第五話 ■青山 ウシロ 夜も更けてきた時間帯、俺は駅裏にある、オフィスビルの1階に居ました。 もちろん、学生である俺がこのビルにいるのは理由があるんですが。このビルの4階に、でかい製薬会社の支社があるんですが、そこに
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この都市一番のお嬢様学校の西棟の4階、放課後の活動も終わり学生はみな帰宅をする時間。夕暮れ時の生徒会室で二人は話を始める。
危ないやつら 第四話
第四話 ■紅部早紀 紅部早紀はこのお嬢様学校のなかでも、異例の生徒会長だった。 今まで入学した全ての生徒が高い入学金を払って学園に入学したのに対し、彼女は創立以来初めてとなる奨学生として入学した生徒だった。 この学
もっと読む危ないやつら 第三話
第三話 ■ ウシロ、千尋、宮子 ある夕方、小さな喫茶店で綾はお客さんのこない時間を同じウェイトレスと賑やかに話しながら過ごしていた。 「だ~か~ら、そんなだらしない格好しない。お客さんが来たらどうすんのよ」 「え~、こ
もっと読む危ないやつら 第二話
第二話 俺たちがガキの頃大流行した超能力番組。 の名も『○○と××のゴールデン脳開発委員会』。 『脳開発委員会』の読み方は脳=ブレインに後半の委員を掛けてブレイイン。略してゴルブレ。 この番組がはやった要因といいか
もっと読む危ないやつら 第一話
第一話 この都市一番のお嬢様学校の西棟の4階、放課後の活動も終わり学生はみな帰宅をする時間。 夕暮れ時の生徒会室には3人の人影があった。 「それじゃ、気をつけてね」 扉の少女に向けて手を振っているのはこの学校、神保
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