past plane・「悪夢」と「目覚め」と「新たな夢」 天界レム地区・・・ ある女性が書物を書いていた。とはいっても内容は彼女の日記のようなものである。 遠い遠いルナ地区での、繰り返される悪夢。そしてそれを倒した
もっと読む「精神操作」
夢から始まる物語 final plane 後編
final plane後編・「任務」と「友情」と「愛情」 登場人物: レオン・・・天界から来た天使と悪魔のハーフの美男子。天界ではシオンと呼ばれている。『ユグドラシル』の称号を持つ。天使階級は無く、現在最終試験中。
もっと読むNight of Double Mirror 終話
終話 終わる日々と続く日々 「いい、祥? あなたはただでさえ浮いているんだから、まずは無償奉仕で社会に溶け込む事から始めなさい」 私の声は、背後に向けられている。そこには声が向けられる人物が居て然るべきなのだが、周囲
もっと読むNight of Double Mirror 第五話
第五話 合わせ鏡の夜 チキ、チキとシャーペンを鳴らす。いや、鳴っていると言った方が正しいか。 教壇では教師が授業を進めているが、まったく耳に入ってこない。朝の遭遇だけが、頭の中を支配していた。 『昔、そこの悪魔
もっと読むNight of Double Mirror Border liner
Border liner 何時も通りに、始業に間に合うように家を出る。 ギリギリにならない程度に到着できれば、あとは歩く速度を調整してやるだけでチャイムが鳴る前に教室に入る事が出来る。 最初こそアイも文句を漏らして
もっと読むNight of Double Mirror 第四話
第四話 宙を舞う絆 ここにいる理由が欲しかった。 それも、誰かから貰うわけじゃなく、自分で掴み取らなくちゃいけない。 誰かを守って、誰かから必要とされて。 でも、何時か疑問に思ってしまうんだ。自分がここに『いる』
もっと読む復讐 三日目
三日目 なんでこんな事になったのだろう。 僕は怒り狂った萩山と対峙しながらそう思った。 そんな僕の隣には加奈がいて、涙を浮かべながら申し訳無さそうな顔をずっと僕に向けている。 「~~~~~~~~~~~っ!!」 萩
もっと読むNight of Double Mirror 第三話
第三話 壊れた人形 人形を見つめていると涙が落ちる。 理由はよくわからない。その在り方がどこか自分によく似ているからだろうか。 人形は、誰かから望まれなければそこには居られない。でも、人形は考える事も感じる事もでき
もっと読む復讐 二日目
二日目 二日目。 昨日はあれから体育倉庫の中で日が沈んだ後も何度も加奈の体を貪り、快感を覚えさせると共に体の芯まで僕の虜にしてやった。 おかげでイクとまではいかないものの、好きと耳元で囁けばあそこを濡らすほどにまで
もっと読むNight of Double Mirror 第二話
第二話 偽神の契約 暗い湖の畔に、人が立っている。 自分はその後ろに立って、その後姿をぼんやりと見つめている。 その姿を……どこかで、見た事がある気がした。 辺りは静寂。光もない。そんな真っ暗な空間に、その人は独
もっと読む復讐 一日目
一日目 次の日。 僕は授業を聞くふりをしながら机の下で操作していた携帯の画面を盗み見る。 名前の検索はすでに終えていて、もう例のプロフィール画面へと飛んでいる。 今画面に映っている名前は高広加奈。 あの時で言え
もっと読むNight of Double Mirror 第一話
第一話 天より堕ちる者 がたん、と音を立てて屋上のドアが閉まった。 教室の喧騒は肌に合わない。一人よりも二人。そう言う人間が多いが、自分はどちらかと言えば独りの方が気が楽だった。 昼休みになると、決まってここにやっ
もっと読む復讐 復讐開始
復讐開始 「お前金持ってきたのかよ」 強い声と共に、胸を押されて僕の体は壁に打ち付けられる。 ぐぅっと小さな呻き声を漏らす暇なく、倒れこんだ体に追い討ちをかけるようにして押し付けられる靴の底。 「さっさと答えろよっグ
