第一話「飲み会の後で」 第二営業部の飲み会。宴もたけなわといったところで、二軒目の居酒屋に突入していた。 今期の仕事納めのうえに、明日は土曜日で会社は休みとはいえ、所帯持ちの社員は早々に帰ってしまうから、独身者が五、
もっと読む「催眠」
キャッツ・アイ 第6章
第6章 AM8:50―――――― 岸田は車のドアを開け、乗り込んだ。 「岸田さん、本当に岡崎が犯人だと思っているんですか?」 助手席に乗り噛んだ山口が、岡崎の話が終わってから続いていた沈黙を破った。 「容疑者の一人、
もっと読むホントの私
(1) 「うん。この辺がいいかな」 芝生を踏みしめながら、男は周囲を見渡して言った。眩しげに両目を細めていた。 遠方で鳴く野鳥の声が響いてきた。広々と開けた空間を、暖かい春の風が通り過ぎていた。 『N市総合運動公園
もっと読む失楽園 カバンノヨウコ
回想2。 褒美。 ・・・!? ガタンゴトンガタンゴトン・・・。 いかん、寝てたのか・・・? 電車で立ったまま寝てしまうとは疲れてるのかな。 どこに向かっているのか思い出せない。 寝ぼけてるのかな。 駅に着き
もっと読む失楽園 カラダアライタオルノユミ
カラダアライタオルノユミ 回想1。 浴室。 「ご主人様~お湯加減はいかがですか?」 「ちょうどいいよ」 今はご主人様の入浴タイムだ。 広い湯船に仰向けになって半分浮いてるような状態のご主人様。 枕のRINに抱きかか
もっと読む失楽園 コップノチヅコ
コップノチヅコ 独白2。 原田千鶴子。36歳。 外資系企業の日本支社長の秘書をしていた。 2年前に失踪していたが突然実家に戻ってきた。 『ゴシュジンサマ』の関与が疑われるが詳細は不明。 あの日、ご主人様がいなくな
もっと読む失楽園 オハシノユウコ
オハシノユウコ 証言2。 中田優子。19歳。 『ゴシュジンサマ』の通う学校の近くのコンビニでバイトしていた。 いわゆるフリーターで親元を離れ一人暮らしをしていたため失踪認定が遅れた。 地元の暴走族に所属していた模様
もっと読む失楽園 クチマンコノサヤカ
クチマンコノサヤカ 独白1。 中村沙耶香。業界2位の中村建設社長令嬢。5年前に家出をしてそのまま失踪。当時は身代金目当ての営利誘拐と考えられ、捜査もすすめられたが結局発見できず。 『ゴシュジンサマ』の通っていた学校の近
もっと読む失楽園 ショウベンキカッコヨルヨウノミキ
ショウベンキカッコヨルヨウノミキ 証言1。 眉村美貴。25歳。十二分に人目を引く容貌。 大学在学中に『ゴシュジンサマ』と接触したと思われる。 詳細は不明だが3年ほど前に大学を中退し、以後は今回保護されるまで消息不明
もっと読むキャッツ・アイ 第5章
第5章 AM6:00 某所:教育部屋―――――― 「あああああっ!あっ、ああっ、ああああああっ!!」 明美は十数回目の絶頂を迎えた。3時間前の、最初の絶頂から全く変わらない興奮が明美を襲う。明美の足元は明美が3時間放ち
もっと読むキャッツ・アイ 第4章
第4章 ティーチャーの後ろに従うまま、明美は「教育中」の少女達の間を歩いていった。 横に5枚ずつ2列、計10枚の、黒光りする壁の如く垂直に立てられた板に、少女達は裸で「大」の字に磔にされている。息を弾ませ、肌を紅潮さ
もっと読むキャッツ・アイ 第3章
第3章 某所、猫の館:大広間――― 男は左手で優雅にワインの入ったグラスを傾けた。右手は傍らで男に抱きつくようにしている一人の奴隷猫に伸びている。 レオタードを脱ぎ捨て、裸となったその猫は、男の首に巻きつくように腕
もっと読むキャッツ・アイ 第2章
第2章 「どうも、お疲れのところお邪魔致しました」美希の家の玄関で、体格の良い男、岸田が言った。横で細身の若い男、山口も並んで頭を下げた。二人は、美希の失踪を捜査するために来た刑事だ。先日から起きている、女子生徒の失踪事
