第二話 聖騎士王国、第三王子シェムザールの部隊を陥落させたわたし――マリは、ヴィスに頼んで、魔国マリスマギアの人たちを呼び戻してもらった。 別に、あのまま、聖騎士王国まで進行してもよかったのかもしれないが、まずは自陣
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偽心理学ゼミナール集中講義
まえがき ここで描かれている心理学は、適当です。雰囲気づくりだけです。 それっぽく書いているだけなので、内容を信じないようにお願いします。 あるラブホテル。 甘い声が響くその部屋では、化粧が濃い目の美人を、なかな
もっと読む彼女はもういない
「おはよ」 いつもの交差点でジンを待っていてくれたのは、キリコだ。 長い黒髪に、綺麗な黒い目。 少し暗い雰囲気に、おとなしそうな静かな声。 俺が肩を並べると、ふわっと甘い香りがただよう。 どうして、こんなにいい
もっと読むぼくの彼女は寝取られ属性
エリカと最初に出会ったのがどこだったのか、ぼくはよく覚えていない。 でも、割りと派手な女の子たちのグループにいたことは覚えている。 派手、というと、誤解を招くかもしれない。 不良という感じという意味の「派手」では
もっと読むサタナエル賛歌
聖天使博士大学付属学校には、中等部と高等部がある。 中等部はあまり人がいないが、一般的に、高等部は、この地方でも割と有名な進学校だ。 しかし、高等部の中でも、中等部からエスカレーター式にあがってきた人が在籍するクラ
もっと読む魔女のゲーム 裏サイト編
裏サイト編 「絶対服従! 王様ゲームの興奮をここに! 無料の魔法プログラム『魔女のゲーム』へご招待!」 友だちの沙織から、わたしがその招待状<インビテーション>を受け取ったのは、大学に入ってから、半年ほど経ったころだっ
もっと読む羞恥心ゼロ地点へ
「つまりさ、処女が好きだという男の気持ち悪さというのは、女を人としてじゃなく、モノとして扱うことの気持ち悪さなんだよね」 清美のマンションで、ぼくは愚痴につきあっていた。 ぼくが、清美の話に付き合うのは、別に強制され
もっと読む聖騎士王国の籠絡 第一話
第一話 聖天使博士大学は、キリスト教系の宗教組織を母体とする、小規模の私立大学である。 総合大学ではなく、少々の学部がある程度だが、付属高校や中学を持っている。 宗教組織を母体とする、といっても、この大学自体には、
もっと読むエデン32
『私からの提案としては、以上です』 エデン32。 文明崩壊後の世界で、人類の生存を確保するために人工的に作ったシェルターの名前だ。 エデン32、エリア1、部屋番号1、通称大会議室。 そこで、四人の男女が、マザーか
もっと読む清流女学院MC調教 インターミッション
インターミッション 「裕翔先生、おはようございます」 僕が、学院の中を歩いていると、みんなが口ぐちに声をかけてくる。 「ああ、おはよう」 女の子が声をかける。 別のクラスの人だが、僕も顔を覚えてきた。 「おはようご
もっと読む僕の彼女はメスメリスト 1
1 学園に入って、ムカついたことのひとつは、かわいい同級生を、上級生がかっさらってしまうことだ。 気になっている子を勝手に取っていってしまう、それってずるくない? 要するに、僕も、取られてしまったのだ、好きな子を、
もっと読む或る村の記録 第四章
(7) あのあと、弘樹はよくコンドームを使うようになった。 生のペニスを求める女たちからは、わりあい不評で、結局つけないことも多いのだが、やはり弘樹としては、妊娠するかどうかの主導権が女だけにあるのが怖いと思う。
もっと読む或る村の記録 第三章
(5) 「加奈ちゃん?」 弘樹が、その名前を聞くのは、初めてだった。 クラスの人じゃないはずだ、弘樹はそう思ったのだが。 「ひきこもり、になるのかな。教室には来てないんだ」 委員長、恵美子の言葉に、弘樹は首をかしげ
もっと読む魔女のゲーム 同窓会編(解答)
魔女のゲーム:同窓会の魔女(解答編) 「魔女がだれだかわかったぞ!」 そう言うなり、続けて、大声で叫んだ。 「出口さん! いるんだろう! 君が、魔女だ!」 教室の前に立った喜一郎から、声が出る。 「は? 出口? だれ
もっと読む魔女のゲーム 同窓会編(問題)
魔女のゲーム:同窓会の魔女(問題編) 20XX年。 少子高齢化により、人口の集約化が政策でおしすすめられてから数十年。 もはや人のいなくなった学校。 同窓会で、その学校に集まったのは、ある朝のことだった。 「ひさ
もっと読む或る村の記録 第二章
(3) 「ねえ、ちょっと変なことを聞くけど、大丈夫かしら?」 ある日のカウンセリングで、小枝子は弘樹に声をかけた。 「はい、なんでしょう?」 「実は、この村で取れる食べ物には、どこか性欲を高める作用があるらしいのね」
もっと読む或る村の記録 第一章
