第十四話
股から精液を垂れ流す玲子は、ストッキングだけ穿いたド変態な姿で、ほら早くとお尻を振って田中を誘う。
「レイプみたいに犯せって、こんな感じでいいかな?」
田中さんは乱暴な手付きで、ストッキングを破ってすでに中出しされてドロドロになっている玲子のオマンコやお尻をむき出しにする。
「そうです! たくましくって素敵! もっと罵って色気違いおばさんの私を犯して!」
「玲子! 大きな子供も居る母親のくせに、こんな風に犯して欲しいなんて頭おかしいんじゃねえのか!」
田中さんにお尻を平手打ちされて、大声で罵られても玲子は苦しくなかった。
普段だったら、凄く嫌だったんだろうけど、今は心の底からこの仕打ちを受け入れている自分がいる。
「ああ、もっと物みたいに乱暴に扱ってください!」
陵辱を懇願するようにあげた尻をおもいっきり引っ叩かれて、股間から愛液を撒き散らす玲子の言葉に、田中の股間がまた元気になった。
「言われなくてもやってやるよ、この雌豚が!」
レイプされるのが気持ちいいのは、太古の人類の本能なのだろうか。
すっかり準備オーケーになった玲子のとろとろマンコに、田中さんが凶暴な肉棒を突き立てていく。
田中は、「このドスケベ女が!」とか、酷い罵倒の言葉を叫びながら、パンパンと腰を打ち付けて玲子のぐちゃぐちゃになったおまんこをかき回し続ける。
「ああっ、いいっ!」
玲子はもう演技でなく、本気で感じていた。
こんなことをされて、気持ちよくなってしまっている自分が、亡くなった夫にも娘の唯花にも申し訳なくて、でもそれが最高に気持ちいい。
玲子のいやらしく蠢く膣が、男の精を求めて田中のいちもつを締め上げる。
「ああっ、もっと! もっとちょうだいーっ!」
乱暴に百センチを超える巨乳を揉まれて、ブルンブルン震える乳房の先につけていた洗濯バサミがパチンと音を立てて弾け飛ぶ。
その衝撃に喘ぐ玲子の叫びは、田中さんの興奮をますますヒートアップさせた。
ラストスパートに向けて、田中の腰の動きはますます速くなった。
「おら! 種付けされてイケよ! 孕ませ便器!」
これだ、これが良かった。
田中さんに罵倒されて物みたいに乱暴に扱われて犯された方が、玲子はずっと楽だったのだ。
もしかしたら、ここまで考えて田中さんはシナリオを考えてくれたのだろうか。
私の辛い罪悪感を、少しでも癒やすため?
いや、それは考えすぎなのかもしれないけど。
でも田中さんだってきっと、悪気があってこうしているわけではない。
立派な母になろうとして、でもメスの本能を捨てきれるわけもなく、色気をばらまいていた玲子がこうなるのは必然だったのだろう。
「ああっ、いい! 私の中にいっぱい無責任ザーメンだしてぇ!」
誰が悪いのかと言えば、こんなことをされても感じてしまっている浅ましい女の私が悪いのだと、玲子はそう思った。
亡き夫に操を立てているなんてポーズを取って、娘のためだけに生きているつもりでいて。
それでいて玲子は、どうしようもなく女だった。
「おら、望み通りたっぷり出してやる! 孕めっ! 玲子!」
子宮が降りてきて、突き上げられた田中の亀頭とぶつかりあうと、勢いよく射精が解き放たれた。
どびゅるっ! びゅっ! びゅくっ! びゅうっ! びゅるるるるるるるっ!
後背位のセックスは、一番奥までちんこが届き、子宮にも大量の精液が溜まる。
もっとも孕みやすい体位だ。
これは好きでもない男の大量の精液を子宮で受け止めて、それで絶頂を迎えてしまう浅ましい女である玲子への罰だ。
その禁断の快楽の罰が、望まぬ子をお腹に宿して、あと十五年母親として子育てをしていくことで許されるなら、それでいいと思った。
あなたごめんなさい。
許してね。
少なくとも、あなたの大事な唯花だけは守れたのだから。
「あなたっ! 堪忍してぇ!」
玲子は、今は天国にいるであろう夫に向かってそう叫びながら、なお一層大きなオーガズムを迎えて、頭が真っ白になる。
おまんこからビュシュ! ビュシュッ!と激しく潮を撒き散らし、気をやるのだった。