もっと読む催眠術師 鋭次05 エピローグ
エピローグ、その1 翌朝、シャワーを浴びて、帰る準備をした優子には、昨夜の精算をする必要があった。 白色の清潔な下着の上に、水色のワンピースを着けた優子は、お嬢様の姿に戻っていた。 しかしそんなお嬢様も、昨夜はたっ
もっと読む催眠術師 鋭次05 九日目
九日目 お届けサービス、その3 キーンコーンカーンコーン♪ 美台学園の各教室で、終業のチャイムが鳴った。その途端、女子学生の歓声の声が上がった。 そのチャイムは、一学期の終わりを告げるチャイムであったのだ! そう
もっと読む催眠術師 鋭次05 八日目
八日目 お届けサービス、その2 次の日、優子は、再び鋭一店長に呼ばれていた。 「葵さん。実は、君に、”特別お届け係”の対応をお願いしたいんだよ!」 「あの。”特別お届け”って・・・どういうものなのでしょうか?」 「ああ
もっと読む催眠術師 鋭次05 七日目
七日目 お届けサービス と 夏用制服のモラル 次の日も優子は学校が終わるとシャワーを浴びて身体を清潔にして、バーガー店という名の豪邸に向かうのであった。 豪邸に入り、地下室に案内されると、店内には、鋭一店長がいた。
もっと読む催眠術師 鋭次05 六日目
六日目 ポイント倍々デー と クーポンカード 夢のようなお泊りから、週が明けて、優子は今週も学校が終わるとアルバイトに行くのであった。 優子は、ご注文受付カウンタに立つ前に、鋭一店長から、注意を受けていた。 「今日は
もっと読む催眠術師 鋭次05 五日目
五日目 夜の特別お持ち帰り 優子が、ドレミバーガーでアルバイトを始めてから、五日目が過ぎようとしていた。 今日は週末の金曜日。明日は学校は休みであった。 連日、鋭次様という男性お客様にお持ち帰りされ、好きなだけお召
もっと読む催眠術師 鋭次05 四日目
四日目 バニラクリームソース と ストロベリーソース 優子は学校から帰るとシャワーを浴びて身体を清潔にし、予備として綺麗に洗濯されている美台学園の制服に着替えるのであった。 そして、今日も、ドレミバーガー 美台ヶ丘店
もっと読む催眠術師 鋭次05 三日目
三日目 衣替えとゴールド会員カードと裏メニュー 次の日からも優子は、鋭次の豪邸をドレミバーガー 美台ヶ丘店 2号店だと思うようになり、学校が終わるとすぐに家に帰り、シャワーを浴びて身体を清潔にしてから、鋭次の豪邸にアル
もっと読む催眠術師 鋭次05 二日目
二日目 2号店にて 次の日、バーガー店にアルバイトに来た優子は、店長に呼ばれて事務室で説明を受けていた。 店長に呼ばれたので、(もしかしたら昨日の事が何か知られてしまったのでは?)という思いが頭の中を過ぎったが、そう
もっと読む催眠術師 鋭次05 一日目
☆ご注意☆ この話は、第1章・第2章・第3章とは別の話ですが、ストーリー上、今までの催眠誘導など、これまでの章のものを用いている場合がありますので、ぜひ、第1章・第2章・第3章をご覧になってから、お読みください。 一日目
もっと読むTEST BLACK X’mas
**********BLACK X’mas ********** 【晴海】 21:30、晴海『Zton(ゼットン)』の周囲には動員された所轄捜査員と車両がビルや駐車場に隠れて配備されていた。 祐実の合図で一斉に周囲
もっと読むプールの練習
「まったくもぉ。今日も休み?」 美波 佐和(みなみ さわ)はむぅと頬を膨らませて、誰もいない周囲を見渡した。 影の中に立っているだけでもじわじわと汗が滲んでくる気温。遠くから聞こえてくる蝉の声。 近くのグラウンドか
もっと読むTEST before-party Vol.2
