~堕ち姫ver.~ 今は昔、とある漁村に浦島太郎という男が住んでおった。 彼の住んでいた浜がどこにあったのかは諸説あり、残っている記録では『丹後国風土記』にある浦嶋子の話が最古だとされている。 しかし、浦島伝説は丹
もっと読む風狂の振り子の作品
本当はえむしーだった浦島太郎 やんちゃ乙姫ver.
~やんちゃ乙姫ver.~ むかしむかし、深い海の底にある竜宮城に乙姫様が住んでいました。 ある日、ちょっと砂浜まで遊びに来た時に、乙姫様は浦島太郎に恋をしてしまいました。 釣り竿を手にした浦島太郎の日に焼けた、引き
もっと読む転落へのスイッチ 第5話
最終話 ご主人様の奴隷になってから、私の日常は一変した。 朝、目を覚ますとベッドには昨夜の残り香が漂っている。 昨日の夜もいつのように母さんと一緒にご主人様といっぱいセックスしたのに、ふたりの姿は部屋にはない。
もっと読む転落へのスイッチ 第4話
第4話 翌日。 「おはよー、奈菜!」 「……ん? ああ、絵美、おはよ」 「どしたの? なんか難しい顔してたけど?」 朝、早々に家を出て教室で考え事をしていたら、後から来た絵美にそんなことを言われた。 私、そんなに気
もっと読む転落へのスイッチ 第3話
第3話 翌朝。 「あら、おはよう、奈菜」 「おはよう、母さん」 朝、学校に行く準備を整えて下に降りると、母さんに挨拶をする。 昨日警察の人にアドバイスをもらったおかげでそれくらいの心の余裕が生まれていた。 「おはよ
もっと読む転落へのスイッチ 第2話
第2話 翌朝。 学校へ行く準備をして1階に降りる。 「おはよう、奈菜ちゃん」 「あら、今日は早いのね」 ダイニングルームでは、あの男が当たり前のようにご飯を食べていた。 「さあ、奈菜も食べましょう」 「いらない」
もっと読む転落へのスイッチ 第1話
第1話 プロローグ ~それは、主人公の少女が知る由もない破綻の兆しだった~ 「……実は、主人が出張で今日からいないんですよ」 「あらあら、それは大変ねぇ」 「いえ、大変なのはあの人の方なんですけどね。なんでも名古屋で新規
もっと読むつつみかくさず
「おはよー! ……って、あら?」 「……っていうのはどう?」 「ああっ、いいね、それ!」 朝、教室に入るとアリサの机にサキとマユカが集まっていた。 アリサとサキはなんかめっちゃ盛り上がってるし、おとなしいマユカもすっ
もっと読むアクマは堕ちるとなんになる!? 後編
後編 天使も家にやってきた ――3ヶ月後。 「んもぅ、あたしはこんなにルイ様のこと大好きなのにぃ」 ……ん? なんだ? 私の体の上に覆いかぶさるような、これは……うん、ティミリアだな。 昨日の夜もいつものように
もっと読むアクマは堕ちるとなんになる!? 前編
前編 悪魔が家にやってきた 「ふむ……この輝き、実にいいな……」 大きな金属製の丸盾を銀磨き用の磨きクロスで丁寧に表面を拭ってやると、まるで鏡面のように滑らかな輝きを放ち自分の顔がそこに映る。 いや、鏡面のようにとい
もっと読む奴隷の部屋5 Final
某日、都内某所。 今、僕たちがいるこのビルの屋上からはるか下に街の喧噪が見える。 いや、いくら喧噪といっても少しばかり騒がしすぎるな。 なにしろ、大通りには3台のパトカーが停まっていて規制線が引かれ、その外には大
もっと読む奴隷の部屋4 後編
後編 「あふ……? きゃあ! もうこんな時間!? ……やだ、どうして?」 その日、目が覚めたのは午前10時半を回った頃だった。 すぐに自分が仕事から帰った服のまま、着替えもせずに寝ていたことに気づく。 それに、この
もっと読む奴隷の部屋4 前編
前編 「それじゃ私はあがりますね」 「ええ、おつかれさま」 「おつかれさまです!」 閉店後の片付けも終わって、受付や雑務を任せている佳奈ちゃんに手を振って送り出す。 その後も私はパソコンに向かって事務作業にかかりっき
