第5話 美月くんの小さな性器を俺の醜いペニスが広げていく。 大丈夫……なのか? いや、これは彼女の夢の中だ。決定的な痛みを美月くんが味わうことはない。耐えられる程度の痛みを彼女が「想像」するだけだ。だから今は彼女の幼
もっと読む「学園」
プラーナの瞳 第4話
第4話 それからもコーチとの練習は続いた。 私も立派なテニス部員になるために必死で特訓についていった。 1人だけ裸の素振りにも慣れたし、コーチに足を押さえてもらっての股開き腹筋運動も10回できるようになった。 コ
もっと読むプラーナの瞳 第3話
第3話 白兎お嬢様のベッドの上で、俺は緊張で体を固くしていた。 《プラーナの瞳》を使って《夢渡り》をする、という命令を忘れたわけではないのだが、今はそんなことにかまけていられる状況ではなかった。 さっきの秘め事の間
もっと読む好奇心は猫をも殺す 3
-3- 今日も学校は詰まらなかった。 放課後まで黙々と授業を受けて、それで終了。 代わり映えしない日常だった。 1つ違うのは3人組から手紙で呼び出され、空教室に向かっているくらいだ。 手紙にしたのは委員長対策だ
もっと読む好奇心は猫をも殺す 2
-2- 「ご主人様、何処見てるんですか?」 自分の下から甘ったるい声に、菊池太一は現実に引き戻された。 ここは男子トイレの個室だった。 便座に座り、丸出しになった下半身にセーラー服の女子が絡み付いていた。 「気持ち
もっと読む好奇心は猫をも殺す 1
-1- ――死にたくない ソレは残った力を振り絞り、前へ前へと進む。 ――捕まれば、殺される その恐怖が、ソレを突き動かしていた。 ずる……ずる……。 ずる……ずる……。 不気味な音を立てて、ソレが進む。 ず
もっと読む日誌と夕日と催眠術 ~女の子視点~
~女の子視点~ キーン コーン カーン コーン チャイムが鳴ってひとつの授業が終わる。 普通の学生にとっては開放を意味するこのチャイムも、私にとってはそれほどのものではなかった。 「きりーつ!礼!」 日直の掛け声
もっと読む日誌と夕日と催眠術 ~男の子視点~
~男の子視点~ キーン コーン カーン コーン チャイムの音で俺は我に帰った。 また授業中、ずっと小林さんを見続けてしまっていた。 思春期の少年が罹る恋の病というのは恐ろしいもので、50分の授業時間も彼女を見つめ
もっと読むプラーナの瞳 第2話
第2話 「―――篠原さんにお借りしてた御本をお返ししようと思いまして」 白兎さんが、いきなり寮の私の部屋にお見えになるものだから、心臓が破裂するかと思った。 しかも、噂の吉岡先生まで同行しているなんて、いったい何が起
もっと読むプラーナの瞳 第1話
第1話 教室でうたた寝をしていたら、誰もいなくなっていた。 あれ、よっちゃんは? むっちーも? えええ、ひどい。3人で一緒に帰ろうって約束してたのに……。 ひとりぼっちの教室なんて初めてだ。窓の向こうはきれいな夕
もっと読むBloody heart 八話
八話 「んっ……ぐっ……ぁ」 首筋に突き立てた牙が、容赦なくその生き血を啜りあげて行くと同時に、快楽を伴ないながら従属と支配の毒を送り込む。 ガクガクと快楽に震えながら、愛液と母乳を漏らす佐奈の体を抱きしめつつ、俺は
もっと読むサイミン狂想曲 エピローグ
エピローグ あれから、僕と理香子先生は少しばかり話し合った。その結果、全校生徒と教師陣を僕が催眠をかける前の状態に戻すことにした。とはいっても、全員を同時に元通りにしなければ余計な騒ぎが起こることになる。おまけに、生徒
もっと読むサイミン狂想曲 第十一話
第十一話 目覚めたのは、朝の十時をすでに回った時刻だった。のろのろとベッドから這い出し、ママに尋ねると真由はもう学校に行った後だと言う。全身がけだるく、腰が重い。昨日の放課後のセックスショーで、調子に乗りまくって、五人
