小説『重なる二色、対なる一色』の付随レポートです。

意識及び無意識の状態での精神掌握能力について No.01

00. はじめに  このレポートが誰かに見られるということは、恐らくこの実験の関係者である夢野都または内野家の者に知られているということだろう。勿論、片方だけがこっそり情報を持っておくという可能性は低いと思う。なので、二

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