第五話:海水浴編(下)サヤ、アキ、サトミ サヤ 声の方を見ると、男女2人のライフガードが立っている。 怒鳴ってきたのは女の方だ。ショートカット。背は高め。水泳で鍛えたのであろう、健康的に引き締まった身体。顔も鼻が高く
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エロいと楽しい 第五話(上)
第五話:海水浴編(上)サトミ、トモコ、アオイ サトミ 「ケンしゃん…エッチ…」 ぱたん。 「うん?」 サトミの寝言と寝返りで、起こされてしまった。 サトミを見ると、横で仰向けになって、何も掛けずに寝ている。俺はベッ
もっと読む○○なあたし03 番外編2 中編
番外編2 騎士と閻魔のR&R(中編) 「都ちゃんって、すっかり痴女になったよね」 「え?」 僕の言葉に、きょとんとする都ちゃんの顔。 あれ? 思ったのと反応が違う。 「チジョ?」 と、都ちゃんが聞き返す。
もっと読むさよならポコチン先生
<2年6組ポコチン先生> 高い声、低い声の交じり合う際限ないお喋り。椅子の足が床と擦れて立てる音。ひっきりなしに開かれては閉じられる扉の音。朝の透明な日差しが差し込む教室は、今日も音の洪水でごった返している。 園山修
もっと読むエロいと楽しい 第四話
第四話:アオイ、サトミ アオイ 研究室に戻ると、皆が「お疲れ~」と声をかけてくれる。俺は皆のねぎらいに答えつつ、自分の机に戻る。 「お疲れ~、なんとかなった?」と、改めて声をかけてきたのは向かいの机のアオイだ。 「おか
もっと読むエロいと楽しい 第三話
第三話:サトミ、ユミ サトミ なぜ真夏の熱海なんかで学会をやるのだろうか?暑いじゃないか。地名にすら「熱」って書いてあるし。しかも、一緒に行くのが男だけ(教授とシンゴ)だし。 しかも、パワポとかの準備を早めに終わらせ
もっと読むエロいと楽しい 第二話
第二話:ユミ、マヤ、アキ、サユリ 昼になったので、研究室を出て、構内のコンビニに飯を買いにいく。コッペパンを取るときに、イチゴのショートケーキを取ろうとしているユミに気づく。いつもながら、呆れるほど細い腕だ。 「おっ、
もっと読む○○なあたし03 番外編2 前編
番外編2 騎士と閻魔のR&R(前編) ぴぴぴぴ。 ぴぴぴぴ。 単調な電子音によって、僕はいつものように、眠りの世界から引きずり出される。 ぴぴぴぴ。 ぴぴぴぴ。 身体は、少し重い。 そういや、昨日
もっと読む○○なあたし04 3の7
3の7 そして深みへ……? ※エロはありませんのでご注意下さい。 「… ……… だ…………しな」 「さ…………だよ。今……ってもしょうがないけど」 …… 「まーいいじゃん、な、斎藤」 「……うん」 「ま、そうだね」
もっと読む○○なあたし04 3の6
3の6 四人で渡れば怖く…… 「仁美、大丈夫?」 と、自分のことを棚に上げるあたし。 だって、 「う……ん……」 仁美、誰がどう見てもガチガチだから。 次の週の金曜日。あたしたちは再び、流の家に集合していた。
もっと読む○○なあたし04 3のひとやすみ
3の、ひとやすみ ご主人さまはヤキモチ焼き? それでも、現実逃避できていたのは、せいぜい流の家を出て、自分の家に帰り着いた頃までだった。 自分の部屋に戻って荷物を片付けてると、思い出さなくていいこともぽつぽつと思い出
もっと読むエロいと楽しい 第一話
第一話:ユキエ、サトミ、アキ 学部時代のサークルの飲み会があるので、池袋に行く。人数は俺―ケン―を含めて6人。みんな気の良いやつらだ。男が2人混じっているが気にしない。アオイやマヤとの関係で、男に見られながらヤルのには
もっと読むLove Station
性に溺れた未来人/0 まさか現実にタイムマシンやらパラレルワールドがあるなんて思いもしなかった。 だってそうだろう? タイムマシンが出来ちゃったら未来へ行って自分の将来を見ることだってできるし、過去へ行って歴史を改竄
もっと読むUSBケーブル Interlude
─Interlude ~NG集1~─ 『prologue』から『2nd Connection』までのお遊びです。よければこれで楽しんでください。 ◇◆◇ NG1『ぷろろーぐ』より ◇◆◇ 「おっちゃーん、これなにー?」
