デュエリスト 「これで俺のターンはエンドだ」 「わたしのターン、ドロー3、ジュエルスライムを除外。……モンスターを召喚準備、魔法カードを1枚凍結、ターンを終了します。ゆーきくんのターンだよ」 今俺は麻奈とカードゲームを
もっと読む「催眠」
催眠塾 第十一話
世界を作る者 今日から……新しく入る講師を教育しなければならないが、どうにも大人と言う奴は苦手だ。 俺が学校の先生の道を諦めた理由の一つに、他の先生との付き合いができないというのがある。 が、この塾にしたって、他の
もっと読むTEST 5th-day Vol.8
**********5th-day Vol.8********** 【 台場 DEX内 にゃんにゃんハウス(裏店)】 それは奈緒達の姿が舞台のそでに消えた直後だった。 店内に流れていた音楽が軽快な音楽に変わる。 ジ
もっと読むTEST 5th-day Vol.7
《前回までのあらすじ》 女性が巻き込まれる凶悪犯罪専門組織として結成された警察機構『レディースワット』。チーム6はその中でも「売春・人身売買」を中心に活動するチーム。 いよいよ組織売春のシンジケート『セルコン』主催の
もっと読む光の満ちた部屋
強く思い続けた願いはいつか叶う。 毎日が平和だが平凡だと嘆く普通の少年の生活にも当たり前の様に転機が訪れる。 どんなに平凡な少年が主人公でも見飽きるほどお決まりの法則が当てはまってしまう四角い二次元な世界。 その
もっと読むTEST 5th-day Vol.6
《前回までのあらすじ》 女性が巻き込まれる凶悪犯罪専門組織として結成された警察機構『レディースワット』。チーム6はその中でも「売春・人身売買」を中心に活動するチーム。 いよいよ組織売春のシンジケート『セルコン』主催の
もっと読むTEST 5th-day Vol.5
《前回までのあらすじ》 女性が巻き込まれる凶悪犯罪専門組織として結成された警察機構『レディースワット』。チーム6はその中でも「売春・人身売買」を中心に活動するチーム。 いよいよ組織売春のシンジケート『セルコン』主催の
もっと読むなみのおと、うみのあお Other3 -夏美&冬香-
- Prologue - 今日の天気は、これぞ五月晴れ!というぐらいに気持ちいい。 生まれ変わったわたしにふさわしい、世界に祝福されているみたいな朝だ。 ちょっと大袈裟に聞こえるかも知れないけど、わたしの中で、それ
もっと読むTEST 5th-day Vol.4
《前回までのあらすじ》 女性が巻き込まれる凶悪犯罪専門組織として結成された警察機構『レディースワット』。チーム6はその中でも「売春・人身売買」を中心に活動するチーム。 いよいよ組織売春のシンジケート『セルコン』主催の
もっと読むTEST 5th-day Vol.3
《前回までのあらすじ》 組織売春のシンジケート『セルコン』の大規模な人身売買オークションの情報を掴んだレディースワット チーム6は、いよいよ当夜の組織壊滅作戦に向けて着々と準備を進める。自身の昇進に固執するチーフの明智
もっと読む職員室の補習
みーんみんみんみんみんみん・・・・・ 蝉の大合唱が世界に響く。 強い日差しが外を照りつける中、月野 硯(つきの すずり)は冷房の効いた職員室に一人いた。 カァーンと乾いたいい音がつけっぱなしのラジオから響いてくる
もっと読むRun up Love! Run up Love!
