家庭教師 トレーニング

トレーニング

 紀子のマンションに着くとお昼の1時を過ぎていた。
 マンションの入り口に到着すると、オートロックのドアを開けるため、紀子はハンドバッグから自宅のマンションの鍵を取り出し、オートロックのドアを開けた。「Kさん、先に入って」
 俺は、言われるままにオートロックのドアを通り抜けて、紀子を待った。
「ちょっと待っててね。郵便とか見るから」そう言って、ドアの横にある郵便BOXを見に行った。
 オートロックを通り抜けたその先にエレベータがあり、その途中にマンションの管理人室の入り口があった。
「マンションの管理人さんは今日はいないの?」僕は紀子に尋ねた。
「うん、土日は管理人さんは休みなんだ。月曜から金曜までの朝から夕方までしかいないの」
 僕は、「ふーん」と返事した。そういう事か。と、言う事は、夜間と土日は原則管理人に見つからずにこのマンションに出入りが出来るということだな。俺は、また一ついい事を思い付いた。
「お待たせ」紀子が来たので僕は、エレベータのボタンを押した。
 エレベータの中で、僕は紀子に言った。「お腹空かない?」紀子は、自分の腕時計をちらっと見て言った。「そうね。もう1時を過ぎているものね。確かにお腹が空いたわね。私の部屋に着いたら何か作るからもう少し待てる?」紀子は、そう言いながら微笑んだ。
「大丈夫、そんなに掛からないよね」僕はそう言うと、エレベータは最上階に着いた。
「有りあわせの物になっちゃうけどそれでもいい?」紀子は、自分の部屋に向かって歩きながら僕に尋ねた。「いい、いい。とにかく早く作ってね」僕は、そう言い、紀子は自分の部屋の玄関のドアに鍵を差込んで、ドアを開けた。
「さぁ、どうぞ」僕は、部屋に先に入り紀子は、後から入ってきた。
 僕は靴を脱ぎスリッパを履いた。紀子は、玄関のドアを閉め鍵を掛けチェーンロックを掛けた。
「早く作ってね」「はい、ご主人様、直ぐに作りますのでリビングでお待ち下さい。何かリクエストはございますか?」
 おお、マンションの自分の部屋に入ったので外では、絶対にご主人様である事がばれない様にしろと言う指示が終わったので、元の奴隷の紀子に戻ったんだ。
「何でもいい。とにかく早く食べれる物だ」「はい、じゃぁパスタでもよろしいですか?ご主人様」
「うん、それでいい、紀子。それから、食事の準備を始める前に今日買った服に着替えなくっちゃな」
 そう言って、俺は今日買った紙袋からメイドの服を取り出し、紀子に渡した。
「これに着替えろ」「はい、ご主人様」そう言って紀子は、メイドの服を受け取り、床に置いた。
 そして、その場で今着ている服を脱ぎ出した。下着だけになるとメイドの服をひらおうとしゃがんだ。
 俺は、優しく紀子にこう言った。「紀子、メイドの服を着る前には、その下着は邪魔じゃないのか?」
「はい、ご主人様、申し訳ございません。紀子がうっかりしていました」そう言って下着をすべて脱いで再びメイドの服を着始めた。
「これでよろしゅうございますか?ご主人様」紀子は、着替え終わると俺に尋ねた。
「うん、それでいい、さっそく食事の準備をしろ」「はい、ご主人様」紀子は、台所に向かい手慣れた手つきで食事の準備を始めた。
 その様子を見ながらそう言えば、紀子の料理のレパートリーの事は全然聞いていなかった事を思い出した。
「紀子、お前はいつも自分の料理を自分で作っているのか?」
「はい、ご主人様、それ程忙しくない日はたいてい自分で作っちゃいますね。それに、私、家事仕事って全然苦にならないし、むしろ自分では得意な方かなぁと思っているんです」
「そうか、意外だったな。紀子は、いい奥さんになれるかもな」そう言うと、紀子は、ポっと顔を赤らめて「そんな事ないです、私はご主人様にお仕え出来れば幸せなんです」そう言って再び料理の準備を始めた。
