七日目 お届けサービス と 夏用制服のモラル
次の日も優子は学校が終わるとシャワーを浴びて身体を清潔にして、バーガー店という名の豪邸に向かうのであった。
豪邸に入り、地下室に案内されると、店内には、鋭一店長がいた。
「葵さん、ちょっと、いいかな?」
鋭一店長は、女性店員を呼び止めると、事務室と書いてある場所に連れていくのであった。
「呼び出してすまないね。ちょっと話があってね・・・」
「はい。鋭一店長。何でしょうか?」
(いきなり店長から話があるとは・・・一体、何の話かな?!)
(もしかして、鋭次様との事が・・・ううん。鋭次様は誰にも言わないって約束してくれてるし・・・)
優子は少し心配になりながら、何の話か聞くことにした。
しかし、内容は優子が危惧していた内容とは違っていた。
「葵さん。当店では、”お届けサービス”というのを実施しているのを知ってますか?」
「はい。知っています」
お届けサービスとは、その文字の通り、お客様から電話等で注文を受けて、バーガー等の商品をお届けするサービスである。ピザ屋のデリバリ等と同じである。
「葵さんは、自転車に乗れますか?」
「はい。それくらい乗れますよー」
優子は可愛い笑顔で、鋭一店長に返答した。
「それでは本題ですが、当店のお届けスタッフが急病で、少しの間だけなんだけど、葵さんにその役目をお願いしたいんですよ」
「お届けサービス・・・ですか・・・」
優子は、あまり気が進まなかったが、鋭一店長の説明は続いた。
「葵さんにお願いするのは、この店から自転車で5分以内の近くのお客様にお届けして欲しいんです。これくらいなら行けるでしょう?」
「ええ・・・はい・・・分かりました」
半ば強引に鋭一店長にお願いされ、断る訳にもいかず、優子は、しばらくの間、お届けサービスの対応をする事になった。
「こちらがお届けサービス注文受付コーナーです」
鋭一店長は、4番カウンタテーブルのすぐ側にある場所で、”お届け受付コーナー”と書かれてある空間に、優子を座らせる事にした。
その場所には、ディスプレイ画面のついた電話機があり、注文を受け付ける感じの空間になっている。お客様から電話が掛かってくると、お客様の電話番号により、店舗のデータベースと照合し、お客様の名前や住所等が出る仕組みになっている。ピザ屋等で使用されているこの仕組みは、このバーガー店でも使用されていた。
完全に新規のお客様の場合にのみ、電話番号に名前や住所を確認して、データベースを作成する事になるが、二回目以降のお客様は、電話番号だけを伝えるだけで、すぐに注文受付に入れる様になっている。
「そして、これが、お届けする商品ですよ」
鋭一店長は、テーブルの前に、ケースに入ったカードの束を出した。
「あの・・・これは?」
優子が意味が分からず、鋭一店長に質問すると、店長の目がキラリと光った様な気がした。
優子の瞳がとろーんとなり、鋭一店長の言う事を理解するような催眠術が実施された。
「このカードが商品なんですよ」
鋭一店長は、ケースからカードを出すと説明を行った。
それらのカードは、実際のバーガー類では無く、ドレミバーガーで考えられた子供用のカードゲームのカードであった。
それらのカードには、『新鮮バーガー』や『バジルポテト』や『オレンジジュース』などのイラストの入ったカードがある。
優子は注文を受けると、それらのカードが実際の商品であるかの様に、紙袋にカードを入れて、丁寧に紙袋を閉めると、お客様の家にお届けする事になるのである。
「分かりましたか?」
「はい・・・分かりました・・・」
優子は、今日からの自分の仕事を理解するのであった。
お届けサービスの説明が終わったかと思うと、更に、鋭一店長から、指摘事項があるのであった。
「葵さん。それから、ちょっと、注意があるんですが・・・」
「はい・・・何でしょうか?」
優子は不安になりながらも返事した。
「ちょっと、事務室まで来てもらえますか」
優子は鋭一店長に連れられ、再び、事務室と書いてある場所に移動させられた。
事務室に着くと、鋭一店長が困ったように声を出した。
「葵さん。ちょっと言いにくいんですが、貴女の服装が良くないという話がありましてね・・・」
「えっ? この服装がですか?」
優子は今、とても恥ずかしい制服を身に着けているが、その事は何故か恥ずかしいとか、おかしいとは思わなくなっていた。これが、このバーガー店の夏服制服なのだと思っていた。服装がおかしいとは全く思っていなかったのである。
薄いピンク色のキャミソール制服・・・
主に下着として身に着けるキャミソールに、少し手を加えて、制服にしているものである。
肩ひもは細い蝶々結びになっており、それらのリボンを外す事により、両方の肩ひもは簡単に外れる様になっている。
また、胸もとの中央には小さな可愛いホックで留められていて、衣類の左右を軽く力を加えて引っ張ると、簡単にぷちっぷちっと外れてしまう様になっている。
衣類を留めているのはこれだけで、この二箇所を外すと、制服は脱げ落ちてしまいであろう。
スカート丈は膝上20センチとなっており、少しの動作でパンティが見えてしまう状態となっていた。
こんな恥ずかしい衣類を夏用制服と言って、着けさせられているが、優子は何故かおかしいと思わなかったのであった。
「ちょっと、こちらで立って鏡を見てください」
そう言われて、事務室の鏡のある場所に立つと、全身が写し出される鏡があった。
鏡の中には、恥ずかしい制服を着た自分があったが、優子は特にそれを恥ずかしいとは思っていなかった。
しかし、鋭一店長は、別の部分の指摘を行うのであった。
「葵さん。この辺りが問題なんですよ」
鋭一店長は、肩ひもの辺りを指差して言うのであった。
「えっ? ええと・・・肩の辺りですか・・・」
優子が鏡を見ると、鋭一店長は、肩ひもを指差して説明した。
「葵さん。ほら、この部分。ブラジャーの肩ひもが丸見えになっているでしょう?」
鋭一店長に言われ、鏡を見ると、ブラジャーの肩ひもが丸見えになっている自分の姿が写っていた。
「あっ!」
優子は、自分の愚かな姿に、声が出せなくなっていた。
「気付いてくれましたか?」
「はい・・・」
優子は、そう返事をするのが精一杯であった。
(私は今まで、こんな恥ずかしい姿で、お客様と応対したの?)
