第ニ話~朝食時のできごと~ 「おはよぅ~」 「もぅシゲルったら、何時まで寝てるのかしら・・・」 「ゲッ!? 気が付いたらもう10時じゃん!!」 「お父さん、もうご飯食べてとっくに会社に行ったわよ?」 朝から母さんと二人
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この世の全てをオレが支配する世界 第一章 第一話
第一章:支配のはじまり 第一話~“ヤツ”との交渉~ オレはこの物語の主人公であるシゲル。 オレは不景気の中、何とか定職に着けたものの会社の利益が上がらずリストラされた男だ。 どんな会社に勤めていたのかと言うと、大手
もっと読む催眠太郎 1話
1話 【◇◆◆◆◆】 俺の話をしよう。まずはそうだな、自己紹介から。 名前は催眠太郎。26歳、男。催眠が苗字で太郎が名前。ふざけた偽名だが、俺はふざけたことが好きなので全く問題ない。それに本名は封印してしまったのでも
もっと読む生徒会ゲーム 第10話
第10話 「沙耶っ、またボヤッとしてるの? 本番始まるわよっ」 栞さんの眼鏡がキラッと光る。沙耶はビクッと肩をすくめて、気を付けの姿勢をとった。周りを見回して、自分の置かれている状況を理解する。 「あっ、はいっ。ゴメン
もっと読む生徒会ゲーム 第9話
第9話 「き、き、今日は久しぶりに、ご、五感を操作させてもらおうかな?」 可児田樹が嬉しそうに計画を発表するのを、ふてくされた生徒会役員6人が直立不動の姿勢で聞く。会長の高倉沙耶、書記の清橋優奈は不安げに眉間に皺を寄せ
もっと読む生徒会ゲーム 第8話
第8話 最近の可児田樹は、学校へ向かうにも足取りが軽い。朝一番にスマホをチェックすると、小峰駿斗と清橋優奈から添付つきの着信が入っている。開いてみると、2人が全裸で互いの体に生クリームを塗りたくって舐めまわしているプレ
もっと読む放課後の催眠 第十二話
番外、香苗の事情 たかだか10分ほどの運転が辛かった。ついさっきまで助手席に座っていた充が恋しかった。そして、夢と現実の区別がつかない自分に香苗は戸惑っていた。 充はラブホテルでの出来事を夢、あるいは妄想として忘れる
もっと読む鑑賞用催眠人形 第2話
第二話 「どうやら今週のターゲットも決めたようだね」 「はい、校長、今回も必ず素晴らしい作品をご用意致しますので、どうか楽しみにしていて下さい」 「そうか、君には期待しているからね、前回の人形も大変好評だったみたいだ」
もっと読むメリーメリーネバーランド
毎年きちんと枕元に置いてあったプレゼント。 兄が用意してくれていたことを、私はずっと知っていた。 私の家庭は所謂放任主義で、父も母も私達にはほとんど構わず、ずっと仕事ばかりしているような忙しい人だった。 きっとプ
もっと読む生徒会ゲーム 第7話
第7話 翌日、日曜日の朝から、生徒会役員は全員集合。不満げな顔つきで区民体育館の前に集まった彼らは、お互いの格好を見て目を見合わせていた。 「や、やあっ。昨日はみんな、オシャレな格好だったけれど、今日はさらに、せ、セク
もっと読む放課後の催眠 第十一話
充、家族の事情を知る 『昨日は送っていただきありがとうございました。念のため、こちらの携帯番号とアドレスをお知らせします』 登校中のバスの中で充は香苗にメールを送った。これで印象がよくなれば一石二鳥だが、礼儀正しい青年
もっと読む鑑賞用催眠人形 第1話
第一話 「命を持たない、最初から動かない人形を作るなんて、実に簡単で魅力を感じないだろう」 先生は時々おかしなことを言う。 それならどうして、創作人形専門の学校で教師をしているのか。 お弁当を食べながら、私は先生に
もっと読む生徒会ゲーム 第6話
