第五話 リビング
結局、里奈が三度目の絶頂を迎え気絶するまでの数時間、私は一睡もすることなく、ひたすら自慰にふけってしまった。
何度も絶頂を迎え、私も気絶するように眠りに落ちた。
だが、数回にわたる自慰行為でも全く解消することのできなかった性欲を抱えたまま、私はけだるい朝を迎えた。
「ふぁぁぁぁ」
大きなあくびをし、寝不足の眼をこすりながら階下のリビングに降りると、
「んじゅ! んじゅ! んじゅるるるるっ! おふぁよぉぉ、梨花ぁぁ、んじゅぴ……昨日は、じゅずずずっ! よくねむれたかひらぁ……ちゅ、じゅぞぞっ!」
「んじゅるるるっ! じゅびぃぃっ! んぶぅ……おはよぉ、お姉ちゃん……んじゅるるるるっ!」
リビングのソファに腰かけた裸の『お兄ちゃん』の股間に顔を埋め、そのギンギンに勃起した肉棒に左右から舌を這わせ合っているお母さんと梨花の姿があった。
「……何、してるの?」
私がそう尋ねると、
「んぶぅぅ? 何って……ちゅろ、んじゅ。もちろん……じゅび、『お兄ちゃん』へのぉ……じゅるるる、ぺちゅ、朝のぉぉ、ちゅぱっ、れぅれぅ……ご奉仕、だぉぉ……れぉぉぉ」
「じゅぞぞぞ! んろぉぉ、じゅぴ、んちゅぅ……お姉ちゃんもぉぉ……じゅるるっ! いっひょに、するぅ? ごほうひぃぃ……んろぉぉぉ……」
視線だけを私に向け、『お兄ちゃん』の肉棒にべったりと舌を押し付けたまま二人がそう答える。
そんな二人の様子を、
「……はぁ、んっ……ふぅぅぅ……おおぉっ!」
裸のまま椅子に腰かけたお父さんが、血走った眼で見つめながら自慰に勤しんでいる。
血管の浮き上がった肉棒を激しくしごき上げながら、はぁはぁと荒い息を漏らすお父さんの情けない姿。
何回か射精をしたのだろう。
リビングの床に、お父さんの肉棒から吹き出した思われる精液の跡があった。
「ん……じゅぷ、ちゅぴ、んじゅろぉぉぉ」
「ちゅぴぃぃ、れぉぉぉ、んろぉぉぉっ」
『お兄ちゃん』の肉竿にべっちゃりと舌をくっつけ、そのままゆっくりと上下に顔を動かすお母さんと里奈。
『お兄ちゃん』を上目遣いで見つめながら、
「どうぉ? んちゅぅ……私とお母さんのフェラぁ、気持ち、じゅぴ、いひぃ? んろぉぉぉ」
「んじゅぅぅぅ、私のぉぉ、お口のほうがぁ……じゅぶう、んちゅ、気持ちいいよ、ねぇ……じゅるるっ! べちゅうぅぅ」
二人がそう尋ねる。
「あぁ……お母さんの舌は猫みてぇにざらざらしてて気持ちいいし、里奈の舌は……くっ! 涎がねっとりしてて、うっ! 気持ち良いぞ。くっ、うあっ!」
肉棒を両サイドから責め立てられ、心地よさそうな表情の『お兄ちゃん』に、
「ふふっ、『お兄ちゃん』、とっても気持ち良さそうな顔してぅ……もっとぃぃ、んじゅぅ、してあげうぅぅ……んぁぁあっ……んぶぅ、んちゅ。んちゅるるるっ! ぢゅぞぞぞぞっ!」
そう述べた里奈は『お兄ちゃん』の亀頭部分をぱくりと口に含んだ。
「じゅるるるっ! じゅるっ! じゅび、じゅびぃぃっ!」
じゅるじゅると卑猥な音を立て、亀頭を吸い上げ始める里奈。
どうやら吸い上げながらも、その口の中で舌をぐるぐると回転させ、亀頭の先端からカリ首にかけて重点的に責め立てているらしく、
「うぉぉ、すっげぇローリングだ。これ、やばっ! くぅぅ、あぁぁ!」
顔をしかめながら『お兄ちゃん』が苦しそうに、いや、気持ちよさそうに喘ぐ。
その様子を満足そうに微笑みながら、
「んちゅ……んふ。えるえる……ちゅぴ、んちゅ……んむうぅ!」
里奈はさらに激しく舌を回転させる。
「んちゅぅぅ、里奈ったら、いつの間にこんな、じゅぴ、いやらしいフェラを、じゅぷ、覚えたの? んろぉぉ…お母さんも……ちゅるるるるっ……んちゅうぅ、負けてられない、わ、んちゅ……ねぇ……んじゅるるぅぅぅ!」
