【実習1日目 被験者:牧野早苗さん(実習生)】 「おはようございます」 よく見慣れた国語科準備室の戸を開ける。 覚悟は決めていたはずなのに、自分の口から出た声は緊張のせいで半音高くなっていた。 「ん、おはよう、伊藤先
もっと読む「学園」
教育実習生が催眠術を知るお話 第2話
【実習6日目 被験者:尾崎渚さん(実習生)】 「失礼します、尾崎先生はいらっしゃいますか?」 「はい、どうか――って伊藤くん。あ、今日の授業のこと?」 「そう。今時間あるかな?」 「大丈夫。ほんのさっき日誌書き終わったと
もっと読む教育実習生が催眠術を知るお話 第3話
【実習9日目 被験者:高瀬文乃ちゃん(生徒)&寺島知美先生(教諭)】 「――9、しっかり目が覚める。10! おはよう!」 少し大きい声を出しながら、牧野さんの肩を大きく揺らす。 もう何度か回数をやっているので、堕とす
もっと読む教育実習生が催眠術を知るお話 第4話
【実習11日目 被験者:牧野さん&尾崎さん&文乃ちゃん】 「失礼します」 教育実習、最後の週の最初の放課後。 俺は実習日誌を持って音楽準備室を訪ねる。 「あ、伊藤くん。また来てもらってごめんね」 「牧野さんもそっちに
もっと読む教育実習生が催眠術を知るお話 第5話
【実習13日目 被験者:牧野さん&尾崎さん&文乃ちゃん&寺島先生&吹奏楽部の子たち】 「やっぱ難しいよなぁ」 教科準備室で独りボヤく。 実習ももう残りわずか。最後の授業準備まで終わっている。 そんな状態でずっと考え
もっと読むカースト越えて恋 5
第5話 「サクラ………。まだ帰れなさそう?」 「あ、ケンちゃん。………ゴメンね。あと2人だから、もうちょっと………10分くらいかな?」 「わかった。じゃ、図書室に本返してくるから、それから一緒に帰ろう」 浜岡ケンジは優
もっと読むカースト越えて恋 4
第4話 スマホを持つ、横田コウダイの手は震えていた。 「こ………これ、君。住居侵入罪じゃん。犯罪だぞ! 逮捕されるぞ!」 コウダイにスマホを手渡した黒沼エリーがニッコリ微笑む。あまり笑顔が似合わないキャラのためか、そ
もっと読むカースト越えて恋 3
第3話 鳥海シュウのいる2-Cには、稜聖学園高校のスクールカーストで言うところの、Eグループに属する底辺生徒がいなかった。結果的にDグループの陰キャであるシュウが、いじられたり馬鹿にされたりしてきた。それがここ1週間で
もっと読むカースト越えて恋 2
第2話 「すごいよな。やっぱ夢じゃねぇよ。可愛い子ちゃんたちが、みんなして俺たちの言うこと聞いてくれるぜ」 ノリユキはご機嫌の様子でシュンタと肩を組んでくる。シュンタが早退したいと言い出したのを聞いて、何かを感じたマコ
もっと読むカースト越えて恋 1
第1話 「え、お前、まだ藤沢さんのこと、ワンチャンあると思ってんの?」 「いーよ、駿太。スーパーポジティブ。SPだよ。スーパー・ポジティブ、でSP」 放課後の北棟校舎裏。秋冬は冷たい風が通り抜ける階段下の、「イケてない
もっと読む失われた4月
校門から校舎へと続くまっすぐな道の、左右に並んでいる桜は六分咲といったところだった。 せっかくなら満開の中を歩きたかったな。そんな贅沢なことを考えてしまってしかたないと思う。 だって、今日は私――脇坂倫(わきさか・
もっと読むプラーナの瞳 最終話
最終話 「コソコソと密会なんてケチくさいことしないで。気持ち悪い。生徒を抱くくらい、堂々と部活ですればいいのよ」 放課後に使われることのないCALL教室は、『IT研究会』なる新しい部活動の場となった。 会としての活動
もっと読むプラーナの瞳 第8話
第8話 本にお気に入りのしおりを挟んだみたいに、つい3日前の出来事を、これから先何度も振り返ることになるだろう。 私の人生をもしも物語にして書き綴ってくださる方がいたとしたら、その人には、吉岡恭一様に出会う以前のこと
もっと読むプラーナの瞳 第7話
第7話 夢なんて、いちいち内容も覚えていないが、嫌なものを見て冷や汗をかかされたことなら何度か。だいたいが、お嬢様が出てくる夢だ。俺にとっての理不尽の象徴ということかもしれないが、いい夢になったことはない。 だが夢は