第一章 (1) 磯貝一家三人が、その村にひっこしてきたのは、春先のことだった。 ひとり息子である弘樹が思っていたことは、ここでうまくやっていけるだろうか、ということだった。 なんだか、自分はいつでも、どこでも、浮い
もっと読む清流女学院MC調教 1
1 「えー、みなさんの副担任になりました、杉沢裕翔といいます」 黒板の前で、自己紹介。 一度、学校の全校生徒の前で自己紹介したから、二度目だ。 僕は、よく顔の見えないみんなの前で自己紹介するよりも、こんなこじんまり
もっと読む洗脳組織
洗脳組織 「売春をさせているグループがある?」 「ええ、そうなんです」 高倉智香子は、知り合いの新聞記者の水島香織の言葉に、危機感をつのらせた。 「いけないわね。すぐ、わたしたちのグループに保護しなくては」 智香子た
もっと読む魔女のゲーム 王様ゲーム編
【プロトタイプ:王様ゲーム編】 登場人物紹介 内村卯月:主人公。非モテ。精一杯の行動としてオカルト研究会を立ち上げる。不細工。 久住久遠:卯月の恋人。かわいくない。不美人。主人公がHしてくれないのがすごく不満で不安。 須
もっと読む魔女のゲーム 魔女狩り編3
魔女狩り編3 登場人物紹介 久慈蔵人(くじ・くらうど):主人公。魔女のゲームでの役職は、異端審問官。 佐伯佐和子(さえき・さわこ):主人公の彼女。胸はふつう。性欲は強い。 手越貞二(てごし・ていじ):ヨット部。船舶免許あ
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魔女狩り編2 登場人物紹介 久慈蔵人(くじ・くらうど):主人公。魔女のゲームでの役職は、異端審問官。 佐伯佐和子(さえき・さわこ):主人公の彼女。胸はふつう。性欲は強い。 手越貞二(てごし・ていじ):ヨット部。船舶免許あ
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魔女狩り編1 登場人物紹介 久慈蔵人(くじ・くらうど):主人公。登場人物の中で、一人だけ別の学院に所属している。クオーター。クロードがあだ名。 佐伯佐和子(さえき・さわこ):主人公の彼女。胸はふつう。性欲は強い。 手越貞
もっと読む妻が催眠にかかるとき
催眠術。 ぼくがこれを妻に試そうと思ったのは、ちょっとした好奇心だった。 自分で自分に試してみたけれど、全然かからなかったから、妻ならどうだろうって、そう思っただけだったのだけど。 「あっ、おいしい!」 妻が、嫌
もっと読む学園特別クラス 第四章
第四章(十二月~一月) 十二月 職員室のとなりにある、小さな小部屋。 生徒の二人だけの面談に使うためのものだが、成美の知る限り、教職員同士の性交渉にもっぱら使われている部屋だ。 「この学園には、もう慣れましたか、成美
もっと読む学園特別クラス 第三章
第三章(九月~十一月) 九月 新学期。 成美は、すっぱだかになって、生徒のみんなを前に、教壇に立っていた。 首には、ピンク色のチョーカーがついていて、おなかにはタトゥーシールが貼ってある。 「SEX SLAVE」。
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わたしが、その村にやってきたのは、春先のことだった。 奇妙なお祭りがある。 そのお祭りには、お寺にある秘仏が関係しているそうだ。 そんなうわさを(ネットで)聞き付けたわたしは、現地に直行した。 そういうことをす
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最終章 二月 「はい、成美先生、こちら準備できましたよ」 洗脳実験室で、成美は、全裸で横たわっている。 その横では、理事長が、機械の調整をしていた。 「成美先生のリクエストどおりの学習内容になっていますから。心配ない
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第二章(七月~八月) 七月 林間学校に、成美たちは来ていた。 特別クラスなので、引率も成美ひとりだ。 もっとも、男子も二十人いないし、みんなふざけるような子たちではなく、年よりも大人びているので、あまり成美は心配し
もっと読む学園特別クラス 第一章
この作品はフィクションです。 第一章(四月~六月) 四月 須藤成美が、その学園で働けることになったのは、先輩の亜季の誘いがあったからだ。 前の学校で、セクハラを受け、それを指摘したことで、相手の先生は自主退職したが、
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この話は、フェミニズムを貶めようという意図はありませんが、不快に感じる人もいるかもしれません。その場合は、読むのを途中でやめることをおすすめします。 メモ1 辺境の惑星、Q21に降り立つ。これからフィールド調査だ。
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