そんな里奈の激しい口淫に対抗心を燃やしたのか、お母さんは『お兄ちゃん』の肉竿を横からぱくりと咥え、まるで笛を吹き上げるように顔を上下に動かし始めた。
「んろぉぉぉっ、んびぅぅぅ、んじゅぶぅぅぅぅ!」
ベロを突き出し、肉棒に己の唾液をまんべんなくコーティングしていくお母さんと、
「れぉれぉれぉぉぉぉっ! んろぉぉぉ、んぼぉぉぉぉっ!」
亀頭を咥え込んで吸い上げる里奈。
「んじゅううぅ……じゅ、んぁぁ、お母さんのべろおぉ、あたぅぅぅぅ、じゅるるっ!」
「んろぉ、んろぉぉ、里奈のぉぉ……ちゅぴ……つばぁ、あまぁぁい……にゅちゅるるぅっ!」
「おぉぉ、良いねぇ! 母と娘のダブルフェラ。最高だっ! くぅっ!」
二人の舌が絡み合うその淫靡な姿を上から見つめていた『お兄ちゃん』の肉棒が、びくびくと激しく脈動し始める。
「じゅるるるるっ! んぶうぅぅっ……ふぁぁっ……『お兄ちゃん』のおちんぽぉぉ、とっても元気ぃぃ……私の口の中でぇ、あばれぅぅ……んじゅるるるっ! ぢゅぞぞぞぞっ!」
「ちゅぷぅ……んじゅろろ、えるえる……ここぉ、ひくひくして……んろおぉぉっ。気持ちいいのねぇぇ……ぴちゅぴちゃ……えぅぅっ」
ひょっとこのように口を尖らせ亀頭を吸う里奈と、全く同じ表情で肉竿を舐めるお母さん。
あぁ、二人とも、なんていやらしい顔なのかしら……。
そんなことを思いながら二人の様子をぼんやりと見つめていた私の女裂から、溜まりに溜まった性欲のマグマが、とろとろと音を立ててあふれ始める。
あぁ、また下着が汚れちゃうな。
そんなことをふと考えている間に、
「じゅぞぞ、んりゅぅ、んぼぉぉお、んぼぉぉぉっ!」
「んちゅぅぅ、んぶぅ。れうぅぅ、んぉぉぉぉ!」
激しく『お兄ちゃん』の肉棒を吸い上げ、舐め上げるお母さんと里奈。
やがて、
「あぁぁ、いいぞ、二人とも……もう、俺も、で、出そうだ!」
二人の口淫に耐え切れなくなったのだろう。
『お兄ちゃん』が身体を震わせながらそう叫ぶ。
「んんんんぅぅっ! ちゅぽぉ……ふあぁぁ……れるれる……いいよぉぉ……このまま一度、らしちゃって、よぉ……ちゅるるる……『お兄ちゃん』のあっつい一番搾り精液ぃ……ぷちゅ、ぴちゅ……わらしらちに、かけてぇぇ……あむぅぅ……じゅぞぞぞ、ぢゅるうるるるるっ!」
亀頭を吸い上げながらそう懇願する里奈。
それに負けじと、
「んろぉぉぉ、そうよぉぉ……ちゅぴぃ、んちゅぷぅぉぉ……『お兄ちゃん』の濃い精液を出してよぉぉ……わらひぃぃ、んちゅ、昨日の夜からぁ、ずっと我慢、じゅぷ、れぉぉぉ、してるんらからぁぁぁ……じゅろ、じゅろろろ!」
お母さんも舌で肉竿を舐りながらそう述べる。
「じゅるるるうっ! じゅぞぞぞぞっ! じゅびいいいぃぃぃっ! らひてぇぇぇ! んじゅっ! せいえひぃぃ、らしてぇぇぇっ!」
「えるえるぅ………んじゅうぅ、じゅぴぃぃっ! ほあぁぁ、らしてぇぇ、らしてぇぇっ!」
二人からのとめどない『口撃』に、『お兄ちゃん』もついに我慢の限界を迎えたらしく、
「くっ、あぁぁぁっ、出すぞ二人とも! 俺のザーメン、顔でしっかり受け止めろよっ! あぁぁぁ、で、でるっ!」
二人の口の間から『お兄ちゃん』が腰を思い切り引いた瞬間、その肉棒の先端から噴水のように大量の精液が吹き上がった。
「んあぁぁぁぁっ!」
「んぶぅぅぅぅっ!」
顔面めがけバシャバシャという音を立てて降り注ぐ白い欲望を、お母さんと里奈は嬉々とした表情で受け止める。
「熱ううぅぅぃぃ! 『お兄ちゃん』の精液ぃ、とっても熱いよぉぉぉ! お父さんの精液なんか比じゃないくらい熱いわぁぁぁっ!」