もっと読むサイミン狂想曲 第十話
第十話 昼下がり。学校の屋上の陽だまりには、さわやかな風が吹き抜ける。校庭、体育館から廃校舎、裏山まで、学校の敷地を一望することができる。適当な場所に腰を下ろす僕の傍らには、制服姿の清美ちゃんと菜々子ちゃんが座っていた
もっと読むサイミン狂想曲 第九話
第九話 薄暗い部屋、ガラス製のテーブルの上に街の地図を広げ、ベッドとしてもお釣りがきそうなキングサイズのソファに腰をかけている。照明はついていないが、壁一面に特設のモニターが設けられていて、その輝きが手元を照らす。モニ
もっと読むサイミン狂想曲 第八話
第八話 バラ色の学園生活を手に入れつつある僕は、うきうき気分で日曜日を迎えた。いま、郊外に続く国道で自転車をこいでいる。実は、麗ちゃんにお呼ばれをしているのだ。本当は、他の四人と一緒に向かうつもりだったのだが、昨夜、真
もっと読むサイミン狂想曲 第七話
第七話 「さぁ、麗ちゃん。この振り子を見て……そう、だんだんと目が離せなくなっていく」 いまだショックに混乱する麗ちゃんの鼻の先に、僕は五円玉振り子をぶら下げて左右に振る。初めは、どうにか目をそらすことができていた彼女
もっと読むサイミン狂想曲 第六話
第六話 始まるまでは長いが、始まってしまうとあっという間に終わるのが夏休みと冬休みと、それに定期試験だ。真由、清美ちゃん、リンダちゃん、菜々子ちゃんの、美少女四人を手に入れて浮かれていた僕は、テストのことをすっかり忘れ
もっと読むサイミン狂想曲 第五話
第五話 僕は高鳴る鼓動を抑えつつ、菜々子ちゃんの前で振り子単調な律動を刻ませる。 「ねえ。菜々子ちゃんは、清美ちゃんのことが好きなんだよね?」 「……はい……清美のことが好き……」 「そして、清美ちゃんは、僕、小野村賢
もっと読むサイミン狂想曲 第四話
第四話 今朝は思いっきり早起きをして、登校した。数人の先生は学校にいるのかもしれないが、敷地内には全くと言っていいほど人の気配はない。テスト期間中だから、運動部の朝練もお休みだ。まだ、朝露の香りの残る校庭を横切って、僕
もっと読むサイミン狂想曲 第三話
第三話 『……てめえ! なめた態度してんじゃねえぞ!! あぁ!? ……』 早朝の会議室、スピーカーが廊下に向けられ、門倉生徒会長の怒声を大音量で流している。僕と生徒会長は、耳をふさぎながらノートパソコンのモニターに向か
もっと読むGAMEs 第一話
第一話 「……でさぁ、生徒会長が超イカスんだぜ。あの黒髪ロングがサラッとこう、風になびいて……」 「あのな、自習だからつってそんだけ喋りっぱなしじゃ、また委員長に怒られんぞ」 白冬高等部・二年一組の教室は、現在自習とい
もっと読むGAMEs 第二話
第二話 放課後。 保健室では沢口亜紀が書類の山と格闘していた。 「うがあぁ~~っ! 早く全員の書類を片付けないと、秋の健康診断の結果を保健所に提出できないのですよっっ!」 白冬学園高等部の生徒数だけを考えても相当な
もっと読むGAMEs 第二話/エピローグ
第二話/エピローグ ────あれから一週間。 学園から自転車で十分の距離に亜紀のマンションはあった。 独り暮らしを始めて以来、本人と家族以外誰一人として訪れる事の無かった場所だ。 今日は何と! 亜紀姉のマンション
もっと読むGAMEs 第三話
第三話 二時間目が終わった二〇分休憩。次はミス・アンジェレッタのキッツーい英語の授業があったと思うんだが、皆リラックスしてるのは何でだろう。 一部自他共に認める系のガリ勉サマがノートとにらめっこしてるのは何時もの話だ
もっと読むGAMEs 第四話
