【後編・そして私たちはキスをする】 「…………」 言葉が出てこない。 身体が震えて、息苦しくて、声をだすことができない。 謝らなければ! そう思っているのに、頭ではわかっているのに、 「……なんとか、言いなさいよ」
もっと読む「催眠」
キャッツ・アイ 第9章
第9章 某所 使用人室 AM0:00―――――― 窓の無い広めの部屋に、得体のしれない音が響いている。広めと言っても、ベッドが8つもあり、8人が寝泊まりするには狭い中途半端な広さであった。男がこの屋敷を手に入れた時、前
もっと読む英理と里彩 後編・上書き保存
もう何度目になるのだろう。 私の目の前で可愛く喘ぐこの娘を何度愛したか、私はいつも考えてしまう。 「ぁん……はぁ……里彩ぁ」 数えることに意味なんてない。何度シたって飽きることなんてない。 「ひぁっ!ソコ……あぅん
もっと読む文化祭実行委員の放課後 その1
その1 「はいっ!これでおっきーは椅子から立てません」 「おぉ~、マジだ。すっげぇ~!」 運動部員がグラウンドで汗を流す放課後。僕ら男子三人は人気のない教室で、この間ネット通販で手に入れた催眠水晶で遊んでいた。 「僕が
もっと読む馴奴 四 後編 双花競艶
後編 双花競艶 「さあ、どうするの、四宮さん?」 栗原を先輩と認める。そんな屈辱的なことはない。 しかし、そうしないと竜泉寺の人形にはなることはできない。 それに、一度人形として認めてもらえば、その後で立場を逆転さ
もっと読む馴奴 四 後編 折花攀柳
後編 折花攀柳 「さあ、どうするの、四宮さん?」 栗原を先輩と認める。そんな屈辱的なこと、できるわけがない。 「そんなことっ、できるはずがありませんわ!」 「そう?じゃあ、この話はこれっきりね。ずっとそれで自分を慰めて
もっと読む馴奴 四 前編
前編 落花狼藉 「なあ、最近、栗原のやつ変わったと思わねーか?」 「思う思う!あいつ、あんなに美人だったっけ?」 「いや、前は全然ぱっとしない感じだったぜ」 朝、教室の中で男子たちの話す声が聞こえる。 「そうだよなぁ。
もっと読む馴奴 三
「よし。じゃあ、タイムを計るぞ、今村」 顧問の杉本先生が、ストップウォッチを構え、手を上にあげる。 「はい、先生」 少し緊張した面持ちで頷く、競技用の青いショートパンツにランニングシャツ姿の少女。髪をショートにした、
もっと読むかけられて
きゃっ・・・なにこれ。身体が動かない・・・ ダメだよ、和也。そんなことしちゃ・・・やだ・・・やだったら・・・ あっ・・・眼がコワイよぉ・・・ ダメ・・・あたしおっぱいが感じるの・・・ブラの上からでも・・・ダメだっ
もっと読むさよならウィザード 第2話
第2話 佐藤ルナは、中学生になってから更に人気を増しているようで、教室でもいつも中心にいた。 今日も自慢の黒髪を面倒くさそうにかき上げ、周りに集まる女子の楽しげなトークを、つまらなそうに聞き流している。 そういう気
もっと読むさよならウィザード 第1話
第1話 魔法使いに会いたいと、エリは言った。 僕らはマンションの屋上で、固い床に背中を痛めつけられながら、見つけたばかりの一番星を仰いでいる。 魔法使い、と僕は口の中で繰り返す。 彼女が見たアニメでは、魔法使いは
もっと読む英理と里彩 中編
中編 目覚めは最悪だった…… まったく思い出せないが、かなり悪い夢を見たらしい。 気持ち悪いくらい全身がべったりと嫌な汗をかき、パジャマはもちろん布団も湿り気を帯びている。 真夏だってこうはならないのに。 シー
もっと読む馴奴 二 後編
後編 お薬はお口で…… 火曜日。 佐知子が待ちわびた、竜泉寺の検診の日がやってきた。 由佳の触診のおかげで、なんとかこの日まで頑張れたと佐知子は信じていた。 先週、由佳の触診の後、佐知子が気付いたときにはもうだい
もっと読む馴奴 二 前編
前編 検診は裸で…… 「ふう、今日はこのくらいにしておこうかしら」 木下佐知子(きのした さちこ)は放課後、整理していたファイルを閉じると軽く肩を揉みほぐす。 もう、3階にある国語科準備室には夕日が射し込んできていた
もっと読む馴奴(じゅんど)
始業式の後のホームルームが終わり、皆が一斉に立ち上がる。家に帰る者、早くも部活に行く者、うちの学校は2年から3年になるときはクラス替えがないので、教室の中の雰囲気は去年までと同じ、見慣れた放課後の空気に包まれている。
もっと読む英理と里彩 前編
前編 「このライトを見て……絶対に目を逸らさないで……目を閉じるのもダメ。英理は今、ライトを見ています。英理は今、ライトしか見えていない……」 英理の視線がペンライトの光に集中しているのを確認しながら、私はゆっくりと言
もっと読む千紗と未来 後編
後編 (Miku Kouduki) 『みくちゃ~ん』 千紗……大好きな人……私の一番大切な幼馴染…… 『わたし、ちさのことだ~いすき』 『わたしもみくちゃんのことすき~大きくなったらちさのおよめさんになる~』 『え
もっと読む千紗と未来 前編