もっと読む姉はツンデレメイド奴隷 中編
~中編~ これは夢です、ええ、夢なんですとも。 僕はただ、果物ナイフを使ってぶちスライムを殺しただけなんです。 ええ、欲しかったのは経験値じゃなくて、1ゴールド硬貨でおやつの飴玉を買おうと思っただけなんです。 な
もっと読む姉はツンデレメイド奴隷 前編
~前編~ 何というか。 思春期を迎えた男として、コレはどうだろう? という目覚め方をしてしまった。 至高の朝の対極。 例えばメイドさんがフェラチオで起こしてくれるとか、味噌汁の具の大根を切り刻むトントントンと
もっと読む夢から始まる物語 4th plane
4th plane・「シオン」と「悪魔」と「天使」 登場人物: レオン・・・天界から来た天使と悪魔のハーフの美男子。明日香にレオンと名づけられる。天界ではリファイスによってシオンと呼ばれていた。天使術『マスターオブスペ
もっと読む夢から始まる物語 3rd plane
3rd plane・「獲物」と「乙女心」と「思い出」 登場人物: レオン・・・天界から来た天使と悪魔のハーフの美男子。明日香にレオンと名づけられる。天界ではリファイスによってシオンと呼ばれていた。天使術『マスターオブ
もっと読むTurn Out Devils Turn Out
Turn Out 1 彼女にとって、「異世界」への入り口は、その日、突然に開いた。 じゃばぁ……っ 満天の星、というわけにはいかなくても多少は輝きが見える空の下、高崎 みのり(たかさき・みのり)は一人、泳いでいた。
もっと読む夢から始まる物語 2nd plane
2nd plane・「リファイス」と「シオン」と「先生」 登場人物: レオン・・・天界から来た天使と悪魔のハーフの美男子。明日香に名づけられる。天界ではシオン。天使術『マスターオブスペース』で相手を支配する。 明日
もっと読むUSBケーブル Interlude
─Interlude ~NG集1~─ 『prologue』から『2nd Connection』までのお遊びです。よければこれで楽しんでください。 ◇◆◇ NG1『ぷろろーぐ』より ◇◆◇ 「おっちゃーん、これなにー?」
もっと読むUSBケーブル 5th Connection
─5th Connection─ 口元をつりあげ、厭らしい笑みを浮かべる男……その立ち居振る舞いは、もう俺には信じることができなかった。 目の前にある男の姿。けれどやつの殺気は俺の背後から突き刺さってくる。これは、す
もっと読む夢から始まる物語 1st plane
1st plane 「レオン」と「力」と「美佳」 ※長編ですのでお時間にご注意下さい。現在全6話(5+α)の予定です。予めご了承ください。です~。 ≪プロローグ≫ 夢とは・・・ ①・・・睡眠中にもつ幻覚。ふつう目覚
もっと読む平凡男のMC日記 第3話
第3話 「んんっ…」 何やら良い香りに誘われるように、目が覚める。 「何の匂いだ…?」 寝起きの頭で暫く考えると、ようやくそれが味噌汁の匂いだと理解できた。 台所の方に視線を移せば、綾が朝食を作っている姿が見て取れ
もっと読む平凡男のMC日記 第2話
第2話 「7時5分か…」 昨日はあれだけ遅く帰ったというのに、俺はいつもより1時間近くも早く出社していた。 実際あまり寝ていない。神経が昂って仕方ないのだ。 「おはようございます」 やや疲れ気味の声がオフィス内にこ
もっと読むUSBケーブル 4th Connection
─4th Connection─ 「それで? 鈴、君には聞きたいことが山ほどあるんだが、もう大丈夫か?」 風呂から上がり、一段落したところで鈴に訊ねる。 この能力のこと、鈴の目的のこと、『あの人』のこと…………聞きた
もっと読む平凡男のMC日記 第1話
第1話 俺は東條 雅史(とうじょう まさし)。 ごく平凡に育ち、ごく平凡に会社に勤め、ごく平凡な生活を送っている。 どこにでも居る普通の男だ。 唯一つ、人と違うモノがあるとすれば…、それは「他人の人格(価値観)を
もっと読むUSBケーブル 3rd Connection
