催眠術師 鋭次01 (10)(11)

(10) オッパイの処女

(じゃあ、次にいくか。)
 リモコンの再生ボタンを押す。いつも、カセットテープの内容は同じであるが、今回は、梨華用に追加してある部分がある。梨華がベッドに座り、鋭次に対して、恥ずかしそうに言う。
「鋭次様。次は、梨華のブラを脱がせて下さい。そして、”オッパイの処女”を貰って下さい」
「どういう事だ?」
 鋭次が、わざとらしく問い直す。
「私は、今まで男の人にオッパイを触わられたり、舐められたりされた事がありません。
 大切な所も処女ですけど、”オッパイも処女”なんです」
「そうかそうか」
 鋭次が、相づちを打つ。
「だから、鋭次様。梨華の”オッパイの処女”を、貰っていただけないでしょうか?
 もし、梨華のブラを外していただければ、オッパイは、鋭次様の思いのままに・・・」
 恥ずかしそうに告白する。
「なるほど、ブラを外せばいいんだな?」
 わざと確認するように、梨華に問い直す。
「はい、鋭次様。もし、もしも、鋭次様がブラを外して下されば、梨華のオッパイは、鋭次様のものになります」
 再び、恥ずかしい告白をする。
「今、お前は”ブラを脱がせて下さい”って、言ったよな?」
「はい。鋭次様」
「そう言うからには、もちろん、抵抗しないんだろうな?」
「はい・・・梨華からお願いしましたので・・・抵抗いたしません」
「いいだろう!! それじゃあ、お前の”オッパイの処女”を貰ってやろう!!」
 鋭次は、梨華に近づいていった。

「ブラを脱がせてやろう」
 梨華の前に鋭次が座り、梨華に抱きつくようにして、背中のホックに手をのばす。
「ほーら。ホックが外れたぞ!!」
 梨華を抱きしめたまま、聞こえるように言った。
「あぁ・・・鋭次様・・・」
 困ったように、梨華が、か細い声を出す。抱きしめるのをやめて、肩ひもに手をかける。
「このブラのひもを腕から抜くと、ブラが外れるぞぉー」
 意地悪く、鋭次が言う。
「あぁ、鋭次様に・・・ブラジャーを・・・」
 梨華は、困惑している。しかし、それも短い時間だった。肩ひもは、もう肘の所まできている。
 今、まさに、ブラが外されるところだった。
「ほーら!! ブラを外したぞぉー!!」
 鋭次が、どうなるのか楽しみとばかりに、外したブラを見せる。

「ああ、鋭次様。梨華のブラを脱がしてくださったのですね」
 梨華が、観念したかのように言う。
「私は、男の人にブラを脱がされたのは、初めてです。ブラを脱がせてくださった鋭次様には、梨華のオッパイを、自由にする権利があります」
 恥ずかしい事を続けて言う。
「オッパイを、もみもみされても、ぺろぺろされても、鋭次様のされるがままになると誓います」
「”クリクリ”っていうのもあるぜ!」
 鋭次が、いやらしく茶々をいれる。
「はい。何をされても構いません。梨華のオッパイは、鋭次様のものですから・・・」
 梨華は、恥ずかしい言葉を続けて言ったので、恥ずかしそうにうつむいている。
 しかし、すぐに、続いてリモコンが押され、次の言葉を言わされた。
「それでは、鋭次様。梨華の”処女のオッパイ”をたっぷりと可愛がって下さい。
 お願いいたします・・・」
 最後の言葉を言い、手を後ろに回して、胸を少し突き出した様な感じで、男にオッパイを可愛がってもらうのを、待っているように見えた。

