3種の神器 第33章

第33章 写された能力(三好皐月)

「ちょっと三好さん、やめてよ」

 携帯のマイクを指で塞いで三好さんに声をかけるが無視して上目遣いで亀頭を舐め回す三好さん。

「皐月がいいことしてあげる」

 股間では三好皐月さんが絶妙なテクニックでフェラを始め、電話の向こうでは愛しの和夏がらぶらぶに話しかけてくる。フェラをしながら聞き耳を立てている三好さんは和夏が話しているときはじらすようにゆっくりと舌を使い、俺が話し始めると感じるポイントを激しく舌で舐め回してきた。公子さんのテクニックや彩さんのざらざらした舌の感触が最高だと思っていたが、ナースのテクニックを写された三好さんのフェラは思わず声が出でそうだ。

「ねえ!成樹ってば」
「ん?」
「ちゃんと聞いてる?」
「もちろん!」
「デートは大丈夫?」
「もちろん、楽しみにしてるよ」
「うん、いっぱいしようね」

 らぶらぶでお馬鹿な会話をしている俺の股間では三好さんのフェラが続き、ペニスを吐き出した三好さんがペニスを指先であやしながら袋を口に含んできた。たまらずに射精しそうになるとペニスの根元を掴まれて袋を交互に含まれて舌で玉を転がす三好さん。

「うっ」
「どうしたの?」
「和夏の声を聞きながら自分でしてたら出そうになった」
「やだー、和夏もしたくなっちゃう」
「あっ」

 充分に玉袋を弄んだ三好さんが再びペニスを咥えて掴んでいた指を離すと我慢していた射精が始まった。濃く粘り気の強い精液を目を苦もなく呑み込みながら三好さんがウインク、じゅぶじゅぶと音を立てて顔を振りつつ射精の続く亀頭を舌で包み込むようにして動かしている。

「和夏の声を聞いてたら出ちゃった」
「えー、和夏も一緒にしようとしたのに」
「ごめん、デートのときは頑張るから」
「デートまでには元気になってね、お休み。ちゅっ」

 やわやわと玉袋を揉まれ、舌先で亀頭を擦られながら三好さんの口にたっぷりと射精を楽しんだ。足には三好さんの胸が押し付けられているし、捲り上げられたスカートからは白いショーツをつけた大きなお尻が誘うように揺れている。
 通話の終わった携帯を握り締めながら三好さんに精液を吸い取られていく、射精の終わったペニスを舌先が満遍なく舐め回されて我慢していたうめき声が漏れてしまった。ようやくフェラを止めた三好さんが口を空けて呑みきれずに溜めていた精液を見せ付けてから美味しそうに呑み込んで、

「いけない子。彼女と電話しながらエッチなことして」
「だって三好さんが」
「皐月って呼んで、そうしたらもっといい事してあげるから」

 寝ぼけて俺の前で放屁した三好さんだが、ナースの能力を写されて別人のように色っぽい。色気も能力なのだろうか?純粋に能力を写し取るのではなく、性格や感情もコピーしているように感じられた。

「次はお風呂で?それともベッドで?」

 考え込んでいる俺の服を脱がしながらも三好さんの舌は俺の肌を這いまわり、ブラウスをはだけた胸やスカート捲り上げたままの太ももが、しっとりと股間を濡らしたショーツも俺の体に擦り付けられた。俺の服を脱がせ終わった三好さんが俺の乳首を長く伸ばした舌でメイド服を脱いでいった。
 上目遣いで俺を見上げながらゆっくりとブラを外し、ゆっくりとブラをずらして乳首を見え隠れさせながら俺の胸から下腹部を乳首でなぞり亀頭まで滑らせ左右の乳首で交互に突付いた。
 右手でだらんと垂れたペニスを胸の谷間に挟み込みながら左手で少しずつショーツを下ろしていき、お尻を振りながらペニスをはさんだ胸が上下している。ふにゃっと柔らかい未帆さんのパイすりとは感触が違うけど、弾力のあるおっぱいが大きく上下して亀頭が挟み込まれる瞬間が気持ちいい。

「最後の1枚は脱がせて、ね」
「ちゃんと見せてよ」

 俺の前に立ってシナを作る三好さん。ほぼ半球形を保って揺れている胸は乳輪が広くて乳首が大きいのは残念だがきれいなピンク。ウエストのくびれは甘いが、たくましく張り出した腰のラインは色っぽい。俺に見せるつもりが無かったのだから仕方ないが、シンプルな木綿のショーツなのが惜しい。ショーツを半ばまで下ろして恥毛が見えそうで見えない。ソファに座ったままの俺の目の前にショーツの股間が濡れそぼっているのが見えるが生地が厚くて薄っすらと恥毛が透けて見えるだけ。
 だらしなくそっくり返っていたソファから上半身を起こした俺は三好さんのショーツに手を伸ばすとおっぱいを見せ付けるように身体を揺らしていた三好さんが腰の動きを止めて含み笑いをした。