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第十四章
第十四章:二人仲良く性調教!! 洗脳への道を歩む俊と郁子に救世主が現れる!? 影乃原教祖と亀頭博士の狂喜乱舞は止まらない。何せ教団の看板娘に仕立て上げようと画策していた小越郁子と、間違いとはいえ、彼女の「信仰対象」であ
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第十三章
第十三章:郁子救出作戦・・・のはずが意外な展開に ヤンキーの癖に小心者でに、どこか決断力に欠ける俊は、【舎弟】こと、昭仁と達也に協力を求めていた。・・・っていうところがセコイ! 「それで、ボス。小越が一人で学園長室に行
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第十二章
第十二章: 郁子、ハ・リ・ツ・ケ!! エロ~~い再洗脳を受けるマドンナを俊は救えるか!? 「俊さま、郁子は口惜しいです!」 以前だったら、まず見せないだろう涙を見せて、さめざめと泣きじゃくる郁子を肩に抱く俊クン。ま
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第十一章
第十一章:レオタード・マドンナ様の日本一、淫らな凱旋報告会に全校生徒は大コーフン!? 敬和学館大体育館。高らかに女子生徒がアナウンスする。 『夏の全国大会で、なんと栄えある個人準優勝に輝いた体操部のエース、小越郁子
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第十章
第十章:学園一のマドンナ様はカルト教団に立ち向かうレオタード・ジャンヌダルクにしてヤンキー君の忠実なる女信徒 夏休みが終わり、気怠さを押し殺し、教室に向かう俊。その背後から忍び寄る影・・・。それは学園乗っ取りをすん
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第九章
第九章:ついに洗脳完了!! マッドサイエンストの軍門に下った(?)郁子の意外な言動 教祖様もヘンタイ博士も、そしてもちろん純情な男の子も、学園一のマドンナの痴態に釘付けだ。熱っぽく瞳を潤ませ、艶めかしく身悶え喘ぐ郁子ち
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第八章
第八章:嗚呼哀れッ、郁子に施されるリョナ的エロエロ洗脳手術level② 加々見俊は、相変わらず手錠で手首を拘束され、洗脳で魔教師と化した藤澤絵里先生の【悦楽洗脳】に耐え忍んでいる。 「加々見クンッたら、もしかして不感症
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第七章
第七章:嗚呼哀れッ、郁子に施されるリョナ的エロエロ洗脳手術level① 亀頭博士御自慢の円筒形カプセル洗脳器の中で、敬和学館随一の美少女、小越郁子は身悶えし、まるで小学生のように泣きじゃくっている。 「いやあああぁぁぁ
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第六章
第六章:虜の二人に迫るそれぞれの受難 「やーいお転婆娘、やっぱり捕まっちまったじゃねーか」 「もうッ、ほっといてよ。加々見君クンが守ってくれないからじゃない!」 教祖とマッドサイエンストの魔手に堕ちながらも、良い争いす
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第五章
第五章:喧々囂々の校長室での大バトル・・・そして見事に敗北 校長室。突如、夏の大会で優勝候補ともいわれるピカイチ女子生徒小越郁子の、しかもたわわなお乳の形や、絶妙な女体ラインもくっきりの鮮やかなレオタードでの表敬訪問を