「あぁぁぁっ! 濃いぃぃぃっ! 『お兄ちゃん』のどろどろの濃い精液ぃぃ、いっぱい顔にかけられて幸せだよぉぉぉ! あぁぁっ!」
びゅっ! びゅっ! という断続的な射精により顔を白く染め上げられていく二人。射精の勢いがおさまると、
「んっ……れぅ、んちゅ」
「ちゅ……ぴちゅ、んちゅ」
互いの顔にかかった精液を指ですくい取り、そのまま自分の口へと運び始めた。
「ちゅぴ、んちゅ、んれぇぇ……」
「ちゅぱ、んじゅ、んろぉぉ……」
精液をまとった指をぴちゃぴちゃと舐りながら、『お兄ちゃん』の朝一番の精液の味を確かめあう二人。
「んちゅ、ぴちゅ、おいひいぃ……『お兄ちゃん』の精液ぃぃ……濃くてぇ、すっごくおいひいよぉ。ねぇ……里奈ぁ」
「んちゅぅぅ、じゅぴ、んじゅぅっ……じゅるる。あはぁ、『お兄ちゃん』の一番搾りザーメン、最高だよねぇぇ。じゅぴ、んろぉぉぉ、おかぁ、んじゅ、ひゃぁぁぁん」
そんな二人の様子を眺めていたお父さんが、
「うっ!」
こちらも床めがけてザーメンを吐き出したが、
「あはっ。見てぇ、お母さん。お父さんの精液ぃ、『お兄ちゃん』のよりも薄くて、少ししか出てなぁい。だっさぁ」
その様子見ていた里奈が嘲笑するように呟く。
お母さんも、
「そうなのよねぇ、お父さんの精液って、とっても薄くて、飲んでも全然満足できないのよ。おちんぽも小さいし精液も薄い。ほんと、お父さんはダメちんぽね。なんであんなのと結婚したのかしら」
と、呆れたように呟いた。
「はは。まぁそう言うなって。ほらお父さん、自分で出したザーメンくらい、自分で処理しろよ。それとも里奈かお母さん、どっちかが舐めとってやるか?」
へらへらと、お父さんの情けない姿を笑いならが見つめる『お兄ちゃん』からの提案に、
「いやよ! あんなうっすいザーメン。一滴も飲みたくないわ」
「私もぉ。お父さんのなんかよりもぉ『お兄ちゃん』の精液がもっと欲しいぃぃ」
里奈もお母さんもお父さんに向かって強くそう述べた後、いまだにビンッ! ビンッ! と脈動し続ける『お兄ちゃん』の肉棒に頬をぴたりとくっつけた。
お父さんはぜぇぜぇと肩で息をしながら、
「はぁ、はぁ……あぁ、わかった、自分で、処理、する、よ」
そう述べると、そのまま床に這いつくばって自分が出した精液をぺろぺろと、まるで猫が水を掬い取るかのようにして舐め始めた。
「はははっ! いいねぇ! クソ親父ぃ! そんな情けない姿を、愛する奥さんと娘にさらしてよぉ、恥ずかしくないのか? え? ははは、マジで最高だぜ!」
床を舐めるお父さんを『クソ親父』と揶揄し、指をさしてゲラゲラとお腹を抱えて笑う『お兄ちゃん』の姿に、私は一瞬、嫌悪感を抱いたのだが、
カゾク、キラウ、ダメ。
カゾク、キラウ、オカシイ。
オトウサン、ワルイ。
オニイチャン、ワルクナイ。
という声を耳元で聞いた瞬間、
そう、だよね……ちゃんとおっきなおちんちんを持ってないお父さんが、精液が薄いお父さんが、悪い……んだ、よね……。
『お兄ちゃん』に対して抱いていたはずの嫌悪感が、すぅっと消失してしまう。
「さて、と、待たせたな梨花」
床を舐めまわすお父さんを見てひとしきり笑った後、『お兄ちゃん』は階段下でぼんやりと突っ立っていた私を見やり、
「今日、お前も休みだろ? せっかくだからよ、今日は家族みんなで楽しくヤロうじゃねぇか」
そう提案してきた。
その提案に里奈もお母さんも表情をほころばせながら、
「賛成ぇ! せっかく都会から帰ってきたんだし、久しぶりにお姉ちゃんも『お兄ちゃん』と一緒に遊ぼうぉ」
「そうね。久しぶりの家族団欒だもの。みんなで気持ち良いことしましょ」
『お兄ちゃん』の精液でべとべとになった口でそう述べる。
いまだに床にこぼれた自身の精液を舐め続けるお父さんも、