もっと読むマインドダイバー 第4話
最終話 本物の気持ち 結局そのまま時は流れて、すっかり冬の気配の色濃くなった12月の半ば。 「秀ちゃん、ちょっといいかな?」 放課後、俺の机に来て優那が誘ってきた。 ……この数ヶ月の間に、少しだけ変わったことがいく
もっと読むマインドダイバー 第3話
第3話 サトリの血と、優那の笑顔 2週間後の朝、その異変は突然訪れた。 ラッシュアワーの混雑した改札でスーツ姿の男と肩が触れた。 いや、それ自体は別になんでもない。 朝の通勤通学の時間帯に誰とも体が当たらないなん
もっと読むマインドダイバー 第2話
第2話 解き放たれた少女 「んっ、はむ、ぬぷっ……ほら、覚内くんの、もうこんなに大きくなったわよ」 「ちょっ! みっ、水希っ!」 翌日の放課後、俺と水希はまたもふたりで屋上にいた。 昨日と同じように、水希がいきなり俺
もっと読むマインドダイバー 第1話
第1話 妖怪の血を引く少年と笑わない女の子 「……ん?」 それは6月もはじめのある日。 俺、覚内秀明(かくない ひであき)が放課後に真っ直ぐ家に帰る気にもなれず、校舎の屋上でうだうだしていたときのことだった。 誰か
もっと読む奴隷の部屋2 後編
後編 「……そうだわ、駅のところの交番! あそこに駆け込めば!」 うちの最寄り駅の隣に交番があったのを思い出して、そこに助けを求めるのがいちばん確実なように思えた。 だから、足早に駅に向かって歩き出す。 そして、駅
もっと読む奴隷の部屋2 前編
前編 ※このお話は『奴隷の部屋~ある日突然に頭の中を弄られて復讐された私~ 』の物語の中で、ハヅキがアツヒロに放置されていた3日間の出来事です。 その異常な出来事は、ある日突然に襲いかかってきた。 「ただいまー」
もっと読む奴隷の部屋3 後編
後編 「んっ……んんんっ……」 「あんっ……いいっ、はぁあんっ! そこぉっ、いいのぉおっ!」 「……えっ!?」 目が覚めたとき、耳に飛び込んできたのは喘ぐような女性の声だった。 そう、まるでセックスでもしているような
もっと読む奴隷の部屋3 前編
前編 全ては、その電話から始まった。 『あ、もしもし、アヤネ? ひさしぶり!』 「どうしたのよハヅキ、ひさしぶりじゃないの!? 」 相手は、高校のときの仲良しグループのメンバーだったハヅキからだった。 彼女と私とは
もっと読むヒミツの購買部3 風花と優月
どーもはじめまして! あたしはこの私立沙羅の樹女学園高等部2年D組の宇多川風花(うだがわ ふうか)です! って、そんな名前の学校聞いたことないですって? そんなバカな……このシリーズも3作目だし、学校の名前が出て
もっと読む奴隷の部屋
「ふうぅ、疲れたぁ」 夕方というにはもうだいぶ遅い時間に部屋に戻ると、バッグを投げ出してスーツを脱いでいく。 そして、テレビのリモコンを拾い上げた。 『…………犯人は犯行直後に車道に飛び込み、トラックにはねられて死亡
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない もうひとつの最終話
もうひとつの最終話 優帆のキモチ ――そしてこれは、最終話の翌日のお話―― ケンタと昨日、エッチしちゃった……。 催眠術をかけてないこっちのあたしで、初めて。 それは、気持ちよかったし嬉しかったけどやっぱり恥ずかし
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 最終話
最終話 そして、初めての…… で、中間テストも終わり、その成績が帰ってきた日。 「すごーい! どうしたのケンタ? 今までの最高点じゃない?」 ベッドの上に並んで座って僕の点数を見た優帆が驚きの声をあげた。 それもそ
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 第6話
