3章 初体験 翌日の昼、ようやく俺は起床した。昨日は2時過ぎまで談笑をし続けていたので、この寝坊はしかたないだろう。 でもびっくりだ。まさか志乃さんに中学生の娘がいるとは。今は友達の家でテスト合宿なるものをしてるらし
もっと読む「精神操作」
悪魔の流儀 第9話中編
第9話 中編 「あんっ、ああん!んっ、はあっ、だっ、大門さまぁっ!」 俺の上に馬乗りになって、跳ねるように腰を揺らす銀髪のメイド。とは言っても、メイド服のワンピースの上半分は完全に脱げているが。 ま、なんやかんやあっ
もっと読むお洗濯しましょ! 柔軟剤 前編
柔軟剤 前編 ジジィの店が消えてしまったことは俺にとって大事件だったが、どうやら、俺が竹下と連れだって学校に来たことはもっと大事件だったようだ。 俺が竹下と腕を組んで歩いているだけで、俺たちの周りにちょっとした人だか
もっと読む天使との取引 2章
2章 下準備 「ただいま~」 玄関の扉を開けながらお決まりの言葉を言う。 「おかえりなさい」 ………なんだこの魅惑ボイスは? 玄関を確認。むっ、お客がいる。今日は土曜だしな。ということはこの声はお客さんのものか。
もっと読む悪魔の流儀 第9話前編
第9話 前編 タカトオ・コーポレーション本社ビル 木曜日 「ふーむ」 さっきから俺は、腕を組んだままパソコンの画面とにらめっこをしている。 「どうかなさいましたか、局長?」 俺のデスクにコーヒーを置いた薫が尋ねて
もっと読む天使との取引 1章
1章 実験 「さて人間、外に来たがどうするんだ」 天使は俺の後ろについてくる・・・・・・飛びながら。 「アナタの姿って・・・・・・」 「モチロン周りは認識できないさ、俺は優秀だからな」 アレ、じゃぁ俺周りから見たら独
もっと読む天使との取引 序章2
序章2 願い事 「ほう(`∀´)」 天使は黒い笑みを浮かべる。 「他人の中身をか。面白いな人間よ。」 ……なんだこの反応は(-“-;A なんかの地雷を踏んだのかっ!?とケンゴは焦るがそうではない。 純
もっと読む天使との取引 序章
序章 出会い 彼の名前は佐々木ケンゴ。様々な年代の人間が通う事で有名なある大学の2年生である。彼は話術に優れた頭の回るキレモノだった。そのおかげか彼には男女年齢問わず友人が多かった。 だが天は二物を与えない。 彼は
もっと読む悪魔の流儀 第8話
第8話 Side:綾 大門の寝室 水曜日 早朝 ん、誰?誰かいるの? 薄笑いを浮かべて私の方を見ている男。あれはっ、あの男は、シトリー! 私から、部隊のみんなを、そして、姉さまを奪い去った悪魔! 「貴様あああぁっ!