「これが大人の女よ。彼女と比べてどうかしら?」

 彼女の和夏は18歳で三好さんと3歳しか違わないし、25歳の公子さんや30歳前後のマリさんや深雪さんのもじっくりと見たことがあるのだが。だからと言って21歳の三好さんのを見たくないわけではない、それどころかじっくりと見比べたいくらいだ。
 俺の両手がショーツの脇にしっかりとかかると三好さんが再び腰をうねらせてきた。ゆっくりとショーツを下げていくと黒々とした菱形の恥毛が見えてきた。下ろすにつれてぐっしょりと濡れた恥毛からショーツに愛液が糸を引いていく。前からはっきりと見える公子さんや和夏と違ってかなり後ろにお○○こが見えた。

「すごく毛が多いし、穴が後ろの方だよ」
「大人になると濃くなるのよ、そんなに後ろかなー」

 むっちりとした太ももを過ぎると滑るようにショーツは落ちた。この大きなお尻を包んでいたとは思えないくらい小さく丸まったショーツを足首から抜いた三好さんが指でお○○こを開いて見せつけた。

「ちょっと濡れすぎてるから続きはお風呂で、ね」

 風呂場に向かう三好さんはお尻を振りながら歩いて色気をアピールするが、大きなお尻にくっきりとショーツの跡が見えた。苦笑した俺は冷静さをいくぶん取り戻して三好さんのお尻を眺めながら風呂場へ行った。わざとらしく脚を開き気味にして風呂の用意をした三好さんがシャワーで股間を流しバスタブの端に浅く腰掛けて大きく脚を開いた。

「好きなだけ見て触っていいわよ」
「指を入れてもいい?」
「優しく、ね。女の身体はデリケートなんだから優しくしないと駄目よ」

 色っぽい身体に色っぽい仕草、しかしお尻についたショーツの跡を見て冷静になった俺は魔力で三好さんの性感を高めながら大きく脚を開いた股間ではなくおっぱいの先で硬くなっている乳首に吸い付いた。急な快感に息を呑んだ三好さんの乳首を舌で転がしながら魔力を強めていった。

「やだ、なんで。あん、上手すぎるの」

 イッてしまわないように魔力を調整しながら乳首に吸い付いた俺の頭が胸に押し付けられて胸の谷間に挟み込まれた。快感の奔流から逃れた三好さんは長いため息をついてから俺の頭を胸の谷間から解放した。

「あー、久しぶりだからかな。感じすぎちゃった」
「こんなエッチな身体なのに?」
「もう上手なんだから、子供の癖に。またおっぱい吸って、ね」

 今度はおっぱいを下から支えて乳首を俺の口元に差し出してきた。軽く舌を伸ばしてツンツンと乳首を突付いてからペロっと舐め上げると三好さんの身体がビクっと跳ねた。

「や、焦らしちゃ駄目なの、ね。おっぱい吸って」

 駄目と言われても楽しいものは楽しい。俺を子ども扱いしていた三好さんが俺に乳首を吸われて感じるのを見るのは楽しいし、焦らされて悶えるのを見るのはもっと楽しい。
 魔力の増大に伴って体力と性欲も増大して、性欲が暴走したりしたが既に落ち着いている。昼間に何回も美奈子と楽しんでも夕方にはちゃんと射精できる体力は健在だし、美奈子のおねだりが可愛くて口に1回出しはしたが充分我慢できたし、女子バレー部の部員たちと一緒にシャワーを浴びても我慢できた。
 淫乱ナースの能力を写し与えられた三好さんのフェラで射精してしまったが、これは半ば無理やりだったし。

 自分の能力と性欲をコントロールする自信がついた俺は淫乱モードの三好さんを焦らして遊ぶことにした。

「ね、ね、おっぱい吸って」

 『ね』が口癖なのだろうか?俺の唇に乳首を押し付ける三好さんのおっぱいにしゃぶりつき舐めたてる。魔力で乳首だけ段違いに性感を上げつつ乳首の周りの乳輪をゆっくりと舐める。焦らすような愛撫を続けると広い乳輪の所々に小さく硬い感触が伝わってきた。
 左右の胸を交互に移動しながら焦らしつつ乳輪を見ると乳首の周りにニキビのように膨れた部分がいくつもできていた。未帆さんは感じてくると乳首と一緒に乳輪全体が膨れてくるのだが、三好さんは乳輪の一部が膨れて硬くなるらしい。

