カルト学園狂躁曲!? 第八章

第八章:嗚呼哀れッ、郁子に施されるリョナ的エロエロ洗脳手術level②

 加々見俊は、相変わらず手錠で手首を拘束され、洗脳で魔教師と化した藤澤絵里先生の【悦楽洗脳】に耐え忍んでいる。
「加々見クンッたら、もしかして不感症? 先生のテクニックでイカなかった男の子ってこの学園にはいないのに。貴方のお友達の西山君と加瀬君はあっけなく発射しちゃったのにね、うふ」
 絵里センセイは血管が浮き立つほどに猛った俊のペニスを優しく愛撫し続ける。
「不感症ってことはないわよね、こんなにおっきくなってるんですもん」
 と絵里センセイは、絶妙の舌遣いで俊の陰茎を虐めるようになぞる。
「あううッ、じゅ、十分気持ちいですけどぉ~~。俺洗脳はされたくないんでぇ!!」
 射精したら一巻の終わりだ。なにせ、魔洗脳された人間に悦楽の絶頂を味合わされれば、理屈抜きで淫華学会の教えが頭にリフレインする特殊構造に脳みそが変貌を遂げてしまうらしいのだから、おいそれと性欲の塊を吐き出すわけにはいかない。まるで吸血鬼の如し。しかし、俊の中にはここまでイカずに済んだ理由として、今この時も目の前の洗脳質の中で教祖とマッドサイエンストの変態的な責め苦に耐え忍んでいるマドンナさまの存在があった。
(郁子を助け出すまでは、こいつらの軍門には下らないぜ)

 その小越郁子は相変わらずガラス張りの巨大な試験管の中で身悶え泣き喚いている。いつまでヤラレてるんだ、という読者もいるだろうが、逃げることも抵抗することもできない郁子にこの洗脳から逃れる術はないのだ。
「俊・・・、ずっと耐えてるんだ・・・? わたしへのロイヤリティ、かな? ううッ」
 苦痛に喘ぎつつも、幽閉された洗脳器の外にいる【気になる男の子】くらいには昇格させた俊を気遣う。
「へっ、さっすが敬和一の勝気お嬢様だぜ。体操のエースとして鍛えた肉体の強靭さと、気の強さは健在だな。ちょっとこいつらに洗脳されて我儘ぶりを直してもらうっていうのも悪くなかったりしてな・・・」
「ちょっと、失礼なんですけど? 私勝気でもなければ、我儘でもないし・・・。でも、絶対、私洗脳されないよ・・・。絶対この学校をこいつらから守ろうね・・・ううッ」
 妙に甘いムードに浸る虜の男女。思えばこの二人捕まって以降、どんどんその距離が縮まってきているご様子で・・・。
「うーむ、チョイ悪不良イケメンと学園のマドンナ、どーにも癇に障るカップリングだ! だが、洗脳はここからが本場よ、ちょうどいい敵対モデルが現れたもんだわい」
 と、意味深な笑みを浮かべる亀頭博士。
「脳刺激の位置を変更する、脳の中隔部を刺激するのだ。そして、サブリミナル幻覚モードに切り替えるぞ・・・むひひひ」
 再び技術士がパソコンを操作した。今度は妙にコケティッシュなピンク色の怪光線が床から発射され、郁子の肉体をなぞり始める。
 
「うぅ・・・な、なんなのコレ?」
 郁子は女の子らしく身悶えると、うら若き肉体に奇妙な熱りを覚え天を仰いだ。
「うう、な、なんか夢を見てるみたい・・・」
 自分を呼ぶ、俊の声も遠ざかっていき、郁子は夢うつつ・・・。
「ふふふ、いいぞいいぞ、小越郁子。人間には誰しも六感がある。そしてその理性を司るもっとも敏感な感覚がある。それは性感よ。このお嬢さんの【ブライダルチェック】は完了しているな。どんな映像を見せれば、どう濡れて来るか・・・オミトオシよ」
 亀頭博士は部下に確認をとると満足そうに頷く。
「肉体への苦痛という恐怖を覚えた後にはコレが覿面だ。幻覚洗脳手術開始だ! 徹底的に乙女の性感を弄んで屈服させ、従順な信者に仕立て上げてやるぞーい」
 マッドサイエンストの鶴の一声で、さらに濃厚なピンク色に変貌を遂げたレーザーに嬲られた郁子は何時しか恍惚の表情に。彼女の脳裏に次第に何かの情景が浮かんできた。そうそれは学校生活での一コマだ。
「この娘の願望と隠れた性癖を織り交ぜた映像はこのモニターでご覧いただけます」
 もう、教祖様は興味津々で画面を食い入るように見つめる。