第四話 ●一日目 「……~~~~~っ、分からん」 これまで色々と聞き込みで集めてきた各部の予算状況を整理していたのだが。 こうもバラバラと数字が並んでくると、知恵熱が出て来てしまう。 元々数学とか、生理的にアレルギ
もっと読むGAMEs 第五話
第五話 晩秋の日は短く、夜は早い。 草柳友愛は、学園女子寮の裏手隅に身を隠していた。 服装はロングシャツにジーンズ、その上に厚手のブルゾンを着込んでおり、動き易く目立ち辛い事を狙った私服になっている。 肩にはズシ
もっと読むGAMEs 承前
承前 都心近郊のベッドタウン・弥高(やたか)市は、森の町だと呼ばれている。 元々弥高市は交通の便も良い住宅地として発展してきた町だ。 だが二〇年ほど前にどっかの頭のネジが切れてしまったバカが、とんでもない事件を起こ
もっと読むサイミン狂想曲 第二話
第二話 「あ。おはよう、お兄ちゃん。今朝は早いね?」 制服に着替えて廊下に出ると、同じく身支度を整えた真由と鉢合わせになった。二人で朝食をとるためにリビングに向かう。 「あ~ぁ。今朝も、お兄ちゃんが寝ているうちにフェラ
もっと読むサイミン狂想曲 第一話
第一話 催眠術を極めた僕は、学校中の美少女に催眠をかけてハーレムを作り上げた。僕のクラスの男子は僕だけにしてもらい、残りはお気に入りの女の子だけで構成してもらったのだ。もちろん、全員洗脳済みでイイナリでヘンタイで僕にベ
もっと読むサイミン狂想曲 プロローグ
プロローグ 僕は薄暗い部屋の片隅に身をひそめていた。部室棟二階、倉庫代わりに使われている空き部屋。薄い壁越しに聞こえる、隣の女子テニス部の喧騒が廊下に移動し、離れていく。僕は、手に持っていた愛用の一眼レフデジタルカメラ
もっと読むBloody heart 七.二話
七.二話 「ここは……」 椎野に抱えられて辿り着いた、木造二階建ての安アパートの二階。 そこの一室に降り立って、景色を見た瞬間。 「……痛っ!!」 激しい頭痛が走り、俺は思わずその場に立ちすくんだ。 「セイ君……」
もっと読むBloody heart 七.一話
七.一話 「っ!!」 四点式の本格的なシートベルトのついた車に、生まれて初めて乗せられた俺は、発進直後にその装置の意味を知った。 真っ赤なスポーツカー……特徴的なフォルムとエンジン音からマツダのRX-7だとはすぐに分
もっと読むBloody heart 七話
七話 「……えへへへ♪」 穏やかな笑顔を浮かべ、布団の中で、佐奈が体を寄せてぴったりとくっついてくる。 「どうした、佐奈?」 甘えてくる佐奈の頭を、やさしく撫でてやると、本当に幸せそうに目を細めた。 「あのね……あっ
もっと読むBloody heart Interlude 飯塚佐奈 0-2
飯塚佐奈 0-2 「んふふふ……」 月が近い。 コウモリのような皮膜のついた翼を広げて、私は飛び続ける。 ああ、どこまでも飛べそう……ひょっとしたら、月まで行けるんじゃないか? 角度を変え、急上昇。 世界がどん
もっと読むBloody heart Interlude 飯塚佐奈 0-1
飯塚佐奈 0-1 「あぁぁぁぁ……イイ、気持ちいい!」 逞しい手のひらで揉みしだかれる胸の感触に、私は酔いしれていた。 「もっと、もっとオッパイ触って! 気持ちよくして……」 愛しい彼に触れられるたびに、そこからゆっ
もっと読むBloody heart 六.一話
六.一話 「しっかし……」 俺は、遠藤の今の姿を見た感想を、素直に口にした。 「相変わらずコスプレじみた格好がメチャクチャ似合うな。中学の文化祭の『コスプレ喫茶』の事件を思い出すよ」 さて、以前何かの折にも触れたかも
もっと読むきつねの眷属 第六話
第六話 夜の学校に忍び込むというのは、存外にたやすい。 もっとも、それは、部室棟に限定すれば、の話だが。旧館を再利用した部室棟は、新しく作られた教室棟本館よりも段違いに警備が薄い。運動部の部室がグラウンドに面している