もっと読むUSBケーブル 5th Connection
─5th Connection─ 口元をつりあげ、厭らしい笑みを浮かべる男……その立ち居振る舞いは、もう俺には信じることができなかった。 目の前にある男の姿。けれどやつの殺気は俺の背後から突き刺さってくる。これは、す
もっと読むUSBケーブル 4th Connection
─4th Connection─ 「それで? 鈴、君には聞きたいことが山ほどあるんだが、もう大丈夫か?」 風呂から上がり、一段落したところで鈴に訊ねる。 この能力のこと、鈴の目的のこと、『あの人』のこと…………聞きた
もっと読む○○なあたし04 3の5
3の5 アヤシイ・パジャマ・パーティー(後編) 「おまたせー」 そういって最後に部屋に入った流は、なにやらポーチを手にしていた。 結局、仁美はお風呂から出た後、流に催眠をかけてもらいたいって言った。 あたしの話で決
もっと読む○○なあたし04 3の4
3の4 アヤシイ・パジャマ・パーティー(中編) ※今回もエロはありませんのでご注意ください。 エロは次回からです。 カラカラ…… 折りたたみ式の扉を左に引っ張ると、そこに広がるのは、 「……相変わらず大きいなあ」
もっと読むUSBケーブル 3rd Connection
─3rd Connection─ ──チ、チチチ…… 可愛らしいスズメの鳴き声とともに、カーテンの隙間から朝日が差し込む。 決して汚い部屋ではないが多少なりと宙に舞っている埃によって光が乱反射し、まるで天使が舞い降
もっと読むUSBケーブル 2nd Connection
─2nd Connection─ とりあえず、身近なモノでケーブルの使い方を練習した。 面白いことに、テレビに接続すると、電源を入れてないにもかかわらず、番組が脳内へと流れ込んできた。しかも、複数のチャンネルを同時に
もっと読むUSBケーブル 1st Connection
─1st Connection─ 「っ……はっぁ……!!」 喉から侵入したソレは、俺の体内で歪にカタチを変えていた。 針のように鋭く喉を突き刺した一端は、二股に分かれ、俺の両目の視神経へと接続された。 ケーブルの中
もっと読む○○なあたし04 3の3
3の3 アヤシイ・パジャマ・パーティー(前編) ※エロはありませんのでご注意ください。 「こんちはー」 という、かるーい挨拶をするあたしと、 「お……おじゃましまーす……」 と、何度も来たことあるのにやっぱりどこかお
もっと読むUSBケーブル prologue
─prologue─ 「? なんだコレ?」 学校の帰り道……俺は近所のパソコンショップにいた。 とはいえ、ここはただのパソコンショップではなく、少しマニアックな周辺機器などを置いている店だ。 ──そして、その店の奥
もっと読む○○なあたし04 3の2
3の2 思わぬ相談 ※エロはありませんのでご注意ください。 「小田島さん……」 「わっ!」 突然話しかけられて、思わず大きな声を上げてしまうあたし。 「あ……ごめんなさい」 「あ、いや、気にしないで」 振り向くと、
もっと読む○○なあたし04 3の1
3の1 コワれた女の子の、とある一日 「……なんだけど、どう?」 「あー……そういえば……」 「ん?」 「桜井が同じようなこと言ってた」 「え、本当?」 「うん」 テスト終了翌日の土曜日。もうすぐ11月ということもあっ
もっと読む○○なあたし04 3の0
3の0 赤点回避運動後 「うー」 「お疲れさま」 「んー」 机に突っ伏すあたし、寄ってくる涼、いつもの笑顔の流。 10月も下旬の金曜日、今日は中間テストの二日目。……要するに最終日。 やっぱりテストは疲れるけど、テ
もっと読む○○なあたし03 番外編1
番外編1 9月下旬、火曜日。 今日も、やっぱり暑い。 「けーんくーん」 と言って、私は健くんの右腕に後ろから抱きつく。 「おわぁっ……りゅー、おはよ」 「んー、おはよー」 文化祭振り替え休日の二日目、私たちは久し
もっと読む○○なあたし02 第2話のじゅうっ!