「んろぉ、んろぉ、そう、ら、な……んちゅ、そうし、じゅ、よう、か」
続けてそう述べた。
「あそ、ぶ? か、ぞく、みんな、で?」
「うん! あ、そうだ! 今日は『お兄ちゃん』と私とお姉ちゃんの三人でセックスしようよ! 久しぶりの三人兄妹のスキンシップ!」
「そうね、それがいいわ! 兄妹仲良く、舐め合い、ハメ合いなさいね。それじゃ私は……」
「中古マンコババアはクソ親父のケツ穴開発でもしてろよ。そのクソ親父をケツ穴でブヒブヒ言うマゾ男に調教してやれ」
悩むお母さんに『お兄ちゃん』がアドバイスをする。
あ、れ……なんか、『お兄ちゃん』の口調が、変な気が……。
お母さんのこと、ババアって……。
ヘンジャナイ。ヘンジャナイ。
フツウ、フツウ。オニイチャン、タダシイ。
そう、か。変じゃない、のか……。
お母さんも『お兄ちゃん』の言葉をそのまま受け入れ、
「さすが『お兄ちゃん』! そうよね、このマゾ豚お父さんにはそれがいいわね。それじゃあ寝室からアナルパールとってこないと……私専用だけど、お父さんのちっさいケツ穴なら余裕で入るでしょ」
「れぉ、あぁ……よろしく、んろ、頼むよ……じゅぴ、お母さん」
お父さんをそのままに、駆け足で寝室へと向かって行った。
「よぉし、それじゃ里奈、梨花。さっそく兄妹仲良く一緒にハメまくろうぜ。ほら、二人ともさっさと服を脱げよ」
「はぁい!」
「は、い……『お兄ちゃん』」
私たちは『お兄ちゃん』に言われるがまま、着ていた服をそそくさと脱ぎ始める。
里奈の小ぶりな胸の先端で屹立したピンクの乳首から、恥丘に控えめに茂っている陰毛まで全てがさらけ出さたが、里奈は全く恥じらう様子を見せない。
それどころか、
「あはっ! 『お兄ちゃん』に私の全部を見てもらえて、嬉しいなぁ。すっごい興奮しちゃうよぉ。ねぇ、お姉ちゃん」
『お兄ちゃん』に見られることに悦びを感じているらしく、白い肌がほんのりと桃色に染まっている。
「そ、うね……」
私も服を床に脱ぎ捨て、おずおずと『お兄ちゃん』の目の前に立った。
そんな私たちを満足そうに見やりながら、
「さぁて、まずは二人とも俺のチンコに挨拶しろよ」
『お兄ちゃん』はソファに腰かけたまま、自分の肉棒を指さてそう述べた。
先ほどお母さんと里奈に大量の精液を浴びせたにも関わらず、すでにガチガチに屹立した肉棒に、
「こんにちわぁ『お兄ちゃん』おちんぽさぁん。私ぃ『お兄ちゃん』のおちんぽぉ、大ぁ好きだよぉ……んちゅ」
ゆっくりとリビングの床に跪いた里奈は、そう言いながら、先ほど同様肉棒に唇を押しあてた。
「よぉし、いいぞ里奈。ほら、梨花もやれよ」
『お兄ちゃん』に半ば強制される形で、
「こ、んにちは……お、『お兄ちゃん』の、ぶっとい……お、おちんちん、さん。きょ、今日はたくさん、遊びま、しょう、ね……んう」
私も里奈と同じように床に跪き、『お兄ちゃん』の肉棒に顔を寄せると、そのままそっと唇を押しあてた。
「んちゅ……えるえる……『お兄ちゃん』の、んちゅ、おちんぽ……ちゅぴ、んちゅ、何度舐めてもぉ、んじゅ、ぜんぜぇん、飽きないよぉ……じゅぴ、んじゅるる……んむうぅ」
「ちゅ……んちゅ……ちゅぴ」
里奈は積極的に、私はおずおずと『お兄ちゃん』の肉棒に舌を這わせ始める
里奈と私の舌が亀頭部分で絡みあい、互いの唾液が互いの口内を行き来する。
そこにほんのりと感じる、昨晩味わった『お兄ちゃん』精液の味。
あぁ……なんでだろ。この匂い、味、すごく癖になる……舐めるの、やめられない。
「んんんんぅぅっ! ちゅぽぉ……ふあぁぁ……れるれる……じゅぞぞぞ、ぢゅるうるるるるっ!」