優子は鏡に写った自分が、お客様との応対に相応しく無い事を理解した。
これは、店長に注意されても仕方がない事である!
「制服の下にブラジャーの肩ひもが丸見えになっていますね。この様な恥ずかしい姿でお客様に応対してもらっては困るんですよ」
「はい・・・申し訳ありません・・・」
キャミソール制服の肩の部分は細い肩ひもを蝶々結びで留めてあるだけで、他に肩の部分を隠す布地が無い。その為、その下に着けているリボンブラジャーの肩ひもが丸見えの状態になっているのである。
見た目には、蝶々結びの肩ひもが二つずつ彼女の肩に見えるのだが、そのうち、制服のものはおかしいものでは無く、ブラジャーの方は見えているのが恥ずかしい事であると認識する様にされていた。
「あの・・・私・・・どのようにすれば・・・よろしいでしょうか?」
鏡を見ながら、鋭一店長に答えを聞く。鋭一店長は、あっさりと答えを言った。
「そうですね。葵さんには、肩ひもの無いタイプのブラジャーをしてもらうか、もしくは・・・」
「もしくは?」
「そういうブラジャーをお持ちでないようなら、ブラジャーを外していただくしかないですね・・・」
「そんな・・・私・・・肩ひもの無いブラジャーを持っていないので・・・」
「そうですか・・・それは困りましたね。しかし、これは、お客様応対のモラルですので、今言った通りに従ってもらいますよ」
「はい・・・分かりました・・・あの・・・着替えてきます・・・」
優子は、そう言うと、ロッカールームと書いてある場所に行き、リボンブラジャーを外しにいくのであった。
事務室に戻ってくると、優子は、蚊の鳴くような小さい声で、鋭一店長に報告した。
「あの・・・ブラジャーを・・・外してきました・・・」
鋭一店長の前で立っている美少女店員は、薄いキャミソール制服に、リボンパンティだけの姿になっていた。
その制服の布地は特別注文で作成されており、胸の部分は特に薄い生地で出来ており、胸元には何も着けていない彼女は、双方の乳房が浮かんで丸見えの状態になっているのであった。
「そうですか。分かりました。これからもよろしくお願いしますよ」
「はい・・・鋭一店長。気をつけるようにします」
鋭一店長は、女性店員の声を聞き、満足そうに彼女の身体を眺めるのであった。
「そろそろ、お届けサービスの注文が来る頃ですよ。準備はいいですね?」
「はい。鋭一店長」
「それから、葵さん。今日は、お客様にお届けする時には、ブラジャーをしていない事を気付かれない様にお願いしますよ!」
「はい。鋭一店長」
「もし、こんな事が世間にバレたら、ドレミバーガーは営業停止になってしまいますからね!」
「はい。鋭一店長。気をつける様にします」
「それでは、よろしく頼みますよ」
鋭一店長が事務室から出ると、優子も続いて、お届け受付コーナーの席に着いた。
しばらくして、優子にとって記念すべき、第一号の、お届けサービスの注文の電話が鳴るのであった。
リーン、リーンと軽やかな音色の電話のベルが鳴った。
この電話は、お客様がお届けサービスで注文をする為の電話である。
「はい。ドレミバーガー お届けサービス、受付担当 葵です」
優子がマニュアル通りの受け答えで、電話応対を行う。
優子が電話に出ると同時に、ディスプレイにお客様情報が表示された。
この受付電話は、ナンバーディスプレイと連動しており、お客様が番号通知をしている場合は、その情報を受け取り、電話番号をキーとして、お客様情報のデータベースを元に、ディスプレイに表示する仕組みになっていた。
今回、お客様が番号通知をしており、二回目以降の注文だった為、データベースから、お客様情報が表示されたのであった。
ディスプレイには、『ゴールドカード会員様の 鋭次様』と表示されていた・・・
「もしもし、新鮮バーガーを一つ、お届けをお願いしたいんだけど」
お客様は、いきなり本題の注文を行った。
「はい。新鮮バーガーをお一つですね。他にご注文はございませんか?」
「ああ。新鮮バーガーだけでいいよ。あれっ? 葵さんって・・・もしかして、優子ちゃんかい?」
「はい。あの・・・鋭次様ですか?」
「そうだよ。たまには電話で注文して、持ってきてもらおうと思ってね」
