~女の子視点~ キーン コーン カーン コーン チャイムが鳴ってひとつの授業が終わる。 普通の学生にとっては開放を意味するこのチャイムも、私にとってはそれほどのものではなかった。 「きりーつ!礼!」 日直の掛け声
もっと読む日々煌純恋の作品
日誌と夕日と催眠術 ~男の子視点~
☆ ☆ ☆ 次の日の放課後、俺は体育館倉庫にいた。 別に掃除当番とか先生から用事を頼まれたとか、そういうことじゃない。 単純にここが個室で、まず人が来ないからだ。 手にしたスマートフォンから心結ちゃんの電話番号を
もっと読む英理と里彩 後編・そして私たちはキスをする
☆ ☆ ☆ キーン コーン カーン コーン 「ずっと……こういうこと、したかったの」 英理が私の質問に答えたのは、始業のベルがなってからだった。 一限のサボリは確定だ。 「私ね、里彩の身体を好きにしたかったの。里彩
もっと読む英理と里彩 後編・上書き保存
もう何度目になるのだろう。 私の目の前で可愛く喘ぐこの娘を何度愛したか、私はいつも考えてしまう。 「ぁん……はぁ……里彩ぁ」 数えることに意味なんてない。何度シたって飽きることなんてない。 「ひぁっ!ソコ……あぅん
もっと読む英理と里彩 中編
中編 目覚めは最悪だった…… まったく思い出せないが、かなり悪い夢を見たらしい。 気持ち悪いくらい全身がべったりと嫌な汗をかき、パジャマはもちろん布団も湿り気を帯びている。 真夏だってこうはならないのに。 シー
もっと読む英理と里彩 前編
前編 「このライトを見て……絶対に目を逸らさないで……目を閉じるのもダメ。英理は今、ライトを見ています。英理は今、ライトしか見えていない……」 英理の視線がペンライトの光に集中しているのを確認しながら、私はゆっくりと言
もっと読む千紗と未来 後編
☆ ☆ ☆ 「もぅ~いいかげん機嫌直してよ~」 困ったような声で私に話しかける千紗の頭にはおっきなタンコブができていた。無論私にぶん殴られてできたものである。調子に乗りすぎた罰だ。 「すっごく、恥ずかしかったんだからね
もっと読む千紗と未来 前編
前編 ※過去に『催眠屋☆キャットハウス』にて同じ作品を投稿しています。『催眠屋☆キャットハウス』の管理人様に許可をいただいてこちらのサイトに投稿させていただきました。 (Chisa Yugamidani) 未来ちゃんは
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