 以下、郁子の妄想、そして隠れた願望が披露されることに・・・。

 小越郁子は一昔前のブルマよりもはるかにハイレグ度の鋭角がキワドイ練習用の紺色ショートパンツを股間に食い込ませ、平均台の上でバク天、段違い平行棒で回転を繰り返す。その間、男の子の視線を感じまくっている。
『うふふ、見られてる見られてる、今日もエッチな男の子たちに。みーんな私に告りたいんだろーなぁ。でもそんな度胸がある子がいるかなぁ? いたとしてもお付き合い、いやいや男の子って認めてあげられるレベルの子がどれくらいいるかしら? まぁ、精々私の美貌を見せつけてあげるとしますか』
 郁子はタカビーな笑みを浮かべると、後輩や部員に号令をかける。
『みんな、大会も近いんだし、気合を入れる意味で本番用レオタードで校内をランニングしましょ!』
 必要もないのにわざわざ鮮やかな虹色のレオタードに着替えた郁子は、凛とした掛け声とともに体育館を出て校舎内廊下をランニングだ。ただでさえスケベな生足ランニングにすれ違う男の子は目がテンの状態、もしくは恥ずかしげもなく涎垂らさんばかりにスケベな視線を送る輩続出だ。一目散にトイレに走るオナニー野郎までいる。
『キャハハ、可愛い、男の子って。私で妄想膨らませてるんだろうなぁ。あ、いけないいけない、こんな生意気なことを考えてちゃ、人気が堕ちちゃうし』
 郁子はすれ違う男の子にご挨拶。
『また明日ねー!』
『こないだテスト良かったじゃん。やればできるって君は』
 ウインク交じりに顔見知りの男の子に声をかけてあげるだけで、相手はもうメロメロだ。

 と、ここまで郁子の妄想をモニターで観察していた亀頭博士、そして隆元教祖は顔を見合わす。
「なかなか、計算高くかつ高飛車な厭味な女ですなー」
「これって郁子君の願望なの?」
「はい、実生活での行動の裏側にある心理と欲望を映像化しています」
「でも、そういう娘ってなぜか人気があるわな~。実際ワシ、こういう娘大好きだし」
 と、クラスのお姫様の性格にも興味津々のご様子だ。
「どうやら、小越郁子は男の子の眼差しを浴びることに無常の快感を覚える様子で」
「マドンナ信者になる資質十分だわい。この後どうする気?」
「この妄想にこちらのプログラミングしたストーリーを組み込みます」
 と、再び郁子の妄想・・・。

『さ~てと、今日は何人くらいファンが増えたかな? っていうかこの学校で私のこと知らない男の子なんてもういないか。遅かれ早かれ私のファンになっちゃうんだろーしね。ふふふ、私ってスターの資質十分だよね。女子アナ、女優、FA、何でもなれるけど、政治家とかもイイかもね』
 と、浮世の漢をすべて手玉に取ったご様子の郁子姫。その彼女の前に三人の悪漢が現れた。それは、この敬和でも一二を争うワル、西山昭仁、加瀬達也、そして加々見俊だ。ガムを噛み鳴らした三人はレオタード姿が眩しい、学園のマドンナを取り囲む。
『よぉ~~、郁子お嬢さま。今日という今日こそ、俺らと付き合ってくれよぉ。敬和の三銃士とさぁ』
『あーら、敬和の恥さらしおバカな三銃士さん、その名のとおり三十年、いや三百年早いんじゃないッ?』
 と、いつにも増してツンとしたすまし顔でタカビーに言い捨てる郁子。
 

 と、再び現実世界。生意気お嬢様の妄想に声を荒げたのはほかならぬ俊だ。
「おいおいおい~~ッ、俺って小越の中でそういう存在なわけ?」
「フフフ、その件は同情するが、君には彼女の幻覚の中でさらに悪役を引き受けてもらうよ」
 意味深な笑みを浮かべる亀頭博士だ。

 再び妄想の中・・・。

『ほぉ~~りゃ、お嬢様、泣けよ、叫べよ、でも助けは来ねぇぜぇ!!』
 現実よりもはるかに極悪お下劣にデフォルメされた俊たち三人は、レオタード姿のお姫様を担ぎ上げ「拉致」を実行する。
『い、いやッ、助けてッ誰か!! この人たちはレイプ魔よ!! 学園の恥さらしのくせに私を強姦しようっていう不届きモノ、いえ、悪魔よ、鬼畜よ、人間の屑よッ、早く警察に逮捕させて退学、いえ、絞首刑、いえ鋸引きの刑にしてやって頂戴!!』
 と、ここまで言うかという罵詈雑言を吐きつつも、タカビーお嬢さんの受難は続く。
『もう逃げられねぇぜぇ~~』
 三人の不良は郁子を地下室に監禁。逃れることも抵抗することもできない乙女にじり寄る不良三人。学園ドラマにありがちな女の子の大ピンチシーン。
『い、いやだ、これっていわゆる拉致監禁っていうヤツ? ヤバくない?』
 と、恐怖に顏を引き攣らせる郁子。
 