 それにしても、さっきの買い物で俺は自分の小遣いも使ってしまったので、どうも懐がさみしい。
 今回の買い物の値段が予想以上であったことが、原因だが、シースルー下着があんなに高い物だとは思いもしなかった。
 そう思いながら、今日買った品物を眺めていた。そうしているうちにいいにおいが漂ってきて「ご主人様、お待ちどうさまでした。お口に合いますか分かりませんが、どうぞ召し上がって下さい」
 そう言って、リビングのテーブルに、パスタをのせたお皿が二つ置いた。
「この量の多い方がご主人様のです。ご主人様は育ち盛りだからこれくらいは食べられますよね?」
 そう言って僕に微笑みかけた。「それじゃ、味見をしてやろう」そう言って僕はパスタを食べ始めた。
「うん、結構うまい。それに、ちゃんとアルデンテになっているし、紀子、お前なかなか料理が上手だな」
 僕は素直に紀子の料理を誉めた。僕は、そう言いながら紀子が作ったパスタを黙々と食べ、紀子はそれをニコニコしながら見ていた。僕は、自分の分の皿のパスタをぺロリとたいらげると紀子に聞いた。
「うん、お前は食べないのか?」「ご主人様が食べろとおっしゃるまでは奴隷は食べてはいけないですよね。それに、ご主人様が喜んで食べてくれる姿を見ていると私なんだか、胸がいっぱいで・・。ご主人様、もしよろしければ、私の分も召し上がりませんか?」「そうか、胸が一杯か・・・。どれ、ちょっと俺の隣に座ってみろ」「はい、ご主人様」そう言って俺のとなりにぴったりと体を寄せ付け、紀子は座った。「どの当たりがいっぱいなんだ、ここか?それともここか?」俺は、紀子のメイド服の上から紀子のオッパイや乳首を触った。「ああ、ご主人様、そんな・・・。紀子は感じてしまいます」
「そんなにうれしいのか、それじゃこれはどうだ?」そう言って俺は紀子の胸を力いっぱい揉みだした。
「はぁん、あ、あ、くーっ、ご、ご主人様、そんな・・・」「そんな何だ?」
「ご主人様、そんなに、はげ、激しくなさると紀子は、紀子は、また感じてしまいます」
「いいんだよ、紀子、これは俺のご褒美だ。存分に感じなさい」そう言って、もう片方の手を、紀子の股間に滑り込ませた。紀子のあそこはもう濡れていて、いつでも僕のイチモツを受け入れる事が出来るようだ。「紀子、お前にご褒美だ、ベッドに行こう、そこでお前を抱いてやるぞ」
「ああ、ああ、ありがとうございます、ご主人様、優しいご主人様に抱いてもらえて紀子は幸せな奴隷です」
 そう言って立ちあがり、俺に愛撫されながらベッドルームに俺を案内した。
 ベッドは、一人暮らしにしては大きいクイーンサイズのベッドだった。
 ベッドカバーを剥がしもせず、俺と紀子は、ベッドに転がり込み激しくキスをして、ぐちょぐちょに濡れている紀子のオマ○コに俺のイチモツをぶち込んだ。
「ああーん、ああー、ご主人、ご主人様、いい、いい、紀子、ああ、いい、紀子、いきそうです。い、いくー」
 そう言って紀子は、エクスタシーを迎えた。紀子が着ていたメイド服は紀子の愛液と、俺のザーメンでぐちゃぐちゃに汚れ、今日買ったばかりなのに、しわだらけになった。
「紀子、お前はまたご主人様に粗相をしたな」「え、すみません、ご主人様・・・」
「紀子、お前がした粗相を言ってみろ」紀子は、小さく震えながらしばらく黙っていて泣きながら答えた。「すみません、ご主人様、紀子は、ご主人様にどんな粗相をしたか分かりません。申し訳ありません」
 そう言って、ベッドの上に正座して、ベッドに頭を擦りつけてシクシク泣き出した。
「そうか、紀子、自分の粗相が分からないか、まぁ、紀子が奴隷になって日も浅いし今回だけは勘弁して教えてやろう」「ぐずん、ぐずん、ありがとう、ございます。ありがとうございます、ご主人様」
