まだ2月だというのに真夏の陽射しが肌を灼いてくる。
 ちょうど一年前、地球の公転が半年分早く動いたが、世間は何の変化もなく日常も続いている。
 藤○竜「P○YCHO+」より

うらぷら 第5話

第5話 「ぁぁ・・・・・」  ビクン、ビクンと朱美の体が時折震える。  その貌は快楽にとろけ、様々な体液が全身にまみれている。 『朱美』 「ふぁぃ・・・・」  指輪から陽子が話しかける。 『とても気持ちよかったでしょ?』

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うらぷら 第6話

第6話 「イカせて・・・・・イカせて・・・・・イカせて・・・・・」  静かな部屋。闇に包まれた部屋に声が響く。  魂希は仰向けになり、焦点の合っていない瞳で茫然とどこかを見ている。僅かに開かれた口からは壊れたテープレコー

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うらぷら 第4話

第4話  チュンチュン・・・・・  窓の外から雀の鳴き声が僅かに入り込んでくる。 「ん・・・・・・」  差し込んできた光を浴びて、朱美は目を覚ました。 「あ・・・・・・寝ちゃったんだ・・・・・・」  パソコンデスクに突っ

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うらぷら 第3話

第3話  ギィィィィィ・・・・・  戸の軋む音が部屋に響く。  照明が点いていない部屋の中は薄暗く、突然の光に水乃は眼を細める。  そこには緑色の髪の毛をした男とその後ろに控える巫女装束に似た服を着た少女の姿があった。

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うらぷら 第2話

第2話 「・・っ・・・っ・・っ・・」  水乃の嗚咽が辺りに響く。  ここは夜のセンサー公園。  俺は水乃を緑松と水乃が初めて出会った場所で貫いていた。 「ふん」  俺が水乃の身体からモノを抜く。  と、水乃の秘所からゴポ

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うらぷら 第1話

第1話 「げーっ、あの人見て、髪と眼が緑色だよっ」 「ああ、あれは確か生まれつきって話よ」  周りで俺のことを話している。  まったく・・・聞こえないように話せよ。  しかし、再びこういった朝を迎えることになるとは・・・

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