催眠術師 鋭次04 (20)(21)

第20話 専属看護婦の今夜の運命

「それじゃあ、規則の手帳の事も分かった事だし、癒し治療の続きをしようかな?」
 鋭次は、今まで、少しの間、由美子と繋がったままであったが、抜き差し行為は中断していた。満里奈に、重要な話の説明させるために、意識をそちらに向ける必要もあったからだ。その甲斐もあって、由美子は落ち着いて先輩看護婦の話を聞く事が出来た。
 今夜から、男性患者様の指示があれば、添い寝をすること。そして、添い寝の時の寝具は、男性患者様の指示する姿になること。この二つが規則の手帳に書かれてあり、それに必ず従わなければならない事を理解したのであった。
 鋭次が、再開の合図を行うと、ゆっくりと腰を動かし、由美子を見つめながら、抜き差し行為を再開するのであった。
「あんっ・・・また、癒し治療ですか・・・もう終わりかと思っていたのに・・・あんっ!」
「まだ、痛いんだよ・・・由美子ちゃん」
 こう言われてしまうと、由美子には言い返す言葉が無いのであった。自分の使命を果たす事になる。
「分かりました。ごめんなさい。あんっ、あんっ・・・鋭次さん、続けてください・・・あんっ!」
「それじゃあ、続けるよ」
 鋭次の腰の動きが徐々に早くなっていき、それに合わせて、ピチャピチャという淫らな音が聞こえるようになってきた。
 そして、3分もしないうちに、由美子は、再び、恥ずかしい天国に近づけられるのであった。

 由美子の表情を確認しながら、抜き差しをしている鋭次は、由美子が終わりに近づいている事に気づいていた。
「由美子ちゃん。癒し治療の時に、イッちゃったら、ダメだよ。さっきも言ったよね?」
「はい・・・あんっ、あんっ・・・鋭次さん。イカないように、あんっ・・・我慢します・・・あーーん!」
「もし、イッちゃったら、今夜は添い寝をしてもらう事になるよ! いいよね?」
「ああ・・・はい、あんっ、あんっ、鋭次さん。鋭次さんの指示に従います・・・あんっ、あんっ、あーーん!」
「よしよし。いい子だね。イカないように、あと3分間だけがんばるんだよ。そうすれば、添い寝もしなくていいからね」
 鋭次は、一旦、抜き差しのスピードを緩めて、優しい声で、新人看護婦に声をかけた。3分間という条件も出され、由美子はそれくらいなら耐えられるのではないかと軽く考えていた。
「それじゃあ、最後の抜き差しをするから、もう少し癒し治療をさせてね。すぐに終わるからね」
 鋭次の声が聞こえると、由美子は、ベッドの近くにあるミニテーブルの上に、秒針が動くタイプの置時計がある事に気づいた。鋭次も、由美子がそれを見た事に気づき、ちょうど、ある時刻の0秒あたりを過ぎたところであった。二人は、この時刻が3分間の目安になる事を意識していた。