気づけば私は、またたびを与えられた猫のように、『お兄ちゃん』の肉棒に激しく舌をまとわりつかせていた。
「じゅるるるうっ! じゅぞ、じゅびいいいっ!」
「へへ。梨花、ずいぶんと積極的になってきたじゃねぇか。どうだ? 昨日ぶりの俺のチンコの味は?」
「うん……じゅるるっ! んじゅ、しゅごく、じゅ、じゅぷ、おいひぃ、よ……ちゅぴ、んちゅぅ」
「んじゅるるるっ! んぶぅぅ、あはぁ……お姉ちゃんもようやくわかったぁ? んじゅ、じゅぴ、『お兄ちゃん』のおちんぽのぉ……良さがぁ……じゅるるるっ!」
姉妹二人、夢中になって『お兄ちゃん』の肉棒を舐める。
亀頭部分で舌を絡ませ合い、竿を伝って流れ落ちていく唾液を下からぬぐうように舐め上げる。
カリ首を舌先で刺激し、裏筋にちゅぅっと吸い付く。
「くっ……いいぞ、二人とも。それじゃぁよ、そこの壁に手をついて横一列に並べ。ケツは俺に向けろよ」
私たちのフェラに満足した『お兄ちゃん』が、次の指示を出してきた。
「はぁい」
「う、ん」
私達は『お兄ちゃん』に言われるがまま、リビングの壁に手を当て、『お兄ちゃん』にお尻を向ける。
お尻をぐいと後ろに突き出し、頭を少し低くする。
こうすることで私と里奈の女裂がはっきりと見えるようになるらしい。
……あれ? なんで私、こんなことを知ってるんだろう。
「へへっ! すげぇいい眺めだな、二人とも。二人のいやらしい割れ目もばっちり見えるぜ」
私たちの背後に回った『お兄ちゃん』は腰をかがめ、私達の女裂をじっくりと眺め始める。
「おいおい、もうマンコぐちょぐちょじゃんかよ。しかもビラビラがこんなにひくついてよ。え? 里奈!」
突然『お兄ちゃん』が里奈の尻をむんずとつかむ。
「あんっ!」
「へへっ! 感度もいいじゃねぇか。ついこの前まで処女だったお前が、この数週間でだいぶいやらしく成長したな」
「へへへぇ。それも『お兄ちゃん』が毎晩相手をしてくれたおかげだよぉ」
『お兄ちゃん』の言葉を聞き、顔を赤く染める里奈。
『お兄ちゃん』は次に私の背後に回り込み、
「さぁて、梨花はどうだ?」
そう言いながら、里奈と同じ様に私のお尻をぴしゃりと叩いた。
「ひうっ!」
「おうおう、良い声出すなぁ。梨花はまだ男に抱かれたことないんだったよなぁ。いいねぇ、新鮮味のあるこのケツとマンコ。おぉ! たまんねぇ!」
『お兄ちゃん』は背後からじっくりと私たちのお尻と女裂を観察し、
「それじゃ二人とも、自分でマンコ開いて俺にチンコを入れてくれってねだってみろよ。いやらしく言えた方から、俺のちんぽを入れてやるからよ」
そう提案してきた。
その提案に里奈はすぐさま、
「するする! おねだりしちゃう! ねぇねぇ『お兄ちゃん』! 私、『お兄ちゃん』のおちんぽすっごく欲しい! 私、そのためならなんでもしちゃう!」
自ら濡れそぼった女裂をくぱっと開き割り、『お兄ちゃん』を肩越しに見つめながら、
「だから早く、私のオマンコに『お兄ちゃん』のおちんぽいれて! 『お兄ちゃん』のおちんぽが欲しくて、欲しくてぇ、どろどろになった私のオマンコにぃ、『お兄ちゃん』おちんぽぶち込んでぇぇ!」
恥じらいなど一切ない、大きな声で里奈が叫ぶ。
「へへ、流石は里奈。もう完全に堕ちてんな。さぁて、梨花、お前はどうだ?」
『お兄ちゃん』からの問いかけに私は一瞬ためらうも、
「……わ、私にもぉ、『お兄ちゃん』の硬いおちんちん……入れて、ください……私の初めてを『お兄ちゃん』に奪ってほしい、です」
里奈と同じように、自らの女裂をくぱぁと開きながらそう述べた。
そんな私の様子を見て、
「くくく、ははは! いいねぇ、最高だぜ、梨花。もう完全に俺の支配下じゃねぇか」
『お兄ちゃん』は勝ち誇ったようにげらげらと笑う。
支配下?