(11) クリクリ

「よしよし。それでは、お前の望み通り、オッパイを可愛がってやろう・・・」
 いやらしく、梨華が望んでるかのごとく言ってから、肉まんのようなやわらかいオッパイに軽く触れてみる。
 ピクッと、梨華が反応した。
「感度はいいみたいだな」
 鋭次が、敏感な梨華に、いやみを言う。続いて、両方のやわらかい胸を鷲掴みにして、優しく揉みまくる。梨華のオッパイが、初めて男に触わられる。
「あぁん。うーーん」
 梨華は、軽く身悶えながら、初めての感情に戸惑うのだった。続いて、爪を立てて、激しく揉みまくる。
「あぁーん。だめ・・・」
 今度は、感じ方がいいらしく、声を出して悶えている。
「どうなんだ? 初めて、オッパイを揉み揉みされた感想は?」
 やさしくこねるようにして揉み揉みしながら、言う。
「あぁ・・・、鋭次様。気持ちいいです。とても気持ちいいです」
 梨華は、甘い声で答えた。
「それでは、これはどうかな?」
 両方の指で乳首を摘み、”クリクリ”っと、いじった。
「ああーー!! いやーん!」
 梨華が、激しく声をあげて右に左に悶える。誰が見ても、かなり感じているように見える。
「ふっふっふ。だいぶ、感じているようじゃないか」
 鋭次が、いやらしく言う。
「あぁーん。許してーーん。これ以上、しないで・・・」
「これか? これがいいのか? ん?」
 なおもしつこく乳首を責めながら、梨華に問う。
「あぁ・・・これ以上、しないで。梨華の弱点を責めないで・・・」
 耐えられなくなってきて、梨華が、言ってはならない事を口走った。
(そうか。”クリクリ”が、弱点なのか。いい事を聞いたぞ!!)
 鋭次は、嬉しそうにほくそ笑んだ。 やさしく摘んだり、きつく摘んだり、いろいろな方法で、いつまでも乳首を可愛がっていった。
 ビデオには、その度に、声をあげて悶える梨華が映っていた。

「さて、そろそろ許してやるとするか・・・」
 オッパイを揉み揉みしたり、乳首をクリクリしたりしながら、鋭次が言った。
「これ以上されたら、変になります。もう、許して・・・」
 梨華が、おねだりするように甘い声を出した。
「そうか、変になるのか。それでは、クリクリをやめてほしければ、”オッパイをペロペロして下さい!”と、言うんだ!! そうすれば、クリクリをやめてやろう!」
 鋭次が、恥ずかしい交換条件を出した。
「そんな・・・」
「嫌なら、言わなくていいんだぜ。そのかわり、”いつまでもクリクリして欲しい”と、俺は解釈するぜ。俺は、別に構わないんだぜ。ふっふっふ・・・」
 鋭次が、意地悪く笑う。
「あぁ・・・そんな事、恥ずかしくて言えません」
「それじゃあ、クリクリだな」
「あぁ、意地悪っ!! もう、許して・・・」
 鋭次が、2本の指で乳首の先を挟み、クリックリッと動かした。
「ああーん。だめーー。許してー!!」
 梨華が、一層激しく声をあげて悶える。それでも鋭次は、クリックリッと続けた。
「ああーー。お願い!! 言いますから!! 言いますから、もう許して下さい」
 梨華は、耐えられなくなって、声をあげた。
「そうか。では、言ってもらおうか。ちなみに、言ったとおりにしてやるからな!! さあ!! 言ってみろ!!」
 鋭次が、楽しみとばかりに、声を上げる。
 梨華は、観念したかのように、小さい声で言い出した。
「あぁ・・・鋭次様。梨華のオッパイを・・・ペロペロして下さい」
 消え入るような声で、梨華が言った。
「んーー? 良く聞こえないなぁー。何か、言ったか?」
 鋭次が、わざと聞こえないふりをする。
「鋭次様。梨華のオッパイをペロペロして下さい。お願いします」
 今度は、はきはきした声で言った。
「ほほー!ペロペロして欲しいのか! だが、お前のオッパイは、”処女のオッパイ”じゃなかったのか? 男に舐められていいのか?」
「はい。でも・・・お願いします」
「そうか。そこまで言うんなら、仕方ないなぁー。では、もう一度、言ったらペロペロしてやるよ!」
 鋭次が、仕方なさそうに言う。
「はい。鋭次様。梨華のオッパイをペロペロして下さい。よろしくお願いいたします」
 梨華が、再度、恥ずかしい言葉を口にした。
「いいだろう! それでは、ペロペロしてやろう!」
 鋭次は、梨華に覆いかぶさり、オッパイに舌を近づけた。