第6話 「こ、これから色んなゲームをして、み、みんなと仲良くなるためにも、今日は楽しくパーティーでもしようか。」 全員集合の指示がかかった放課後、可児田は嬉しそうにペットボトルを何本も生徒会室の机の上に用意していた。も
もっと読む放課後の催眠 第十話
充、やっと初デートに漕ぎ着ける 明けて水曜日。起きても、なんとなく身体がだるい充だった。無理もない。昨日は静香と絵理を相手に文字通り精根尽き果てるまで交わった。考えてみれば、催眠術を習得してから欲望と好奇心の虜になって
もっと読むある教室の日常
昼休み。 2年1組の教室は、世間の例に漏れず生徒たちの談笑で盛り上がっていた。アイドルのゴシップの話題に花を咲かせる女子たち。TVゲームの進行具合を自慢しあう男子たち。あるいは男女関係なく、授業で分からなかった内容を
もっと読む催眠事件簿 第3話
第3話 20XX年 超能力の存在が確認され、地球人口の1割が何らかの超能力を持つ世界 そしてある日降ってわいたように身につけたその能力を悪用する人間も現れ始めた。 各国は法律などでそれに対処してきたがそれにも限界
もっと読むキャッツ・アイ 第13章
~ノアの方舟 Noah’s Arc~ 前編 ―――遥か昔、全知にして全能の神は、彼らの住まう世界より彼方の下界に、新たな命を創り出した。神々のような偉大な力は持たず、身体も心も、敢えて未発達のまま生み出されたその命は、全
もっと読む囚われのたいきくん 2-1
2-1 たまらない。 あぁ、たまらない。 気がつけば次はどう悪戯してやろうかと、そのことで頭がいっぱいになっている。 彼の力の抜けた姿が、快感に崩れる顔が、またその後で見せる驚愕した顔が、たまらなかった。 これ
もっと読む生徒会ゲーム 第5話
第5話 「それじゃあみんなで一度、ゲームってどんなものか、体験してもらおうかな。そうだな、2つのチームを作って、対抗戦でもやってみようか。」 可児田樹が嬉々として、ホワイトボードに水性ペンでチーム分けと課題を書いていく
もっと読む生徒会ゲーム 第4話
第4話 生徒会室に我が物顔で陣取って、黒板脇にあるホワイトボードに可児田樹がリストを書き連ねる。ずいぶんと色々な暗示、トリガーを7人いる生徒会メンバーに刷り込んできた。1人から3人を操る時と、全員一度に操る時では混乱の
もっと読む県庁特別高等課 第三話
第3話 妹藍香 ――たとえ法律や組織が変わっても、僕たちがなすべきことは変わりません。僕たちは安寧秩序のために尽くすのみです。 (ある公安課長の就任挨拶より) 1 兄の恋、妹の憧れ 「ね、兄様。私たちって夫婦に見えるか
もっと読む県庁特別高等課 第二話(2)
第2話(2) 若妻佳苗 1 二人の若妻 ――見事なものだ。鈴木警部補の術というのは。 鈴木のおかげで咲子を毎日抱いていたが、施術を見るのは初めてだった。その手際は、見事というほかない。 校長が凝視しているのは、しか
もっと読む生徒会ゲーム 第3話
第3話 「最近、忙しさにかまけて、ついつい可児田君とのお話を、他の生徒会役員の子たちに任せちゃってたね。ごめんなさい。」 ツヤツヤしたストレートの黒髪が垂れるほど、高倉沙耶はしっかりと頭を下げてくれた。同じ年だというの
もっと読む生徒会ゲーム 第2話
第2話 「ってなことで、今日は優奈がいないから、私らが可児田と話するね。」 澪の仕切りはいつも大雑把。栞は小さく溜息をついたが、目の前の可児田樹は特にそれを気にする様子もなく、頷いていた。 「・・・で、最近どう? なん
もっと読む戻れない、あの夏へ Preceding Stage サヤカ 陥落編
Preceding Stage サヤカ 陥落編 堕ちていく人形 ――秋月紗耶香 9月2日、PM1:15 東京、”ラ・プッペ”前。 「ここね……」 東京駅で拾ったタクシーを降りると、目の前にそ
もっと読む催眠事件簿 第2話
