催眠太郎 1話

1話 【◇◆◆◆◆】  俺の話をしよう。まずはそうだな、自己紹介から。  名前は催眠太郎。26歳、男。催眠が苗字で太郎が名前。ふざけた偽名だが、俺はふざけたことが好きなので全く問題ない。それに本名は封印してしまったのでも

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旧校舎 第二話

第二話 「ねえ芹華。相談したいことがあるんだけど、いい?」  授業が終わって帰る準備をしていると寺島遥に声をかけられた。遥から相談を持ちかけられるのはなんだか久しぶりな気がする。前はよく遥の悩みを聞いたものだったが、ここ

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旧校舎 第一話

第一話  昼休み。  僕は本を読むふりをしながら南條芹華の横顔を眺めていた。アーモンド形のパッチリした目に高く通った鼻筋、シャープな輪郭と抜群に整った顔立ちに170cmを超える長身。芹華と談笑している寺島遥も十分美少女と

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バイト研修

 彼女、秋本麻衣(あきもと まい)は、どこにでもいる今時の女子大生だ。  明るい性格で、肩まである、ふわっとウェーブのかかった明るい茶色の髪に丸顔でくりっとした大きな瞳の愛くるしい顔立ちの子だった。  バイトをしようと思

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タクマ学校 その9

その9 中古車ディーラー勤務 柿本隆夫  本来なら、こんなに早起きした朝は、凄く気持ちがいいはずだ。親父が定年になってからというもの、しょっちゅう両親は旅に出てる。俺はその隙に恋人の恵理を家に連れ込んで、新婚生活みたいな

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タクマ学校 その8

その8 出版社勤務 早川理沙  ショッピングモールでのんびりとウィンドーショッピングなんて出来るのも、思い切って半日有給をとったおかげです。バッグや服を見ながら、私はユウタが気に入ったゲームソフトを決めて、私を呼びに来る

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タクマ学校 その6

その6 高校生 正木啓一  ふと教室が騒々しくなっているのに気がついて、教科書にアンダーラインを引きながら熟読していた僕の集中が途切れてしまいました。また自主学習の時間を、ミツオが潰そうとしてるみたいです。彼の席の周りに

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タクマ学校 その3

その3 女子高生 秋里梢  私が部活が終わって家に帰ろうと、校門からバス停に向かって歩いていた時、私を呼び止めたのは、意外な相手でした。クラスの不良、藤堂陽子です。私は彼女とは、どちらかというと仲良しというよりも、敵対関

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タクマ学校 その2

その2 友人 川口ツトム  タクマが何人かの相手に、集団催眠を試してみたいという話をしだした時、僕はタクマに、前に庭で詩織ちゃんとエッチなことをした時とか、由利恵ちゃんのボインをイジりまくった時みたいな、友達を集めての催

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タクマ学校 その1

その1 友人 川口ツトム  タクマが、タクマだけの催眠術の道に入り始めたのは、僕らが小学校5年生、11歳ぐらいの頃だと思います。それまではクラスでも全然目立たない、ただの大人しい奴だったんです。僕はけっこう運動とかケンカ

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