 鋭次の腰の動きが、再び、激しく素早いものになってきた。
「あんっ、あんっ、あんっ・・・だめ・・・そんなに・・・そんなに抜き差しされたら・・・あんっ、あんっ、あーーん!」
 女性の弱点を知り尽くしている男性患者は、悩ましく規則正しい快感を与えていき、美少女看護婦は、1分もしないうちに天国の入り口にまで昇らされていった。
 そして、弱点の二重攻撃を行うべく、着せ替え人形に最後の可愛がりを加える。
「着せ替え人形ナースは、パンティを脱がしてもらうまで、男性患者様の手や指が触れても抵抗しないんだよね」
 由美子が返事をするよりも前に、鋭次の両方の指は、ツンッと立っている乳首を摘んでクリクリと愛撫を始めた。
「あーーん!! だめーー!! 乳首もっ、乳首も同時に触られたら、だめですーー! やめてーー! 許してーー!!」
 看護婦学校を卒業したばかりの18才の看護婦には耐える事の出来ない悩ましい愛撫が実施された。そして、それに加えて、鋭次の巨砲は由美子の奥の壁を突きまくり、素早い抜き差しになっていた。
 専属看護婦は、狂ったように悶えて、男性患者様に許しを乞う様な表情になっていた。
 癒し治療の時の看護婦は、どんなに陵辱的な行為を受けても、顔を左右に反らす事が出来ず、男性患者様の方を向き、自分がどのような状態になっているか見てもらう事になっていた。
 由美子は、先程から、何度もピクンッ、ピクンッと身体を反らして、最後の状態になっていたが、その表情を鋭次に見せるように切ない表情で、鋭次と向き合っていたのである。
 そんな状態を知りつつ、鋭次は、いやらしく、最後のとどめの行為を行う。
「ふーん。乳首がだめなんだ。そうなんだあ。いい事を聞いちゃったね!」
 そう言うと鋭次は一層悩ましく乳首にクリクリ攻撃を行った。また、それと共に、素早い抜き差しで、由美子を攻撃する。
「ああーー! だめーー! イクーー! イッちゃうーー!」
 時計の針は、2分になるかならないかという所であった。
「ほらっ、ほらっ、我慢しなきゃだめだろ? おら、おら、おら、おらっ!」
 鋭次は、最後にとどめの如く素早い抜き差しを行い、由美子を終わらせる。
「イッちゃう、イッちゃうーー!! だめーー!! イクーーーー!!」
 一際甲高い声を上げたかと思うと、由美子は鋭次にしがみ付き、官能の表情を見せていた。
 押さえられていた両腕は、何時しか離されていた。由美子は、天国に連れていかされた愛しい男性患者様に抱きつき、甘い口づけを交わしていた。今までに感じた事の無い官能的なセックスは、美少女看護婦を虜にしつつあった。
 そして、とろーんとなった目で口づけを交わしたまま、由美子の下半身には、禁断の行為が行われていた。
 由美子の身体の奥に、熱い液体が大量に注がれているのであった。
(ああ・・・鋭次さんの”天使のミルク”が、また・・・私の中に・・・)
(ああ・・・天使のミルクが、たくさん、お注射されちゃってる・・・こんなの・・・)
(早く、おちんちんを抜いてもらわないと・・・大変な事になっちゃう・・・)
 由美子は、心の中で重大な事になってしまっている事を感じていた。しかし、鋭次に、その事を述べる機会は当分、発生しないのであった。由美子の脳裏に別の感覚が強く占めるようになってしまったからである・・・
(ああ・・・気持ち良かったの・・・こんなセックス、私、初めて・・・)
(なんて気持ちいいの。男性にしてもらうとこんなに気持ち良くなるの? ううん。鋭次さんの抜き差しだけがきっと気持ちいいの・・・)
(ああ・・・このまま、もっと繋がっていて欲しい・・・鋭次さんのおちんちん、気持ちいいの・・・)
 天使のミルクを大量に注いだ後も、鋭次の巨砲は、固さと太さを維持したままであった。そして、この太いおちんちんを挿入されたままの為、天使のミルクは一滴残らず、由美子のおまんこに注入されるのであった。

 ある程度、気持ちが落ち着き、荒い呼吸が一段落したのを確認して、鋭次は巨砲を抜き、美少女看護婦に優しく言った。
「由美子ちゃん。イッちゃったね。可愛かったよ」
「ああ・・・私、また、鋭次さんに・・・ああ・・・恥ずかしい・・・」
「3分間、我慢出来なかったみたいだね」
「ああ・・・私、今夜、どうなるのですか?」
 少し心配そうな専属看護婦に、鋭次は、先程の約束の話を言った。
「さっきも言っただろ? 由美子ちゃんは我慢出来ずにイッちゃったから、今夜は添い寝をしてもらう事になるよ」
「あの、添い寝って一体・・・どのようにすれば・・・」
「由美子ちゃんは、俺の指示する姿になって、スイートベッドに入ってくれるだけでいいんだよ。
 その後は、俺が眠るまでの間、ベッドに居てくれるだけでいいんだよ。ねっ、簡単だろ?」
「鋭次さんが、お眠りになるまでですか・・・?」
「そうだよ。俺が眠るまでの間だけでいいんだよ。俺が眠ったら、由美子ちゃんは帰ってくれてもいいんだよ」
「そうなのですか・・・」
「詳しくは、規則の手帳の第37条あたりに書いてあるんじゃあないかなあ?」
「そうなのですか? 後で見てみます・・・」
 由美子は、聞いただけでは、とても簡単に聞こえたが、眠るまでの行為について、気になっていた。
「あの・・・眠る前に癒し治療が、3回以上とか・・・先程言われていたような・・・」
 由美子は、恥ずかしい行為を実行されるのではないかと、おそるおそる聞いていた。それに対して、鋭次は、専属看護婦を安心させる為、優しい声で言った。
「冗談だよ。そんな事する訳無いだろ? もしかしたら、眠る前に癒し治療をお願いするかも知れないけど、そんなに何回もお願いしないと思うよ」
「そうなのですか・・・」
 由美子は、少し安心した気持ちになり、今夜の努めにあたる事になる。
 しかし、この様な甘い話になる訳が無かった。スイートベッドに入ったが最後、陵辱の限りを尽くされる事になるとは、新人看護婦にはまだ分からないのであった。
 規則の手帳の第37条には、一体、どんな事が書かれてあるのだろうか・・・