第6話 催眠術エッチってどんなもの? そして、ふたりきりで過ごした夢のような週末の余韻が醒めやらぬまま新しい週が始まって……。 どうやら、学校では僕と優帆がつき合ってるっていうのはまだ広まってないみたい。 なんでそ
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 第5話
第5話 ふたりきりの週末 そんな調子で、僕と優帆の少しおかしな恋人関係が始まってようやく2週間が経とうとしていた。 学校が終わると、優帆は僕の部屋に遊びにくる。 で、なんだかんだで結局素直モードの優帆にしてエッチす
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 第4話
第4話 イタズラとカレシの自覚 次の日。 朝、僕はものすごく久しぶりにひとりで学校に行くことになった。 どうやら優帆は僕を待たずに先に行ってしまったらしい。 うん、そんなことになりそうな覚悟はしてたんだよね。
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 第3話
第3話 いきなりの初体験 で、その日の学校が終わってから。 そのまま優帆がうちに遊びに来るのはいつもと同じ。 だけど、いつもと違うことがある。 今朝から僕たちは恋人同士の関係になった。 ……て、僕は思ってるんだ
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 第2話
第2話 ふたりは相思相愛? で、それから毎日。 「ケーンータ! 今日も催眠術で遊ぼ!」 「またぁ?」 催眠術をかけてもらうことのいったいなにがそんなに気に入ったのか、優帆はあれから学校から帰るたびに僕の部屋に来ていた
もっと読む僕の彼女は催眠術をかけたときしか素直になってくれない 第1話
第1話 はじめての催眠術 「ふーん……なるほどなぁ……」 ページをめくりながら、僕は感心しっぱなしだった。 それは、『1日でマスターできる催眠術~今日からキミも達人だ!~』っていうタイトルの本だった。 昨日の夜、テ
もっと読む馴奴 七 後編
後編 この温もりが欲しくて 翌日。 「ああもう、遅くなっちゃったよぉー」 放課後、唇を尖らせながら愛莉は保健室に向かっていた。 昨日は保健室でセックスをして、自分でも知らないうちに気を失ってしまっていたけど、気持ち
もっと読む馴奴 七 中編
中編 治療はスローセックス その夜。 愛莉は竜泉寺に言われたとおりにぬるめのお風呂にゆっくりと浸かり、手早く髪を乾かしてから20分ほどストレッチをして布団に潜り込んでいた。 「すごい……いつもと違うかも」 いつもな
もっと読む馴奴 七 前編
前編 初体験の冷え性対策 「岬さん、ちょっといい?」 「ん? どうしたの、栗原さん?」 ひとりの女子生徒に声をかけられて、友達と楽しそうにおしゃべりをしていた女子が首を傾げる。 「この間の健康アンケート、岬さんだけ
もっと読むSNS 後編
後編 Offline Part あの後、リーボに戻ったあたしはタツヤさんにいっぱい気持ちよくしてもらった。 タツヤさんも他のみんなも、あたしがすぐ戻ってくるのがわかってたみたいだった。 そして、あたしはそれからも毎
もっと読むSNS 中編
中編 Online Part 2 ――翌日。 前の晩、遅くまでひとりエッチをしてたせいで寝坊したあたしは、遅刻ギリギリで教室に駆け込んだ。 だからリサちゃんとは挨拶する余裕もなかったんだけど、授業中にリサちゃんがち
もっと読むSNS 前編
前編 Online Part 1 その日、退屈な授業も終わって、あたしたちが鞄を手におしゃべりをしていた時のことだった。 「そういやさ、俺、SNSをやってみたいんだけどさ。おまえらはやってんの?」 クラスの男子のひと
もっと読む奴隷の首輪 後編