「そうだったのですか・・・それでは、新鮮バーガーをお一つ、お届けいたしますね」
優子の記念すべき、第一号のお届けサービスのお客様は、鋭次なのであった。
ここで男性お客様から、質問が出た。
「ところで、バーガーを届けてくれる店員さんは、指定する事が出来るって聞いたけど、本当にそうかい?」
「はい。ゴールドカード会員様からのご注文があった場合は、指定された店員がお届けする事になっています」
「ふーん。そうなんだあ」
鋭次の声は、何か楽しそうな感じになっていた。
「それじゃ、優子ちゃんが、お届けしてくれるかな。いいよね?」
「はい。ゴールドカード会員様の鋭次様が、そう指定されれば、ご希望に沿う様にいたします」
「それじゃ、よろしく頼むよ」
「はい。それでは、30分以内にお届けいたしますので、お待ちください」
「それじゃ、待っているよ」
そう言うと、大切な男性お客様は電話を切るのであった。
こうして優子は、新鮮バーガーをお届けする事となったのである。
電話応対が終わると、優子は、テーブルの上にあるカードケースの中から、対象の商品のイラストのあるカードを探すのであった。
「この商品ね・・・」
優子は、『新鮮バーガー』と書かれたカードを一枚、取り出すと、紙袋の丁寧に入れて、お届けする準備を行うのであった。
優子が外出すると、”お届け受付コーナー”に人がいなくなってしまうが、その場合は他の者が替わりに受け付けを行うので、気にする必要は無い。優子は商品を持つと、豪邸の地下室から上がり、玄関から出ていくのであった。
薄いピンク色のキャミソール制服の姿で、優子は玄関を出た。
玄関を出た優子は、太陽の光を浴びて、薄い布地のキャミソール制服の中身が完全に透けた状態になっていた。その上、先程、鋭一店長の指摘を受けて、リボンブラジャーを外してしまっている。双方の乳房は綺麗に見える状態になっており、リボンパンティだけが唯一着けている下着である事が見えていた。
普通の場合、こんな姿で外に出てしまうと注目の的になるのは避けられない事であろう。
しかし、優子の場合は違っていた・・・
この豪邸は、まず家に入る前に大きな門をくぐり、そこから、しばらく庭を歩いた後に玄関があるのであった。その為、豪邸の玄関付近で誰かが出入りする様子は、他人には見られる事は無いのであった。
優子は、バーガー店という名の豪邸の玄関を出ると、とろーんとなった瞳で、クルリと振り向き、玄関に向き直った。
(ええと・・・鋭次様のお家は、ここでいいのね・・・)
優子の脳裏にはどういう訳か、バーガー店の玄関を出て、しばらく歩いた後に鋭次の豪邸に着いた と思い込む様になっていた。
女性店員は、豪邸の玄関でチャイムのボタンを押した。
ピーンポーン、ピーンポーン と優しい音が鳴り、召し使いらしい女性が返答した。
「はい。鋭次様の豪邸でございます。どちら様でしょうか?」
「ドレミバーガーの葵といいます。バーガーをお届けいたしました」
「そうですか。ごくろう様です。今、玄関を開けますので、お待ちください」
そう言うと、玄関のドアが開き、召し使いの女性が現れた。
「鋭次様は、2階にいらっしゃいます。ご案内いたします」
召し使いの女性は、優子を豪邸に招き入れ、鋭次が休んでいる書斎と呼ばれる部屋に案内するのであった。
「鋭次様。バーガー店の方がいらっしゃいました」
召し使いの女性が言うと、部屋の中から、何度も聞いた男性お客様の声が聞こえた。
「ああ。ごくろうさま。ドアは開いているよ。君は持ち場に戻っているように」
「はい。ご主人様。それでは失礼いたします。何かご用があれば、お申し付けください」
そう言うと、召し使いの女性は、1階のフロアに下りていき、どこかの部屋に消えてゆくのであった。
部屋の前に残された女性店員は、1分でも早くバーガーを届けなければならないとされていたので、お客様に挨拶を行い、ドアを開けて入っていくのであった。
「鋭次様。失礼いたします。新鮮バーガーをお届けに参りました」
部屋の入口に入ると、部屋の奥から、お客様の声がする。
「やあ。優子ちゃん。早かったね。こっちのソファまで、持ってきてくれるかな?」
「はい。ただいま、お持ちいたします」