 梨華の乳首は、ツンと立っている。まるで、舐められるのを待っているかのようだ。
 実際は、鋭次にしつこく、クリクリされたため、そうなっているのだが。
 まず、右のツンと突き出ている乳首を、チロッと軽く舐める。ピクッと、反応しかけた が、すぐに硬い体勢に戻った。どうやら、我慢しているようだ。
 次に、左の乳首の周りをペロペロしたが、やはり同じだった。
 梨華は、声を聞かれるのが恥ずかしいらしく、我慢しているのだった。しかし、それも虚しい抵抗であると、すぐに気付かされるのだった。
(そうか・・・その方が責め甲斐があるってもんだ。)
 鋭次は、どのように責めるか、あれこれ思案した。先ほどから舐めている乳首の周りから、徐々に乳首に近づいていく。オッパイのペロペロから、立っている乳首へのペロペロに変わった。
「あんっ!」
 梨華の抵抗は、あっけなく破れた。鋭次は、乳首を口に含んで、ペロペロしている。
 その甘美な舌使いにたまらなくなって、梨華は声を出した。
 舐める度に、「あんっ!」「あんっ!」と声を出す。まるで、子犬のように
「あんっ!あんっ!」
 と、鳴き続ける梨華が、ビデオに映っているのであった。

 次に、オッパイに口をつけ、乳首を中心にレロレロと舐め始めた。
「んーーんーー」
 声にならないような甘い声を漏らした。
「あーー。もう・・・」
 梨華の耐えることの出来る限界が近づいてきた。パンティの中は、既にびしょ濡れである。
 それを知ってか、知らないでか、鋭次は、ゆっくりとオッパイを舐め続ける。
 最後のペロペロが始まった。唇と舌で、乳首を挟んで、コリコリと舐める。
 もう一方の乳首は、指でのクリクリ攻撃だ!! 梨華の身体が、弓なりに反り返る。
「あーーー!! もうだめーー!!」
 梨華が、大きな声を上げる。自分の弱点を同時に責められ、後ろで束ねるた髪を激しく揺らして悶える。
「んー? どうした? 何がダメなんだ?」
 鋭次が、クリクリを続けながら、梨華に問う。
「もうだめ! これ以上されたら、変になります」
 梨華が、切なく訴える。
「どう、変になるんだ? ん?」
 鋭次が、意地悪い質問をする。
「あーん。いじわるー」
 梨華が、返事に困ったように甘い声を出す。
「そうか! 俺は、”いじわる”なのかー」
 言ってから、舌でコリコリ攻撃をする。
「あぁん。ごめんなさい。”いじわる”じゃないです・・・」
 梨華が、慌てて訂正する。
「もう遅い!!それに、”ペロペロして下さい”と、言ったのは、お前じゃないか!! お前に抵抗する権利は無い!! 変になってもらおうとするか。ふっふっふ」
 鋭次が、ぴしゃりと言い放つ。
「あぁ・・・そんな・・・あんっ! んーー!!」
 再び、コリコリ攻撃を開始された。今度は、右と左を逆にして、コリコリ攻撃とクリクリ攻撃をされた。梨華の下半身に熱いものがこみ上がってきた。
「あーーー!! いいー!! いいーー!!」
 言葉にならない声を上げる。
「あーーん。 許してー! 変になるーー!! あーー!!」
 大きな声をあげて、ガクッと、梨華が、おとなしくなった。
 どうやら、イッてしまったようだ。

< つづく >

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