「やっぱり、お金持ちは違う…」 今は誰もいない『お姉さま』の部屋をきょろきょろと物珍しそうに見渡しながら、私は思わずつぶやいた。 大きさはうちのリビングよりも広く、敷き詰められた絨毯は柔らかく、調度品はどれも格式高く
もっと読むうらぷら 第6話
第6話 「イカせて・・・・・イカせて・・・・・イカせて・・・・・」 静かな部屋。闇に包まれた部屋に声が響く。 魂希は仰向けになり、焦点の合っていない瞳で茫然とどこかを見ている。僅かに開かれた口からは壊れたテープレコー
もっと読むうらぷら 第5話
第5話 「ぁぁ・・・・・」 ビクン、ビクンと朱美の体が時折震える。 その貌は快楽にとろけ、様々な体液が全身にまみれている。 『朱美』 「ふぁぃ・・・・」 指輪から陽子が話しかける。 『とても気持ちよかったでしょ?』
もっと読むうらぷら 第4話
第4話 チュンチュン・・・・・ 窓の外から雀の鳴き声が僅かに入り込んでくる。 「ん・・・・・・」 差し込んできた光を浴びて、朱美は目を覚ました。 「あ・・・・・・寝ちゃったんだ・・・・・・」 パソコンデスクに突っ
もっと読むTEST 5th-day Vol.2
《前回までのあらすじ》 組織売春のシンジケート『セルコン』の大規模な人身売買オークションの情報を掴んだレディースワット チーム6は、いよいよ当夜の組織壊滅作戦に向けて着々と準備を進める。自身の昇進に固執するチーフの明智
もっと読むうらぷら 第3話
第3話 ギィィィィィ・・・・・ 戸の軋む音が部屋に響く。 照明が点いていない部屋の中は薄暗く、突然の光に水乃は眼を細める。 そこには緑色の髪の毛をした男とその後ろに控える巫女装束に似た服を着た少女の姿があった。
もっと読む家庭教師 オペレーション
オペレーション 駅では、パティが改札を出た所で待っていた。 「パティ」紀子は手を振りながら呼んだ。 「ハーイ、ノリコ」 「パティ、こちら一也君」 「一也君、こちらパティ」 「ハーイ、パティ。ナイスチューミーチュー」 「
もっと読む家庭教師 フォーリンスチューデント
フォーリンスチューデント 月曜日の朝、紀子は眠りながら洗濯物を片付けていた。正確には本人は朝まだ眠っているつもりだが催眠状態下での作業だった。洗濯物を取り込み何時ものように片付け終わるとまた何もなかったようにベッドに戻
もっと読むセールスマン
とある昼過ぎのマンションの前に、鞄を持ったスーツの男が立っていた。 男はエレベーターを登り、マンションの一室の前に行く。 マンションに入って以来、一人として住人を見ていない。この時間、住人は家にいるか、すでに出かけ
もっと読む魔性の少女 最終章
最終章 「行くの?」 ぼくは、舞ちゃんを後ろから抱き締めて、そう聞いた。 もう、何度も聞いたというのに、もしかしたら引き止められるかも知れない・・・なんて、ありそうも無い希望に縋って。 「ええ。そんなに掛からないと思
もっと読む魔性の少女 第六章
第六章 ― 1 ― ちゅ。ぴちゅ。ちゅっ。ちゅぴっ。 ぼくの目の前で、妹達が汗にまみれ、ねっとりとしたキスを交わしている。 汗できらきらときらめく肌を部屋の白い蛍光灯の光に晒して、まるで一つになろうとしているみたい
もっと読むきれいな石 第2話-4
第2話 Part. 4 6時半に恵美ちゃんと駅前の喫茶店Sで待ち合わせをしているので俺は、仕事をさっさと片付けると恵美の待つ喫茶店へと向かった。待ち合わせに指定した喫茶店は、会社からは駅の反対側に位置しており、会社の人
もっと読むきれいな石 第2話-3
第2話 Part. 3 翌朝、俺が目覚めると洋子はもういなかった。恵子が俺を起こしに来た。 「ご主人様、起きてください。そろそろ起きないと遅刻しますよ」そう言って恵子が起こしてくれた。 ぎりぎりまで寝かせておいてくれ
もっと読むきれいな石 第2話-2
