エロ百物語 第一夜

第一夜~友人の母親にフェラチオを~

「…じゃあこっちのは?これなんかも明るい雰囲気でいいんじゃない?」

 カタログをめくりながら僕に話しかけてきているこの女性、彼女は幼なじみの英二の母親の京子さんだ。
 母の日の贈り物を選びたいので、同年代の女性の意見が知りたいんです、と言って英二の留守中に押しかけた。

「あー、いいですね、これなら母も喜びそうです。僕もこれが気に入りました」
「そう?お役に立ててよかった。じゃあちょっと一息つきましょう。お茶を入れてくるから」
「あ、すいません」

 そう言うと、京子さんはリビングのソファから立ち上がり、台所へお茶を入れに行った。
 戻って来た時がチャンスだな、と思ったので、カバンからいつものものを取り出す。
 スマートフォンによく似た形のそれは、催眠導入装置と情報端末を兼ねたマシン、「myDoll(マイドール)」だ。
 俺はいつものように起動スイッチを押し、設定画面を開くと、ドールの新規作成のアイコンを選んだ。
 画面がカメラ状態になったので、台所とリビングの間のあたりに狙いを定め、待つ。
 おっと、お茶をこぼされたらたまらないな。俺はマイドールを構えたまま台所の京子さんに声をかけた。

「すいません、京子さーん」
「え?どうかしたの?」
「すいませーん、ちょっとだけ来てもらえませんかー?」
「何かしら…どうしたの太郎く……」

 バシュッ!
 エプロンで手を拭いながらリビングに入ってきた京子さんに向かって、マイドールから発した赤い光を浴びせかける。
 この光を当てるとショック状態となり、脳の一部が思考停止してしまう。フラついている京子さんの手を取り、そのままソファに座らせた。
 まずはそのままカメラモードでズームにして、京子さんの顔のアップを写真に撮る。その後詳細設定画面に切り替わったら、データの入力だ。

「京子さん……あなたは京子、佐藤京子さんですね……?」
「はい……」
「あなたの家族構成を教えてください」
「私と、夫、それに息子が一人です……」
「ではあなたの身長は?」
「162cmです……」
「ではあなたの……」
「……」
「……」

 ひと通り質問して入力を終えたので、ロックの設定をする。とりあえず「京子ママ」にしておこう。
「京子ママ」と入力すると、京子さんの側に近づき、顔の前ににマイドールをかざす。そして決定ボタンを押す。

 次の瞬間、今度は青い光線が京子さんの両目に当たり、脳に直接データをインプットしていく。それが終わるとマイドールは沈黙する。
 画面には、「佐藤京子、催眠レベル1、マイドールハウスに登録完了」という表示がされていた。これで完成だ。

 とりあえず、命令の一覧画面を開く。
 まず「ここ30分の事を忘れる」と打ち込んでセットし、テレビのリモコンを使うように京子さんに向かって発信する。
 今度は光ったりはせず、赤外線のような不可視の光線が発射される。続いてスリープ状態も解除。京子さんの意識が覚醒する。

「……あ、あれ、私どうしてたのかしら」
「一緒に選んでもらっているうちにウトウトして眠ってしまわれたみたいです」
「あ、そうだったの、ずいぶん恥ずかしいところを見せちゃったわね……」
「いえいえ」

 その後は、京子さんと世間話をしながら、時々隙を見てマイドールで「命令」を送った。お茶菓子をもってくるとか、
 窓を開けて換気をするといった簡単な事だ。レベル1の段階では、まだまだ覚醒状態の本人の意に反した行動をとらせたりすることはできない。
 マイドールでこうやって命令をこなさせ、地道にレベルを上げていくしかない。

* * *

 あれから一週間が経った。京子さんが目の前にいない時はマイドールからメールを送る。
 これは他人が見てもただの迷惑メールに過ぎないが、対象には添付されている画像と文章によって暗号化された命令が脳に刷り込まれる。
 命令を実行すると空メールが返信され、実行されなかった場合は「error」と書かれたメールが返信される。

