最終話 「コソコソと密会なんてケチくさいことしないで。気持ち悪い。生徒を抱くくらい、堂々と部活ですればいいのよ」 放課後に使われることのないCALL教室は、『IT研究会』なる新しい部活動の場となった。 会としての活動
もっと読むカテゴリ:プラーナの瞳
女は産む機械よ。
愛だの恋だのくだらないことをさえずりながら、子宮で物を考える生き物なの。
やりもしないで、どうやってそんな生き物を支配する気?
私のターゲットを片っ端からセックスで虜にして、ペットにして飼っておやりなさい。
それが当面のあなたの仕事よ。OK?
プラーナの瞳 第8話
第8話 本にお気に入りのしおりを挟んだみたいに、つい3日前の出来事を、これから先何度も振り返ることになるだろう。 私の人生をもしも物語にして書き綴ってくださる方がいたとしたら、その人には、吉岡恭一様に出会う以前のこと
もっと読むプラーナの瞳 第7話
第7話 夢なんて、いちいち内容も覚えていないが、嫌なものを見て冷や汗をかかされたことなら何度か。だいたいが、お嬢様が出てくる夢だ。俺にとっての理不尽の象徴ということかもしれないが、いい夢になったことはない。 だが夢は
もっと読むプラーナの瞳 第6話
第6話 「いいよ、美月。今度は……セーラーをたくし上げてくれるかな?」 もう、何でも言ってください。私は先生だけの女優になります。先生のカメラは容赦なく私の全身を舐めていくから、ドキドキする。 先生は私の体に興味を持
もっと読むプラーナの瞳 第5話
第5話 美月くんの小さな性器を俺の醜いペニスが広げていく。 大丈夫……なのか? いや、これは彼女の夢の中だ。決定的な痛みを美月くんが味わうことはない。耐えられる程度の痛みを彼女が「想像」するだけだ。だから今は彼女の幼
もっと読むプラーナの瞳 第4話
第4話 それからもコーチとの練習は続いた。 私も立派なテニス部員になるために必死で特訓についていった。 1人だけ裸の素振りにも慣れたし、コーチに足を押さえてもらっての股開き腹筋運動も10回できるようになった。 コ
もっと読むプラーナの瞳 第3話
第3話 白兎お嬢様のベッドの上で、俺は緊張で体を固くしていた。 《プラーナの瞳》を使って《夢渡り》をする、という命令を忘れたわけではないのだが、今はそんなことにかまけていられる状況ではなかった。 さっきの秘め事の間
もっと読むプラーナの瞳 第2話
第2話 「―――篠原さんにお借りしてた御本をお返ししようと思いまして」 白兎さんが、いきなり寮の私の部屋にお見えになるものだから、心臓が破裂するかと思った。 しかも、噂の吉岡先生まで同行しているなんて、いったい何が起
もっと読むプラーナの瞳 第1話
第1話 教室でうたた寝をしていたら、誰もいなくなっていた。 あれ、よっちゃんは? むっちーも? えええ、ひどい。3人で一緒に帰ろうって約束してたのに……。 ひとりぼっちの教室なんて初めてだ。窓の向こうはきれいな夕
もっと読む