2の、じゅうっ!(一週間後) あたしは誰のモノ? ※エロはありますが催眠はありませんのでご注意ください。 「へぇー、それは大変だったねー」 そう言って、目の前の流はぶどうジュースをストローで一口。 「まったく、あいつも
もっと読む○○なあたし02 第2話のきゅう
2のきゅう(3日目・昼~夕) 大暴走 しゃー 「……」 「……うぁ」 見つめ合って、思わず真っ赤になるあたし達。 「……すっごく、似合ってる」 「やぁ……」 あたし達がいるのは、おとといも来た洋服屋。 ホテルをチ
もっと読む○○なあたし02 第2話のはち
2のはち(3日目・朝) おふろでゆ~るゆる 「ただいま~。 やっぱりパンにした」 「あ、そ」 「今日も暑いみたい」 そういいながら涼は部屋に入ってくる。朝ご飯の調達だ。 涼の顔を見ると、さすがに汗はほとんどかいてな
もっと読む○○なあたし02 第2話のなな
2のなな(2日目・夜) 乙女の天敵? 「涼、目、相当怖かったよ」 そう言って、少し冷ました麺を一気にすするあたしと、 「あ、やっぱり……」 苦笑しつつ、納得したように頷く涼。 9月半ばの日曜日の夜は、昨日に比べると
もっと読む○○なあたし02 第2話のろく
2のろく(2日目・夕方) 忠犬ミヤコ がらがら あーさっぱりした。 催眠で寝かされた1時間後、やっぱり催眠ですっきりと起こされたあたしは、涼と一緒にホテルの部屋に戻ってきた。 日陰は涼しいと思ってはいたけど、それ
もっと読む○○なあたし02 第2話のご
2のご(2日目・昼) プレゼント ※エロはありませんのでご注意ください。 「……何で?」 そう言って、あたしは涼を疑いの眼で見る。 「いや、その」 そう涼は言いよどんだ。 9月半ばの日曜日は、やっぱり暑いけれど、空
もっと読む○○なあたし02 第2話のよん
2のよん(2日目・朝) すき? ざばあぁぁぁ……っ。 「ふぅ……」 湯船につかりながら、あたしは溜息をついた。 この部屋のお風呂場は、ユニットバスではなくて(以前家族で泊まったホテルのお風呂はユニットバスだった)、
もっと読む○○なあたし02 第2話のさん
2のさん(1日目・夜) よるのおたのしみ 「『慣らす』って、そういうことだったんかい」 そう言って、あたしはずずず、とみそ汁を一口。 「そういうこと」 そう答えて、涼はご飯を口に入れた。 9月半ばの土曜日は、やはり
もっと読む○○なあたし02 第2話のに
2のに(1日目・夕方) 「都改造計画」始動 「あー、つっかれた」 そう言って、あたしはベッドにダイブする。 「お疲れさま」 あたしの背中に向けて、涼はそう声をかけてきた。 あのあと、ロッカーから荷物を出してホテルに
もっと読む○○なあたし02 第2話のいち
2のいち(1日目・昼) 女の子なあたし 「よ」 「よ」 最初のがあたしで、次のが涼。 都内の某ターミナル駅前で、あたし達は落ち合った。 あたしと涼は、同じ県内に住んでいるけど、この駅に来るためには使う路線が違う。だ
もっと読む○○なあたし02 第2話のゼロ
※エロは「2のに」から始まりますので、お急ぎの方はそちらからご覧ください。 2のゼロ(0日目・夕方) 酷い? やさしい? 「へぇー、それは大変だったねー」 そう言って、目の前の流はグレープフルーツジュースをストローで一
もっと読む○○なあたし 第1話
「へぇー、それは大変だったねー」 そう言って、目の前の女の子はオレンジジュースをストローで一口。 「ん……」 そううなって、あたしは手元のチョコパフェにスプーンを突き刺した。 今は夏休み、しかも今日は日曜日だけど、
もっと読む由美子の賑やかで忙しい一日
