降魔ヶ刻 第五話

第五話 「先生、ちょっと失礼しますっ」 「あら、どうしたの?」 「コイツ、練習中に思いっきり転んで。足が器具に当たって、切れたんです」 「――結構、深いわね。まずは、とにかく止血して。その後で、病院に行った方が良いでしょ

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降魔ヶ刻 第四話

第四話  午後の授業の合間、休憩時間に、水原夏美は目当ての少女を見つけ、声をかけた。 「ユキ、ちょっといいかな」  振り向いた相手は、まさに美少女という言葉がふさわしい女生徒だった。  浅井有紀子――学園初めての、女子の

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降魔ヶ刻 第三話

第三話  欲望の滾りを、少女の胎内に打ち込む。ほっそりとした腰を抱え込み、柔らかくそれでいて窮屈な、温かい柔肉に包まれながら、章司はその奥に精液を吐き出した。 「ぁ、……くぁっっ!」  もうこれで、何度射精したのだろうか

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降魔ヶ刻 第二話

第二話 「ああっ、ぁぁあ!」  女が、よがり狂う声。  田舎の、安っぽいラブホテルの一室。男の上にまたがり、夢中で腰を振る姉の姿に、大島加奈子は部屋の隅に身を縮こませて怯えていた。 「はぁ……いいっ、気持ち良くて…っ!」

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降魔ヶ刻 第一話

第一話 「痛てぇ……」  たったそれだけの言葉を呟いただけで、全身に激痛が走る。息をするのも辛いのに、バカなことをしたものだと、坂下章司はぼんやりとした意識の中で苦笑いした。 (これは、やっぱりマズイんだろうなあ)  ほ

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復讐 三日目

三日目  なんでこんな事になったのだろう。  僕は怒り狂った萩山と対峙しながらそう思った。  そんな僕の隣には加奈がいて、涙を浮かべながら申し訳無さそうな顔をずっと僕に向けている。 「~~~~~~~~~~~っ!!」  萩

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復讐 二日目

二日目  二日目。  昨日はあれから体育倉庫の中で日が沈んだ後も何度も加奈の体を貪り、快感を覚えさせると共に体の芯まで僕の虜にしてやった。  おかげでイクとまではいかないものの、好きと耳元で囁けばあそこを濡らすほどにまで

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復讐 一日目

一日目  次の日。  僕は授業を聞くふりをしながら机の下で操作していた携帯の画面を盗み見る。  名前の検索はすでに終えていて、もう例のプロフィール画面へと飛んでいる。  今画面に映っている名前は高広加奈。  あの時で言え

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復讐 復讐開始

復讐開始 「お前金持ってきたのかよ」  強い声と共に、胸を押されて僕の体は壁に打ち付けられる。  ぐぅっと小さな呻き声を漏らす暇なく、倒れこんだ体に追い討ちをかけるようにして押し付けられる靴の底。 「さっさと答えろよっグ

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