「焦らしちゃ嫌、吸って」

 リクエスト通りに乳首を吸うと息を止めて悶えた。強く吸いながら魔力でコントロールしてイく寸前の状態をキープしてひたする吸いつづけた。左を吸ってイく寸前まで、右に移ってイく寸前まで。乳首から口を離して息を吹きかけるとピクピクと身体を震わせる。

「強く、もっと強く。ひっ」
「下の方もすごいね、三好さん」
「やん、皐月って呼んで。もっと、ね」

 さて、『もっとおっぱいを』なのか『もっと他の場所も』なのか? とっくに浴槽にお湯は溜ったのだが風呂には入らないのだろうか?体育館ではシャワーを頭から浴びただけでシャンプーを使ってないから髪を洗ってほしいな。
 俺の愛撫を待ちこがれている三好さん、じゃなくて皐月さん、いや皐月と呼べといわれたば。俺がおっぱいから顔を離して見上げると、とろんと色欲に濡れた瞳、半開きの唇が色っぽい・・・のだけれども、半開きの唇から真っ白で歯並びの良い口の中が見えた。

 食事を美味しそうに食べ、ニコニコと笑い、恨めしそうに食後のデザートを望ちゃんに譲る普段の三好さんを思い出した。

(これじゃ、身体は三好さんでも心は違うよな)

 ちょっとがさつだけど、おっちょこちょいだけど、でも明るくてポジティブな本当の三好さんの方が良いよな。

 「イ、イイ!」

 おっぱいに吸い付いて強めに乳首を噛んだ。魔力で感度を上げてある乳首への強い刺激でイッた三好さんがずるずると浴槽の縁から落ちた。座ったまま気を失っている三好さんをそのままにして居間へ携帯を取りに行く。ソファに転がしてあった携帯からの紫さんの神器を取り付けてあるストラップを外して風呂に戻る。

「くぅ」

 自分で乳首を摘みながら余韻に浸っている三好さんが物憂げに俺を上目遣いで見やった。

「気持ちよかったー。どこで誰と覚えたんですか?」
「それより頭と身体洗ってよ」
「はい、成樹様。思い切りサービスしちゃう」

 俺の身体をシャワーで簡単に洗い流すと自分の身体にもシャワーを使った三好さんが自分の身体に液体ソープをまんべんなく塗りたくった。そしてソープで濡れて光るおっぱいを誇らしげに揺らして見せつけてから俺の頭にシャンプーを注いでいった。

 三好さんの指の腹が俺の髪の生え際からマッサージするようにして泡立てていった。額からモミアゲ、うなじへと指が移動して俺の頭は徐々に泡に包まれた。
 そしてたっぷりと液体ソープを塗りたくったおっぱいが、股間が、太ももが俺の身体を這い回った。右回りに俺の頭をシャンプーしながら泡まみれになった三好さんの身体が俺の身体に泡をなすりつけ、俺の顔も胸も腹も足も泡だらけになった。
 生え際を一回りすると頭頂部を丹念に指の腹でマッサージしながら胸が背中を這い回らせてから、バスチェアに腰掛けた俺の膝の上に移った。液体ソープをあちこちに継ぎ足した三好さんの手が俺の顔をマッサージしながらも、ぷるぷると固く震えるおっぱいが俺の胸に押しつけられ、黒々とした恥毛を白く泡立てたお○○こが俺の太ももの上を交互に動き回った。両の太ももを充分に擦り立てると俺の膝の上に座り込み、三好さんが自分の乳首を俺の乳首に擦りつけてきた。

 くすぐったいような気持ちいいような、目新しい快感に身を委ねた。公子さんを始めとする処女だった僕たちには望めないし、経験済みだった未帆さんや彩さんもそれほど性技に長けていたわけではない。結婚しているマリさんや結婚していた深雪さんもこれほどのテクニックは無かった。
 紫さんによって淫乱ナースの技巧と、おそらくは淫乱さも写し与えられた三好さんのテクニックを堪能する。余裕たっぷりに俺を子供扱いされる事に反発したくもあるし、熟練の技巧を味わい尽くしたくもある。

 俺の乳首に自分の乳首を押しつけていた三好さんが腰を上げてペニスにお○○こを擦りつけてきた。亀頭に割れ目を押しつけ、焦らすように動きを止めては腰を引いてクリちゃんを亀頭に押しつける。固く身の詰まったおっぱいは相変わらず俺の胸を這い回り、固くなった乳首と弾力のあるおっぱいの感触の違いで楽しませた。

