粘土遊び 第4話

第4話 下僕たち

 浅実を教室に残し、俺は校門まで来た。
 まぁ・・・警備のおっちゃんでも来て、見つけてくれるだろう。
 
 くく、何て言い訳するんだろうな・・・。
 「寝てました」とでも言うか?
 下着をあんなに濡らして、寝ていたか・・・。
 さぞかし良い夢なんだろうな・・・さっきの「夢」は・・・ははは・・・。

 俺は少し微笑みながら、携帯電話を取り出す。
 そう、大事な「下僕」と戯れるために・・・。

「・・・はい・・・?もしもし?」

 コール音がしばらく鳴ったあと、昨日聞いた声が携帯から出てくる。
 番号は合っていたようだな。間違いない、早耶香の声だ。
 明らかに不信そうな声で電話に出るもんだな。

 まぁ・・・当然か。
 表示されるのは、見知らぬ番号。
 「通常」の早耶香には、俺の存在なんてほとんどないのだろうから。
 それでも電話に出た早耶香に感謝したいところだね。

「ああ、もしもし?俺だが・・・」

「?・・・あの・・・どちら様ですか?」

 わざとキーワードを使わずに話してみる。

「おいおい、酷いな。大事なご主人様の声を忘れるなんてさ」

「!ご主・・・!?な、何言ってるんですか・・・?」

 ストーカーか何かと勘違いしてるかな?
 まぁ今の早耶香には不審者に変わりないか。
 それでも続けてみる。

「失礼な奴だな。ふふ・・・今夜はお仕置き、かな?なぁ・・・どうしようか?」

「いっ、いい加減にしてくださいッ!け、警察に・・・!」

 仕舞いにゃ怯えてしまったか。
 やれやれ、それじゃそろそろ・・・

「おいおい、いい加減にしろよ?『下僕』」

「あ・・・!」

 言葉が止まった。
 昨日の記憶が蘇っているところだろうか。
 
 しばらくの沈黙の後・・・

「あ、あの・・・失礼、しました・・・ご主人様・・・」

 はははは・・・!思わず笑ってしまう。
 さっきまでの態度が、一変したからだ。
 申し訳なさそうに、俺に謝る早耶香。電話越しに頭でも下げてるのかな?
 
「ちょっと、傷ついたなぁ・・・ふふ、この償い、どうしてくれるの?」

「!もっ、申し訳ありません・・・!」

 慌てて、もう一度謝る。
 本当は、謝る必要なんてないのにね。可愛い奴だ。

「まぁいいや。それじゃ、今から逢おうか?俺そっちの学校行くからさ」

「・・・え・・・。そ、それは・・・ちょっと・・・」

 ・・・?
 「下僕」には変わったはずだが・・・拒否?

「うん?どうしたんだ?」

「・・・・・・・あの・・・その・・・」

 言いにくいことなのか、口篭もってしまった。
 
 ・・・まさか・・・。
 俺に、ある考えがよぎった。

「・・・『彼氏』とデートの約束・・・とか?」

「・・・・・・・」

 ・・・やっぱりか。
 所詮、「下僕」というのは口約束であって、粘土で作った条件ではない。
 朝の状態の早耶香は、粘土で作った朝だけの早耶香。
 完璧な「下僕」に近づけるには、粘土でやらなければいけない。
 
 そうなれば、愛し合っていた仲。
 そうそう早耶香の心に終止符は打てるわけがない・・・か。
 ・・・。
 それに・・・早耶香が縁を切ろうとしても・・・相手の彼氏が果たしてどうでるか。
 食い下がる可能性も高いし・・・そうなると、俺にも被害が及ぶな。
 早耶香と彼氏の関係は知らないが、本当に愛し合っていたのなら・・・。
 当然、俺は早耶香を寝取った輩なんだから・・・下手したら殺される。

 この二つを解決するべき・・・か。
 ・・・。
 俺は自分の手を見る。
 残りの粘土は1つ・・・か・・・。
 くそ、浅実に使うべきじゃなかったか・・・!