もっと読むお洗濯しましょ! 洗濯機
洗濯機 「こんな店あったっけ?」 その店は、入り口は人ひとりがやっと通れるほどに狭かった。しかし、やたらド派手なネオンの看板には『魅惑の店 ムラタ』と、店の名前と思われるものが、そして、その下には「いけないもの ありま
もっと読む悪魔の流儀 第7話
第7話 タカトオ・コーポレーション本社ビル 火曜日 PM2:30 「どうすりゃいいんだよ」 自分のデスクに肘をついて、俺は頭をかきむしる。もちろん、さっきから俺が考えているのは、これから綾をどうするか、ということだ
もっと読む悪魔の流儀 第6話
第6話 大門邸 日曜日 PM6:20 「綾が帰ってこないって?」 「はい、買い物に行ったきり……」 その日の夕方、俺は冴子から報告を受けた。買い物に出かけて、もうだいぶ経つのに、綾が帰ってこないというのだ。 「いっ
もっと読む悪魔の流儀 第5話
第5話 ――ゴオオォォン! 私から少し離れたところで爆発が起きた。 「きゃあっ!」 閃光に続いて、強烈な爆風が私を襲い、私の体は吹き飛ばされる。 「くっ……」 「アーヤッ!」 懐かしい……聞き慣れた声が駆け寄って
もっと読む悪魔の流儀 第4話
第4話 俺の心配をよそに、その後、しばらくは何事もなく過ぎて、綾がうちに来てから3週目の金曜の晩飯後。 ――ガシャン! ……この音も、もう聞き慣れたな。 「もう~!綾さん!今週だけで何枚お皿割ったと思ってるんですか
もっと読む悪魔の流儀 第3話
第3話 ――その日の夜。 「さ~え~こっ!ちょっとこっち来てみ」 「なんですか、旦那様?」 俺は、部屋に呼んだ冴子に向かって、昼間手に入れたディー・フォンを構える。 すでに、使用者は、俺に変更済みだ。 やっぱり、
もっと読む悪魔の流儀 第2話
第2話 ――翌朝。 「おはようございます、旦那様、奥様」 「ご主人さま~、奥様~!おはようございます!」 「あ~、おはよう」 「おはよう、冴子さん、梨央ちゃん」 俺と幸が、ダイニングルームに入ると、朝食の準備をしてい
もっと読む悪魔の流儀 第1話
……ずっと、戦ってきた。 物心がついたときには、もう戦い方を教えられていた。 それから、どれだけの戦闘をこなし、どれだけの敵を倒してきたことか。 仲間たちは言った、全ては世界のため、主のためだ、と。 しかし、我
もっと読む悪魔の流儀 人物紹介
主な登場人物紹介 大門ファミリーのおさらい 大門武彦(だいもん たけひこ) 日本でも十指に入る企業タカトオ・コーポレーションの特別渉外局局長にして、社長の娘婿。実は元悪魔。『プロジェクトD』の主人公なので、悪魔時代のこ
もっと読む形而上の散歩者テルマ 後編
-2- 俺は負け犬にふさわしく、家に帰ってネネさんの抱き枕に抱きついて泣いていた。 負けた。ものすごい負けた。 しかも学校で吐いた。ゲロンゲロンに吐いてしまった。 小学生のとき、授業中にお漏らししたことあるから、
もっと読む形而上の散歩者テルマ 前編
俺、倉島修吾。 なんか朝っぱらから渡辺が彼氏とイチャイチャしててムカついたから、AKB研究生になりきって2700フォローされてたついったーにチンコばらして通報されたなう。 ま、そんなことはどうでもいいんだけ
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第八話
第8話 島村のお陰でだいぶ落ち着いてきたけどまだヤり足りない。ちんぽ自体はちゃんとパンツの中に収まってて見た目にも不自然さはないけど、頭の中はムンムンムラムラ。多分ヤるとなったら一瞬でトップギアに持ち込めるだろう。すぐ
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第七話
第7話 ミノルどころか、おばさんにまで引き留められて結局土曜日だけじゃなくて日曜日も泊まる事になってしまった。おじさんは出張先でトラブルがあって帰るのは月曜になるらしい。おばさんは電話でそれを聞いた時、すごい拗ねてた。
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第六話
第6話 風呂あがりにスポーツドリンクを飲んでいると、さっき僕が持ってきたパーカーを着たミノルがやってきた。 「ミノルはぎゅうにゅう!」 昔から気にしてるわりには背が伸びないよな、コイツ。コップに牛乳を注いで渡してやる
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第五話