第21話 夜伽ナース

 着せ替え人形ナースに、たっぷりと癒し治療を行わせ、今夜の添い寝が確定した専属看護婦は、男性患者様の手によって、新しいパンティとブラジャー、そして、白衣を着せてもらっていた。
「着せ替えが終わったよ! 着せ替え人形ナースの由美子ちゃん」
 そう言うと、鋭次は、由美子をベッドから立たせて、きちんと身なりが出来ている事を確認した。
「ありがとう・・・ございます・・・鋭次さん」
 由美子は、散々、陵辱を受けたが、そう言うのが正しい様に思っていた。この後、どうしたらいいのか戸惑っている新人看護婦に、先輩看護婦は言った。
「安田さん。着せ替え人形ナースの時に、可愛い声でイッちゃったわね。くすくすっ」
「ああ、先輩。言わないで下さい。恥ずかしいです・・・」
「その上、鋭次様に”天使のミルク”をお注射されたみたいね。くすくすっ」
「ああっ! どうして、分かるんですか?!」
「あらあら。図星だったの? 冗談で言ったのに。くすくすっ。本当に、お注射されたみたいね。ふふっ、今夜が楽しみね。くすくすっ」
「ああ・・・私、今夜、どうなってしまうのですか?」
 新人看護婦は、少し心配になって、先輩看護婦に聞こうとしていた。先輩看護婦は、予想していた質問に、あっさりと回答した。
「今夜の夜伽・・・いえ、添い寝の事は、規則の手帳の第37条に書かれてあるわよ。読んでごらんなさい」
「分かりました。先輩。読んでみます・・・」
 由美子は、そのピンク色のページを開いて、読むことにした。

 ※※ 聖心病院、看護婦規則、第37条、男性患者様に、着せ替え人形ナースの時に、天使のミルクを中出しされた場合について ※※
 ピンク色のページで、『●● VIP患者様の場合 ●●』(●はハートマーク)
 と書かれたページが、見つかった。

 1.着せ替え人形ナースの時に、VIP男性患者様とセックスを行い、絶頂の状態にイカされて、且つ、天使のミルクを中出しされた看護婦は、その夜に、夜伽ナースにならなければなりません。
 2.夜伽ナースは、VIP男性患者様の指定した姿になり、スイートベッドに入らなければなりません。
 3.夜伽ナースは、スイートベッドの上では、VIP男性患者様の言う事を何でも聞かなければなりません。
 4.夜伽ナースは、スイートベッドの上では、VIP男性患者様にどんな行為をされても、抵抗してはいけません。
 5.夜伽ナースは、VIP男性患者様がお眠りになるまで、スイートベッドから出てはいけません。

 あと何点か、注意するべきと思われる事も書かれてあったが、特に、これと言った重要なものではなかった。
 しかし、ページの最後の方に、より一層濃いピンク色の部分があり、
『●● 要注意事項 ●●』(●はハートマーク)
 と書かれた所があった。