「成樹様。出したいですか?」
「うん。入れたいよ」
「駄目ですよ。子供出来ちゃうでしょ。だから、ね」

 充分に密を溢れさせ、固くなった乳首からも三好さんが感じているのは確かなのだが。三好さんは亀頭だけを嬲るように腰を動かす。シャンプーの泡で目を開けられないので感覚が研ぎ澄まされ、いやらしく音を立てる三好さんの股間からの水音と擦りつけられるおっぱいとお○○この感触が明確に俺の性欲を刺激した。

(おっぱいを擦りつけてくるのがさっきより弱いな)

 魔力で乳首の性感を上げているので自分でセーブしているらしい。子供扱いしている俺にイかされたお返しに外出しさせるつもりか・・・

(このまま楽しむ or 元の三好さんに戻してから楽しむ)

 二者択一を悩んだ俺だが、無意識のうちに三好さんのおっぱいを目をつぶったまま探り当てて乳首を摘んでしまった。
 擦りつける強さを調整して余裕を保っていた三好さんが悲鳴のような嬌声を上げてイき、膝の力が抜けた。

「きゃあああ、イくっ」
 にゅるん!

 仰け反りながら絶頂に達した三好さん。ちょうど割れ目で亀頭を咥えていたところを膝の力が抜け、仰け反って角度がぴったり合った。スムーズにペニスを呑み込みながらイッって締め付けるという器用な事をしながら三好さんのお尻がぺたんと俺の上に載った。

 イきながらペニスを咥え、奥まで届くとまたイった。ナースから移し与えられた淫乱さもテクニックもイッってしまえば役に立たないのか? 強く締め付け、尖った子宮口で亀頭をつついて白目を剥いた三好さんが硬直している。

 みしっ!

 70キロ近い俺の体重と、正確な数値は知らないが体格の良い三好さんの体重を合わせて受け止めたバスチェアがきしむ。慌てて三好さんを刺し貫いたままバスチェアから立ち上がろうとするが流れていた液体ソープの泡で足が滑った。

「んっ!」
「!?」

 何とか転ばずに三好さんを貫いたまま立ち上がると、その刺激で三好さんが再びイきペニスを締め付けた。
 頭はシャンプーの泡だらけ、身体は液体ソープの泡だらけ、手探りでシャワーのコックを捻ろうととするが足下が滑って立っているのも危うい。こんなに危険な状態なのに三好さんは俺の首筋にしがみつき、どん欲に腰を動かし始めた。

「だーーーっ!」
「きゃーっ」

 かけ声だけは勇ましく、しかし慎重にバスタブの縁に移動してしがみついている三好さんを振り解いてバスタブに投げ込んだ。浴槽の中で悲鳴を上げる三好さんだがまさか浴槽の中では溺れないだろう。今度は慎重にカランまで移動してシャワーのコックを捻った。
 シャンプーを洗い流し、顔の泡も洗い流す。全身の泡を洗い流してから三好さんを振り返る。

「ひどーい」
「それよりバスタオル!」
「はい」

 バスタオルを取ってきた三好さんが俺の身体から水分を拭き取っていく、体格が良いとは言え俺より10センチは低い三好さんは伸び上がって俺の髪を拭いていた。わざとらしく胸を張って震わせてみせるがなんか白けてしまった。
 俺の全身にバスタオルを使った三好さんが品を作って俺を誘うが、スタスタと寝室に戻ってベッドに潜り込んだ。慌てて自分の身体も拭き取った三好さんが隣に潜り込んできた。

(眠れ、発情したまま)

 自分の神器の力で三好さんを発情したまま眠らせ、ずっと握りしめていた紫さんの神器で移し与えられていた淫乱ナースの能力を封印した。

(後は何だっけ?)

 白けて萎んだペニスを眺めながら考えるが思い出せない。淫乱な能力を封印された三好さんの寝顔は心なしかあどけない。やっぱり三好さんは三好さんらしい方がいい。
 あどけない顔をしながらも乳首を固くし、しっとりと股間を濡らす三好さんもいい。

(ああ、そうだ。乳首の性感を戻さないと)

 眠りながらも乳首を摘んでぴくぴくと痙攣する三好さんを見て乳首の性感を元に戻した。今度はうっとりと乳首をこね回す三好さんに安心して部屋の明かりを暗くした。
 手探りで三好さんのおっぱいを探し当てて優しく包み込む。固いおっぱいの先にもっと固い乳首。すやすやと立てる寝息を聞いていると俺も眠くなってきた。

(あー、そういえば和夏のおっぱいも固かった。一生懸命触っている内に柔らかくなってきたけど)
(和夏とこうやって朝まで一緒に寝たいなー)
(まだ何か忘れてるような・・・何だっけ?)

< つづく >

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