優子は、ゴールドカード会員様の指示通りに、部屋の中に入っていき、ソファでくつろいでいる鋭次のところへ、新鮮バーガーを持っていくのであった。
「お待たせいたしました。こちらが商品の新鮮バーガーです」
優子は、紙袋から、『新鮮バーガー』のカードを出すと、丁寧な手つきで、お客様に渡すのであった。
「ありがとう。すまないね。バーガー、1個だけで、お届けしてもらって」
「いえ。いいんですよ。それでは、私はこれで・・・」
優子が商品をお届けが終わって、帰ろうとした時、鋭次の待ったの声が掛かるのであった。
「あっ。ちょっと待って。優子ちゃん。これを使用するよ」
そう言うと、優子の見覚えのある直筆のサインが入った、特別クーポン券を見せられるのであった。
「そっ、それは!」
それは、『葵 優子 お持ち帰り クーポン券』であった。
昨日、クーポン券は全て、ゴールドポイントカードの方に移した様に思ったのだが、鋭次は何枚か、この優子の手書きのクーポン券を残していたのであった。
「心配しなくていいよ。このクーポン券の分は、ポイントから差し引いているから」
鋭次は、ポイントカードとクーポン券の両方で、残りクーポン数を増やしたりしていない事を説明する。
「そうなんですか・・・分かりました」
何か分からないが、優子は言われたことに対して、返答をしていた。
しかし問題はそんな事ではなく、今出されたこのクーポン券をどう使用されるかという事であった。
「この、特別クーポン券を使用したいんだけど。いいよね?」
鋭次はキラキラと光るゴールド会員カードと、お持ち帰りクーポン券を、女性店員に見せるのであった。
「そっ、それは・・・」
優子はどの様に返事をすれば良いのか分からなかった。
優子は今日は、バーガーをお届けに来ただけであり、この特別クーポン券は、普通、店内で使用されるものである。お客様の家に来た時に、そのクーポン券を出された時、どうすればいいのか、新人店員である優子には分からなかったのである。
そんな様子を感じとった鋭次は、助け舟とも言える回答を述べるのであった。
「お届けサービスで届けてくれた女性店員さんに、お持ち帰りクーポン券を使用した場合、どの様にすればいいかは、お客様応対マニュアルに書いてあると思うよ」
そう言われ、鋭次に言われたページを開くと、その事が書かれてあるページが見つかった。
応対マニュアルには、以下のように書かれてあった。
1.お客様宅にお届けサービスで、商品を届けた時に、お持ち帰りクーポン券を使用すると言われた場合は、
既に、お客様宅に行っているので、その場で、お持ち帰りは有効となります。
2.クーポン券を見せられ、儀式のキスをする事により、お持ち帰りは完全に有効となります。
3.その後の応対は、お店からお持ち帰りされた場合に、同じです。
優子は、マニュアルの説明を読み終えると、恥ずかしそうに、この後に起こる応対の事を考えようとしていた。
「こんなの・・・」
優子が躊躇いの声を出しかけたが、気にせず、鋭次は近づいてきた。ゴールド会員カードと共にクーポン券を見せながら、鋭次は優子を抱き寄せた。
「優子ちゃんをお持ち帰りだよ!」
「あっ、あのっ・・・んぐっ! んーー! んーー・・・」
甘いキスをされると、優子の瞳がとろーんとなり、お持ち帰りの儀式が完了した。
(ああ・・・お持ち帰りのキスが・・・有効になっちゃた・・・)
(ああ・・・また今日も、鋭次様に召し上がられるのね・・・恥ずかしい・・・)
優子はとろーんとなった瞳で、これから起こる事を想像するのであった。
「お持ち帰りが有効になった、お客様へのご挨拶は、どうしたのかな?」
鋭次は赤くなってぼおーと立っている女性店員に、誓いの言葉を述べさせる。
「はい。鋭次様・・・優子をお持ち帰りいただき、ありがとうございます。今日も優子をごゆっくりとお召し上がりください」
「ふっふっふ。今日も可愛い制服だね。さあて、下着の方はどうなってるかな・・・おやっ!?」
優子を見つめていた鋭次は、何かに気付いたように、言葉を止めるのであった。
(ああ・・・もしかして、あの事に気付かれてしまったのかも・・・)
優子は、絶対に気付かれてはならない状況にドキドキして、鋭次の続きの言葉を待つのであった。
「それじゃ、ゆっくりと食べさせてもらう前に・・・ちょっと、こっちに来てくれるかな?」
