催眠術師 鋭次04 (5)(6)

第5話 癒し治療、先輩のお手本

 四日間に渡って、鋭次のペニスを傷つけたと脳裏に刻み込まれた由美子であったが、実際は、半日ほどで、洗脳DVDを見せられただけであるが、実際に起きた事の様に記憶させられている。
 次の日、由美子は、先輩看護婦の満里奈と共に、鋭次のいるVIP病室に検温作業に来ていた・・・
 ごく普通の検温作業が終わり、二人の看護婦は、部屋を出るところであったが、検温の最後に看護婦が患者様に聞く事がある。
「他にお身体に悪いところはありませんか?」
 どの患者様にも聞く、定例の質問になっているが、この部屋の鋭次にも、その質問は実施された。
 待っていたとばかりに、鋭次は、新人看護婦に言った!!
「痛いんだよ。疼くんだよ・・・」
「あっ・・・あの、鋭次さん・・・どこがでしょう?」
 由美子は、少し答えが分かっていたが、とりあえず、聞き直すことにした。
「あそこが・・・由美子ちゃんに傷つけられた、あそこが痛いんだよ・・・」
 由美子の罪の十字架とも言えるべき、最大級の返答が返ってきた。
(ああ・・・鋭次さん。やっぱり、そうなのね・・・)
 由美子は、申し訳ない気持ちで一杯になり、どうしたらよいのか、答えに迷っていた。
「あの・・・鋭次さん。ごめんなさい・・・私のせいで・・・ごめんなさい・・・」
 由美子は、ただただ、謝るしかする事が出来なかった。
 それらの会話を聞いていた満里奈は、ここで、癒しの治療の話を持ち出した。
「あの、鋭次様。そういう事なら、とっておきの癒しの治療方法があるのですが・・・」
「なんだって? そんなのがあるのかい?」
「はい。鋭次様」
「そんなのがあるのなら、ぜひやってもらいたいものだな! どんな機械を使うんだい?」
「いえ・・・機械等は使わないのですが・・・」
「機械は使わないだって? じゃあ、どんな風に癒してくれるんだい?」
 鋭次は、ごく普通に沸いてくる質問を、先輩看護婦にした。
 今の話を聞いていた由美子も、同じ気持ちで、そんな治療方法があるのか、気になっていた。

「とても良い癒し治療なのですが・・・なかなか認めてもらえなくて・・・同意してもらえない場合もありますし・・・」
「一体、どんな治療方法なんだい?」
「それは・・・」
 満里奈は、鋭次にだけ、耳打ちするかの様に、ひそひそと説明を行った。由美子には、聞こえなかった。
「なるほどな・・・それなら、確かに癒されると思うな・・・でも、由美子ちゃんが出来るかどうかだな・・・」
 鋭次は、納得した様子であるが、由美子にとって、気になることを言っていた。一人だけ、その癒し治療の方法が分からない由美子は、とても気になったが、先輩はその方法を教えてくれなかった。
「安田さんには、もう少し、時期が来てから、癒し治療をやってもらおうと思います。しばらくは、私が、癒し治療を実施したいと思いますが、鋭次様、よろしいでしょうか?」
「ああ、そうだな。よろしく頼むよ」
「かしこまりました。それでは、私が癒し治療を行わさせていただきます」
 満里奈は、何らかに準備を行う様子であった。
 そして、ここで、先輩看護婦から、厳しい声で、新人看護婦に命令が下った!
「今から、癒し治療を行うから、貴女は、後ろを向いていなさい! 絶対に振り返ってはいけません! 私が、”癒し治療が済んだわよ”というまで、絶対に後ろを向かない事! 分かったわね!?」
(なぜ、後ろを向かなければいけないのか? 自分もどんな治療なのか、確認したいのに・・・)
 由美子は、余計にその治療方法が気になったが、ここで逆らう訳にはいかない。仕方なく、先輩看護婦の言いつけ通り、後ろを向いて待つこととなった。
 由美子は、鋭次のいるベッドから、3mほど離れさせられ、そこで、後ろを向いて待つことになった。