**********BLACK X’mas Before PartyVol.2********** 【メディカルサイエンスセンター 正面玄関ロータリー】 「心配いらない。命に別状はないそうだ。意識が戻った時点で事情聴取
もっと読むキャッツ・アイ 第1章
第1章 A市某所――カツ、カツ、カツ。革靴の乾いた音を響かせながら、男が長い廊下を歩いていた。ある部屋の扉の前で立ち止まると、ゆっくりとその扉を開いた。中は暗闇に包まれている。男は綺麗に髭を剃ってある、ほっそりとした顎
もっと読む女子トイレ
「あははははっ! なにそれーっ」 「でしょー? 最高だよねーっ」 トイレの中に大きな笑い声が響く。利用していた女子生徒はうんざりとした表情で大声を発している二人を見ながら、手を洗う。 その仕草が気になったのか、和泉
もっと読む老教師の午後 6
-6- ふと、衣擦れの音に目が覚めた。 「…………?」 真夜中の、奈々の部屋。 微かな衣擦れの音に、私はふとまどろみから目を覚ました。 可愛いデザインだが、しかし豪華で大きい彼女のベッドから顔を上げる。 私の正
もっと読む催眠術師 鋭次04 エピローグ、その2
エピローグ、その2 新人看護婦の由美子は、ある日の午後、大役を受ける事になっていた・・・ 『ようこそいらっしゃいました。どうぞこちらへ!』 院長、副院長、医師達、並びに、婦長や看護婦までが並んで、その初老の男を迎え入
もっと読む催眠術師 鋭次04 エピローグ、その1
エピローグ、その1 「鋭次さん。失礼いたします」 夜の21時。聖心病院の入院病棟の消灯時刻に、専属看護婦の由美子は、男性患者様が待つVIP病室に入っていった。 部屋に入る前に由美子は、無意識に、外の入口のドアの所に、
もっと読む催眠術師 鋭次04 (20)(21)
第20話 専属看護婦の今夜の運命 「それじゃあ、規則の手帳の事も分かった事だし、癒し治療の続きをしようかな?」 鋭次は、今まで、少しの間、由美子と繋がったままであったが、抜き差し行為は中断していた。満里奈に、重要な話の
もっと読む催眠術師 鋭次04 (18)(19)
第18話 着せ替え人形ナース、その3 時々、ピクッピクッとなる美少女看護婦を可愛がりながら、鋭次は次のステップに進むことにした。 「それじゃあ、ブラジャーを脱がせてあげるね」 「ああ・・・はい・・・あんっ、あんっ・・・
もっと読む催眠術師 鋭次04 (16)(17)
第16話 着せ替え人形ナース、その1 「それじゃあ、由美子ちゃん。『着せ替え人形ナースになってよ』 これでいいのかな?」 「はっ、はい。鋭次さん・・・」 由美子の専属看護婦としての初めての役目が始まることになる。 「着
もっと読む催眠術師 鋭次04 (14)(15)
第14話 規則の手帳 重大な儀式の終わった鋭次は、自慢の巨砲をゆっくりと抜いた。 ぬちゃっという音と共に、ミルクが糸を引き、由美子の太股に垂れる感じになった。力無く開かれた両足の間は、元々は綺麗なピンク色のものであっ
もっと読む催眠術師 鋭次04 (12)(13)
第12話 新しい癒し治療の体位 次の日から、三日間にわたって、朝・昼・夕と、検温の度に、由美子は、下の口での癒し治療を要求された。 由美子の脳裏には、恥ずかしいという気持ちは少しあったが、それは、男性患者様とセックス
もっと読む催眠術師 鋭次04 (11)
第11話 新人看護婦、処女喪失 次の日、朝の検温から、由美子は落ち着かない気持ちになっていた。 昨夜、鋭次の巨砲を思い浮かべて、恥ずかしい自慰行為をしたため、鋭次の顔が見づらい状態になっていたのである。 そして、由
もっと読む催眠術師 鋭次04 (9)(10)
第9話 上の口と下の口で癒し治療 それから、三日ほど、日数が経ったが、あの日から、特に、めちゃくちゃに呼び出され、口奉仕をさせられるという事はなかった。 どちらかと言うと、検温の時に、時々、フェラをさせられるくらいで