鋭次は、高級ソファから少し離れた位置にある、クローゼット風な物置のある窓際の空間に、優子を移動させる事にした。
ここで一体、何をするのであろうか・・・
その場所には、優子の全身を映し出す事が出来るくらいの大きな鏡があるのであった。
「ここで、ゆっくりと、一回転してくれないかなあ?」
「ここで回れば、いいんですか?」
優子は理由が分からないが、断る理由も無いので、ただ言われるまま、ゴールドカード会員様の指示に従うことにした。
その窓際の場所は、太陽の光が差し込み、明るい光が優子の全身を照らすのであった。
ゆっくりと一回転している時、薄いピンク色のキャミソール制服の内側は、完全に透けて見えてしまっていた。
一回転が終わって、丁度、鏡に向かった位置になった時、優子は日の光を浴びている自分の姿に気付いたのであった。
「あっ・・・恥ずかしい・・・」
優子は、恥ずかしさの余りに、胸の部分を隠してしまっていた。
胸元に下着を着けていない彼女は、双方の乳房が丸見えの状態になっているのであった。
そんな行為を許さない鋭次は、彼女の両手を後ろに回し、胸を少し突き出す様な感じで、鏡の前に立たせるのであった。そして、鋭次と優子は横に並び、前にある鏡の前で立つ状態となった。
困惑している女性店員に、男性お客様の先制攻撃が始まった。
「優子ちゃんって、大胆なんだね!」
鋭次が驚いた様に、鏡を見つめながら、女性店員の秘密に迫る。
「あの・・・何の事でしょうか・・・」
優子は、鋭次の言いたい事は分かるのだが、それを認める事も出来ず、そのように返答するのが精一杯であった。
「何って、優子ちゃんは今、ブラジャーを着けていないよね?」
「あの・・・それは・・・」
優子は、見つかってはならない秘密を指摘され、返事が出来なくなっていた。
「ほらっ、鏡にもくっきりと映っているじゃないか!」
そう言うと鋭次は、片方の手で優子の両手を後ろに回した状態のまま、もう片方の手でゆっくりと乳首の周りを指でなぞるのであった。
「あんっ、あんっ・・・ああ・・・おやめください・・・」
優子は抵抗の声を出しつつも、鋭次から離れる事が出来なかった。
恥ずかしい秘密を知られた今、大きな抵抗をして、この事を言いふらされたら、大変な事になる。そう思うと抵抗する力も薄れていくのであった。
「それじゃ、確認しよう!」
抵抗する力を無くしている女性店員を見て、鋭次は胸元の中央に上部に指を立て、一気にその指を下に下げるのであった。
「ああっ! 鋭次様っ! おやめください。ああっ!」
プチップチップチッ という音がして、キャミソール制服の可愛いホックは全て簡単に外れてしまったのであった。
肩ひもに蝶々結びのリボンがある為、制服が脱げてしまう事にはならなかったが、胸元の部分は左右に別れて、白い双方の乳房がチラッチラッと見える状態になっていた。
「ふっふっふ。やっぱり俺が言った通りだね。ブラジャーをしていないじゃないか!」
「ああ・・・見つかってしまいました・・・恥ずかしい・・・」
「ドレミバーガーの店員さんは、お客様に商品をお届けする時、ノーブラで来るのかな?」
「ああっ・・・違うんです・・・これは、その・・・」
「何が違うって言うんだい!? 実際に優子ちゃんは今、ブラジャーをしていないじゃないか!」
「ああ・・・これには訳が・・・」
優子は言い訳をしようとしたが、適切な言葉が見つからなかった。
「何だ? 言い訳しようっていうのかい? まあ、いずれにせよ、事実は変わらないよね?」
「ああ・・・」
「こんな事が世間に知れたら、大変な事になるよね?」
「ああ、お願いです! この事は誰にも言わないでください!」
優子はこのままでは、ドレミバーガーでアルバイトを続ける事が出来なくなってしまう・・・
脳裏の一部に、とても強く刻み込まれている”バーガー店を辞めてはいけない”という気持ちが湧き上がり、必死になって、男性お客様に懇願するのであった。
また、こんな事が世間に知れたら、ドレミバーガーは営業停止になってしまう。こうなってしまっても、優子はバーガー店でのアルバイトを続ける事が出来なくなってしまう。
どちらにせよ、優子にとっては、あってはならない事態なのだ!