「紀子、奴隷はご主人様に対してどうするんだ?」「はい、ご主人様にご奉仕・・・。あ、すみません」
 紀子は、急に自分が犯した間違いに気が付いた。
「私、さっきご主人様の優しさに甘えて、自分勝手に・・・。申し訳ございません。申し訳ございません」
 そう言って紀子は、何度も俺に土下座して謝った。「もういい、紀子、わかったんなら今回だけは、許してやろう、ただし、罰は受けてもらう」「ありがとうございます、ご主人様、馬鹿な奴隷の身分もわきまえないで自分勝手にいってしまった紀子にどうか、罰を与えて下さいませ」
 よし、それじゃ、まず、そのメイド服を脱げ、それから、今日買ってきた物をここに持って来るんだ。
「はい、ご主人様」そう言って紀子は、弾むようにリビングに行き、今日買ってきた物を持ってきた。
 紀子の眼にはご主人様に媚びを売る淫乱な雌犬のような輝きがあった。
 
 俺は、また紀子を犯す事にした。
 今日の目的は、紀子を教育、いや調教する事が第1の目的で、今日買った小道具なんかは全くのおまけでしかなかった。
 今回、紀子を催眠状態のまま新宿に連れ出し、買い物をしたのも、紀子の催眠下の行動を観察するためと小道具を買い集めるための一石二鳥を狙った物で、これも調教を確実に進めるための実験だった。
 俺は、今回の買い物も紀子に無意識下に暗示を与え、紀子が知らない間に自分で買い物をさせると言う事も出来なくはなかっただろうが、今はまだ紀子に対してそんな冒険を犯すのは危険だと考えている。
 そのうち調教が進んで紀子が俺に対して完全に奴隷になって有意識つまり催眠が解けている状態でもある程度俺のコントロールが効き、なお且つ本人が全く意識していないでそれこそ身も心も俺の物になる様になってからそうすればいいと思っている。それまでは、用心深く完全に催眠下での調教を行い徐々に紀子の意識を改造していく事にする。催眠による洗脳に近いが、ま、紀子には色々面白い趣味と実益を兼ねた実験に付き合ってもらおう。
 
「さぁ、紀子、これを着るんだ」俺は、今日買ったコスチュームの中からボンデージスーツを取り出し、紀子に手渡した。「紀子、さあ、深い催眠状態に入るんだ」そう言うと、紀子は、静かに眼を閉じた。
「紀子、良くお聞き、お前は俺の淫乱奴隷だな。それに淫乱なだけでなく、お前はマゾだ。
 虐められるとお前は、どんどん淫らになっていく淫乱マゾ奴隷だ。これから、3つ数を数えるとお前はもう、淫乱マゾ奴隷になる。1、2、3、はい」そう言うと、紀子は嬉しそうにボンデージスーツを受け取り、それを着出した。そして、「ご主人様、これでいいでしょうか?」
 そう言い両手をついて俺に聞いた。「よし、それでいい。それからこれを付けてやろう」
 そう言っておれは、紀子の首に犬の首輪をはめた。「これからお前に罰を与える。今からお前は犬だ」そう言って俺は紀子の首輪に手綱をし、紀子を引っ張った。
「うっくぅ・」紀子は、俺が急に手綱を引っ張ったのでのどが詰まり、思わずうめき声を上げた。
「うん、犬が人間の言葉をしゃべるか?紀子」そう言うと紀子は、「ワン」と答え俺の手綱に逆らわない様に四つんばいで着いて来る。「お手」俺は紀子にそう言うと「ワン」と、紀子はお手をした。
「チンチン」そう言うと紀子は、犬がやるチンチンつまり両足でしゃがんで両手を曲げて俺の方に向かってつま先立ちでしゃがんだ。「よしよし、いい子だ、紀子」
 俺は、紀子の頭を撫でてやるとこう言った。「紀子、そろそろ罰を与えようか。そのまま四つんばいになりお前のケツを俺の方に差し出せ」「ワン」そう言って紀子は、また四つんばいになり俺にお尻を向けそしてお尻を突き出すようにした。俺は、紀子の尻を平手で叩いた。
「きゃぁ」紀子は不意を突かれたらしくまたしても人間の言葉で反応してしまった。