後編 将也 : たしかな手応え あれから2週間、俺は毎晩のようにありすを呼びつけた。 そうやって彼女に命令し、様々な衣装を着せてその姿を写真に収める。 本来の彼女なら嫌がるようないやらしい格好やポーズでも、命令さえ
もっと読む奴隷の首輪 中編
中編 ありす : 逃れられない呪縛 足を引きずるようにして自分の部屋に戻ると、私は手にしていた紙切れをゴミ箱に投げ捨ててその場にしゃがみ込んだ。 「どうして……どうしてこんなことにっ……」 なんでこんなことになってし
もっと読む奴隷の首輪 前編
前編 プロローグ 将也 : アンティークショップにて その店は一見なんの変哲もない、ただの小洒落たアンティークショップだった。 そこに入ってみようなんて気になったのは、別に骨董品に興味があったからではない。 次の
もっと読むいたいのいたいのとんでいけ
~きれいなお姉さんは発情中~ 「……つぅっ!」 キャベツを千切りしていた指先に、鋭い痛みが走る。 見ると、人差し指の先にぷくっと血玉ができていた。 「いたいのいたいのとんでいけ……!」 誰もが子供の頃に一度はやった
もっと読む堕天使の憂鬱
※このお話は、『悪魔の流儀』大門エンドの後日談です。 「あっ! 綾さんっ!」 キッチンの方から、梨央の大声が聞こえた。 それとほぼ同時に、ガシャン! と皿の割れる音も。 「もうー! 綾さんったら何してるんですか!?
もっと読む悪魔の流儀 倭文エンド side:綾
倭文エンド Side : 綾 ※このお話には、『黄金の日々』のネタバレがかなり含まれますのでご注意ください。 息をするのも忘れて、私は大門様の返答を待つ。 そのまま、じっと大門様の顔を見つめていると、ゆっくりとその
もっと読む黄金の日々×悪魔の流儀
※このお話には、『黄金の日々』のネタバレがかなり含まれますのでご注意ください。 ――地上のはるか上空。 本来なら、人間の世界から見えない異空間に隠れているはずの天界の門が剥き出しにされていた。 そして、その手
もっと読む悪魔の流儀 大門エンド side:綾
大門エンド Side : 綾 ※このお話には、『黄金の日々』のネタバレがかなり含まれますのでご注意ください。 息をするのも忘れて、私は大門様の返答を待つ。 そのまま、じっと大門様の顔を見つめていると、ゆっくりとその
もっと読む黄金の日々 第2部 第22話
第2部 エピローグ 審判の時 「あっ! シトリー様!」 「シトリー様! ご無事でしたか!?」 「よかった、戻って来られたのね……」 シトリーが目を開くと、メリッサとフィオナが造り上げた森の中の、本陣としている幕屋のなか
もっと読む黄金の日々 第2部 第21話
第2部 第21話 神聖王国の巫女姫 皆のいる天幕にシトリーが姿を見せたのは、それからさらに1日が経ってからだった。 「大丈夫ですか、シトリー様?」 「ああ、もう大丈夫だ。おまえたちにも迷惑をかけてすまなかったな」 「そ
もっと読む黄金の日々 第2部 第20話
第2部 第20話 神の怒り その後、シトリーたちはしばらくニップル城に留まり、捕らえていた天使たちを堕としてから侵攻を再開した。 イストリアに入ってからも各城塞は神聖魔法のバリアーと天界軍によって守られていたが、シト
もっと読む黄金の日々 第2部 第19話
第2部 第19話 饗宴 クラウディアの報告にもあったように、テオドーラは現在のイストリア王の妹にあたる。 成人の後にモイーシア王の妃となった彼女は、両国の同盟の象徴ともいえる存在だった。 クラウディアの報告によると
もっと読む黄金の日々 第2部 第18話
第2部 第18話 残党狩り アブディエルの部隊の壊滅後、アーヤたちがどうなったかというと……。 結局、追撃を振り切ってエリアナの分隊に合流できたのは、アーヤも含めて100名ほどだった。 「そんなっ……では、隊長も副隊
もっと読む