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第四章
第四章:学園マドンナとヘタレ男子の大戦争!! 夏休み初日体育館。多数の部活に混じり、体操部サブキャプテン、美少女郁子は瑞々しいレオタード姿で凛とした掛け声を発しながらランニング中だ。 「ファイオ~、ファイオ~、ファイオ
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第三章
第三章:美人先生のお仕置きは性的布教 敬和学館二階にある通称「体罰室」からは、奇妙な男子の嬌声が漏れる。しつけにそれなりに厳しい敬和学館では、通常この部屋に送られるのはかなり素行の悪い面々だけだ。そしてたいていは体育教
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第二章
第二章:学園長兼教祖様の妖しげな洗脳計画!! 餌食になったのは美人新米女教師!! 俊の予想と願望はある意味、的中していたといっていい。良家の子女が集う敬和学館。資金力と政財界に顏の利く強力な保護者会のバックボーンを狙い
もっと読むカルト学園狂躁曲!? 第一章
第一章:マドンナ体操部員とエロ男子・・・ 時は平成の始まったころ。場所は政財界の大物の坊ちゃん、お嬢ちゃんが多数集まる敬和学館。そのエリート学園を舞台にしたカルト教団と、その乗っ取りに抗う生徒とのエロティックハチャメチ
もっと読む放課後の催眠 第十二話
番外、香苗の事情 たかだか10分ほどの運転が辛かった。ついさっきまで助手席に座っていた充が恋しかった。そして、夢と現実の区別がつかない自分に香苗は戸惑っていた。 充はラブホテルでの出来事を夢、あるいは妄想として忘れる
もっと読む放課後の催眠 第十一話
充、家族の事情を知る 『昨日は送っていただきありがとうございました。念のため、こちらの携帯番号とアドレスをお知らせします』 登校中のバスの中で充は香苗にメールを送った。これで印象がよくなれば一石二鳥だが、礼儀正しい青年
もっと読む放課後の催眠 第十話
充、やっと初デートに漕ぎ着ける 明けて水曜日。起きても、なんとなく身体がだるい充だった。無理もない。昨日は静香と絵理を相手に文字通り精根尽き果てるまで交わった。考えてみれば、催眠術を習得してから欲望と好奇心の虜になって
もっと読むある教室の日常
昼休み。 2年1組の教室は、世間の例に漏れず生徒たちの談笑で盛り上がっていた。アイドルのゴシップの話題に花を咲かせる女子たち。TVゲームの進行具合を自慢しあう男子たち。あるいは男女関係なく、授業で分からなかった内容を
もっと読む茶室の花 2.新聞部の2人
2.新聞部の2人 身体を重ねる二つの影、上になった長い髪の女性は身体を弓ぞりになり、快楽から逃げようとしているようにも、受け入れようとしているようにも見える。 女性の目は虚ろで口は緩み、身体を支えるために後ろについた
もっと読む茶室の花 1.きっかけ
1.きっかけ ―――小さく、暗い部屋で最後の日記を書く男、 『――――共に生きて行こうと思う』 書き終えた男はペンを置き考える。 俺は間違っていたのか、と。 美しい女性が部屋に入ってくる。 「行きましょう、あな
もっと読む第一分寮の日常 後編
『第一分寮の日常(後編)』 【お風呂】 ワタシはアリサ。アリサ・カザシロ・リアウォーター。 一応ハーフだけど、向こうの血が濃すぎて日本人の面影は薄いかも。 部活には入ってない。学園に通いながら、勉強したり、グータラ
もっと読む第一分寮の日常 前編
『第一分寮の日常(前編)』 私立瀬能学園高校はN県の、都市部から少し離れた場所にある共学校だ。 歴史は古く、名もそれなりに有名。 格式からの門の狭さも多少あるものの、偏差値・運動・文化両部活動の質も高く、教師陣も優
もっと読む放課後の催眠 第九話
充、鬼を引き出す 明けて火曜の昼前、静香からメールが来た。 〈緊急の用があるから昼休みに電話して〉 文面が素っ気ないだけに、ただ事ではない感満載だ。句点さえ打っていない。 「どしたの」 「あのね、相談に乗って欲しいん