「紀子、犬が人間の言葉をしゃべるか?」俺はわざと紀子に聞いた。
「キャン、キャン、クウーーン」紀子は、思い出したかのように犬の泣きまねをした。
 俺は、その様子を見ながら紀子のお尻を叩き続けた。「クーン、クーン」紀子は、犬のまねをし続け、次第に恍惚とした表情を表した。俺は紀子のお尻を叩いてそのまま叩いた手で紀子のお尻を撫でるようにし、また叩いた。紀子は、次第に感じてきたらしく、犬の泣きまねのまま「は、は、はっ」っと欲情したような声を出すようになった。
「なんだ、紀子、お前ケツを叩かれながら何を興奮しているんだ、全く」俺はわざと紀子をいたぶり続け、そして言葉で紀子を責め始めた。
「紀子、もう犬のまねはいい」そう言うと、紀子は、「ああ、ご主人様、なんだか私、私・・・」
 紀子は、必死でいきそうなのを耐えている様子だった。紀子のボンデージスーツは、紀子の汗と、愛液で淫靡な様子をかもいだした。「紀子、私がなんだ、言ってみろ」俺はそう紀子に言った。「ああ、すみません、ご主人様、紀子はご主人様の罰を受けながら感じてしまった悪い子です、ご主人様、どうかもっと罰を与えて下さい」そう言って、真っ赤になったお尻をさらに突き出した。「なんだ、罰を与えているのか、お前に褒美を与えているのか、これじゃ分からないな・・・。紀子、なんてお前は淫乱な奴隷なんだ。虐められて欲情するなんて、これじゃ変態だな」俺はそう言って、紀子を責めつづけた。
「そうです、ご主人様、紀子は、紀子は、ご主人様に虐められても感じてしまう淫乱な変態奴隷です」
 そう言いながら、我慢せず、紀子は両手で自分のオマ○コを弄り始めた。
「我慢できなくなって自分で慰め始めたんだね。分かったもういいだろう。紀子、おいで抱いてあげよう」
 そう言って俺は紀子を四つんばいのままバックで犯した。これで今日は何回紀子を抱いたんだろう。
 ふと、俺は我に返り、エクスタシーを迎えつつある紀子を見た。
「ご主人様、ごめんなさい、紀子はもう駄目です。いきそうです。ご主人、ご主人さまぁ、い、いく・・・」
「まだだ、紀子、もう少し我慢しなさい」「は、はうーん、はい。ご主人、ご主人様・・・」
 紀子は、いきそうだったが、その絶頂の寸前で耐えつづけた。俺も、その頃は若いとは言え、絶頂までほんの数十秒の所まで来ていたので、それから何も言わずにいった。
 俺がいったのを感じすぐさま紀子も「ああーん、ご主人様・・・」と絶頂を迎えた。
 俺は、心地よい脱力感を感じながら紀子に言った。「紀子、良く我慢した。えらいぞ」
 そういい、紀子の胸を揉んだ。「ああ、ご主人様、ありがとうございます、ご主人様に誉められて私、うれしいです。ご主人様、これからも紀子の事をかわいがって頂けますか?」
 そう真剣な表情で俺に尋ねた。「分かった、紀子可愛がってあげよう、だが、紀子、お前も努力しないといけないぞ」そう言って俺は、紀子をまた抱いた。
 俺は、動物の様に紀子を抱き続け、夕方近くになった。
 そろそろ、紀子のトレーニングを終了しなくてはいけない時間に近づいた。
 俺は、先週から暖めておいた暗示の計画を実行する事にした。
 今日の第1の目標であった、紀子の調教はとりあえず終わった。調教なのか他だ単に紀子を犯していたのはともかく、俺の思惑に添った行動をするように紀子を調教した。
 この辺は、暗示を与えても紀子が俺のイメージをそのまま受け止めて行動してしまい、俺的には俺が言った命令をそのまま実行するロボットを犯すようであまり面白くないのだ。
 催眠状態による暗示は最低限にして、淫乱マゾ奴隷の紀子を通常の調教で調教したかった。
 それで、紀子に対する教育は、紀子が本当に自発的に行えるようになるし、紀子自身も楽しんでその状況に対応するようになり、今後の暗示を与える際にも余計な事を言わなくても、こと俺に対するセック○や、ご奉仕など、自発的に紀子が考えて行えるようになると考えた。