 コツコツ命令を送り続けた結果、とうとうレベル2になり、京子さんが嫌いなキウイフルーツを買ってこさせるまでに成長した。
 俺がキモオタの友人村山からこのマイドールをもらった時に、練習に選んだ女はこのレベル2で止めた。ブサイクだったからだ。
 だからここからがいよいよ本番といえる。俺は村山にメールでアドバイスを請い、色々と試していく事にした。

「なになに、『レベル2はまだまだ高度な事はできない、でもそろそろそのババァをオナネタに使いたいだろ。
 だったら写メ撮らせて送らせろ。メール消去させるのと記憶消すの忘れんなよ』か…そ、そうだな、そろそろそういうのやっちゃうか」

 マイドールを起動しメールを作成する。「アヘ顔ダブルピースでM字開脚した写真を送れ」と送信する。結果は…エラーだった。
 いきなりハードルを上げすぎたようだ。そこで、「洗面所の鏡で自分の下着姿の写メを撮って送れ」というメールを送った。
 数十分後、メールが返ってきた。そこには、眼鏡をかけて黒い下着姿の京子さんの写メが添付されていた。
 成功した喜びと、知り合いの艶めかしい下着姿の生々しさに俺は興奮してしまい、その日は二回もその写真でオナニーした。

 次の日もその次の日もエロ写メを送らせた。回数を重ねるごとに経験値がたまり、徐々に過激なポーズの写メも送らせられるようになった。
 本気で嫌がることはさせられないので、無意識のうちにやっているとはいえ、京子さんは元々そういう性癖があったのかもしれない。
 きゅうりをほうばっている写メールや、ブラジャーなしの写メール、パンツも脱いだ写メールを送るようになったころ、レベル3に上がった。

* * *

 村山にメールで報告すると、レベル3ならもう大体の事はさせられるという。それなら……。
 俺はその日からある命令を送り続けた。エラーにはならなかったので、京子さんにある変化をもたらしているはずだ。
 それからしばらく経ったある日、俺は部活を仮病でサボり、夕方のうちに英二の家に向かった。
 英二はサッカー部で帰りが遅いし、父親は単身赴任中。平日の夕方が一番のチャンスだ。
 インターホンを押すと京子さんが出てきた。

「あら太郎君。どうかしたの?英二ならまだ帰っていないんだけど」
「ちょっと京子さんに頼みごとがありまして……」
「そう?じゃあどうぞあがってちょうだい」

 リビングにとおされた後、俺は無言でマイドールをいじり続けた。何も言わない俺に京子さんが話しかけてくる。

「それで太郎君、私になにか頼みごとがあるのかしら?」
「……」
「どうしたの?具合でも悪いの?」
「……」
「何か言わないと分からないわよ」
「……いやね、京子さんに下の処理をしてもらおうかと」
「え?なに?」
「いや、ほら、淫乱おばさんから毎晩こんな写メを送られてたんじゃ、僕も我慢出来ないんです」
「は?」

 そう言ってマイドールの画面を見せる。そこには京子さんの自画撮り写メが一覧になっている。
 それを見た京子さんは、衝撃を受けたような顔をしていた。

「な、なによこれ!?」
「なにって、京子さんの送ってきたエロ写メですよ」
「違う!私はこんなことしていないわ!」
「本当にそうですかね、っと」

「命令3」「自画撮り写メを撮った記憶を思い出す」をすかさず送る。
 京子さんに、謎の使命感で毎晩どこかに裸の写メを送っていた記憶が蘇る。

「あ、そ、そんな嘘よ!私はそんな事やってないわ!なにかの間違いよ!」
「まあまあ、落ち着いて」

 思い当たるふしがあるためか、京子さんは露骨に狼狽しはじめた。
 あらかじめ保存していた「命令3」「その場に座り、一切身体を動かすことは出来ない。それと大声も出さない」を送信。