─3rd Connection─ ──チ、チチチ…… 可愛らしいスズメの鳴き声とともに、カーテンの隙間から朝日が差し込む。 決して汚い部屋ではないが多少なりと宙に舞っている埃によって光が乱反射し、まるで天使が舞い降
もっと読むUSBケーブル 2nd Connection
─2nd Connection─ とりあえず、身近なモノでケーブルの使い方を練習した。 面白いことに、テレビに接続すると、電源を入れてないにもかかわらず、番組が脳内へと流れ込んできた。しかも、複数のチャンネルを同時に
もっと読むUSBケーブル 1st Connection
─1st Connection─ 「っ……はっぁ……!!」 喉から侵入したソレは、俺の体内で歪にカタチを変えていた。 針のように鋭く喉を突き刺した一端は、二股に分かれ、俺の両目の視神経へと接続された。 ケーブルの中
もっと読むUSBケーブル prologue
─prologue─ 「? なんだコレ?」 学校の帰り道……俺は近所のパソコンショップにいた。 とはいえ、ここはただのパソコンショップではなく、少しマニアックな周辺機器などを置いている店だ。 ──そして、その店の奥
もっと読むHEART×HUNTER 綾乃編
綾乃編 あの日私は最大の屈辱を味わいました。 その日から私の人生が狂いだしたのです。 高校1年の秋頃でした。 私はちょっと用事があったので車で送ってもらいました。 といっても新作のブランド品を見に行くところだっ
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麻衣編 ある女の前に男女が跪いている。 その女は誇らしげに笑っている・・・ それを柱の影から眺める女性が居る・・・ 「わ、私が・・・私がやるしかないんだ・・・」 大きく深呼吸をすると、勢い良く飛び出していった。
もっと読むHEART×HUNTER 優嘉編
優嘉編 男の名は結城龍正。 その男と寄り添いながら歩く女・・・ 学校中がベストカップルと認める2人。 そしてその様子を怒りと悲しみを込めて見つめる女の名は、黒田優嘉・・・ これは龍正と優嘉のみが知るお話・・・
もっと読む書の未知 邪の道 満ちる未知
はじまりは生意気妹・アカネ ひょんなことから主人公・シロウの手元に渡った特別な力を持つマジックペン。 マジックペンは書いた文字が、モノによっていろいろな形で効力を発揮するペンだった。 缶詰に開かないと書けばなかなか
もっと読むTomorrow is another 第十話 日常
第十話 日常 『人はどうして生き続けているんだと思う?』 『生そのものが、生物として存在している証左だ。生きるために命を繋ぐのは、生物の範疇である人にも当然当てはまる』 『しかし、私はそれを解答とは思えない。人の人たる本
もっと読む淫魔 (1)
(1) 淫 魔 暖冬の影響か、3月半ばというのに桜のつぼみが今にも咲きそうに膨らんでいる。気象庁の予想では例年よりかなり早くなりそうだ。そんな桜の木が街路樹に並ぶ都内のある繁華街の駅前の広場。その広場のベンチに先ほどか
もっと読む催淫師 嵐前
─ 嵐前 ─ 雨桶市全域にかかった霧は、朝日に照らされ緑色に光っている。道行く人々はその不自然さに疑問を表すこともなく、歩を進めている。 「ああっ・・・」 不意に一人の女性が喘いだ。彼女の顔は上気し、口の端からは涎が
もっと読む神崎くんの能力 音楽教師の虜になってみる
~音楽教師の虜になってみる~ 「あ、あ、あっ、あン!!もっと、もっと突いて、ねぇ、お願い!!」 音楽室は僕の城だ。今日も音楽教師の立花友美を犯している。三二歳のわりにプルンとした瑞々しい肌をしており、何よりもFカップの
もっと読む汚染 中編 その1
~ 中編 その1 ~ コツ、コツ、コツ・・・・・ 暗く長い廊下を歩いていく。 目の前に大きな観音開きの扉が現われた。 俺はその扉を力をこめて押した。 『ギー・・・・・・』 という音をたてて扉が少しずつゆっくりと
もっと読む神崎くんの能力 電車で見つけたお姉さんを堕としてみる