『お兄ちゃん』は一体何のことを言ってるんだろう?
「……それじゃこの辺で……『解除』」
突然『お兄ちゃん』がそう呟き、ぱちりと指を鳴らした。
すると、
「……え? これ、何? え?」
目をぱちくりとさせながら里奈が呆然とした様子で周囲を見渡し始める。
私も先ほどまで霞がかかっていたかのようにぼんやりとしていた頭が、急にすっきりし、
「え、あ、何、これ。どうなってるの?」
自分が置かれている状況を、はっきりと理解できるようになった。
わ、私、なんでこんな格好しているの? え、これ、どういうこと?
「きゃあぁぁっ! 何で私、裸なの? お、お姉ちゃん! これ、どうなってるの?」
里奈もどうやら同じようで、裸のまま壁に手をついてお尻を突き出している自分の姿にパニックになる。
「え、何? これどうなっているの? 身体、動かないんだけど!」
「ちょ、だ、え? お、お姉ちゃん、これ、え?」
もはや言葉さえも出てこない。
一体何がどうなっているのか。一体起きているのか全く分からない。
だって私、久しぶりに実家に帰省して、お父さんの車に乗って……家に着いた私は、あれ? 一体何を……。
ぼんやりとした記憶。何も思い出せない。
ひたすらパニックに陥っているそんな私たちに、
「ははは、いいねぇ! 女たちが『催眠』から『解除』されるこの瞬間が、一番興奮するぜ」
背後から聞こえてくる見知らぬ男の声。
「だ、誰! あなた、ここで何してるの!」
背後を必死に振り向こうとするも全く身体が動かない。
肩越しに見えるうっすらとした人影に、私は恐怖と不安を抱く。
そんな私たちの様子を知ってか知らずか、知らない男が、
「おいおい、梨花。急にそんな言い方ないだろ? ほら、さっきみたいに『お兄ちゃん』って言ってくれよ」
そう述べてくる。
「お兄ちゃん? 何言ってるの! 私たちにお兄ちゃんなんかいないわ! あなた、一体誰なのよ!!」
「お、お姉ちゃん! これ、どういうことなの? 身体動かない! こ、怖いよ! 後ろの男の人、誰なの! ねぇ! お姉ちゃん!」
「お、落ち着いて、里奈。そ、そこのあなた! はやくこの家から出て行ってください! け、警察を……警察を呼びますよ?」
「ははは、どうぞ好きに呼んでくれよ。身体が動けるなら、な」
男は余裕綽々と言った様子でそう述べながら、私の尻にそっと手をあてがう。
見知らぬ男に触れられる恐怖と嫌悪感に、私の身体が総毛立つ。
「ひゃ! な、いやっ! やめてっ! 触らないでよ!」
その場から逃げ出そうと必死に身体をよじるも、今の姿勢から全く動くことができない。壁から手を離すことも、開いた脚を閉じることさえできない。
それをいいことに、背後の男は私のお尻を撫でまわし続ける。
「お姉ちゃん! これどうなってるの? ねぇ! た、助けて! いやぁぁぁっ! 誰か、誰かあぁぁぁっ!」
恐怖で泣き叫び始める里奈。
私のお尻から手を離し、里奈に背後に回った男は、
「泣くなよ。うるせぇな……」
「ひぃぃぃっ! いやぁっ! 触らないでぇぇ! 助けてぇ! いやぁぁっ!」
どうやら里奈のお尻にも触れたらしく、里奈が先ほど以上に大きな金切り声をあげて叫ぶ。
「や、やめて! 里奈には手を出さないで!」
隣にいた私は思わず声を上げたが、
「おいおい、手を出すなって。里奈にはもうとっくに手を出しちまってるんだぜ……ほぉら、里奈。さっきマンコに入れてくれって懇願してた俺のチンコだ、ほれ、ほれ。どうだぁ? マンコで感じるかぁ?」
「え、や、これって! いやぁぁ! いやぁぁっ! 気持ち悪い! やめてぇぇ! いやぁぁぁっ! 触らないでぇぇ!」
私の言葉を無視し、男は己の肉棒を里奈の女裂にあてがっているらしい。
恐怖に泣き叫ぶ里奈の横で私は声を荒げ叫ぶ。
「やめてぇぇ! 里奈に酷いことしないで! お願いっ! もうやめてぇぇぇっ!」
「ははは、良いねぇ! その叫び声、その顔、最高だぜ! けどよ……それでも入れちゃうんだ……ぜっ!」
「んひぃぃぃぃ! 入れちゃダメぇ! 入れな、いやぁぁぁぁぁっ!」
ぐちゅり。
聞きたくない音が背後から聞こえる。そして、里奈の悲痛な叫びも。
あぁ、なんてことだ。
私は思わず目をぎゅとつぶってしまった。
「ひぎぃぃ! いやっ! いやぁぁぁ……い、やぁぁ……あ、あぁ、あ……あぁ……んあ、あんっ……あんっ!」
え? 今の声、何?