もっと読むBloody heart 六話
六話 「納得いかない」 ナタリアが学校に通い始めて最初の休み時間。 「え?」 「いや、激しく納得いかないんだけど、ちょっと質問に答えてくれないかな?」 転校生という珍獣を見る視線も意に介さず、ナタリアの奴が俺に食って
もっと読むきつねの眷属 第五話
第五話 翌日には、もう早桐は学校に登校すらしていなかった。 俺の命令を違えた以上、あいつとしてはなるだけ早急に俺に謝罪なり何なりの形で誠意を見せておきたいはず。だのに、学校にも登校せず、どころかメールの一つも寄越さな
もっと読むきつねの眷属 第四話
第四話 「あら」 その、狐は。 ソラと共に店内に足を踏み入れた俺の姿を見て。意外、とも、予測済み、とも取れるような、なんともいえない笑みを浮かべ、会釈する。 俺は、その、人を小馬鹿にしたような態度に、内心のどこかで
もっと読むきつねの眷属 第三話
第三話 「ねぇ」 「何だ」 「お風呂、どこ?」 「ああ、階段下りて左……、っていうか、案内してやるよ」 結局その後、行為は本番には及ばなかった。 現実的には早桐は病み上がりの身体だし、ただでさえ体力消耗の激しい中、あ
もっと読むきつねの眷属 第二話
第二話 翌日学校に行くと、早桐の様子が少しおかしかった。 ほんのりと頬が薄ら赤い。といっても別に淫猥な意味ではなく、というか、まあ単刀直入に言うと、風邪をひいているようだった。 普段から、授業前の休み時間などを友達
もっと読むきつねの眷属 第一話
第一話 「はあ!? 昨日、あんだけ言ったのに、アンタ、また忘れたの!?」 「……仕方がないだろ、昨日は忙しかったんだ」 「忙しかった、じゃないわよ。アンタねぇ……、自分が、どういう立場にあるかわかってる? 一組の副委員長
もっと読むBloody heart 五.一話
五.一話 「さて、どうしたものやら」 大和の主砲で消し飛んだ裏山を見ながら、俺は途方にくれていた。 いや、まいった。マジで。いろんな意味で。 だって……大和だぞ? 戦艦大和だぞ? 小学生くらいのガキの頃、御先祖様
もっと読むBloody heart 五話
五話 「一点、一点、一点、こちらが二点……以上、一二点で合計、二千飛んで三四円になります」 精一杯の営業スマイルを浮かべながら、夕食の買出しに来たオバハンから、千円札二枚と五〇円玉を受け取る。 「ありがとうございます、
もっと読むBloody heart 四話
四話 「ちゅぷっ……ちゅぽっ……んっ……」 股間を蠢く感触に、意識が覚醒していく。 朝。 吸血鬼にとって本来睡眠の時間だが、学生生活を営む伊藤清吾にとっては、通学の時間だ。 起きなくてはいけない。 そうおもった
もっと読むBloody heart 三話
三話 「アスカ・ヴァレンシュタインです。よろしくお願いします」 朝のHR。 教壇に立つ、金髪の美少女は、深々と一礼し…… 「そして、さようなら」 次の瞬間、俺と佐奈に向かって『予想どおり』懐から拳銃を抜き放ち、発砲
もっと読むBloody heart 二話
二話 「……熱い」 日光の下を歩く事が、これほど鬱陶しい事とは、思わなかった。 「ちくしょう、残りの学生生活、延々とコレ繰り返せってのか」 ジリジリと肉体を蝕む、日光の中、俺――伊藤清吾は歩き続けた。 まあ、仕方が
もっと読むBloody heart 一話
一話 「では、2-Cの出し物は、お化け屋敷に決定します」 『おばけ屋敷』と、白いチョークで黒板に書かれた文字の上に赤いマルが描かれ、拍手とブーイングが教室を満たした。 「あー、マージーカーヨー。ゼッテーコスプレ喫茶店だ
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