後編のに ※作者注:エロなし。戦闘シーンあり注意。 4ヶ月も前。 「生理が止まりました」 妹がそう申告したのが、はじまりのはじまり。 2ヶ月ほど前。 できた子供が重度の奇形だと判明したのが、はじまり。 ***
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彼と彼女のせかいせーふく2 後編のいち
後編のいち 和む。 素肌にYシャツ1枚のひんぬーの少女が隣で眠る。 そしてその少女の抱き枕と化している俺。 素晴らしい。 ぷに萌え? とか。 でも暑苦しくね? とか。 疑問系が形作る二律背反な心境。美しい国
もっと読む姉はツンデレメイド奴隷 中編
~中編~ これは夢です、ええ、夢なんですとも。 僕はただ、果物ナイフを使ってぶちスライムを殺しただけなんです。 ええ、欲しかったのは経験値じゃなくて、1ゴールド硬貨でおやつの飴玉を買おうと思っただけなんです。 な
もっと読む姉はツンデレメイド奴隷 前編
~前編~ 何というか。 思春期を迎えた男として、コレはどうだろう? という目覚め方をしてしまった。 至高の朝の対極。 例えばメイドさんがフェラチオで起こしてくれるとか、味噌汁の具の大根を切り刻むトントントンと
もっと読む洗脳実験室 3
3 仰向けに、女が横たわっている。 若い女だった。少女と呼べなくもない。10代の後半に、さしかかったあたりといったところか。 鴉の羽根のように黒い髪は白紐で束ねられ、白い肌はわずかに血の気を残している。 目は、閉
もっと読む洗脳実験室 2
2 「ふぅん……」 うなずく。 少女の手。肉球ぐろぉぶから、紙の束が投げ出された。 書類がほつれ、机の上に白く広がる。幾枚かははらはらと宙を舞い、床に落ちた。 世界の人口統計20XX年度版。発行元は国連人口基金と
もっと読む洗脳実験室 1
1 歴史、規模共に世界トップクラスの製薬会社があった。 さまざまな、黒い噂の絶えない会社だ。 曰く、人体実験をしている。 曰く、妖しげな薬物により市民を拉致し、洗脳している。 実際に、その噂は全て正しかった。
もっと読むホームステイ
夏。 これ以上ないほどにクソ熱い、夏。最高気温35℃、最低気温28℃の夏。 見知らぬ東京訛りの人が尋ねてきて、1週間ほど泊めて欲しいと頭を下げた。 迷惑代として、と差し出された3枚の諭吉先生。それに加えて家事や雑
もっと読む竜の血族・外伝 8
8 風呂上がり。 失神したリスフィーナを脱衣所へと移し、軽く頬をはたくとすぐに復活した。どうやら意識を失っていたのは数十秒程度のことで、脱衣所に抱え込まれた時点で起きていたらしい。 「お姫様抱っこで寝室まで運んで欲し
もっと読む竜の血族・外伝 7
7 レオンフィールドのメイド、兼愛人のレミカは、ふと昔のことを思い出していた。 独房――そう呼ぶにふさわしい、無骨な石造りの部屋の中。 冷たい風がひっきりなしに吹き込み、奥歯がかちかちと鳴る。 たった1枚の毛布に
もっと読む彼と彼女のせかいせーふく2 中編
中編 「どう、すればいいですか?」 まだ成長途中のこぶりな胸を男の腕に押し付け、上目遣いで男を見る。 頬が、上気していた。 欲情に、瞳が潤んでいる。 拒絶されたらこの世が終わってしまうかのような、表情をしていた
もっと読む彼と彼女のせかいせーふく2 前編
前編 予想外、だった。 時折、夢と現の境目がつかなくなる時がある。 薄目を開け、あけたフリをして実は寝ていた時や、美奈の笑い声をBGMに意識が遠のいていった時とか……あーあれは怪しげな注射器を身体に打ち込まれた時だ
もっと読む彼と彼女のせかいせーふく2 プロローグ
プロローグ 「ファック、ユー………」 陰鬱な気分に浸り、浸り、ひたひたと心の声が死にたいと陳情すると、彼は心ではなく彼自身の魂の欲求に従って小さな声を出した。 「ぶち殺すぞ、ゴミめら………」 貴方は天然ですか? 養殖
もっと読む竜の血族・外伝 6
6 「ふ……ん………」 人差し指をカギ型に曲げ、小さな唇にあてる。 藍色の瞳に怒りの炎を宿し、彼女は侵入者を睨みつけていた。 「忌々しい」 深夜、さる貴族の邸宅での出来事。 パーティに招待され、護衛を伴って出向い
もっと読む竜の血族・外伝 2
2 熱気が、身体を赤く染め上げていた。 暖炉で燃える炎と、裸を見られていることへの羞恥と、愛しい人に触れていることからの快楽と。 ペチャペチャ……………ピチュ………クチャ……… 1つの竿を分け合うように、左右から
もっと読む竜の血族・外伝 5
5 エイフィーナと――母親を殺した相手と対面した後、レオンはサリアと2人きりになった。 「話していただけますか? 僕の生い立ちのことを」 師を見るレオンの目は、いつになく険しい。 サリアは容疑者だった。 乞食に過
もっと読む相川さんの楽しい世界
――プロローグ・彼と彼女のリハーサル―― 男は狂っていた。理由はない。いつ狂ったのかもどこで狂ったのかも覚えていない。産まれたときから狂っていたのかもしれないし、男が知らないだけで何か凄絶なきっかけがあったのかもしれな
もっと読む竜の血族・外伝 4
4 夜の帳が降りていた。 チキチキチキと、外で羽虫が愛を囁き、無数の夜行性の獣が雑木林を徘徊してガサガサと音を立てる。 奥地と呼ばれるに相応しい未墾の山、ランロルド。標高はそれほど高くはないが、道なりは複雑に曲がり
もっと読む竜の血族・外伝 3
3 王宮を抜け出し、僕は酒場でひとり、ちびちびと飲んでいた。 2時間ほど前に、リスフィから自分の父親が国王ではないことを、僕は聞かされた。 その事実が、僕を躁鬱の沼に浸らせていた。 親、というものに対して、僕には
もっと読む彼と彼女のせかいせーふく 後編 倉木 雄
後編 倉木 雄 * 作者注。こちらはこの物語のネタバレを含んだパートです。こちらからクリックされました方は、先に「彼と彼女のせかいせーふく、後編・倉木 優」編を読まれることをお勧めします。 日が沈み、夜が訪れた。
もっと読む彼と彼女のせかいせーふく 後編 倉木 優
後編 倉木 優 諸君、私は快楽に屈服する美少女が好きだ 諸君、私は快楽に屈服する美少女が大好きだ 吐息が好きだ 視線が好きだ 表情が好きだ 匂いが好きだ うなじが好きだ あえぎ声が好きだ 脱ぎかけの下
もっと読む彼と彼女のせかいせーふく 前編
前編 「ホホホホ、オホホホホホホホホホホホ」 女がけたましく笑った。 白衣姿だ。年は、若い。 笑っていなければ、おおよそ美人の範疇に入る容姿であった。 女は、男を見下ろしている。 男はこの話の主人公こと、倉
もっと読む竜の血族・外伝 1
1 触れるだけの口づけを交わし、僕はまた口づけをする。 今、キスをしたのは別の相手と。 ベッドに座る僕。 その左の膝と右の膝。 各々の膝に1人ずつ女の子が座り、僕と交互に口づけを交わす。恋人と初めてするような、
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