「それでは、鋭次様。失礼いたします」
 満里奈のナースシューズを脱ぐ音が聞こえると、続いて、満里奈はベッドに上がったようだ。
 由美子は、後ろを向いているので、想像でしかないが、ベッドの軋む音で、満里奈がベッドの上に上がり、なんらかの治療行為を開始しようとしているのだと考えていた。
 そして、VIP患者様のパジャマを下ろし、高級トランクスを下ろして、治療行為が始められようとしていた。
 そそり立つ巨砲を目の前にして、満里奈はうっとりとなって、官能の表情になっていた。
「ああ・・・鋭次様・・・こんなに傷ついてしまって・・・痛いですか?」
「ああ。痛いよ」
 鋭次は、軽く返事をしていた。由美子は、辛い気持ちで聞いているしかなかった。
「それでは、癒し治療を行いますので・・・」
「ああ。頼むよ」
 先輩看護婦は、遂に、治療行為を始めた。満里奈は、ゆっくりと既に固く太くなっている巨砲を、優しく舐め始めていた。
 まだ、音がするほどでもないので、由美子には、どんな治療行為が行われているのか、全く分からなかった。
 しばらくして、ぺちゃぺちゃ、ぺろぺろという淫らな音がしたが、由美子には、まだ分からなかった。
 治療行為が始まり、少しして、鋭次は、看護婦に、言った。
「満里奈。もう少し、優しく頼むよ」
「ああ・・・鋭次様。申し訳ありません。痛かったですか? もう少し、優しく、癒し治療を行いますね」
 先輩看護婦は、VIP男性患者様を気遣いながら、治療行為を続けている様子であった。

 癒し治療行為が始まって、数分の時間が経った。
 ぺちゃぺちゃ、ぺろぺろという音は、一層、淫らになっている様子であったが、由美子は、気になったが、振り返る事を許されていない。
 静かに治療行為が終わるのを待つしかないのであった。 そこで、先輩看護婦の声が聞こえた。
「あの・・・鋭次様。いかがですか? 痛いのは、少し、直りましたか?」
「ああ。満里奈。ありがとう。だいぶ癒されたよ。痛いのも、少し、ましになった気がするよ」
「ああ・・・ありがとうございます。それでは、もう少し、気持ちを込めて、癒し治療を行って、終わりにしますね」
「ああ。ありがとう」
 感謝の言葉をもらった満里奈は、嬉しい表情で、最後の口奉仕を行っていた。
 そして、しばらくして、癒し治療行為は、終わったのである。
「満里奈。ありがとう。また、頼むよ」
「はい。鋭次様。私で良ければ、いつでも、癒し治療を行いますので、いつでも言って下さいね」
 満里奈は、看護婦冥利に尽きる感じで、VIP患者様と向かい合っていた。
「本当は、傷をつけた由美子ちゃんに、癒し治療をしてもらいたいんだがな・・・」
「鋭次様。まだ、安田さんは、新人なので、無理かと思います。徐々に教えていきますので・・・」
「そうか。仕方ないな」
 鋭次と満里奈の会話は、由美子にとって、とても気になる内容になっていた。
 しかし、どのような治療行為であるにせよ、”いずれは自分が行わなければならないのだ”という気持ちは由美子の中に芽生えていた。

 そして、ベッドから、降りたと思うと、先輩看護婦の声がした。
「安田さん。”癒し治療が済んだわよ” もう、こっちを向いても構わないわよ」
「はい。先輩」
 由美子は、どのような治療行為が行われたのか分からないが、鋭次の顔を見ていると、痛みが和らぎ、癒された様な表情になっていた。
(癒し治療って、どんなものなの・・・)
 由美子は、沸き上がる疑問を口にしようとしたが、この場では先輩に聞くことはしなかった。
 また、いつの日か、教えてもらえるだろう。そのように思うのであった。

第6話 罪ほろぼしの癒し治療

 朝の検温は終わり、その後、看護婦詰所に戻っても、由美子は、癒し治療の事は教えてもらえなかった。
 また、機会があるだろし、すぐに教えてもらえるだろうと、由美子は、特に気にしないことにした。
 そして、それは、すぐに知り得ることとなる。
 お昼の2時過ぎとなり、お昼の検温の時間となった。
 満里奈は、新人看護婦の由美子を、先に、部屋に入らせ、例によって、入室禁止のプレートを部屋の外に掛けて、部屋に入ると、二重扉のロックを行った。
 ごく普通の検温は、すぐに終わり、再び、癒し治療を行うかどうかの話になった。
 今度は、なぜか、満里奈の方から、積極的に、癒し治療を行うと言っていた。 鋭次は、痛みが和らぐので頼む事にした。
 癒し治療を行おうとしたところ、鋭次の方から、普通の患者用のベッドの上ではなく、VIP病室の奥にあるスイートベッドの上で、行って欲しいと言った。
 それには、満里奈も同意して、三人は、部屋の奥のスイートベッドルームの方に進んだ。
 スイートベッドの上で、寝そべった形になった鋭次は、癒し治療をしてもらうように言った。
「それでは、満里奈。頼むよ」
「はい。鋭次様」
 満里奈は、返事をすると、新人看護婦に、再び、後ろを向いて待つように。命令した。
「安田さん。今から、癒し治療を行います。貴女は、後ろを向いて待っていなさい。数分くらいで終わるから」
「はい。先輩」
 由美子は、スイートベッドから、3mほど離れて、後ろを向いて、待つこととなった・・・

