“世界の章” 保健室での微睡みは、いつも温かくて心地よかった。 「ゆっくり……そう、ゆっくり力を抜いて。目を閉じて。どんどん楽になっていくから。ワタシの声しか聞こえない。あなたとワタシの二人っきり。とても幸せよね?」
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あらゆる人間を自在に操る少年、ナツミキリヤ。
彼が操れないただ1人の少年、フユキタイヨウ。
2人は出会い、友情を結び、ともに奔放な青春を過ごす。
そして17歳の時、タイヨウはキリヤを殺した。
霧と太陽のジュネス 社会科準備室の章
“社会科準備室の章” 「来て…タイヨウ…」 マナが僕の前で足を開き、濡れたアソコをあらわにする。 トロトロになった彼女のアソコは、いつ見ても可愛い。僕は彼女の求めに応じて、熱い蜜壷に腰を沈めていく。 「んっ」 狭い
もっと読む霧と太陽のジュネス 保健室の章
“保健室の章” 行為を終えた僕らは、小さなテーブルに向かい合って、マナの買ってきた弁当を食べる。 でも今日も、最後まで食べきらないうちに、僕の胃は苦しくなってくる。 「ごちそうさま?」 マナが覗き込むように顔を近づ
もっと読む霧と太陽のジュネス 生徒会室の章
“生徒会室の章” こうして僕は、無投票で生徒会長に当確した。 「そんな気はしてたけどな」 キリヤは、今日から僕が主となった生徒会室で、最近お気に入りの1年生にしゃぶらせながら、大きなアクビした。 「……神聖な生徒会室
もっと読む霧と太陽のジュネス 教室の章
“教室の章” 大破したベンツから僕は降りる。 頭がクラクラして、足元がよく見えない。 でも、やるべきことは全て頭に入っていた。 先日廃業したばかりのファミレスの窓は無惨にも粉々になり、衝突のすさまじさを物語る。
もっと読む霧と太陽のジュネス 図書室の章
“図書室の章” 「もしも世界を好きなように操れるとしたら、お前ならどうする?」 放課後の図書室で、ハードカバーの冒険小説を読んでいたら、いきなり魔法使いみたいな謎かけをぶつけられた。 びっくりして顔を上げると、同じク
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