「ポチッとな」
「は!?」

 そのまま京子さんはその場に座りこんでしまった。
 京子さんは俺の手にあるマイドールと俺の顔を何度も見比べてる。

「まー今のでなんとなく分かったと思いますけど、これは京子さんを操作するリモコンなんです」
「な、なんですって……?」
「ま、まさかそれで私を操作して……」
「その通りです」
「これのおかげで毎晩オカズには困りませんでしたよ」
「ふざけないで!どうしてこんな事ができるのかは分からないけど、なぜこんなことをするの!早くやめなさい!」
「なぜ?なぜってまあ……僕も思春期でそういう事に興味しんしんなんですよ」

「何言ってるの……私は英二の母親なのよ……太郎君にだって昔からよくしてあげたじゃない……!」
「いやまあそうですね」
「やめてちょうだい……お願いだから……あなた英二の親友でしょう……」
「親友のお母さんに筆おろししてもらうなんてサイッコーに興奮するシチュエーションですよ」
「……!」

 身体の自由はきかず、説得も無駄と分かったのか、京子さんはうつむいてしまった。
 俺はマイドールに次の命令を書きこむと、京子さんに向かって送信した。

「じゃあ京子さん、よろしく」
「!?」

 京子さんは立ち上がると、ソファに座る俺の前に跪き、制服のズボンのチャックを下ろしていく。
 そして半分勃起したチンポを取り出すと、ゆっくりとしごき始めた。

「こ、こんなことが……!やめてよ……本当にやめてちょうだい……!」

 京子さんの嫌がる顔を見ているだけでチンポの怒張が止まらない。
 俺は親友の家のリビングで、その母親にチンポをしごかせているんだ。

「京子さん、そろそろしゃぶってください」

 と言うも、京子さんは顔をそむけたままこっちを見ようともしない。
 両手で京子さんの頭を鷲掴みにし、無理やり近づけチンポと対面させてみたが、一向に口を開いてはくれない。

「京子さん、口の周りがチンポ汁でヌルヌルになっちゃいますよ」

 頑固に口を閉じ続ける京子さんの口を、勃起したチンポで突っつき続けたために、
 先走り汁で京子さんの口の周りがヌルヌルになっている。
 マイドールで強制的に口を開けさせてもいいんだけど、京子さんの意志でしゃぶらせたい。
 マイドールを手に取ると、そこにある文字列を打ち込み、京子さんに見せた。

「京子さん、これ見てください。今からこれを送信します」
「な、なんてことを書き込んでるの!」
「さあどんな風になるのかな」
「やめて!やめてよ!」

 そこには「自分から腰を振ってセックスする」と書いてある。
 もちろん貞操観念の強い京子さんのこと、レベル3じゃ送信してもどうせエラーになるはずだ。
 でも、そんな事を知らない京子さんにしてみたら、自分の意志と無関係に不貞行為を働いてしまうなど、とても容認できるものじゃない。
 これで京子さんの中に、「妥協」という選択肢が出てきたはずだ。少しの沈黙があった後、京子さんが口を開いた。

「分かったわ……」
「え?」
「分かったから……太郎君の言うとおりにするから、お願い、セックスだけは勘弁してちょうだい」
「いいんですか?本当に」
「無理やりセックスさせられるよりはマシよ……」
「じゃあお願いしますね」
「くっ……こんな事……あの人にだって……」
「じゃあ俺が京子さんのお口マンコの処女をもらえるって事ですね」
「お、お口マンコ……って……」

 京子さんはおそるおそる俺のチンポに唇をつけた。そして舌先で亀頭の先をペロペロ舐めていく。
 目を瞑って作業的にこなそうとする京子さんに、味気なさを感じたので更に注文をつける。