 事実、今日の調教結果からは、それに近い反応が返ってきたと思う。
 紀子に対する暗示をもう一歩進めて更なる俺好みの奴隷に作り変えよう。
 俺は、紀子に言い、今日2回目のシャワーを浴び、紀子にもシャワーを浴びさせた。
 今朝、紀子が干した洗濯物も乾いていたらしく、それを取り込めさせ今日買った衣装や下着なども、洗濯させた。
 そして、部屋も片付けさせて今日俺が来た事が分からない様にすっかり部屋が片付いた後、俺は、紀子を深い催眠状態にさせた。
「紀子、さぁ、眠りなさい、あなたは深い催眠状態になります」そう言うとまた、紀子は深い催眠状態に陥り、そっと瞼を閉じた。「紀子、あなたは、いつでも催眠状態になっていると僕が何も言わないでも、君の額にそっと手を当てるだけで深い、深い催眠状態になる事が出来ます。しかし、僕が額に手を当てて深い催眠状態になるのは、今の様にあなたが僕の奴隷になっている時だけで、普段のあなたに仮にそんな事をやっても、全然催眠状態には、なりません。わかりましたか?」
「はい、ご主人様。私は、今の淫乱な奴隷の紀子になっている時にご主人様が私の額に手を当てると、私はすぐに深い催眠状態になります」紀子は、そう言った。
「では、この事は、催眠が解けた後は忘れてしまいますが、再び催眠状態になった時には何故か必ずそうなってしまいます。この事は忘れても必ず、そうなります。いいですね」
「はい、ご主人様、私はご主人様が額に手を当てたら、深い催眠状態になるのを忘れてしまいますが、紀子が再び今の状態になったら必ず深い催眠状態になります」「よし、いい子だ」
 俺はつぶやいた。紀子は、俺の独り言には反応せず、暗示を受ける体勢でリビングのソファーにだらんとした格好で寄りかかっていた。
「紀子、この部屋の、マンションの合鍵を作って今度の家庭教師の日に俺に持って来い、いいな。
 だが、お前は、催眠が解けた後、この事は、忘れてしまうが、マンションの合鍵を作る事だけは覚えている、合鍵を作った後、作った事は忘れてします。しかし、必ず家庭教師の日には僕の部屋にその合鍵を持って来るんだ。いいかい、この事は、催眠が解けた後は忘れているが、この事は、無意識のうちに覚えていて必ずそういう行動をとる。
 そして、その行動は決して周りの人間にばれない様にしよう。分かったね」
「はい、ご主人様、紀子は合鍵を作った後作った事を忘れて、ご主人様の家庭教師をする日に持っていきます」俺は、それを聞き頷いた。
「それから紀子に質問をした。紀子、この部屋でインターネットにアクセスする事はできるかい?」
 紀子は、ほんの少し考えるような様子を見せてこう言った。
「いいえ、この部屋には電話しか、無いです」「そうか・・・」俺はしばらく考えてこう言った。
「紀子、インターネットに興味はないか?」「はい、ご主人様、興味はありますが、私には難しくって何だか良く分からないので・・・」「よし、紀子俺が、インターネットの接続をやってやる」
 それにお前が持っているパソコンにモデムをつなげばインターネットにも接続できるし、メールのやり取りだって出来るぞ。それに今は携帯のメールにだってインターネットから遅れるんだ、便利だぞ。よし、紀子、お前モデムを買え」
「はい、ご主人様、でも紀子は、難しいことはわかりません」「いいよ俺が万事やってやる。
 いいか、紀子、お前は急にインターネットに興味を持った。何故だか知らないが無性にやりたい。
 それで、お前は俺がパソコンに詳しいのを思い出し、今度の家庭教師の時に聞こうと思い付いた。
 分かったな」「はい、ご主人様、私はインターネットをやりたくなってご主人様に家庭教師の時にご主人様に相談します」「よし、それでいい」