~電車で見つけたお姉さんを堕としてみる~ 僕が登下校に使っている駅はローカルな無人駅だ。ただ、朝と夕方の混雑時だけは駅員が一人だけいる。とは言え、混雑と言っても、都心の駅のようにラッシュになるような事はないので、駅員は
もっと読む汚染 前編 その2
~ 前編 その2 ~ 「ねー、みんな今夜うちでパーティーやろうよ」 俺は、研究室のみんなの前でこう提案した。 「パーティー? なんのパーティー?」 「えっ、そうだな俺の記念日パーティーかな」 「何の記念日?」 「そんな
もっと読む神崎くんの能力 生徒会長を嗅がせてみる
~生徒会長を嗅がせてみる~ 音楽室を後にした僕は廊下で立川瞳とすれ違った。彼女は僕よりも年上で生徒会長だ。彼女は僕のことを知らないだろうが、僕から見れば彼女は有名人で、眉目秀麗、成績優秀、学園のマドンナ的存在である。
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~女教師と姦ってみる~ 僕は神崎嘉昭、中肉中背、顔も平凡、と言うか、あまり印象を強く残さないどこにでもいそうな顔で、初めて会う人に一度で顔を覚えてもらえることが少ない。それどころか、他の誰かに間違われる事が多いくらいだ
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~ 前編 その1 ~ 少しづつ、すこしづつ・・・・ それは誰も気づかないうちに進行していく・・・・・・・ しかし、それは確実に・・・・・ それ自体、何も起こしはしない。 人に害を与えるものでもない。 無色・透
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《ROOM#3》 TOSH「でも、ナナさん」 TOSHの台詞。背筋に悪寒が走る。言葉使いこそ優しいが、一番恐ろしいのはこの男だ。 TOSH「もしかして、今日はもう終わりとか思ってませんか?」 え? 笑顔の仮面が剥がれ
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《ROOM#2》 【処】 【女】 1つずつ表示されていく文字。 【告】 【白】 HNA 「わーい!」 ill「そんなことに4文字も使うか。だがその心意気や良し!」 次々と表示される全員の承認。 いまいち意味が分か
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《ROOM#1》 『時給5000イェン。リラックスした雰囲気でできる簡単な仕事です』 簡単な仕事にしては報酬が高すぎる。おいしい話には罠がある。私だってそれくらいは知っていた。 それでも、私にはお金が必要だった。親の
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第九話 記憶 ――雪美ちゃんが欲しいんなら、いらなくなるまでやるよ。 確かにそう言った。 言ったのだが―― 「ちゅっ、ちゅちゅっ、れるっ、むちゅっ、にゅちゅっ、うむっ、むうっ」 いつになったらいらなくなるのだろう
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第八話 人形 眩しい。 照明の光に覚醒をうながされた俺は、まだまだ眠り足りないがこれから眠る気にもなれない、という中途半端な目覚め方をした。 なんだか眠った気がしない。疲れも身体に残っており、全身を蝕むだるさに身体
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第七話 偽愛 「ぐはっ!」 地面に飛びこんだ衝撃に、肺の中の空気が無理矢理押し出される感覚。 腕は痛む。だが、それだけだ。動けなくなるほどの怪我、悲鳴をあげたくなるような激痛、そんなものは何もなかった。 運がいい!
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