第2話 20XX年 超能力の存在が確認され、地球人口の1割が何らかの超能力を持つ世界 そしてある日降ってわいたように身につけたその能力を悪用する人間も現れ始めた。 各国は法律などでそれに対処してきたがそれにも限界
もっと読む戻れない、あの夏へ Preceding Stage サヤカ 仕込み編後編
Preceding Stage サヤカ 仕込み編 後編 布石 ――秋月紗耶香 5月21日、PM4:52 ガルマリーニ社。 昨日の夜は遅くまで彼とセックスをしていて、そのあと少しだけ眠って、今朝早くに自分の部屋に戻っ
もっと読む催眠事件簿 第1話
第1話 20XX年 超能力の存在が確認され、地球人口の1割が何らかの超能力を持つ世界 そしてある日降ってわいたように身につけたその能力を悪用する人間も現れ始めた。 各国は法律などでそれに対処してきたがそれにも限界
もっと読む生徒会ゲーム 第1話
第1話 「清橋さん。い、いつも、ぼ、僕なんかの話を聞いてくれて、あ、ありがとうね。」 可児田樹がつっかえながらも、言葉にすると、目の前の美少女は屈託のない、柔和な笑顔を見せる。 「気にしないで。可児田君、私たちのお友達
もっと読む戻れない、あの夏へ Preceding Stage サヤカ 仕込み編前編
Preceding Stage サヤカ 仕込み編 前編 欺きの夜 ※登場人物(ただ、このお話は本編よりも数年前が舞台のお話なので、本編を読んでいなくても単独のお話として読めます) 津雲雄司(つくも ゆうじ)……輸入ブ
もっと読む県庁特別高等課 第二話(1)
第二話(1) 幼妻潔子 ――気づかせてくれたのは、部下と妻であつた。善良なる国民を扇動し、秩序を乱し、我が国体を変革せむとする不逞の輩は、赤だけではなかつた。(中略)その時、大嶋県警察部特別高等課は、我が国の発展の先端
もっと読む県庁特別高等課 第一話
第一話 女教師咲子 ――真の××の敵は、特高ではない。女だ。どんな拷問よりも、女の誘惑の方が恐ろしい。転んでしまつた同志の、陶然とした顔が目に浮かぶ。俺も、もうじき転ぶことになるだらう。(ある活動家の日記より。検閲のた
もっと読む海ちゃんと催眠術
「おい・・・」 「むにゃ・・・」 「おいっ」 「ん・・・あれ・・・? 森尾・・・君? って、森尾君!?」 「目が覚めたか?」 「もしかしなくても、私眠ってた?」 「ああ、もしかしなくても眠ってた。疲れてんじゃないの? 生
もっと読む囚われのたいきくん 1-3
1-3 「さぁてスマ○ラス○ブラ……っと。あったあった。よし起動してー」 「……はぁ、わかったよ付き合うよ。キャラはまたそれにするの?」 「もっちろん! これで勝てなきゃやる意味がないからね。ちなみに負けた方は罰ゲームだ
もっと読むサイミンラブホリデイ
――― 俺、空町 空(そらまち そら)って言うんだ。スカイツリー言うな、ソラマチ言うな、武蔵言うな。……こんな感じで名前をいじられることはあるけど、割と普通の人間だと思う。 二つの事を除けば。 一つは10年ほど前か
もっと読む旧校舎 第二話
第二話 「ねえ芹華。相談したいことがあるんだけど、いい?」 授業が終わって帰る準備をしていると寺島遥に声をかけられた。遥から相談を持ちかけられるのはなんだか久しぶりな気がする。前はよく遥の悩みを聞いたものだったが、ここ
もっと読む旧校舎 第一話
第一話 昼休み。 僕は本を読むふりをしながら南條芹華の横顔を眺めていた。アーモンド形のパッチリした目に高く通った鼻筋、シャープな輪郭と抜群に整った顔立ちに170cmを超える長身。芹華と談笑している寺島遥も十分美少女と
もっと読むバイト研修
彼女、秋本麻衣(あきもと まい)は、どこにでもいる今時の女子大生だ。 明るい性格で、肩まである、ふわっとウェーブのかかった明るい茶色の髪に丸顔でくりっとした大きな瞳の愛くるしい顔立ちの子だった。 バイトをしようと思