*******お読みになられる方へ******* この作品を読む前に、E=mC^2のサイト内の小説を一通りお読みになられることをお勧めします。 そうしないと、何が面白いのかわからないと思われるので。 「―
もっと読むおろろん淫魔君 07.遠回りして帰ろう
07. 遠回りして帰ろう その時みんなは疲れきって眠っていた。 部屋にある時計の針が12時を指し示し、静かなメロディが流れだす。 そしてそれが鳴り止んでしばらく経つと、突然...本当に突然に淫魔君が叫び出したん
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06. 月がとっても暗いから あれから、一年がたった。 僕には友達が一杯出来て、街を歩くといつも誰かが声を掛けてくれる。 このマンションにも何人かが一緒に住んでいて、僕の世話を焼いてくれるんだ。 マンション全部が
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05. マンションこわい あれから二週間がたった。 春蘭さんも初めの頃は、淫魔君の淫気を欲しがって僕の股間にしがみついて離れなかったり、ちょっと目を離した隙に周りにある物を手当り次第におまんこの中に突っ込んだりしちゃ
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04. 友達100人できるかな? 僕達はうきうきしながらマンションの廊下を勇ましく歩いていたんだ。 僕、今までこんなに楽しかった事って無いんじゃないかなぁ。 ここ半年は病院だったし、小さい頃から内気でいじめられっ子
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03. くうねるところにすむところ 「あーあ。さっきみたいには旨くいかないね。なんだか僕疲れてきちゃった。お腹も空いてきたし...」 さっきのおねえさんとのせっくすが終わってから、僕達はずっと相手を探してさまよってた。
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02. はちゃめちゃ大作戦 「痛っ!おんどりゃー、何回こけたら気が済むんじゃい!ええ加減にせんと膝の皿が割れてまうやんけ!」 「だって、淫魔君が速すぎるんだよ。僕はついさっきまで寝たきりだったんだから、そんなスピードにつ
もっと読むおろろん淫魔君 01.淫魔君登場
01. 淫魔君登場 僕は今、病院のベットの上で外を眺めている。 どんよりと曇った夕方の空は、僕の心の中みたいだ。 半年前、家族で行った旅行の帰り、僕は後ろの席で眠っていたんだ。 そして目が覚めた時にはもうお父さん
もっと読む人生改善委員会&
あお~ん!あお~ん!うおん!うおん! もうすぐ日付が変わろうかというこんな真夜中にあちらこちらで犬が吠えている。 これはこの辺りに限らず異常な光景なのだがここにそんな事は一向に気にしない幸せいっぱいの二人が居た。 「
もっと読む人生改善委員会%
わんわんわん!うお~んおん! あちらこちらで犬が泣いている。 あと20分もすれば日付が変わるこんな真夜中にこれだけの犬が一斉に吠えているのはあきらかに異常だ。 上田家の主である浩二が家に帰ってきたのはそんな時だった
もっと読む人生改善委員会?
ワン!ワン!ワン!オゥ~ン! もうすぐ日付も変わろうかという真夜中に犬がけたたましく吠えている。 いつもの哲夫なら『こんな真夜中に近所迷惑な!』と、嫌悪感露わな表情を見せるのだが今はそれどころではなかった。 今その
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