 再び、スイートベッドの上で、満里奈の口奉仕が行われ始めた。
 2、3分もしないうちに、ぺちゃぺちゃ、ぺろぺろという淫らな音がしてきた。朝の検温の時よりも、もっと音がしている様な気もした。
 由美子は、何か分からないが、退屈そうに、超高級なVIP病室を眺めていた。
 しかし、そこで、見てはいけない異変に気付いてしまったのである!
 スイートベッドの近くに、小さな収納用のテーブルがあり、その上に、立て鏡が置いてあった。その鏡を見ると、ベッドの上の様子が丸見えの状態になっていた!
 パジャマとトランクスを脱いだ男性患者の股間は、天を突く勢いの巨砲が立っていた。そして、その巨砲を看護婦が、ぺろぺろと舐めているではないか!
 いろいろな角度から、心を込めて、傷を癒すかの様に、男性性器を舐めているのである。時々、患者様に、状況を聞いている様子も見てとれた。
「鋭次様。どうですか? 痛みは和らぎますか?」
「ああ。満里奈。とても楽になるよ。ありがとう。」
「もう少し、優しく、いたしますね・・・」
「ああ。満里奈。とても癒されるよ・・・」
 しばらくして、満里奈の口奉仕も終了を迎えた。
「ありがとう。満里奈。また、頼むよ」
「はい。私で良ければ、いつでも、癒し治療を行いますので、いつでも言って下さいね」
 そうして、癒し治療は、終了した。

 スイートベッドから、降りた満里奈は、新人看護婦に言った。
「安田さん。”癒し治療が済んだわよ” もう、こっちを向いても構わないわよ」
「はい・・・先輩・・・」
「あらあら、どうしちゃったの? 顔が真っ赤よ!」
 あきらかに、動揺して、顔が真っ赤になっている新人看護婦を見て、満里奈は、周りを見回した。そして、テーブルの上に、立て鏡があるのを見つけた。
「なるほどね! 安田さん、貴女、癒し治療を見てしまった訳ね!」
「あの・・・それは・・・」
 図星を突かれた由美子は、余計に顔を真っ赤にして、先程の行為を、聞くか聞かないか迷っていた。
 二人の看護婦の会話の中に、鋭次が入ってきた。
「満里奈。いいじゃあないか。これからは、由美子ちゃんに、癒し治療をやってもらわないといけないし」
「ですが・・・鋭次様・・・」
 満里奈は、何か言いたげであったが、鋭次に見つめられると、何も言えなくなっていた。
 それを聞いた由美子は、例え、治療行為をいえ、男性の性器を舐めるという行為に嫌悪感を抱いていた。
「私には、出来そうに・・・ありませんので・・・」
 由美子は、自分には出来ないので、先輩に今後も続けてもらえるように、言おうとしたが、そこで鋭次の待ったがかかった。
「何を言っているんだい?! 傷をつけたのは、由美子ちゃんじゃあないか! 由美子ちゃんが癒してくれないと、誰が癒せるって言うんだい?!」
 鋭次は、語気を強くして言った。 こう言われると、由美子の中に、強い罪の意識が沸き上がってきた。
(ああ・・・鋭次さん・・・ごめんなさい・・・私が癒さないとダメですよね・・・)
(ごめんなさい・・・私、がんばります・・・)
 由美子の心の中に、鋭次に尽くさなければならないという気持ちが一杯になってきた。由美子は、罪の意識から、鋭次の声に対する返答を行うのであった。
「はい。鋭次さん。これからは、私が、癒し治療を行います・・・よろしくお願いします」
「そうかい。分かってくれればいいんだよ」
「それでは、夕方の検温から、癒し治療は、安田さんに行ってもらおうかしら」
「はい。先輩・・・分かりました・・・」
 由美子の口奉仕デビューが、夕方と決まったのであった。

< つづく >

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