「あんっ! あああんっ! んはっ! んあぁぁっ!」
私は恐る恐る目を開く。すると、
「いいっ! すごく良いよぉぉぉっ! おちんぽぉ、気持ちいよぉぉぉっ!」
私の隣で快楽に喘ぐ里奈の姿がそこにあった。
男に無理やり犯され、最初こそ悲痛な叫びを上げていた里奈だったが、男が腰を動かすたびに徐々に色っぽい声を上げていき、そして、
ぱんっ! ぱんっ!
「んあぁぁんっ! いいっ! 気持ち良いぃぃぃっ! 『お兄ちゃん』のおちんぽぉぉ、最高に気持ちいいよぉぉぉ! んああんっ! もっと動いてぇぇ! もっと私のオマンコをぉ、ずぼずぼしてぇぇぇぇ」
肉体同士が激しくぶつかり合う音が聞こえ始めたころには、背後の男のことを『お兄ちゃん』と呼びながら、快感に喘ぎ、卑猥な叫び声を上げるようになっていた。
「ちょ、里奈、何を言って!」
「んぁぁぁあんっ! おねぇぇちゃぁぁぁんっ! 『お兄ちゃん』のおちんぽぉぉ、すごく気持ちいいよぉぉ! いっしょに気持ちよくなろうよぉ! んあぁぁんっ!」
「り、里奈……あ、あなた、里奈に一体何をしたの!」
里奈の突然の変化に、私が戸惑いの声を上げると、男は里奈に激しく腰をつきたてながら、
「お前たちに前もって暗示をかけておいたんだよ。『俺のチンコをマンコに挿入すると、俺の奴隷になる』ってな。だからよ、俺のチンコを差し込まれた瞬間、こうなるってわけ……梨花、お前も、なっ!」
そう述べる。
そして男に腰をつきたてられた里奈は、
「あぁあんっ! いいっ! 『お兄ちゃん』のおちんぽぉぉ、最高なのぉぉぉ!」
男に犯されることに悦びを感じているらしく、喘ぎ声を上げ続ける。
そ、そんな……そんなことって。
絶望する私の耳に、
「もぅ、里奈ったら、何を騒いでいるの?」
「うる……さい、ぞっ! ぐあっ!」
リビングの方からお母さんとお母さんの声が聞こえてきた。
「お、お母さん! お父さん、た、助け」
助けを求めるため私はリビングに視線を向けたが、
「ぶひぃぃっ! んぶひっ! んぶふひぃぃぃいっ!」
「そうよ! ほら、もっといい声で啼きなさい! この豚野郎! チンコを自分でこするだけしか能のないダメ男が!」
視線の先、リビングの床には四つん這いになったお父さん。
その上に腰かけ、お父さんのお尻の穴に細長い何かを挿入するお母さん。
そんな二人の姿があった。
「お、母さん……お、父さん……そんな」
「ははは。助けを求めても無駄だぜ。あいつらはもう俺の支配下にある。なぁ、ババァ……いや、お母さん」
「もう、だめじゃないの梨花! 『お兄ちゃん』の言うことに逆らうなんて。ほら、あなたも大人しく、『お兄ちゃん』の奴隷になりなさい」
「そうだ、んぎい! ぞ、梨花、おとなしくだな……ぶいぃぃぃっ! ぶびいぃぃぃっ!」
「このクソ男! 誰が人間の言葉をしゃべっていっていったの! 豚は豚らしく、ブヒブヒ言ってなさい!」
「ぶひぃぃぃっ! ぶひぃぃぃっ!」
お尻に突っ込まれたものを抜き差しされながら、お父さんが豚のような悲鳴を上げる。
そんな二人の姿を見て、
「あ、あ、あぁ……」
悲鳴すら上げられないまま、絶望に染まっていく私の耳元で、里奈の女裂から肉棒を引き抜いた男がそっと囁く。
「さぁ、梨花。大人しく俺のチンコで犯されちまえ。お前の処女、俺が、いや『お兄ちゃん』がしっかりもらってやるからさ。今日は兄妹仲良く、スキンシップとろうぜ」
「いや、いや、いやぁぁぁっ!」
背後から男の手が伸び、私の腰をつかむ。
そんな私の様子を隣で眺めながら、
「いいなぁ、お姉ちゃん。処女を『お兄ちゃん』に捧げられてぇ。私なんか、あのクソみたいな元彼にあげちゃったんだよぉぉ」
壁に手をつき、額に球の汗を浮かべた里奈が羨ましそうに述べる。
「そうよぉ。私もこんな豚なんかにあげちゃって残念だわ。もっと早く『お兄ちゃん』に出会ってれば、私の処女もあげられたのに」
「ぶひぃぃっ! ぶひぃぃぃっ!」
お父さんのお尻を責め立てながら、お母さんも残念そうにそう述べる。
「ほら、俺のチンコを受け入れろよ梨花。これでお前も俺と本当の『家族』になれるんだぜ」
男の肉棒が私の女裂にあてがわれる。
くちゅり。
「ひぃぃぃっ! やめ……」
くちゅり、くちゅ、ぶちゅぅぅぅぅ!