もっと読む放課後の催眠 第八話
充、支配者になる 朝起きると静香は隣にいなかった。ドアが開いていて階下からコーヒーの香りが漂ってくる。 「アネキ、おはよう」 一階に下りた充は努めて明るい声で挨拶をする。昨夜の約束を思い出す。自制しないとキッチンに立
もっと読む放課後の催眠 第七話
充、やっとコンドームを使う 「なんだよ~・・・このバッドタイミング・・・」 家に帰るとムクムクとジュニアが復活した。 「まいったなぁ・・・いまさら岸本ん家にも行けないしなぁ・・・」 バッグから取り出したコンドームの小
もっと読む放課後の催眠 第六話
充、コンドームを買って逝く 翌朝、目を覚ましたときには静香は出かけていた。 ダイニングのテーブルには、明日まで父親と一緒に法事で出かけるから食事などの家事は静香と分担するようにという母親が書いた置き手紙がある。 手
もっと読む放課後の催眠 第五話
充、テクニックに磨きをかける 「ごめん。急な用事ができちゃって」 6時ぴったりに充は彩に電話した。 「あっ、いいよ。昼に電話するって言ってたのに、すっぽかされたのかと思って・・・」 「なわけないじゃん」 「ほんとに?」
もっと読む好奇心は猫をも殺す 7
-7- 「ひゃぁぁぁいぃぃぃあぃあぁぁぁぁがぁああぁぁぁぁぁぁあっ!」 響き渡る絶頂の声に、太一は目を覚ました。 見ると委員長が大きく口を開け、涎を撒き散らしながら叫んでいた。 ……どの位寝てたんだろうか。 よく
もっと読む放課後の催眠 第四話
本懐・・・なのか? そして翌日。充は学校へ行って部室の使用許可をとって昼過ぎには水樹を待っていた。 「こんにちは。せんぱい。待たせてすみません」 ちょっと舌っ足らずな声がロリフェイスの水樹にはよく似合っている。 軽
もっと読む好奇心は猫をも殺す 6
-6- 「では、お手並み拝見といきましょうか」 太一はチンポを舐め続けている千鶴を立たせると、背後から突き込んだ。 いきなりの事だが、千鶴の身体は敏感に反応する。 「ひぃいぃぃぎゃぁぁああぁああいぃいいあぃぃいぃんっ
もっと読む放課後の催眠 第三話
あらたな獲物 充が帰りを急いだのは彩のショーツをじっくりと確かめたかったからだ。 ポケットの中にあるそれは、指先で触れてみると蜜で濡れているのがわかる。 バス停で充は指先の匂いを嗅いでみる。かすかなものだが酸味をと
もっと読む放課後の催眠 第二話
充、後催眠を試す 「おはよう」 翌朝、教室に入った充が声をかけると彩の顔に動揺が走った。 「あ・・・おは・・・よう・・・」 彩は目を合わせようとしない。 その頬が赤くなったのを充は見逃さなかった。 「で、内容は確か
もっと読む放課後の催眠 第一話
催眠術がかかっちゃった 悔しかった。 男子なら普通にしていることを、よりによってクラス委員の岸本彩に見つかってしまった。 「とにかく、これは没収。どうするかは後で決めるわ」 「待ってくれよ。それ、借りもんなんだから」
もっと読む好奇心は猫をも殺す 5
-5- 「あら、貴方何をしているの?」 高級そうなスーツを着こなした学年主任の島崎千鶴は、目の前に立つ男子生徒に問い掛けた。 ここは体育館の壇上の上だ。 自分は学年主任として全校集会で報告する為にここに立っている。
もっと読む好奇心は猫をも殺す 4
-4- 今日も学校は楽しかった。 あの日から太一の生活は一変した。 いや、表立っては変化は無い。 今やすっかり太一の愛奴隷となった3人には、人前では以前と同じ態度を取らせている。 急な変化は周りに変に思われるか
もっと読むプラーナの瞳 第6話
第6話 「いいよ、美月。今度は……セーラーをたくし上げてくれるかな?」 もう、何でも言ってください。私は先生だけの女優になります。先生のカメラは容赦なく私の全身を舐めていくから、ドキドキする。 先生は私の体に興味を持
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