 
 またまたここで現実世界。
「これじゃあ、俺は強姦魔じゃねえかよぉ!?」
 と、抗議する俊。だが、これがマッドサイエンストの狙いだ。
「その通り、郁子君の脳髄に君への不信感や嫌悪感をたっぷりと植え付けるのだ。そして、隆元様がそれを救う。そして愛の施しを受けて洗脳は完了という筋書きだよ」
「くっそう、卑怯な奴らだ。俺の初恋を・・・青春を・・・返しやがれぇ~~~ッ!!」
 ペニスをそそり勃させた俊の叫びが木霊する中、妄想は続行する。

『え? えぇ?、ちょっと、三人とも・・・』
 狼狽する郁子ちゃんの前で次々と、ズボンを降ろすワル3人。その巨根を眉間に突き付けられた郁子。賢明な読者の皆さんにはお分かりだろうが当然、凄惨なレイプ劇が展開されるはず、だった。
『わ、私って囚われのお姫様ってやつ? チョ、チョー胸がときめくんですけどー!!』
 と、妄想の世界の俊まで驚いてしまうような爆弾発言。
『普段、蔑んでる男の子に輪姦されるなんてすっごいエッチ!!』
 郁子の妄想大爆発だ。

 パンパンと平手打ちにされる郁子。昭仁と達也が代わる代わるお姫様をいたぶりにかかる。だが当の郁子はどこか憐憫で、陶酔しているような艶めかしい表情だ。
『あんッ、この【悪い男の子たちに捕まっている優等生っていう感じ】がたまんないわッ。もっといたぶってッ』
 次いでお決まりの跪かされての御口でのご奉仕、まずはおずおずとしたモテない達也の貧弱なペニスを口に含む郁子。
『あむぅ~~ッ、加瀬君って絶対童貞だよね。やだ、緊張であんまし勃たないじゃん。私が頑張って導いてあげないと萎んじゃいそうだよぉ~~』
 本人が聞いたなら一生EDの後遺症に悩まされそうなセリフを漏らしつつ、次いで昭仁を昇天させにかかる郁子。
『西山君はベンチウォーマでしかないけど、さっすがバスケ部ね。こーなにたくさん出しちゃったじゃない。でも、早漏の可能性が大、かなぁ』
 妙に淫靡な顔つきで、ザーメンを吐き出す郁子。さて、そこで真打登場だ。
『小越、お前のバージンを奪うのはやっぱ俺しかいないっしょ! 強姦三銃士のリーダー加々見俊が腕によりをかけて敬和一のマドンナを悦楽地獄に落として見せるぜ!!』
『え、えぇ? 俊ったら、何を用意しちゃってるわけ? あれってローターじゃない・・・。手錠とか持ってるし、何考えてるの!?』

 ヴィーンヴィーン・・・。M字開脚に拘束された郁子。そのレオタードに包まれた股間の盛り上がりを丹念にイボ付きバイブでなぞる変態な俊君。
『小越・・・地球で一番好きなお前の恥丘をなぞる、なんてな』
『オヤジギャグは最ッッ低!! ・・・でも、その責め方はサイコぉ~~』
 郁子ちゃん大きく仰け反りながら歓喜の悲鳴だ。
『や、やだ、俊ッ、もう下の御口、ヒクヒクだよぅッ!!』
 SMチックな痴態を晒したまま仰け反る学園のマドンナだ。
『いい具合にマンスジが濡れてきたじゃあねえかよ、小越。お前、拉致られ願望とか犯られ願望とかありありだろ?』
 俊男卑猥な質問に、眉間にしわを寄せながらコックンと頷く郁子。