第5話 島村とたっぷりアナルセックスを楽しんだ後、途中まで一緒に帰った。信号で立ち止まった時に島村が言った。 「剣道部の練習日は火・木・土・日でそれ以外の日は一人で自主練習しているんだ。それと朝練も大抵私しか来ないから
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第四話
第4話 昼休み、僕はいつものように屋上手前の踊り場で藤野の弁当を食べている。おかずを食べ、ご飯を食べ、お茶を飲む。昔、習った三角食べってヤツだ。 え?藤野はどうしたって?すぐそばにいるよ。ほら、僕の目の前で壁に手を突
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第三話
第3話 最近は昼休みと放課後に藤野と練習してる。 藤野は何だかんだラヴラヴ路線に持っていきたがるけど、それを毎回僕がエロエロ路線に魔法で誘導している。 お陰で随分魔法の使い方にも慣れて色々なことがわかった、できる事
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第二話
第2話 魔法を使って藤野とセックスした日の帰り道、僕は色々考えていた。 取り敢えず一応は魔法が上手く効いたみたいだけど、微妙と言えば微妙。 何せ告白を促したのに実際してきたのは相談だったし、練習と割り切りつつもやっ
もっと読む僕の魔法、キミの魔法 第一話
第1話 小さな頃から魔法が使いたかった。 みんな考えたことあるんじゃないかな。何でも思い通りになったら良いなって。でも大きくなって分別が身に付いてくると、魔法はフィクションやファンタジーの産物だからと諦めてしまう。
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 11話
十一話 エピローグ …あれから、数日が経った。 「あれ」というのは…屋上で、奈月と対決をして、勝利したあの夜から。 あの後の処理は正直大変だった。 使わせてもらった数人の男女の様子におかしいところはない。正直、何か
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 10話
十話 勝利の後に … … …。 学校の勉強なんて、欠伸が出た。 一度教わったコトはキチンと頭に入れて、テストで完璧に答える。逆に言えばそれだけのコトが出来れば、世の中の人間はボクを「天才」と崇めてくれた。 塾で教
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 9話
九話 夜は終わりを向かえ 俺は腕時計を見る。 …時刻は同じ。昨日と全く同じ時間に長針と短針が合っている。 昨日と同じような月明かりのさす夜。相変わらず不気味なほどに静かな夜の大学構内。 …ただ、人は確かに存在する
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 8話
八話 決戦は謎のままに 俺は階段を全速力で駆け上がる。慣れない運動のせいで息切れも動悸も激しいが、そんなことに構ってはいられなかった。 早く知りたい。真実を知りたい。それは怖くもあった。…しかし、俺は真実を知らなけれ
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 7話
七話 謎は徐々に明白に カチ、カチ、カチ。 むしゃむしゃむしゃむしゃ。 六畳の居間には時計の秒針の音と奈月がミカンを食べる音だけが聞こえていた。 美味しそうにそれを頬張る奈月と対して、俺は額の汗を拭いながらただた
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 6話
六話 日常の崩壊は突然に 「… … げ。」 携帯電話のディスプレイを見て開口一番。俺は口をあんぐり開けて固まる。 「…ん?どーしたんですか?先輩。」 その様子に気付いた様子で、後ろに並んでいた春香が携帯の画面を俺の背
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 5話
五話 物色はなんとなく大胆に 歩行者用の信号が青に変わるのを見ると、人々が一斉に歩き出す。 もう夜も近いか。日がオレンジ色に変わり、次第に暗くもなってくるだろう。 心地よい秋風がビルの間を通り、少し強めに通っていく
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 4話
四話 初の部活は盛大に 「俺は…みんなを守るッ!!変身!!」 まばゆい発光と共に、彼は徐々にその姿を異形に変えていった。風が吹き荒ぶ断崖。異形の姿になった彼を、女は抱き止める。 「いやッ…行かないで!!貴方が死んだ