第2話 Part. 2 創作料理のお店Mは、俺の家と会社のちょうど中間にあるおしゃれな居酒屋だった。俺がこんなしゃれた店など知っているはずもなく香織に連れて行ってもらった店だった。居酒屋と言っても大半がカップルか女性客
もっと読むきれいな石 第2話-1
第2話 Part. 1 この石を手に入れてから1週間が経っていた。あの運命の日つまり、易者風のおじいさんに呼び止められた日から丁度1週間になる。 その間、俺は香織でいろいろ実験を行い、この石の運用方法と言うか、利用方
もっと読む闇から伸びる光の螺旋階段 1
prologue 世の中には、自分たちの知らないことが多い。 自分達が住んでいる。日本の中でも、裏では知らないことは意外とあるみたいで……。 これは、浅香 勇哉という見た目ごく普通な人が東京を舞台に、 夢闇という一
もっと読む教室の恋人
「さって・・・帰るか・・・・」 男子生徒は一伸びして、そう呟いた。 読んでいた本をぱたりと閉じて鞄へとしまう。そして、前髪を軽くかき上げると日差しの強い屋上を後にした。 校舎は静かで、先程まで満ちていたテスト後独特
もっと読む女王の庭 第9章
第9章 迷宮の小鳥 (3/3) 13 マーメイズホテルの外で、センセイたちが待っていた。 センセイはまた、小田とシュウ君に両側から挟まれて、身体をくねくねとさせていた。甘ったるく顔を赤らめて、見るからにイヤらしくい。
もっと読む視聴覚室の従属
「ちょっとっ!」 麗らかな昼下がり。視聴覚室で昼寝をしていた男子生徒は、そのいらだたしげな声で叩き起こされた。 まだ完全に覚醒していない頭、トロンと眠そうな目を瞬かせて擦りながら見上げた先には一人の少女が仁王立ちをし
もっと読むリアルゲーム 一話
1話-a:最初の獲物達~紹介パート~ 春休みという予行演習が終わり、今日からいよいよゲームが始まる。 「影路様、いよいよですね」 「ああ、美羅」 「はい」 「お前に『指令』を送る」 美羅の瞳から光が消える。 美羅に
もっと読む女王の庭 第9章
第9章 迷宮の小鳥 (2/3) 7 遅い昼食はマクロナルドで済ませる。 昨夜里穂が立てた計画では、隣接するショッピングモールにあるオシャレなカジュアル・フレンチで、ゆっくりとランチを楽しむ予定だった。センセイと今井さ
もっと読む催眠塾 第十話
連鎖反応 チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン……。 私が大学から帰ってき来ると、そのタイミングを待っていたかのように携帯が鳴った。 一色ビオラ……私が家庭教師をしているすみれちゃんのお母さんだ。 「
もっと読むリアルゲーム プロローグ
プロローグ:予行演習 俺の名は影路(えいじ)。苗字は、まぁ今は伏せておこう。 今日、市立の学校を卒業したばかりだ。春休みが終わったら県内の名門校に入ることになっており、その先はできたら東大へ行きたいと思っている馬鹿だ
もっと読む催眠塾 第九話
籠絡 「ねえ、ママ。私も塾に行きたいんだけど、いいでしょ?」 塾に行きたいと言う気持ちをママに伝える事にした。こう言う事は早いほうが良い。 「……あなた、椿先生と何かあったの?急にそんな事を言い出すなんて」 「うぅん、
もっと読む虚像現実 @ch.2
@ch.2 アレから一週間後。 仕事の後に、勤労の報酬を受け取る俺がいた。 「んんっ・・・!じっ、事務所じゃダメですぅっ・・んっ、んっ、んっ!」 顔を紅潮させ、立ったまま、抱きしめるような格好で身体を俺に預けたたま
もっと読む魔性の少女 第五章
第五章 ― 0 ― ぼくは、言語に置き換えがたい爽快感を感じている。 言葉にすると、それは日常とか、常識とか、道徳とか、世の中を成り立たせる為のルールから、激しく逸脱しているものになるだろう。 けれど、世の中を構成
もっと読むクリスタルの中庭 第四話