 ・・・どちらからやるべきか。
 早耶香を完全な下僕にするか、彼氏との関係を断たせるか。
 ・・・。

「早耶香」

「はっ、はい・・・!」

 俺は決心して、電話の向こうの早耶香に問いかける。

「お前は俺とお前の彼氏、どちらが大事だ」

「えッ・・・!そ、それは・・・!」

 俺を繋ぎ止めるものは少ない。
 朝の粘土は残してあるから・・・。
 下僕という口約束。
 昨日の性交の快楽。
 朝の奉仕の快楽。

 早耶香は俺と彼氏・・・どちらを取るか。
 
 しばらく沈黙が続き・・・

「・・・ご主人様・・・です・・・」

 ・・・良し・・・
 思ったより彼氏との関係が良くなかったか、昨日の快楽が忘れられないか・・・。
 どちらでもいい、とりあえず今の心境は・・・俺に傾いている。

 これで、今日の粘土の使い道が決まったな・・・。

「早耶香、今からお前の学校に行く。・・・校門に、彼氏と一緒にいろ」

 早耶香の学校までの距離が、いやに長く感じた。
 柄にもない、緊張している自分がいる。
 これから早耶香の彼氏と・・・決着をつけるのだから。

 ・・・とはいえ、一方的に俺が有利だがな。

 校門が見えてきた。
 そこには早耶香と・・・長身の男。
 俺より多分・・・いや、確実にでかい。
 近づけば近づくほど、そいつの威圧感が押し寄せてくる。

「・・・お前が・・・桂ってヤツか?・・・」

 早耶香の彼氏は、不機嫌そうに俺を見下す。
 名前は、早耶香が既に教えたようだな。
 スポーツでもやってるのか、腕は結構太く、筋肉がついているのが分かった。
 茶に染めた髪に、剃った眉毛。
 ふぅん・・・変わった趣味だね、早耶香。

「・・・はい。事情は、早耶香から聞いていると思います。」

「・・・」

 早耶香は、黙って下を向いている。

「・・・急に別れたいなんて言い出すからおかしいと思ったが・・・なんだァ?ふざけんなよ・・・こんなのと俺を比べたのか?」

「・・・く、比べて・・・なんて・・・違い、ます・・・」

 ・・・?
 不思議に思った。
 何故、彼氏に早耶香は敬語を使うのだろう。
 そう思った瞬間、俺は彼氏に胸倉を掴まれた。

「てめぇ・・・人の女に手ェ出してただで済むと思うなよ・・・。いいか、早耶香は俺のモンだ。なァ・・・?」

 そう早耶香に同意を求めるも、早耶香はうつむいたままだった。

「どうなんだオラァァアアアッ!!!」

 彼氏は思いっきり近くにある校門の壁にけりを入れる。

「ひ、ャ・・・!ご、ごめんなさ、い・・・ごめんなさい・・・!」

 その音に驚き、恐怖し、早耶香は震えながら縮こまってしまった。

 ・・・だいたい、事情がわかったな。
 どんな理由であれ・・・早耶香はこいつと「無理矢理」付き合っていたのか。
 ・・・脅されているような感じだったんだろうか。いつもこんな感じで・・・。