優子は、鋭一店長に注意されていた事柄が、男性お客様に気付かれてしまった事に大変なショックを受けていた。
(ああ・・・何としても、この事は秘密にしてもらわないと・・・)
優子は、どのように男性お客様に、言い訳すればよいか考えなければならないのであった・・・
「この事は誰にも言わないでください って言ったよね?」
「はい。鋭次様。あんっ、あの・・・あんっ、あんっ!」
鋭次の手は、キャミソール制服の内側に入り、ゆっくりと柔らかいおっぱいを揉み始めていた。
「誰にも言わないんだよね?」
「ああ・・・あの、あんっ、あんっ・・・はい・・・」
「ふっふっふ。可愛いなあ。制服姿の優子ちゃんを可愛がるのもいいね」
鋭次は嬉しそうに、左右のおっぱいをゆっくりと愛撫するのであった。
「あんっ、あんっ・・・恥ずかしい・・・ああ、鋭次様・・・」
優子は、しばらくの間、鋭次に身を任せるしかないのであった。下手に抵抗して、男性お客様の気分を害して、この事が世間に公表されてしまっては、全てが終わってしまうからだ。
ある程度、おっぱいへの愛撫を楽しんだ鋭次は、次に言葉による責めを始める。
「ふっふっふ。ノーブラ店員さんは、可愛いなあ」
「ああ・・・そんな言い方しないでください・・・」
「でも本当の事だよね? 優子ちゃんの事はこれから、ノーブラ店員さんって呼ぼうかなあ?」
「ああ。お願いです。そんな事は言わないでください」
「それじゃ、さっき言おうとしていた”言い訳”を聞いてみようかな? 何か言い訳をしようとしてたよね?」
鋭次に促されると、優子は、鋭一店長に注意された時に確認していた、
”ブラジャーをしていない事が見つかった場合”というページの事を思い出していた。
そして、そこに書かれてある通りに、言い訳するのであった。
「はい。あの。鋭次様。少し、優子の話を聞いてください」
「うん? 何だい。言ってごらん」
美少女店員の言い訳タイムが始まった。
「はい。鋭次様。私は今まで、夏用の制服の下にリボンブラジャーをしていましたが、今日、店長に、制服の下にブラジャーの肩ひもが丸見えになっていると言われました・・・」
「ふーん。そうだよね。今まで、そうだったよね」
鋭次が話を合わせるように、相づちを打つ。
「それで、そんな恥ずかしい姿で、お客様と対応してはいけないという事で、肩ひもの無いタイプのブラジャーをするように言われたのですが・・・」
「そうだね。そうすれば問題なかったと思うけど」
「それが・・・私、そんなブラジャーを持っていないので・・・」
「そうなんだあ」
「その場合は、ブラジャーを外す規則みたいなので、ブラジャーを外していました・・・」
「ふーん。そうだったんだ。でも、ノーブラで男性お客様のところに、バーガーをお届けするというのは、どうかと思うけどね!」
「はい・・・そうですね。私もそう思います・・・でも、あの・・・優子の言い訳を聞いていただけますか?」
「うん。言ってごらん」
美少女店員は、何か言おうとしているようだ。鋭次は聞いてやる事にした。
優子は今言った言い訳だけで鋭次が納得してくれればいいかと思ったが、やはりそれだけでは納得してくれそうに無いように見えた。
優子は仕方がないので、自分の本心では無いが、マニュアルに書かれていたもう一つの言い訳をする事にした。
「はい。実は・・・”特別なゴールドカード会員様”のところに、バーガーをお届けする場合は、ノーブラで、お届けする事ってマニュアルに書いてあったので・・・」
「”特別なゴールドカード会員様”って、どういう事だい?」
「はい。鋭次様。それは、鋭次様も含まれるのですが、特別クーポン券を100枚以上、お渡ししているお客様の事です」
「特別クーポン券を100枚ねえ・・・そういえば、昨日、100枚突破していたね!」
「はい。鋭次様。それで、どうしようか迷ったのですが、鋭次様は特別なお客様なので・・・あの・・・ノーブラで来ました・・・」
美少女店員は真っ赤になって、言い訳の重要部分を説明するのであった。
「そうなんだ。良く分かったよ。でも一つ質問なんだけど、いいかな?」
「はい。鋭次様。どんな事でしょうか?」
「いつもは、制服のリボンを外して、制服を脱がせた後に、リボンブラジャーを外す事になるけど、ブラジャーをしていない場合、それはどうなるのかな?」
「はい。鋭次様・・・ブラジャーをしていない場合は、その・・・制服を脱がせていただいた時点で、ブラジャーを脱がせていただいた事と同じになります。裏メニューの2番目の項目も、自由に召し上がっていただいて構いません」
「ふーん。そうなんだ。つまり、ブラジャーを脱がす手間が無くなったという訳だ」
「はい・・・そのようになります・・・」
優子は、男性お客様の質問に答え、真っ赤になっているのであった。
嬉しい返答を聞いた男性お客様は、更なる質問を行った。
「さっき、優子ちゃんは、俺の事を、特別なお客様って言っていたよね?」
「はい。鋭次様。そう言いました。それが何か・・・」
「特別なお客様なら、これからはバーガーをお届けしてくれる時、ブラジャーをどうするか指示出来るんだよね?」