もっと読む囚われのたいきくん 1-2
1-2 立ち上がってベルトを抜いて、制服のズボンを脱いで畳んで足元に置いた。 そして下は下着のまま、また椅子に腰を下ろす。 彼女も立ち上がって、僕の後ろに回ってきた。 「ねぇねぇ、今日のやつってさ、あれでいいんだよ
もっと読む囚われのたいきくん 1-1.5
1.5 「おっはよー!!」 「うん、おはよう」 彼女はいつも結構早い時間から学校にいる。 自分が特段早く登校しているというわけでもないが、彼女が自分よりも後に登校してくるという図はあまり想像できない。 何かいいこと
もっと読む囚われのたいきくん 1-1
1-1 ………………………………………………………………………………… 「いい? よく聞いてね?」 声がする。 高いところから広がって、僕を包んでいく。 ふわっとして…いい気持ち……。 「…ほら、声が、…聞こえる
もっと読むタクマ学校 その10
その10 友人 川口ツトム タクマの家の門を出て2階の窓を見上げると、いつものようにタクマが、ちょっと寂しそうに僕を見下ろしていました。手を振ると、タクマも小さく手を振って僕を見送ります。大きな声で何か言おうかと思った
もっと読むタクマ学校 その9
その9 中古車ディーラー勤務 柿本隆夫 本来なら、こんなに早起きした朝は、凄く気持ちがいいはずだ。親父が定年になってからというもの、しょっちゅう両親は旅に出てる。俺はその隙に恋人の恵理を家に連れ込んで、新婚生活みたいな
もっと読むタクマ学校 その8
その8 出版社勤務 早川理沙 ショッピングモールでのんびりとウィンドーショッピングなんて出来るのも、思い切って半日有給をとったおかげです。バッグや服を見ながら、私はユウタが気に入ったゲームソフトを決めて、私を呼びに来る
もっと読むタクマ学校 その7
その7 女子大生 高坂緑 「詩織、本当に、留守中のお隣さんのうちにお邪魔したりなんかして、よかったの?」 詩織が1階から紅茶を持って子供部屋に戻ってきたところで、私は今更ながら確認するのですが、詩織は私を安心させるよう
もっと読むタクマ学校 その6
その6 高校生 正木啓一 ふと教室が騒々しくなっているのに気がついて、教科書にアンダーラインを引きながら熟読していた僕の集中が途切れてしまいました。また自主学習の時間を、ミツオが潰そうとしてるみたいです。彼の席の周りに
もっと読むタクマ学校 その5
その5 小学生 佐久間ユウタ 「おっす、ユウタ。元気にしてた?」 家に帰った僕は、玄関に見慣れないハイヒールをみつけました。リビングのドアを開けると、珍しく、理沙さんが来てました。理沙さんは、お母さんの妹で、雑誌の編集
もっと読むタクマ学校 その4
その4 女子大生 水谷詩織 私はふと、タクマ君が間近で私の顔を覗き込んでいるのに気がつきました。タクマ君のお部屋で、遊び相手になってあげているうちに、つい、ぼうっとしてしまっていたようでした。 「あ、あれ? ごめんね。
もっと読むタクマ学校 その3
その3 女子高生 秋里梢 私が部活が終わって家に帰ろうと、校門からバス停に向かって歩いていた時、私を呼び止めたのは、意外な相手でした。クラスの不良、藤堂陽子です。私は彼女とは、どちらかというと仲良しというよりも、敵対関
もっと読むタクマ学校 その2
その2 友人 川口ツトム タクマが何人かの相手に、集団催眠を試してみたいという話をしだした時、僕はタクマに、前に庭で詩織ちゃんとエッチなことをした時とか、由利恵ちゃんのボインをイジりまくった時みたいな、友達を集めての催
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