 またもや現実世界。
「これはもう・・・」
「どスケベ娘全開ですな・・・しかし、性戯に長けていた方が弟子たちを支配しやすいかと」
 花血を垂らしつつ、顔を見合わす隆元と亀頭。
「って、そのくっだらねぇオヤジギャグを言う俺のキャラ設定どーなってんだよ!?」
 そうこうしている間にカプセルに幽閉されたリアル郁子の肉体にも変化が。
「どーなってるんだろ、わたし・・・。こんなエッチな夢ばっかし見て・・・。ああん、ヤダ乳首とかどんどん勃ってくるし、アソコが熱いし・・・。なんかすっごいエッチな気分なんですけど・・・って、もう濡れてるし・・・」
 お言葉通り、郁子の肉体に密着したレオタードの胸元で、ただでさえデカイオッパイは膨張し、その上で、ピンとサクランボの蕾が形を作っている。
「や、やだ、アソコがヒクついてるぅ・・・」
 熱っぽく潤んだ瞳は何とも艶めかしい。生唾ゴクリの俊の前で、郁子は妄想に駆られ続ける。
 
 
 郁子の妄想はいよいよクライマックスに差し掛かっていた。
『さぁ、小越、もう濡れ濡れだぜ。優等生も俺のテクにかかればお前も完オチだぜ・・・さぁ、俺の指コキをとくと味わえよ』
 俊は郁子の恥丘に食い込みスケベなお汁をじゅわわっと滲ますレオタードを指でずらすと、その秘裂に容赦なく指を挿入、女の子の敏感な部分にカクカクと摩擦を与える。
『ひやううッ、あああッ、イイッ、俊ッ、すっごい良いぃよぉ!!』
『ほーりゃほりゃ、クリちゃんがピンピンになって皮まで剥けてきたぜ。膣がヒクついてらァ、膣痙攣をおこしても知らねぇからなッ』
『いいから・・・早く頂戴、はうあッ、くうううぅぅ~~ッ』
『俺様のチ●ポを欲しがるなんて百年早いって言いてぇとこだが、姫様がお望みとあらば・・・』
 俊は三十センチ近くはあろうかというペニスをバックから郁子の濡れそぼった膣に挿入・・・。
『ああんッ、いきなりそんな過激にッ!!』
『おお、さっすがッ、体操部のエース、締り具合も・・・最高だぜ、はあはあ・・・』
 ずりゅうりゅひちゃひちゃひちゃ・・・。艶めかしい結合音とともに、歓喜の表情の郁子ちゃん、俊に抱かれながらよがるわ喘ぐわ・・・。極め付けがこのセリフだ。
『俊クン、君って最高の・・・強姦魔よ!!』
 そこに現れたのは我らが英雄、影乃原隆元センセイだ。安っぽい英雄モノのドラマでも見るように、郁子を凌辱していた俊を撃退した教祖様はしたり顔で、お嬢様の妄想に幕を下ろすのだった。
 
 
 妄想の外でも郁子は淫らに変貌を遂げていた。
「お、お願いです・・・隆元さま・・・」
「今なんと言った?」
「洗脳は成功ですな。加々見俊に凌辱された自分を救ってくれた尊師を、終生慕い続けることは間違いありませんよ」
 喜び合う悪党二人に、郁子は哀願する。
「手錠を外してください。わたし・・・わたし・・・したいんですぅ」
「な、なにをだね?」
 蠱惑的な薄ピンク色の唇から唾液を滴らせ、熱っぽい瞳で恥じらう郁子。幾分女の子らしさが増した様子だ。
「アソコが熱くって、熱くって、堪らないのですぅ~~」
 見れば、レオタードの陰部からはじゅぱじゅぱと愛液が滴り、太腿の間までぬるぬるだ。その様子に股間を膨らませつつ、催促する様に詰問する。
「それで、意味は何がしたいのだね?」
「・・・はい、オ、オ、オ、・・・オナニーをしたいのですうぅ~~ッ!!」
 この郁子の痴情発言には俊も打ちのめされた思いだ。好きな女の子を目の前で痴女にされた挙句、自分はその妄想でレイプ魔に仕立て上げられたのだからそれも無理はない。何より、今郁子はこの校長モドキを【様付】で呼んだのだから、この悪党二人に洗脳されきってしまったと見るのが正しいだろう。

 俊の眼前で手錠を外された郁子が恥じらうようにレオタードの濡れ濡れ股間部分に指を伸ばす。そして恥丘に食い込むコスチュームを妄想の中同様に自分でずらし・・・。
「も、もう・・・我慢できません・・・」
 ぬちゃりと広げた恥唇の間にお目見えする花園。その中で可愛くヒクつく花豆をいじり始める郁子ちゃん・・・。
「ああ~~~ッ、小越郁子イキますッ、イってしまいますぅッ!!」
「止めろ、小越ィ~~」
 と、GFの痴態に、我慢汁を先走らせながらも、涙目の俊。三者三様の陰謀、そして絶頂の結果は・・・?

< To Be Continued >

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