「あっ! い、やぁぁぁっ!」
男の肉棒が徐々に私の体内へと侵入していく感覚が全身に伝わってくる。
嫌悪感、恐怖……絶望が駆け巡る。
「い、やぁぁ、いやぁぁぁぁぁっ!」
「処女、いただきっ!」
ミチミチミチッ!
私の身体を二つに裂きながら、巨大な熱い塊が体内に侵入してきたのを感じた。
「いやぁぁぁぁぁぁっ!」
プチンッ!
私の中で何かが音を立てて消滅した。
「んひぃぃぃぃっ!」
「ぉぉぉ……処女マンコらしい、締め上げ……いいマンコだぞ、梨花」
悲鳴とも嬌声ともとれる声を上げる私に背後からそんな声がかけられたその瞬間、
「おめでとぉぉ、お姉ちゃん。『お兄ちゃん』が初めての男で、羨ましいなぁ」
「おめでとう、梨花。これであなたも、立派な女よ。これからは家族みんなで『お兄ちゃん』のために身を捧げましょうね」
「お、お父さんも、うれし、い、ぞ。ここまで大切に、育て、んぎ! た、甲斐が、あった、ものだ、んぶぃぃぃぃぃっ!」
ぱんっ! ぱんっ! と、背後から肉と肉の激しくぶつかり合う激しい音に交じって聞こえる家族からの祝福の声。
「はははっ! 良かったなぁ、梨花。みんなから祝福されてよぉ」
「あ……あ……あ」
「おいおい、何言ってかわからねぇよ。初めてを奪ってやった俺に、感謝の言葉くらい言ってくれよ」
背後からの言葉に、私は処女を失った痛みに耐えつつ、声を振り絞って述べる。
「わ、私の……処女、を、奪ってくれて……あ、りが、と、う……『お兄ちゃん』」
<続く>
読ませていただきましたでよ~。
朝の一番搾り(なお、夜通しやっていた模様)からのお父さんいじめ
家族を嫌うのはだめと言いながら、お父さんが悪いと嫌わせる。理不尽な矛盾にお父さんがちょっと可哀想でぅw(でもやめろとは言わない)
そして催眠解除。やっぱり自我があって困惑と嫌悪をしながら侵される構図いいでぅね。
入れられた瞬間にまた奴隷になるのも様式美で素晴らしいでぅ。
梨花ちゃんもおちてこの一家はどうなっていくんでしょう。
次回を楽しみにしていますでよ~。
・・・ところで
「んじゅ! んじゅ! んじゅるるるるっ! おふぁよぉぉ、梨花ぁぁ、んじゅぴ……昨日は、じゅずずずっ! よくねむれたかひらぁ……ちゅ、じゅぞぞっ!」
「んじゅるるるっ! じゅびぃぃっ! んぶぅ……おはよぉ、お姉ちゃん……んじゅるるるるっ!」
リビングのソファに腰かけた裸の『お兄ちゃん』の股間に顔を埋め、そのギンギンに勃起した肉棒に左右から舌を這わせ合っているお母さんと梨花の姿があった。
「……何、してるの?」
妹の名前は里奈ちゃんだったような・・・?
読んで下さってありがとうございますm(__)m
この手のストーリーに出てくる元カレやお父さんの宿命ですね(ーー;)
催眠小説らしくなっていたのなら、良かったです(ーー;)これからも精進します
あ!ご指摘ありがとうございます。誤植というか、単にミスです(ーー;)里菜ですね。