 1.スイートベッドの上で、天使のミルクを中出しされた夜伽ナースは、次の日の夜も、夜伽ナースにならなければなりません。

 簡単であるが、一行だけ、そのように書かれてあった。

 由美子は、規則の手帳を読んで、とても不安になっていた。
 夜伽ナースとは、一体、何なのだろうか・・・
 男女の行為について、それほど知識の無かった由美子は、自分の知らない単語を聞いた。
「あの・・・先輩・・・夜・・・夜なんとかって、何て読むのでしょうか?」
 それを聞いた満里奈は、楽しそうに言った。
「あらっ、夜伽の事かしら? 夜伽は、よ・と・ぎ って読むのよ。そんな事も知らないの?」
「はっ、はい・・・その・・・夜伽って、どういう事なんでしょうか・・・?」
「あらあら。夜伽の事を知らないの? これはちょっと学習してもらわないといけないわね! こっちにいらっしゃい!」
 満里奈は、新人看護婦をVIP病室の奥の方にあるAV機器コーナーの方に連れていった。
「これを着けなさい!」
 満里奈は、由美子に耳がスッポリと入る高級ヘッドホンを着けさせると、それに繋がっているパソコンの電源を投入した。
 由美子をパソコンの前に座らせ、満里奈はその隣りに座った。満里奈が、マウスとキーボードを操作すると、パソコンに情報が映し出された。
 二人の看護婦が、パソコンの前に座った時に、鋭次もその場に来た様な気がしたが、看護婦達はその事を覚えていないのである。
 鋭次は、由美子を見つめると、催眠術を実施した。
『パソコンに映し出される事をしっかり学習するんだ! 目を反らしたり、適当に見ようとしてはいけない! 分かったな?!』
「はい・・・鋭次さん。んぐっ! んーー!!」
 強い口づけを行われ、由美子の脳裏に、これから映る画面をしっかりと学習する事が刻み込まれた。

 夜伽についての学習が始まった。
 まず、夜伽とはという事で、国語辞典、広辞苑、百科事典など、どういう意味であるかという事を見せられた。
 続いて、夜伽とはどういう行為であるのか、映像付きで、その行為を見せられた。
 そして、夜伽の時の女性は、どの様に男性に接すればよいのかという心構えの説明も映し出された。
 わずか、10分くらいのカリキュラムであったが、何も知らなかった新人看護婦は、この学習により、夜伽というものがどのような行為であるかを完全に知ることになったのである。

 学習が終わると、二人の看護婦は、鋭次の待つスイートベッドの所に戻ってきた。そして、ベッドの淵側に座るような状態で、会話をする事になった。
 会話の始まりは、満里奈の質問から始まった。
「安田さん。夜伽の事は分かったかしら?」
 いきなりの質問に、由美子は、少し赤くなって返答した。
「はい・・・先輩。分かりました・・・」
「そう? それなら、いいんだけど」
 満里奈は、学習の成果があった事を確認し、やっと本題の次なるステップに進める事となった。
「安田さん。貴方はさっき、鋭次様にイカされ、その上、天使のミルクをお注射されたわね?」
「はい・・・」
 由美子は、先程の恥ずかしい癒し治療を思い出し、真っ赤になって小さい声で答えていた。
「という事は、安田さん。貴方は今夜、鋭次様の夜伽ナースにならなければいけないのよ! 分かるかしら?」
「はい・・・先輩・・・」
 由美子は、この病院の看護婦にとって絶対である規則の手帳に従うしかないのである。もし規則の手帳に従わずに拒否をした場合は、先輩看護婦に握られている恥ずかしいDVDを院内放送をされてしまうだろう。
 由美子は、必ず、規則の手帳に従い、夜伽ナースになるしかないのだと思うようになっていた。由美子の残りわずかの躊躇いも、次の先輩看護婦の指令により、完全なものに変えられる事になる。
「この病院のナースは、必ず、規則の手帳に従わなければならないけど、もしかしたらって事もあるので、念のため、誓いをしてもらおうかしら」
 満里奈は、そう言うと、先程の着せ替え人形ナースの時と同じように、恥ずかしい弱みを盾に取り、新人看護婦を完全に従わせるようにした。美少女看護婦の耳もとで、数々の命令を教え込まれ、それを実行するように囁かれた。由美子は、真っ赤になりながら、その指令を実行することになる。