 それから、俺は、今日の紀子の1日の行動の偽の記憶を埋め込む事にした。
 
「紀子、良くお聞き、今日は、田舎から親が来る筈だったが、今朝電話があり、急に来れなくなった。
 それで、仕方がないので部屋の片付けと掃除をして1日を過ごした。家事をやっているとちょっと疲れたのか、体がだるくて眠ってしまい、風邪のひきはじめかも知れないと思い、用心の為、今日は1日中、一人で家で寝ていた。いいかい?」
「はい、ご主人様、私は、1日家にいて、風邪気味で寝ていました」
「よろしい、そして、この事は催眠を解いた後も覚えています。あなたは、今日、風邪気味で一日中家で寝ていました。いいですね。「はい、ご主人様」
「それから、今日洗濯したコスチュームや今日買った下着なんかは、ちゃんとしまっておきなさい。乾いた後、ちゃんと自分でしまって普段自分で絶対に開けないようなクローゼットの中になおしておきましょう。そしてなおしてからそれをどこに片づけたかや、何を片づけたなんかは全て忘れてしまいます。そして、そんなコスチュームや下着を持っている事すら忘れてしまいます。しかし、私が再び紀子を今のような淫乱な奴隷にした後では、その事を思い出します。この事は、普段は絶対に思い出せない無意識の状態で覚えています。そして、ちゃんと言われた事を必ず実行します。いいですね?」
「はい、ご主人様、紀子は、コスチュームと下着を乾かした後、ちゃんと片付けその事を忘れてしまいます」
「よし、いい子だ」俺は、満足げに頷いて、言った。
「さぁ、それでは、僕は、帰りますが、僕が玄関から出ていった後、ちゃんと戸締まりをしてベッドに戻って、普段寝ている格好になりベッドに寝ましょう。ベッドに寝ていると催眠は解けて、何時の間にか本当に眠ってしまいます。今度起きた時には、すっかり気分も体調も良くなります。いいですね」
 僕は、紀子に確認をした。「はい、ご主人様、ご主人様が帰られた後、紀子は、パジャマに着替えてベッドに入り、催眠が解けてもそのまま眠ってしまいます」
「よし、それじゃ僕は帰るから、ああ、言い忘れてたけど、今日のお金は元々紀子はお金を持っていなかった、いいね」「はい、紀子は、今日ご主人様に渡したお金は元々持っていませんでした」「よし」
 そう微笑んで、僕は紀子の家から帰っていった。
「ばたん」僕は、玄関の扉を閉めた。
 紀子は、言われたように玄関の戸締まりをして、からベッドルームに向かいパジャマに着替えた。
 そして、ベランダに干してあるコスチュームや下着を、部屋の中に取り込んでまだ乾いていなかったので仕方なく部屋に干してそしてベッドに潜り込んだ。
 そして、紀子は催眠から目覚めたが、急に眠くなり朝を迎えた。
「うーん、ああ、昨日は散々だったわ」紀子は、独り言をつぶやいた。
「急に親は来ないし部屋の片づけしていると、風邪気味になるし、でも、寝たのが良かったのね。
 今日は悪寒もしないし、気分もいいわ」そう言いリビングに入って洗濯物を見た瞬間、ボーッとした。紀子は、コスチュームを見るなり自動的に催眠状態になり、洗濯物が乾いているかどうか確認した。そして、洗濯物が乾いたいる事を確認した後、一也の暗示通り自分では滅多に開けないクローゼットの中に紙袋のに入れてしまい込んだ。
 そして、リビングに戻った。
「あれ、私、なにボーッとしてたんだろう。まだ風邪なおってないのかな?
 ちょっと熱を測ろうっと」そう思い紀子は、体温計を探しにいった。
 紀子は、一也の暗示通りコスチュームと下着をしまい込み、その存在自体を忘れた。
 それから、おもむろに学校にいく準備を始めた。

< 続く >

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