学園長を眺め、その様子を面白おかしく嗤い転げる郁子。
「なぁ、ボス、やっぱ小越の奴、また別の方面に洗脳されちまったんじゃあねえの?」
 昭仁の言葉にその疑いを濃くする俊。今回は何とか、逆転勝利を収めることができた俊と郁子。しかし、淫華学会の野望がついえたわけでは無い。そのふしだらな計画は、学園長がお仕置きされる今この時も続いているのだった。

< To Be Continued. >

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