 ドクン。
 
 急に、こいつに殺意が芽生えた。
 ・・・予定では・・・粘土で早耶香との関係を忘れさせようとしたが・・・冗談じゃない。
 
 永遠に忘れさせるものか。
 忘れさせず、悔やみ、嘆き・・・苦しませてやる、とことん。

 俺は胸倉の手を払い、彼氏の胸を突き飛ばす。
 
 ・・・粘土を埋めこめて。

「ぐッ・・・!?」

 突き飛ばされた瞬間、彼氏はよろめく。
 粘土が心に浸透している証だ。
 それが終われば、不思議そうにするも、俺を睨み付ける。

「・・・俺はな、ボクシング部入ってるんだよ。逃げ出すなら今だぜ?オラ」

 何事もなかったように俺に近づき、拳をポキポキ鳴らす。
 しかし、俺は余裕の表情。
 それがどうした。・・・恐れるものは何もない。

「なるほど。道理で・・・頭悪そうな面してるもんですね」

「・・・アァ?」

「ボクシングで殴られると、顔の形まで変わっちゃうんですか?不細工な面して・・・ふふ、鏡見たことあります?」

 挑発してやる。

「・・・ざけんなオラァアアアッ!!!」

 瞬間、彼氏の拳が俺に飛んでくる。右のストレートだ。
 ・・・。
 
 その拳から、風を切る音が聞こえた。
 彼氏の拳は、俺に当たらず、俺の顔の横にいった。

「・・・なに・・・ッ!?」

 自分でも不思議に思うだろう。
 
 粘土の内容はこうだ。
 「自分の攻撃は絶対に桂に当たらない。また、それに自分では気づかない。」

 粘土は、こうやって無意識に働きかけられるから便利だな。
 俺は思わず笑って、彼氏にゆっくりと近づいていく。

「くッ・・・!このヤロォォオオーーーーッ!!!」

 無茶苦茶に俺にパンチを連続で繰り出す。
 全て顔に狙っているのだろう。
 その拳は次々と、俺の顔の横を通っていく。

「お前は早耶香には似合わないよ・・・」

「くッ、来るなッ・・・来るなぁああああーーー!」

 彼氏の顔が恐怖に歪んでくる。
 パンチは規則的なリズムを失い、無茶苦茶になってきている。
 蹴りも飛んできた。
 しかしそれも、俺の身体の横を全て通っていく。

「2度と・・・早耶香に近づくな。じゃないと・・・」

 俺は彼氏の目の前に立ち、精一杯の力で攻撃に夢中な彼氏の顔を殴る。

「何度でもこうしてやるよ・・・」

 そう呟いている間に、彼氏は力を失い、その場に倒れる。
 へぇ・・・結構俺って力あったんだ・・・。

 ・・・まぁ、ノーガードの顔に拳が入れば、当然かな。

 驚いた顔をしている早耶香の方を向いて、ゆっくりと近づく。
 ・・・驚いて、固まっているな。
 
 あれだけ壮絶な光景を見たんだ・・・そうもなるだろう。

「・・・明日・・・ゆっくり事情を聞くよ。彼氏にまた脅されたら言え。いつでもこうやって殴りにきてやるから。」

「・・・!・・・は・・・はい・・・」

 早耶香のおでこにキスをして、俺はその場から去る。
 何だか、映画のスターになった感じだ。
 ・・・ああ、こんな映画のシーンあったな・・・確か車がタイムマシーンに・・・うッ・・・!
 
 ・・・急に眠気がきた。安心したらコレかよ・・・。
 
 しかし、よく今まで眠気がこなかったな・・・。
 ・・・成長、したのか・・・?
 そんな事を考えながら、ふらふらと家に帰っていった。

 ・・・あれ・・・。
 気づいたら、部屋のベッドにいた。
 ・・・あの後・・・ええと・・・家の玄関にまで着いた記憶はあるんだが・・・。
 
「あら、起きたの?」

 母さんが、俺の部屋に入ってきた。

「あんた、昨日、玄関で倒れちゃったのよ?心配したけど・・・グーグーいびきたてちゃってるから平気みたいで、ほっといたから」

 ・・・なんて親だ・・・。
 せめて医者に診てもらうくらいしろよ・・・。
 まぁ、ありがたい事でもあるけどさ・・・。
 何だか悲しくなってきた。

「まぁ案の定大丈夫だったみたいだし、良かったわね。あんま遅くまで起きてるんじゃないわよ。」

 そう言い残して、母さんは部屋を去った。
 ・・・。
 ・・・もうなんでもいいや・・・。

 ・・・だが、少しずつ成長している。
 以前早耶香に粘土を使ったときには・・・すぐ眠くなった。
 しかし今回は、家まで帰ってくることが出来た。
 ・・・もしかしたら・・・。
 このまま行けば、じきに粘土の個数を、増やせるかもしれない・・・!
 そんな期待を抱きながら、俺は制服に着替えていった。