 由美子はベッドから立ちあがると、鋭次に向かって、誓いの言葉を述べ始めた。
 満里奈に促され、由美子が立つと同時に、鋭次もベッドから下りて、由美子の前に立つ状態となった。
 専属看護婦の由美子は、恥ずかしそうにしながらも、命令された台詞を発する事になる。
「あの、鋭次さん。私は今夜、鋭次さんの夜伽ナースになる事を誓います・・・どうぞ、よろしくお願いいたします・・・」
 それを聞いた鋭次は、とても嬉しそうに言った。
「ふーん。由美子ちゃん。夜伽ナースになってくれるんだあ。嬉しいな」
「ふふっ。鋭次様。今夜が楽しみですわね」
 満里奈は、嬉しそうな鋭次を見て、なんだか自分も嬉しくなっているのであった。
「さあ、安田さん。誓いのキスのおねだりをしなさい」
 満里奈は、由美子の耳もとで言ったが、その声は大きく、その場にいる者全員に聞こえるものであった。
「はい・・・先輩・・・」
 由美子は、先に教えられ通りに、おねだりを行うことになる。真っ赤になって、モジモジしながら、男性患者様の前に立ち、おねだりの言葉を言った。
「あの・・・鋭次さん。私を今夜、鋭次さんの夜伽ナースにしてください・・・今から誓いの言葉を言いますので、それに対して、鋭次さんがキスをしていただければ・・・私は夜伽ナースになる事を絶対に誓います・・・」
「ふーん。良く分かったよ! それじゃあ、言ってごらん」
 鋭次は、美少女看護婦のおねだりを聞いてやる事にした。
「鋭次さん・・・私、安田由美子は、今夜、鋭次さんの夜伽ナースなる事を誓います。同意のキスをしてください」
 おねだりという程ではないが、新人看護婦にしては、これくらいのものであろう。鋭次は、専属看護婦を夜伽ナースに変えるキスを行う。
「よし。由美子ちゃんは、今夜、俺の夜伽ナースだ!」
「はい。鋭次さん。んぐっ! んーー! んーー!!」
 白衣姿の美少女を強く抱きしめ、瞳を見つめながら、強いキスを行うと、専属看護婦の目はとろーんとなって、強い暗示が刻み込まれた。
(ああ・・・鋭次さんに誓いのキスをされちゃった・・・これで私は、今夜、鋭次さんの夜伽ナースになるのね・・・)
(ああ・・・鋭次さんにどんな事をされちゃうんだろう・・・夜伽って、あんな事やこんな事をされちゃうの?)
(ああ・・・今夜は・・・私・・・鋭次さんのモノになっちゃうの・・・)
 由美子の脳裏に、夜伽ナースを行わなければならないという暗示が強く刻み込まれ、それは、夜に完全に実行される事になった。