「えっ? あの・・・はい・・・鋭次様。そうなります・・・指示された通りにいたします」
「それじゃ、次に注文する時も、ノーブラで来てもらう事にしようかな?」
鋭次はクスクスと楽しそうに笑った。
「ああ・・・そんな・・・恥ずかしいです・・・」
「これからは、ノーブラで商品をお届けする事! 分かったね?」
「はい・・・鋭次様・・・」
優子のこれからの命運が決まってしまった瞬間であった。
しかし、更なる恥ずかしい命運を言われる。
「それから、優子ちゃんが、バーガー等をお届けしてくれた時は、本当にノーブラかどうか、確認していいよね?」
「確認ですか・・・はい、分かりました・・・確認してください」
「スイートベッドの上で、可愛い制服を脱がして確認するけど、いいよね?」
「そんな! そんな確認方法をされると、裏メニューの2番目の項目を全て召し上がっていただく事になってしまいます・・・」
「何だい? 嫌なのかい? それなら、ドレミバーガーにノーブラ店員がいる事を世間に言いふらしちゃうよ!」
「ああっ! それだけはっ! それだけはお許しください!」
「じゃあ、今言った確認方法でいいよね?」
「はい・・・分かりました」
「ふっふっふ。素直な店員さんで助かるよ。それじゃ、約束のキスだね!」
「えっ? 約束のキスって、んぐっ! んーー!」
特別な約束を交わした二人は、誓いのキスを行うのであった。
甘いキスを受けると、優子の瞳はとろーんとなって、今言った事を完全に守る女性店員になるのであった・・・
「ふっふっふ。それじゃ、記念すべき一回目のお届け時の確認といこうかな?」
「えっ? あの・・・確認って・・・」
鋭次の言っている事がすぐに理解出来ない優子は、聞き直すのであった。
その声を聞き、特別なゴールドカード会員である男性お客様は、当然のように言った。
「さっき言っただろ。優子ちゃんがバーガーを届けてくれた時は、ノーブラかどうか確認するって!」
「あの・・・確認って・・・もう、今の私がブラジャーをしていないって分かっているじゃないですか?」
優子は、理解不能のお客様の発言に、抵抗の声を出していた。
しかし、正当な男性お客様の言葉により、女性店員は屈する事になる。
「だから、本当にノーブラかどうか、スイートベッドの上で確認してあげるよ!」
「そんな・・・私、ノーブラです・・・そんな、ベッドの上で確認していただかなくても・・・」
「スイートベッドの上で、可愛い制服を脱がして確認するって約束だよね?」
「はい・・・そう約束しました・・・」
「それじゃ、こっちに来てくれるかな?」
「はっ、はい・・・キャッ! あのっ!」
優子は、返事をすると同時にお姫様抱っこをされて、スイートベッドに連れていかれるのであった。
そして、ベッドの中央に仰向けに寝かされると、その上に男性お客様が覆いかぶさる体勢となった。
「それじゃ、確認するよ」
「はい・・・鋭次様」
最早抵抗する事が出来なくなった美少女店員が返事をすると、ピンク色のキャミソールの肩にある可愛いリボンに男性お客様の手が伸びた。両肩のリボンは簡単に外され、キャミソールを固定しているものは無くなってしまった。
既に、胸元の中央のホックは、外されている為、薄い布地のキャミソール制服は、左右にスルリと落ちて、背中の方に落ちて、一枚の布切れとなったのであった。
鋭次は、その布切れを背中から抜き取ると、ベッドの脇にある衣類用カゴに投げ込んだ。
そして、確認作業の終わりを告げる男性お客様の声が聞こえた。
「ふっふっふ。優子ちゃんは、ノーブラだね。確認が出来たよ!」
「ああっ! 恥ずかしいです・・・」
優子は核心を突かれた言葉に、何も言えなくなっていた。
しかし鋭次は、尚も女性店員を責める追い討ちの質問を行う。
「これで、俺はブラジャーを脱がせたのと同じ権利を得る事になるのかな?」
優子は、特別なお客様の質問を無視する訳にいかず、返答するのであった。
「はい。鋭次様。裏メニューの2番目の項目を全て、お召し上がりくださって構いません」
「ふーん。そうなんだあ。それは嬉しいな。それじゃ、食べさせてもらうよ。お客様へのご挨拶は?」
「はい。鋭次様。ごゆっくりとお召し上がりください。あんっ、あんっ! ああっ、そこはっ!」
鋭次のクリクリ愛撫が始まったのであった。顔を左右に振り悶える姿を見ながら、男性お客様は楽しそうに、美少女店員を可愛がるのであった。
しばらくのクリクリ攻撃の後、優子の身体に変化が出始めていた。
乳首を触る度に、悩ましい表情になり、大きな声を出すようになっていたのである。
鋭次は、その姿を見て、次なる行為に進むことにする。
「ふっふっふ。優子ちゃん。だいぶ気持ち良くなってきたみたいだね!」
鋭次は楽しそうに言ったが、かなり天国に近いところまで来ている優子には返答する余裕が無かったのである。
そんな事は気にせず、鋭次の言葉は続く。
「ほら、乳首が可愛く立ってきちゃってるよ! そろそろ、ぺろぺろしちゃおうかな?」
鋭次の次なる行動の宣言に、優子は真っ赤になって、それを止めてもらおうとする。
「ああっ・・・そんな、お願いです・・・ぺろぺろは・・・お許しください・・・」