 学校に着いても、案の定眠かった。
 遅刻はしなかったが・・・席に座って、すぐ眠りにつく体勢に入る。
 ・・・浅実が俺を睨んでいるのが見えた。

 ・・・知らん。今は・・・眠い・・・・・・。

「・・・痛ッ!」

 頭にげんこつが飛んだような痛みがきて、俺は目を覚ます。
 頭を押さえて見れば・・・浅実がいた。
 ・・・・・・恐ろしい表情で。

「・・・分かってる、でしょうね」

「・・・はあ・・・?」

 寝ぼけた頭で、そう聞き返す。

「昨日のコトよッ!あんた・・・アタシに何したの・・・!?」

「・・・ああ・・・」

 頭を掻いて、俺は起きあがり、背伸びをする。
 机に座って、浅実の顔を見て・・・ゆっくりと話す。

「ええっと、確認させてもらうけど・・・昨日のコトって・・・何?」

「だ、だから・・・アタシが・・・ええっと・・・こ、言葉を言うと・・・」

「・・・言葉?へぇ、どんな?」

 言った瞬間、胸倉を掴まれる。
 
 ・・・昨日のプレイバック?

「ごまかさないで・・・!あんた全部分かってるんでしょ・・・!」

 流石にあんな態度だとバレるよな。
 ふ、と鼻で笑って、胸倉の手をどかす。

「何も知らないよ」

「な・・・ふ、ふざけないでよっ!昨日の・・・」

「俺はただ、斉藤さんがオナニーしてるのを見てただけ。手こそ使わないけど、ああいうのが斉藤さんのオナニーなんだ。初めて知ったなぁ・・・」

「・・・!」

 仮にも、粘土の力は秘密にしておかなくてはいけない。
 後々・・・何か面倒を起こさないためにもだ。
 適当にはぐらかしておく事にした。
 ・・・とは言え・・・隠し通すのもキツいか。
 面倒な事になったな・・・。
 
 ・・・。
 ・・・結局、使うのか・・・。はぁ。

「いい加減にしなさいよ・・・!絶対にアンタ、捕まえてやるから・・・!」

「へぇ、どんな罪で?」

「アタシに催眠術かなんかかけたでしょ!それでよ!」

 勘は鋭いなぁ・・・。
 一晩考えた答えか。

「・・・催眠術って、結構導入に時間かかるよね。そんな時間、昨日俺と斉藤さんが話してる時間の間に・・・あった?」

「・・・く・・・そ、それは・・・」

 浅実の記憶はハッキリしているはずだった。
 昨日の粘土は取り払っていない。
 だからこそ、浅実は「クラス」という言葉を決して言わないのだ。
 俺はゆっくりと浅実に近づいていく。

「・・・あんまり深く考えない方がいいよ。・・・難しい顔してる斉藤さんの顔、可愛くないよ?」

「・・・ッ!うるさい!」

 頬に痛みが走る。
 ・・・ビンタをくらった。
 無意識に、俺の手が浅実の腕をキツく掴んでいた。

「・・・いつもいつも、クラスだ迷惑だってうるさいのはそっちなんだよ・・・。・・・いい加減にしとけ・・・」

「!・・・あ・・・ッ・・・く・・・!」

 かなり俺は浅実の腕を強く握っている。
 それほど、こいつに嫌悪感を抱いていたということか・・・。
 ・・・。
 ・・・決めた。
 早耶香の前に・・・こいつからにしてやろう。

「・・・斉藤さんさ・・・俺のコト、好き?」

「・・・え?」

 突然のコトに浅実は驚く。

「俺は結構、君のコト可愛いと思ってるんだけど・・・どう?俺と付き合わない?」

「・・・!・・・・・ふざけ・・・ないでよ・・・。誰が・・・!」

 痛みに耐えながら、そう言う。
 相変わらず強気な女だ。

「そっか・・・言い方が悪かったな。じゃあ・・・変えるよ。」

「・・・変え・・・る?」

「・・・下僕になってもらうよ」

 俺の手が、浅実の胸に触れた。

 多分、これからたくさん使うであろう、粘土の内容。
 「桂 幸平の下僕となる。下僕は、桂の命令には絶対服従であり、命令は喜びとなる。」
 ・・・それを、埋めこんだ。