 強いキスが終わると、とろーんとなった由美子の鋭次は言った。
「キスをしてあげたよ! これで由美子ちゃんは今夜、俺の夜伽ナースになるんだよね?」
「はい。鋭次さん・・・」
 由美子は真っ赤になって、今夜の夜伽の相手に返答をするのであった。そんな由美子に対して、鋭次はより陵辱的な決定事項がある事を教えるため、優しく言った。
「夜伽ナースになってくれるって誓ってくれた由美子ちゃんにお願いがあるんだけど・・・」
「はい。何でしょうか?」
「規則の手帳の第37条を読んで聞かせて欲しいんだけど」
「そっ、そうなんですか・・・はい、分かりました・・・」
 由美子は、一瞬、躊躇したが、先輩看護婦が睨んでいるのが見えたので、抵抗しても無駄だと思い、規則の手帳を読むことにした。
 規則の手帳の、2項目から5項目を読みあげ、その他、簡単な注意すべき点等を読んだ。鋭次は感心したように聞いていたが、由美子が読みあげた事を述べると、先輩看護婦の満里奈が、厳しく指摘を行った。
「安田さん! 一つ抜けているじゃない! 全部、読みなさい!」
「えっ・・・あの・・・どこか抜けていたでしょうか?」
 由美子は、ドキッとなり、読むのを躊躇っている部分がある事を分かっていた。しかし、先輩看護婦には、その事は知られており、どのように返事をしたところで、それを回避する事は出来ないのであった。
「最後にある、”要注意事項”って所を読んでいないでしょ! そこも読まなきゃだめでしょ!」
 先輩看護婦の指摘に、由美子は観念せざるを得ない事となった。
(ああ・・・先輩にはやっぱり気づかれてしまってたのね・・・ここは読みたくないのに・・・)
 しかし、もうどうしようもない。先輩に言われてしまっては、読むしかないのである。
「ああ・・・はい・・・先輩・・・ごめんなさい・・・忘れていました・・・」
 由美子は、おそるおそる読みたくない部分を小さい声で読み始めた。
「スイートベッドの上で・・・天使のミルクを中出しされた夜伽ナースは・・・次の日の夜も・・・夜伽ナースになります」
 男性患者様に聞かれない様に、蚊の鳴くような小さい声で読んでいた。あわよくば、男性患者様が軽く聞き流してくれればいいと願い、小さい声で読んでいた。しかし、その行動を見た先輩看護婦は、叱責の声を出した。
「良く聞こえないわよ! もっと大きな声で、鋭次様の方を向いて読みなさい!」
「はい。先輩」
 由美子は、観念するしかなかった。仕方なく言われた通りに、その場にいる者に良く聞こえるように、要注意事項を読んだ。
「スイートベッドの上で、天使のミルクを中出しされた夜伽ナースは、次の日の夜も、夜伽ナースになります」
「ふーん。そうなんだあ!」
 鋭次の目が輝いた様子になり、楽しそうな表情になっていた。

 由美子が、要注意事項を読んだのを聞いて、鋭次は男性の身体について述べ始めた。
「いい事を聞いたので、由美子ちゃんに聞くけど、健全な二十歳前後の男性は、何日おきにミルクを出せるか知ってるかい?」
 いきなりの恥ずかしい質問に、由美子は嫌そうに返答した。
「そんなの、知りません」
「そうなんだあ・・・看護婦学校で習わなかったのかな?」
 鋭次は惚けたように言い、満里奈の方を見た。その事に気づいた満里奈は、追い討ちをかける。
「ええ、鋭次様。その事は確かに看護婦学校で教えてもらってるはずですわよ。この子が忘れているだけかも知れませんね」
 満里奈に物覚えが悪いように言われ、由美子は嫌であったが、由美子はそれでも仕方ないと思っていた。
(知ってる。看護婦学校で習ったから知ってるけど・・・そんなの今、答えたくない・・・)
 由美子は、答えを知っていたが、その答えは、今、言いたくなかったのである。しかし、由美子が答えなくても、先輩看護婦が知っていれば答えてしまうだろう。それは、もう仕方がない事である。
 案の定、鋭次の矛先は、満里奈の方に向けられた。
「それじゃあ、満里奈なら知っているだろ? どうだい?」
「はい。鋭次様・・・」
 満里奈は自信ありげに、その答えを述べた。
「健全な二十歳前後の男性は、一日か二日おきに、ミルクを出す事が出来ます」
「ふーん。正解かな。でも、ちょっと違うな・・・」
「えっ? 違うのですか・・・?」
「そうだよ。満里奈の回答は古いな。それは三年前の回答だな」
「そうなのですか・・・鋭次様。答えを教えてください」
 満里奈はわざと間違ったのか、知らずに間違ったのか分からないが、正解出来なかった為、答えを教えて欲しいと言った。
 そして、満里奈の願い通り、その答えが鋭次の口から発せられたのである。
「答えは、毎日だよ」
「えっ? 毎日ですか? そんな・・・そんなに・・・そうなんですか」
 満里奈は、驚いたように、聞き直していた。この様子からすると、本当に答えを知らなかったようだ。満里奈は、看護婦学校を卒業した三年前の答えしか知らなかったようだ。
「だが、この答えには誤差もある」
 驚いている満里奈を気にせず、鋭次の説明は続く。
「毎日と言っても、これは平均であって、弱い奴なら同じ二十歳でも、二日か三日おきの奴もいる。逆に・・・」
 満里奈は、鋭次の次の言葉に、激しい興奮を感じていた。
「逆に、強い奴なら、一日に何回でも天使のミルクを夜伽ナースに中出しする奴もいるぞ!」
「すごい・・・それって・・・」
 満里奈は、そんな素敵な男性がいるのだと感動していたが、よく考えてみると、すぐ側にいるではないか!!

