真野山製薬。国内で三指に入る巨大企業の暗部。
 存在しないはずの第四局。
 第一局は製薬、第二局は機材、第三局は生体培養を司る。
 それらの研究で得られた知識は収束され、やがて第四局という決して表に出ることのない闇に辿り着く。
 第四局のテーマは細菌兵器を初めとする軍事物質である。
 その中でも異端。忌み嫌われる第六課。特殊警護人育成課。通称、接待課。
 この課の目的は、軍事転用に失敗した洗脳技術を生かした性奴隷の調教である。