「・・・もう一度言うよ?下僕になって・・・くれるね?」

「・・・・はい・・・♪喜んで・・・♪」

 少し時間が経ち、虚ろな目をした浅実は、そう言った。
 ・・・これが・・・「完全な下僕」か。
 本当に嬉しそうに言うものだね・・・。
 先ほどまでと態度は一変。
 潤んだ瞳と、赤くなって頬。
 俺に猫のように擦り寄ってきて、手を俺の胸に触れる。
 
「・・・服、脱いで。・・・しよっか」

「・・・はい、ご主人様・・・」

 躊躇いも、恥じらいもない。
 当たり前の事のように制服を脱ぎ捨て、やがて、一糸まとわぬ姿になる。
 小さな胸に手を当て、揉む。

「あ、ン・・・♪もっと、触ってくださいィ・・・」

 喜びの表情。
 さっきまでの強気な浅実が消え去っている。
 ・・・粘土の力の強大さに、少し恐怖を感じた。
 しかし・・・最高の力だ・・・!

「誰かに見られるとマズいから、早めにしちゃおっか・・・。・・・机に座って、足開いて」

「・・・はい・・・。・・・あの・・・」

「うん?」

 口篭もる浅実に俺は聞き返す。
 ・・・まさか・・・拒否か・・・?

「・・・アタシ・・・は、初めてだから・・・よくわからないん、ですけど・・・。よ、よろしくお願いします・・・♪」

 ・・・。
 ・・・黙って浅実にキスをして、俺はズボンから男根を取り出し、秘所に当てる。

「・・・入れるよ・・・」

「・・・きてください・・・ご主人様・・・♪」

 
 腰が浅実の太股に触れた。
 小さな秘所は完全に俺の男根を飲みこむ。
 ・・・キツい・・・。

「く、ぅ・・・!」

 思わず声が漏れてしまうが、それ以上に浅実が悶えている。

「あああああァーーーーーッ!!!!い、あひィィィーーー!!!」

 苦痛が強いのだろう。
 俺に必死でしがみついて、ガクガク震える。
 構うか。
 そのまま何度も腰を引いて、打ちつける。

「アアッ、ひャァッ!うァアアッ!!ひィンっ!!」

 その度浅実は高い声で喘いで、苦痛に悶える。
 そのまま、俺は浅実ともう一度キスをする。
 大声を塞ぐためだ。
 舌を浅実の口の中に入れ、中で激しく掻きまわす。

「ンンっ、ンンンーーーーッ!!!」

 それでも、大きい声だ。
 男根に浅実の血が絡みつく。
 愛液まじりの・・・ね。

「んっ・・・!」

 そろそろ限界か・・・。
 締め付けが凄すぎる・・・案外早く限界がきてしまったな。

 拒否される必要もない。
 俺は・・・こいつの中に出す事に決めた。
 ・・・こいつは・・・俺の下僕なのだから。

「ンッ、んっ、んはあああんッーーー!!!」

 こいつも、絶頂が近いらしい。
 フ、と俺は笑って、浅実の中に、精液を出す。

「ん、ああああああーーーーーーッ!!!!!あ・・・!」

 唇を離し、思いきり声を出させてやる。
 目は天井に向き、息が一瞬止まる。
 

 ・・・ふぅ・・・。
 一息ついて、俺は浅実に聞く。

「・・・どうだった・・・?」

 出し切った俺は、浅実にそう聞く。

「・・・最高、です・・・♪ご主人様ァ・・・」

 そう言って、浅実は気絶してしまったようだ。
 ・・・繋がったまま。

 ・・・男根を引き抜き、その場に寝かせ、制服を着せてやる。
 ・・・浅実は、未だ眠ったまま。
 ・・・・・・さぁて・・・どうするかな。

 ・・・手間のかかる下僕だ、全く・・・。

< つづく >

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