 満里奈は以前に、鋭次が人間ドックに来た時に、専属看護婦になっていた事がある。
 初日から処女を奪われ、それから、十日間にわたって毎晩可愛がられる事になっていた。しかも、毎日、どれくらい精力があるのだろうと思う程、天使のミルクを何度も何度も中出しされていた。
 それから、満里奈は鋭次から離れられなくなっていたのであった。

 最後に、鋭次は自信たっぷりに、美少女看護婦に言った。
「ふっふっふ。さあ、俺はどうかな? 夜伽ナースの由美子ちゃん。ヒントを教えてあげようか?」
「ああ・・・なんだか・・・私、怖い・・・」
「ふっふっふ。怖くはないよ。毎晩、優しく可愛がってあげるよ」
「ああ・・・毎晩って・・・そんな・・・」
「あれっ。ヒントじゃあなくて、答えを言っちゃったかな?」
「そんな・・・毎晩、天使のミルクをお注射されたら・・・私、いつまでも・・・夜伽ナースに・・・」
 由美子が自分の運命を知り、真っ赤になって立ちつくす。
「ふっふっふ。由美子ちゃんのような可愛い看護婦さんが毎晩、夜伽ナースになってくれるんだったら、毎晩、たっぷりと天使のミルクをお注射してあげるよ。コンドーム無しでね!」
「ああ・・・そんな事されたら、私・・・」
 由美子はもうどうしたらいいのか分からなくなってしまっていた。はげしい動揺と今後の自分の運命に、正常な考えが出来ない状態になりつつあった。

 鋭次は、そんな由美子を抱きしめると、由美子はピクッとなって、鋭次の目を見てしまった。
 その途端、由美子にとって、最終的な催眠術が掛かる事になった。
 鋭次の瞳を見つめていると、とろーんとなって、どんどん思考が出来なくなっていった。
 そして、鋭次に言われた事のみが、これからの現実であると思うようになっていった。
『由美子ちゃんは、これから、俺が退院するまで、俺の専属看護婦さんだよ!』
「はい・・・鋭次さん・・・私は、鋭次さんの専属看護婦です・・・」
『俺が着せ替え人形ナースになってよ と言ったら、由美子ちゃんは、着せ替えが終わるまで抵抗出来ない着せ替え人形になるんだよ!』
「はい。鋭次さん。鋭次さんに命じられると、着せ替え人形ナースになります・・・」
『夜は、毎晩、夜伽ナースになるんだよ!』
「はい。鋭次さん。毎晩、夜伽ナースになります・・・」
『これからも、俺の好きな時に、癒し治療をお願いするけど、由美子ちゃんのおまんこに天使のミルクをお注射するよ。コンドームを付けずに、たっぷりと中出しするけど、構わないよね!』
「はい。鋭次さん。由美子は鋭次さんを癒し治療する役目があります。お好きな時に、言ってください・・・コンドームを付けずに・・・天使のミルクを・・・私のおまんこに、たくさん中出ししてください・・・」
『ふっふっふ。可愛いなあ。それじゃあ、由美子ちゃんは、今から行うキスにより、今言った事を必ず実行するようになる!!』
「はい。鋭次さん。んぐっ!! んっ!? んーー!! んーーーー!!」
 強いキスを行われた美少女看護婦は、絶対に解ける事のない深い深い催眠術に掛かってしまったのである。
 キスが終わると由美子は、大切な男性患者様に声を掛けられた。
「専属看護婦の由美子ちゃん、どうしてそんな、”普通の白衣”を着てるんだい?」
「あっ、ごめんなさい。すぐに着替え・・・あの、鋭次様の手で・・・着せ替えして下さい」
 由美子は、完全に男性患者様の玩具になってしまったのであった・・・

< つづく >

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