もっと読む催眠術師 鋭次04 (7)(8)
第7話 恥辱の癒し治療 夕方の検温の時間となり、普通の検温は、言うまでもなく、あっさりと終わった。 そして、お楽しみの、新人看護婦による癒し治療の時間となるのである。 「さあ。それでは、スイートベッドの上で、癒し治療
もっと読む催眠術師 鋭次04 (5)(6)
第5話 癒し治療、先輩のお手本 四日間に渡って、鋭次のペニスを傷つけたと脳裏に刻み込まれた由美子であったが、実際は、半日ほどで、洗脳DVDを見せられただけであるが、実際に起きた事の様に記憶させられている。 次の日、由
もっと読む催眠術師 鋭次04 (4)
第4話 洗脳マシーン 由美子への質問が終わり、特に何ごともなく、それから、三日が経っていた。 それまで、由美子は、鋭次の部屋に検温等で来る事もなく、平穏な日々となっていた。 しかし、一度、ターゲットにした美少女看護
もっと読む催眠術師 鋭次04 (1)(2)(3)
!! ご注意!! Part1の続きとなっています !! !! Part1をお読みになってから、ご覧ください !! 第1話 もう一人の新人看護婦、由美子 新人看護婦の安田由美子は、聖心病院の外科病棟に配属となっていた。
もっと読む老教師の午後 5
-5- 人生は、連綿と続く時間の積み重ねだ。 人はその時その時を、必死に生き、笑い、悲しみ、それが人生となっていく。 だが――それは言い換えれば、「今」の積み重ねに過ぎない。 過去は現在が辿って来た軌跡に過ぎず、
もっと読むTEST before-party Vol.1
**********BLACK X’mas Before PartyVol.1********** Hほとんどないです そのわりに長いです すみません 【にゃんにゃんハウス 表店 店内】 「・・・私は、祐実チーフのため
もっと読むTEST 5th-day Vol.9
**********5th-day Vol.9********** 【 台場 DEX内 にゃんにゃんハウス(裏店)】 「お、おい。ちょっ・・ちょっと、ふざけて耳を舐っただけだろ!」 客の男の声は焦っていた。 いきなり
もっと読むDEOPET外伝 逮捕するわよ!
逮捕するわよ!-爆走のプロローグ- 私、只野瞳には、不思議な力があった・・・相手がウソをついているかどうかが分かる力だった。ウソをついていると、直感で分かる。この力のせいか、私は人の汚い部分を沢山見てきた。そして、この
もっと読む形而上の散歩者
「あ、ダメ、ちょっと……」 渡辺の大きな胸を、俺は後ろから両手で掴んだ。さらに身をよじって逃げようとする彼女を強引に抱き寄せた。 彼女はクラスでも上位レベルの美少女。俺的にはランク2位。しかも俺が大嫌いな男の彼女。
もっと読むDEOPET外伝 街のぬし釣り
街のぬし釣り -オフィス街やすらぎの詩- やわらかな陽射しが降り注ぐ暖かい日。 とある大通りのビルの屋上に、2人の釣り人がいた。 一人はサラリーマン風の眼鏡の中年男、もう一人はかっぷくのいい中年男。 「源さん。釣れ
もっと読むいつかみた、あの夏へ 第07話
第07話:いつかみた、あの夏へ -1- 次の日、夕菜はマンションへと戻ってきていた。 寒そうにコートの合わせを閉じ、入り口へと歩いていく夕菜。 その時、一台の車がマンションの入り口へと着け、その中から一人の男が降り
もっと読むいつかみた、あの夏へ 第06話
第06話:奴隷宣言 -1- 「はっ、はっ、はっ、はっ」 テンポよく呼吸をする。 滲む汗、多くなる呼吸、速くなる鼓動を感じ、それでも夕菜は走っていく。 (統一郎さん、統一郎さん、統一郎さん) 一刻も早く統一郎に会いた
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