優子は、完全に天国に近づいていた。こんな状態の時に弱点である乳首を舐められると、恥ずかしく大きな声を出して、昇ってしまうのは避けられないであろう。そしてそんな姿を男性お客様に見られてしまうのは、絶対にあってはならない事なのである。優子は何とか、その行為を止めてもらおうと、その言葉を発していたのであった。
「お許しください・・・か。それは、たくさん可愛がってくださいという意味だったよね?」
「ああっ、はい・・・そうでした・・・あの、本当に・・・ぺろぺろを・・・許して、あんっ、あんっ、いただきたいんですけど、あんっ、あんっ!」
「えっ? ぺろぺろがなんだって? 集中的に可愛がって欲しいのかい?」
「ああん。ダメっ! ダメなんです! 今、ぺろぺろされたら・・・私、変になってしまいます。あっ!」
優子は、言ってはならない事を言ってしまった。
「ふーん。変になっちゃうんだあ!」
男性お客様の顔が一層、楽しそうになり、弱点への攻撃が開始された。
「あんっ、あんっ、ああーーん! ダメぇー! ダメぇー!」
美少女店員は大きな声を上げて、最後の声を出していた。そして、どんな女性でも陥落させてしまう鋭次の舌使いにより、優子は最後の声を出した。
「イクーー! イッちゃうーーーー!!」
美少女店員は、鋭次のぺろぺろ攻撃により、天国に昇ってしまったのであった。
「あーあー。イッちゃった!」
鋭次は、不甲斐ない女性店員に対して、嘲笑うかの様に言うのであった。
そして、次々と、女性店員を召し上がっていくことにする。
「それじゃ、次は、リボンパンティを外そうかな?」
鋭次の手が、パンティのリボンへ伸びた。
「あっ、鋭次様。あの、その・・・」
優子が抵抗出来ないまま、男性お客様の目的は達成された。
左右のリボンが解かれると、パンティを固定しているものは無くなったのであった。そして、当然の権利のように、男性お客様はパンティの前部を手前に下ろすと、パンティの中身が丸見えの状態にするのであった。
「うわー! また凄いことになってるね!」
「ああ・・・鋭次様。お願いです。この事は誰にも言わないでください」
「あーあー。こんなに濡らしちゃって・・・優子ちゃんは、恥ずかしい店員さんだね!」
「ああ、鋭次様。お願いです。優子を、優子をお召し上がりください」
優子は、この絶対に言いふらされてはならない秘密を知られて、男性お客様に必死におねだりをするのであった。
優子が今のところ出来る、恥ずかしい秘密を守ってもらう手段は、この方法しか無いのである。
優子は自分を捧げるしかないのであった。
「召し上がるって、それは、どんな風にするのかな?」
「ああ・・・それは・・・」
優子は、恥ずかしい男性お客様の問いにも、誠意を持って返答するしかないのである。
「あの、優子のおまんこに、鋭次様の素敵なおちんちんを入れてください」
「ふーん。おちんちんを入れて欲しいんだね?」
「はい。お願いします」
「そうかい。そこまで言うんなら仕方ないなあ。優子ちゃんを食べさせてもらうよ。おらっ!」
恥ずかしい秘密を握られた女性店員は、男性お客様の巨砲を迎え入れるのであった。
「あっ! あんっ! 凄いっ! 気持ちいいっ! あんっ、あんっ、あんっ!」
女性店員は、完全に男性お客様のされるがままになっていた。そして、鋭次の抜き差し行為に耐えれる訳が無く、恥ずかしい姿を晒し、何度も昇ってしまうのであった・・・
アルバイト時間も終わりに近づき、鋭次は、女性店員にシャワーを浴びてくるように命令すると、優子は言われた通りにシャワーを浴びて、身体を清潔な状態にするのであった。
髪の毛を乾かすと、いつの間に持ってきたのか覚えていないが、更衣室には、美台学園の制服があるのであった。優子は、学校の制服を着ると、高級ソファでくつろいでいる鋭次のところへ来るのだった。
「鋭次様。シャワーを浴びてきました」
「ああ。お疲れ様。それじゃ、そこに座って」
鋭次に勧められ、優子は鋭次と向かい合って、ソファに座った。
「優子ちゃん。今日は、ぺろぺろで2回、抜き差しで6回、合計8回もイッちゃったね!」
「ああ・・・恥ずかしいです。あの・・・特別クーポンをお渡ししますので・・・」
優子がそう言うと、鋭次は仕方なさそうに、ゴールドポイントカードを出すのであった。
「特別クーポンを、8ポイント加算させていただきます・・・」
優子は、ポイント書き換え機器の操作を行い、ポイントカードに、8ポイントを追加するのであった。
「それじゃ、これからも頼むよ」
「はい。鋭次様・・・」
優子はバーガーを届けに来ただけだったのに、ノーブラである事を見つかってしまい、恥ずかしい応対をしなければならない事になってしまったのであった。
もしも次回、鋭次からお届けの注文があった場合は、注意しなければならないと思うのだが、既に次回からも、鋭次が指定すれば、ノーブラでお届けしなければならない事になっている。
優子のお届けサービスは、これからも恥ずかしい姿を見つけられる為のお届けサービスとなるのである。
計算式:残り117ポイント-1ポイント使用+8ポイント(8回イッてしまった分)
[ 葵 優子 お持ち帰り、特別クーポン:124ポイント]
< つづく >