第1章 後編 その1(?) さて、三人になってから、『復讐』のための準備が本格的に始まった。昼休みは放送室にて三人で食事しながら、お互いの進捗について話し合い、放課後は各々の準備を進める。私は生徒会経由で先生たちと【握
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重なる二色、対なる一色 ~第一章 中編~
第一章 中編 「そういえば、放送部にはもう顔を出したのか?」 「多分まだのはずですが」 まだ生徒会長になって数日のある日、突然吉村さんに言われた。 「生徒会の都合上、放送部とは仲良くさせてもらっている。放送部の人には一
もっと読む意識及び無意識の状態での精神掌握能力について No.03
1998/11/06 10/27の実験を終え、最初の段階は完璧でないと言えども成功ではある。よって、二人の身体的・精神的安全に配慮したうえで、追加の改造を行うことにした。 まずは、都を追加改造することにした。主な改善
もっと読む重なる二色、対なる一色 ~第1章 前編~
第一章 前編 桜舞う四月、今日は新入生の入学式。 「新入生のみなさん、おはようございます。この度は、ご入学おめでとうございます。生徒会長の夢野都です。この度は、ご入学、おめでとうございます。突然ですが、本校は、生徒数も
もっと読む重なる二色、対なる一色 ~序章 後編~
ハグされてから数日、生徒会長選挙の前日、また真知子が家に来ていた。 「お久しぶり。お邪魔してます」 「鍵持ってもらってるし、勝手に入られるのは別にいいんだけど…」 「今日は、料理下手なお姉ちゃんのために、料理を作りに来
もっと読む意識及び無意識の状態での精神掌握能力について No.02
05.実験詳細 1998/09/12 まずは都に対して手術を行った。同日に帰宅後の都を睡眠剤と麻酔で眠らせ、人体改造の手術を行った。幸い、途中で緊急事態もなく成功。意識を回復させ、夕食を食べさせた。 1998/09/13
もっと読む意識及び無意識の状態での精神掌握能力について No.01
00. はじめに このレポートが誰かに見られるということは、恐らくこの実験の関係者である夢野都または内野家の者に知られているということだろう。勿論、片方だけがこっそり情報を持っておくという可能性は低いと思う。なので、二
もっと読む重なる二色、対なる一色 ~序章 前編~
今日もまた始まった。 「今日もちゃんと持ってきたきた」 「やっぱり『人形』は命令に従うのよ」 「人間以下の人形を従えるのなんて、簡単ですね」 「おい『人形』、何か言うことはないのか?」 「…」 私は何も言わない。何も
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