断れない母親 第十五話

第十五話

 激しいセックスも終わって、玲子は精も根も尽き果てた様子でベッドに仰向けになっていた。

「ハァハァ……」

 穿いていたストッキングは、足に巻き付いた残骸となり、乳首につけていた洗濯ハサミもどこかに飛んでいってしまっている。

 台本はここまで。後は、フリースタイルだ。

 田中も好きにやるし、中出しを拒まなければ玲子も好きにしていいと言われていた。

 もう諦めはついた。

 後は、好きなように田中になぶられて、孕ませ便器にでなっていればいい。

 そう思っていた。

 しかし……。

「田中さん! それどっから持ってきたんですか!」

 玲子が驚いてベッドから飛び起きる。

「ああこれ、洗濯機の中にあったよ」

 脱ぎ捨てられていた、いかにも子供っぽい青縞のパンティー。

「それは唯花の……」

 そう言いかけてハッと、口を手で押さえる玲子。

 こんな誰が見てるかもわからない嫌らしい撮影をしているときに、娘の名前なんて絶対に口にしたくない。

 たまに洗濯物を漁ってるのは知ってたけど、まさかこんなタイミングでそれをやるなんて!

「すっげえエロい匂いがして拾い上げたらこれだったんだよなあ」

 そう言いながら、田中さんは娘の縞々パンツのクロッチの部分をペロペロ舐めている。

 私の目の前で娘が汚されている。

 吐き気をもよおす程の邪悪、最低の気分だった。

「娘には手を出さないって約束でしょう!」

 他はもうどうでもよくても、これだけは許せない!

「パンツくらい良いだろ。俺も歳だから、これくらいの刺激がねえと続きができないんだわ」

「そんなぁ、いやっ! やめてください!」

 しかし、田中は玲子をくみしいて、ずぶりと挿入してくる。

「ああ、玲子のあそこは最高に具合がいいな」

 玲子が嫌がっても、もうお構いなしだった。

 頭では嫌だ嫌だと思っていても、玲子の熟れた身体が田中を求めてしまっている。

 それでも、強引に犯されて自然と腰が田中のピストンに合わせて動いてしまっていてもなお、玲子は拒絶していた。

「ああっ! なんてこと! 娘のパンツを頭にかぶってやるなんて、あんまりじゃないですか!」

 田中さんは、まるで変態仮面みたいに娘のパンツをかぶって玲子をレイプしているのだ。

「玲子のパンストとあんまり変わらんだろ」

「違いますよ! だってそれは!」

 唯花のパンツじゃないですか。

 玲子は、そう叫びたかった。

 でも、カメラの前で間違っても娘の名前は口にできない。

「何も違わんだろ。おら、せっかくおっ勃てったんだから大人しく中出しされろよ!」

「いやぁ!」

 玲子が嫌がれば嫌がるほど興奮するのか。

 鼻息荒く、田中は何度も何度も嫌がる玲子に覆いかぶさって腰を押し込んだ。

 そして射精!

 どびゅるっ! びゅるるっ! びゅくっ! びゅるるるるるるるっ!

 私は、娘のパンツで出た精液で孕まされるのか。

 そう考えただけで、悔しくて涙がでてくる。

「はー、気持ちよかった。今日はこのくらいにしておくか」

「待ってください田中さん!」

「なんだよ」

 玲子は、先程脱ぎ捨てた自分の紫色のパンティーを掲げて言う。

「私のパンツをあげますから……」

「はあ?」

「私のパンツをかぶって、私で抜いてください。お願いします!」

 そう聞いた途端、田中の頬が悪魔みたいにニヤリと裂けた。

「へー、玲子さんにお願いされちゃしょうがねえな。パンツをかぶってやるなんて、変態みたいで気が進まないけど」

 どの口が言うのかと、言ってやりたかった。

 正直最悪の気分だったけど、娘のパンティーで受精するくらいなら、自分のパンティーを捧げて受精するほうがマシだった。

 むしろ、さっきのを上書きしなきゃ。

「私のパンティーをなめまわして、たっぷり中出しして受精させてください!」

「よしきた!」

 パンティーを頭にかぶってやるという変態プレイに田中さんは興奮するらしく、あれほどたくさん射精したのにまたギンギンに勃起させて玲子の中に勢いよく突き立てた。

 飛び込んでくる田中さんの身体を、玲子は柔らかい肉体すべてで受け止める。

 そうだ、これでいいんのだ。

 田中さんの欲望を全て自分が受け止めなければ、娘が標的になってしまうのだから。

「田中さん、お願いします! 赤ちゃんください! 私をいっぱい愛してください!」

「おお、玲子! 玲子! 絶対今日孕ませるぞ!」

 射精を促すように蠢く玲子の膣肉を味わいながら、田中は力強く腰をパンパンとぶつけた。

「田中さん! 田中さんの金玉の精液、全部私に出してぇ!」

「うぉおおおおおお!」

 自らの意思で子種を欲しがる玲子の叫びに、田中の興奮も天井知らずに高まり、これまでで一番濃い精液をたっぷりと膣奥に放出した。

 どびゅるっ! びゅくっ! びゅるるる! びゅるるるるるるるっ!

 その欲望のすべてを子宮に受け止め続けた玲子は、ついに歓喜の悲鳴をあげる。

「あっ! ああっ! 田中さんの赤ちゃん孕むぅ……」

 こうしてドスケベキャリアウーマン優月玲子は、自分のパンツをかぶった変態男に排卵日にたっぷり中出しされて妊娠するハメになったのだった。

2件のコメント

  1. 読ませていただきましたでよ~。

    玲子さん必死でぅね。娘に手が伸びるのをなんとか防ごうと頑張って自分を捧げてますね。
    でも、この動画かこの一部を後で唯花ちゃんがみて誤解するんだろうなぁ。
    親の心子知らずというか悪意ある偏向情報ではあるんでぅけど。

    であ

    1. みゃふさん毎回感想ありがとうございます!

      母子物を書きたいと思ったんですが、今回は母親にスポットを当ててやってみました。
      そのあたりの葛藤を楽しんでいただけてたら幸いです。
      次回でとりあえず終わりです。

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