「京子さん、もっと上目づかいでこっちを見てくださいよ」
「……」

 もう諦めたのか京子さんは素直に従う。
 俺の中には、親友の母を、それも幼い頃からよく知る女性をとうとう屈服させた、という征服感でいっぱいだ。
 だけど、京子さんが慣れていないためか、フェラチオがイマイチ気持ちよくない。

 そこで、自分の意志で屈服させる、という当初の目的は果たしたので、いよいよ数日前から仕込んでおいたお楽しみを使うことにする。
 マイドールに保存しておいた長文の命令を呼び出し、京子さんに送信する。

「フェラチオマシ~ン、起動!」
「!?」
「……」

 京子さんの瞳から光が消え、無表情になる。京子さんは口を大きく下品に開けると、いきなり俺のチンポにしゃぶりついてきた。
 頭を大きく振って豪快にストロークをし、口をすぼめてものすごい勢いでバキュームする。

 これが数日前から仕込んでおいたネタだった。昼間京子さんが一人だけになったら、英二の隠し持っている「淫乱痴女教師~口淫授業~」
 というAVを部屋から回収して再生し、バイブ(所持しているのは確認済み)でその映像の通りに真似をする練習をさせていたのだ。
 そして今、その記憶と技術を取り戻させ、一心不乱にAV女優のフェラチオを再現させる命令を送ったのだ。

 上目づかいでこちらを見上げるその顔は、無表情ながら淫乱女教師そのものだ。
 京子さんはジュポジュポジュポジュポ!といやらしく音をたてながら俺の肉棒を、唇で、舌で、しごいていく。
 亀頭をはいずり回る舌の感触がたまらない。このままではイってしまいそうなので、たまらず中断し意識を取り戻させる。
 京子さんは慌てて口を離す。唾と先走り汁がドロドロに混ざったものが京子さんの口から垂れた。

「あ…あ…こんなあ…」
「どうですか?息子の友達のチンポを思う存分しゃぶる気分は?」
「まだまだいきますよ、ポチッとな」

 再びフェラチオマシーン化。今度は舌を伸ばし、玉裏から亀頭の先までペロペロと舐めまわしはじめた。
 その上更にチンポを喉奥まで丸呑みし、喉の奥でしごき出した。喉マンコ、いわゆるイマラチオである。
 京子さんはジュポ、ジュポ、ジュポ、ジュポと涎を口元から溢れさせながらどんどんストロークを早めていく。舌の感触が気持ちいい。

 俺はもうたまらなくなり、限界をむかえ膨れ上がった肉棒を、喉の奥の突き当たりに押しこんだ状態で京子さんの意識を覚醒させる。
 頭を両手で鷲掴みにして、動けなくしたまま京子さんの喉奥へと、この日のために溜め込んでおいた一週間分のザーメンを、最後の一滴まで流し込む!

「うっ!い、イクよ!京子さん!」

 ドピュッ!ドプッ!ドピュピュ~~~~~~~~~!

「t34rtj3wじgふぉ!!!!」
「はぁあ…!はぁ、はぁ、はぁ……気持よかった……」

 全身から急速に力が抜けていく。今までのどんなオナニーよりも気持よかった。
 いきなり意識を元に戻された京子さんは、あまりの衝撃に白目を剥いて倒れてしまう。
 口からはゴポゴポと精液が溢れ、エプロンには精液のシミがべっとりとついている。とりあえず後始末だな、と思った。
 後始末を終えると、俺は京子さんの今日の記憶を消して英二の家を出た。

* * *

 それからというもの、俺は英二の家に遊びに行くたび隙を見て台所やトイレでフェラチオマシーン京子を使った。
 英二とゲームをしている最中に抜けだしてしゃぶらせたり、英二が帰って来るまでの暇つぶしでふやけるまで舐めさせたり。
 クラスの口が固い連中にフェラチオマシーンを使わせてやった事もある。
 チンカスまで舐めとってくれる英二の淫乱な母親は、童貞連中の間で大人気だ。
 まあそこら辺の話はまたいつかどこかでするとしよう。

< 続く >

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