TEST 4th-day Vol.4

**********4th-day Vol.4**********  【4th-day あらすじ】  本物の陣内瑠璃子が発見されたことを知った瑠璃子はスパイとして瑠璃子の招待を探るべく学院に潜入した捜査員・茶羅との接触を

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音楽室の嬌声

 それは昼の事だった。  その日はちょうど、テストの最終日でいつもなら午後に続く授業も今日はもうない。  音楽やテレビの話題。放課後の予定。部活の内容。テストの結果等、生徒達の喧噪の広がる。  そんな廊下を天音 霞は空に

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TEST 4th-day Vol.3

**********4th-day Vol.3 ********** 【 渋谷 道玄坂警察署 】  陣内瑠璃子の身柄確保―  奈津美がその報を受けて、道玄坂署についた時には、すでに園美と樹里が取調室前の廊下にいた。 「ど

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きれいな石 第1話

第1話 「ちょっとそこのお兄さん」とある街の繁華街で易者風のおじいさんに呼び止められた。 「あんたちょっとこっちへ」普通に声を掛けられただけだが、なぜかその声に従った。  普段の俺はそんな呼び込みにはまるっきり応じず無視

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TEST 4th-day Vol.2

**********4th-day Vol.2**********  陣内瑠璃子は、特殊な能力をもっている。  彼女は『セルコン』と呼ばれる組織の目に留まり、強制的に『TEST』といわれる課題を負うこととなった。  奔放

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TEST 4th-day Vol.1

********** 4th-day   Vol.1 ******* 【 聖オスロー中等学校 面談室】  早朝、学内の面談室で学年主任の奥津真矢からの30分にわたる説明で琥南の転入手続と入寮手続が済まされた。 「寮には最

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TEST 3rd-day Vol.3

********** 3rd-day   Vol.3 ******* 明智 祐実:レディースワット チーム6の若すぎるチーフ。       直情的で上昇志向が強く、またほとんどのチームメートが彼女の先輩にあたりチーム内で

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TEST 3rd-day Vol.2

********** 3rd-day   Vol.2 ******* 明智 祐実:レディースワット チーム6の若すぎるチーフ。直情的で上昇志向が強く、またほとんどのチームメートが彼女の先輩にあたり、チーム内では浮き気味。

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保健室の情事

「ん?」  養護教諭弥生 織絵(やよい おりえ)はその変化に気が付いた。  自らの職場にして、自らの城。保健室のベッドには隔離するためのカーテンが引かれている。つまり、誰かが使っているという事だ。だが、織絵はそんな話は聞

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TEST 3rd-day

伏見 紀香:   レディースワット(LS)統括本部局長。   常に暴走しがちな祐実を苦々しく思いつつ、実績を出す彼女を評価している。   心情的には奈津美よりであるが、職務上中立であろうと心がけている。 明智 祐実:  

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催眠塾 第三話

友達と……  今日は塾がある。今日はマナちゃんとアオちゃんと一緒に塾に行くことにした。 「マナちゃん、まだぁ~?」 「ランちゃん、もうちょっとまってよぉ~!!」  塾までは電車で15分くらい。駅までは自転車で10分くらい

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誤認

「ま、まただわ…」  私は沸きあがってくる衝動を押し殺すのに必死だった。  わずかでも油断していると、堰を切ったように体が動き出してしまうのではないか、そんな怯えが今の私の心を支配していた。こうしている今も、こちらに向か

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TEST 2nd-day

伏見 紀香:  レディースワット局長。チームが組織の広告塔だったキャンギャル時代からの叩き上げ。常にクールで判断力・指導力に優れている。 Lady Swat TEAM No.6 明智 祐実 :【チーフ】 メンバーとして配

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催眠塾 第二話

第二話 「秘蜜の歌」  くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ……。 「んっ……」  塾のテストを受けに行った日から続いているお風呂での一人遊び。イケナイ事だと思う。でも、何かほわほわして気持ちいいの。  身体を洗いながら、泡だら

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TEST 1st-day

「は~い、これからテストをします」 「えぇ~、テストなんかキラーイっ!」 伏見 紀香:レディースワット(LS)統括本部局長 明智 祐実:レディースワット(LS)チーム6のチーフ 伊部 奈津美:同副長 松永 奈那:チーム6

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催眠塾 第一話

第一話 「蕾を摘む者」 「テストって言っても、そんなに心配しなくて良いから。簡単なものだからね」 「はい……」  ここは俺の城だ。この中では俺は何でも出来る。  小花学習塾。それが俺の城の名前。  俺は子供が好きだった。

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