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 3話
三話 侵攻は徐々に確実に 「さ、此処が今日から私達の部室でーすっ!!じゃーん!!」 悠希がドアを勢いよく開くと、一面灰色の何もない空間が広がっていた。 しかし、それでも、今日から此処が俺達の活動の場となれる。こんなに
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 2話
二話 出会いはあまりにも偶然に あれから、一週間くらい経っただろうか。 『あれ』というのは勿論… あの日。学校で起こった…性格に言えば、起こした事。 悠希の精神を使って、コイツの性能を試した日だ。 あの日から、コ
もっと読むハート・ハック・クラッシャー 1話
一話 始まりは驚くくらい唐突に ピンポーン… この音は…なんだっけ… ええと確か… どこかで聞いたことあるんだけど… ピンポーン… あー… 「どこかで」じゃないな… これはもっと頻繁に聞く音だ… ピンポー
もっと読む降魔ヶ刻 第五話
第五話 「先生、ちょっと失礼しますっ」 「あら、どうしたの?」 「コイツ、練習中に思いっきり転んで。足が器具に当たって、切れたんです」 「――結構、深いわね。まずは、とにかく止血して。その後で、病院に行った方が良いでしょ
もっと読む降魔ヶ刻 第四話
第四話 午後の授業の合間、休憩時間に、水原夏美は目当ての少女を見つけ、声をかけた。 「ユキ、ちょっといいかな」 振り向いた相手は、まさに美少女という言葉がふさわしい女生徒だった。 浅井有紀子――学園初めての、女子の
もっと読む降魔ヶ刻 第三話
第三話 欲望の滾りを、少女の胎内に打ち込む。ほっそりとした腰を抱え込み、柔らかくそれでいて窮屈な、温かい柔肉に包まれながら、章司はその奥に精液を吐き出した。 「ぁ、……くぁっっ!」 もうこれで、何度射精したのだろうか
もっと読む降魔ヶ刻 第二話
第二話 「ああっ、ぁぁあ!」 女が、よがり狂う声。 田舎の、安っぽいラブホテルの一室。男の上にまたがり、夢中で腰を振る姉の姿に、大島加奈子は部屋の隅に身を縮こませて怯えていた。 「はぁ……いいっ、気持ち良くて…っ!」
もっと読む夢から始まる物語 other plane 前編
other plane前編・「新婚約者」と「王家」と「純愛」 あらすじ:天界ではブルータルが天使を強姦しに来ていた。ブルータルの命令でシオンの足止めをするフィリシーンだが、逆にシオンからリファイスを助けて欲しいと頼まれ
もっと読む心のカタチ 第二話
第二話 「詩桜里(1)」 俺の『力』は相当強い。 ほとんど無制限に、相手の感情、記憶、思考――そういったものをひっくるめて俺は『心のカタチ』と呼んでいるが――を読み取り、さらにそれを作りかえることもできる。 しかし
もっと読む夢から始まる物語 other plane 後編
other plane後編・「シオンの帰還」と「悪魔」と「悪夢」 あらすじ・・・明日香の安楽死を以て、シオンの初任務が終了した。シオンは年老いた美佳を独りにすることに不本意ながらも、強制的に天界に連れ戻された・・・。一
もっと読む降魔ヶ刻 第一話
第一話 「痛てぇ……」 たったそれだけの言葉を呟いただけで、全身に激痛が走る。息をするのも辛いのに、バカなことをしたものだと、坂下章司はぼんやりとした意識の中で苦笑いした。 (これは、やっぱりマズイんだろうなあ) ほ
もっと読む心のカタチ 第一話
第一話 「俺」 「……!」 「……が……だからっ!」 (……てよ!) 「だから……と……んで……っ!!」 (やめてよ!) 「だから……さんと…死んで……だいっ!!」 「やめろっ!!!」 ……部屋の明るさに目が慣れるのに
もっと読む夢から始まる物語 final plane 前編
final plane前編・「願い主」と「妹」と「悪夢」 登場人物: レオン・・・天界から来た天使と悪魔のハーフの美男子。天界ではシオンと呼ばれている。『ユグドラシル』の称号を持つ。天使階級は無く、現在最終試験中。
もっと読む部長コレクター 1話
1話 放課後の放送室で、僕はビデオの編集をしていた。 つい最近、放課後の放送室は一年生が管理することになったので僕が自由に使ってるのだ。 他の一年生はなぜかみんな辞めちゃってね。 画面がちょっと乱れた後、一人の女
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