第四話 (14) 夜、珍しく家の電話が鳴った。この屋敷の番号を知る者は、数えるほどしかいない。 「もしもし。私だ」 それはあの催眠術師の声だった。僕にこの生活をもたらした、あの男だ。 「入金を確認した。一言、お礼が言
もっと読む女王の庭 第9章
第9章 迷宮の小鳥 (1/3) 1 ポスターの中から、エビちゃんがこっちを見つめている。顔をわずかに左に傾け、上目使い気味に大きな瞳を輝かせて、ニッコリ笑いかけてくる。 ふえー、かわいいっ。 里穂はうっとりと見つめ
もっと読む催眠塾 第八話
束縛の歌 「ねえ、すみれちゃん。今日家に行っても良い?」 なんだか今日はすみれちゃんと遊びたい気分。塾も無いしね。 すみれちゃんはクォーターでブロンドの髪の毛のお人形さんみたいな可愛い女の子。大人しい印象もあるし、そ
もっと読むクリスタルの中庭 第三話
第三話 (10) 「ねえ。日奈ちゃん」 日奈の口に二度目の精を放った後、僕は口を開いた。日奈はザーメンを、喉を鳴らせて飲んでいた。 「ン…なあに?ご主人様」 「もしさ。僕が日奈ちゃんを抱きたいと言ったら、どうする?」
もっと読むクリスタルの中庭 第二話
第二話 (7) ベッドの中の葉月は、体を毛布で隠しながら僕を睨んでいた。睨みつつも、手を伸ばして自分が着るべきメイド服を要求していた。僕は天にも上る気持ちだった。憧れ続けた葉月と、その妹を手に入れたのだ。僕専用のメイド
もっと読む催眠塾 第七話
画策をする者 ふぅ……。 俺はため息をついた。 面倒くさい。 俺は封筒から今月の授業料を取り出していちいち数えて記帳する。 確定申告しなければならないのだから仕方が無いのだが、はっきり言って面倒くさい。どうした
もっと読む虚像現実 @ch.1
@ch.1 「たまきちゃん。お疲れ!」 「あ、山本さん、おつかれさまです!」 元気よく挨拶を返してくれた少女。艶のある黒髪を腰まで伸ばし、大きな二重の眼と、ハリのある声、ちょっと犬チックな口がチャームポイントアイドル歌
もっと読むクリスタルの中庭 第一話
第一話 (1) ガシャン。 背丈の倍ほどもある大きな鉄の扉を、僕は閉じた。僕の家の正門だ。その先には、木立に囲まれた屋敷の屋根が見えている。人の気配は無い。当然だ。今この家の住人は、僕一人なのだから。見送る人もなく、
もっと読む魔性の少女 第四章
第四章 ― 0 ― 舞ちゃんとセックスした夜。 あの時からぼくもまた変質を余儀なくされた。 それほどまでに、舞ちゃんの身体は甘美だった。 柔らかく、しっとりとした感触の肌。 甘い体臭。 そして、快楽神経を直接
もっと読むホームステイ
夏。 これ以上ないほどにクソ熱い、夏。最高気温35℃、最低気温28℃の夏。 見知らぬ東京訛りの人が尋ねてきて、1週間ほど泊めて欲しいと頭を下げた。 迷惑代として、と差し出された3枚の諭吉先生。それに加えて家事や雑
もっと読む繋ぎ
「ば、ばかぁ!!」 何気ない日常。教室内に響き渡る声。 「な、なんで私があんたと一緒に買い物しなきゃなんないのよ」 こいつの名は朱音(あかね)。俗に言う幼馴染。 「だってさ、一人で買い物行っても面白くないじゃん。だか
もっと読む名もなき詩-シーソーゲーム- 第4話
4. 結城君が帰ってきた。 「旨い!やっぱ料理は優嘉と狩野がいい勝負してるぜ」 やっぱり。何だか許せないのよねぇ・・・ 何だろう。面倒見たがりなのかな?私は。 「結城君!私のことは「樹莉さん」とお呼びなさい」 (こ
もっと読む名もなき詩-シーソーゲーム- 第3話
3. 私達は樹莉からスケジュールの全てを詳細に聞き出した。 そして飛騨と会わない日は私達のおもちゃになった。 目を覚ましたら凄く気持ちよく飲んでいたと思い込んでいる。 今日も舞台はラブホテル・・・ 琉璃が樹莉を
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