前編 ※過去に『催眠屋☆キャットハウス』にて同じ作品を投稿しています。『催眠屋☆キャットハウス』の管理人様に許可をいただいてこちらのサイトに投稿させていただきました。 (Chisa Yugamidani) 未来ちゃんは
もっと読む更衣室の応援
「先輩、お先に失礼しまーす」 「お疲れー」 真弓恭子(まゆみ きょうこ)は着替え終わった一年生達が帰っていくのを見送った。 部長を任せられ、チアリーディング部のエースと周囲の期待も高い彼女はその期待に応えるべく、誰よ
もっと読むエロ百物語 第一夜
第一夜~友人の母親にフェラチオを~ 「…じゃあこっちのは?これなんかも明るい雰囲気でいいんじゃない?」 カタログをめくりながら僕に話しかけてきているこの女性、彼女は幼なじみの英二の母親の京子さんだ。 母の日の贈り物を
もっと読む俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない 後編
後編 頭の中に、ふるさとの歌が流れていた。 忘れていた懐かしい味だ。 赤ん坊の頃、大好きだったあの味がした。 でも、あの頃には感じなかったはずの衝撃と感動が、この小さなお肉にはあった。 今、ようやくわかったよ。
もっと読む俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない 前編
前編 「す……好きです! 俺と付き合ってください!」 「お断りしまーす」 ピシっと手のひらをこっちに向けて、学園一の美少女、「岸月希」ちゃんはケータイをいじりながら、俺、「新藤匠」の告白を速攻で無碍にしてくれた。 そ
もっと読むオフランド
「―――あの子、どうにかできない?」 腹も減ったし、そろそろメシかと思ってキッチンへ向かったら、義母、葉子の声がした。 数年前にうちの親父と再婚して母親になった彼女が、テーブルに皿を並べながら、珍しく残業なしで帰宅し
もっと読む購買部の買い物
キーンコーンカーンコーン。 チャイムが鳴り、先程までまばらに居た生徒達が完全にいなくなる。漸く終わった混雑に草臥れた身体を伸ばして葵梨花(あおいりか)はふうと息をついた。コキコキと軽く首を鳴らすと立てかけておいたパイ
もっと読む生物室の解剖
「ううぅ~。何もここじゃなくても良いじゃーん」 吉野裕気(よしのゆうき)は生物室で一人文句をたれる。裕気は授業中に眠りこけていた罰として、一人で生物室の清掃を命じられていたのだった。生物室での実験中に寝ていたのだから、
もっと読むねこのみゃー 四ヶ月後(後編)
四ヶ月後(後編) 「二人とも凄いいきっぷりね」 たま姉ちゃんが頭上で楽しそうに言う。その声に見上げると、みゃーがたま姉ちゃんの腕の中で気持ちよさそうにぐったりとしていた。その体は時折思い出したかのようにぴくっと震え、ひ
もっと読むねこのみゃー 四ヶ月後(前編)
四ヶ月後(前編) 「・・・暇だなぁ」 僕はソファーでだらんと横になりながら零した。外からはやかましい蝉の声。今日も猛暑日で、クーラーがないせいでとんでもない状況になっている自分の部屋から逃げ出した僕は、居間でぐでーっと
もっと読むキャッツ・アイ 第8章
第8章 某所 教育部屋 PM9:45―――――― ティーチャーは教育部屋の奥にある、膨大な量の冊子や物品が並ぶ戸棚に向かった。「教育」を受けた少女の通し番号、仲間入り後の名前と所属する群れ、奴隷猫となる前後の写真から、
もっと読むMC占い3
<人妻由美子の場合> (1) 留美と恋人同士になっても、真央は切らずに残している。 占いの助手兼、留美の都合が悪い時の予備兼、3P要員だ。 基本留美が相手だけど、二人がかりでの全身リップは捨てられないものがある。
もっと読む秘蹟
幼馴染のミサトが病気だという話を聞いたのは、父の五回忌で一年ぶりに故郷へ帰っているときだった。 僕は荷物をまとめている手を止め、母に聞き返す。 「ミサトが?」 「そうよ。なんでも、二ヶ月くらいずっと家で寝てるんですっ
もっと読むねこのみゃー 二年前
二年前 「ただいまー」 僕は一人で家に帰ってきた。いつもならみゃーが一緒にいるんだけど、今日はみゃーは自分のクラスの文化祭の準備が終わってないとかで残っているらしい。違うクラスの僕が手伝うのもどうかと思うし、うちのクラ
もっと読むねこのみゃー 前日
前日 「たま」 「ん?」 突然呼びかけられた玉緒が声の方向を見ると、今からそっと顔を出した母親――黒石志摩子がちょいちょいと手招きをしていた。 「なに?」 父親は撮影旅行に出かけ、妹も学校に行っている時間帯。家の中に
もっと読むねこのみゃー 半年前
半年前 黒石美弥は隣の明かりが消えるのを確認して、ごろんとベッドへ転がった。十月も半ばを過ぎたこの日。美弥の通っている学校では文化祭が行われ、ほんの数時間前まで後夜祭だとバカ騒ぎをしている生徒達の輪の中に美弥もその身を
もっと読むねこのみゃー 三日目
三日目 チュン、チュンチュン。 遠くに雀の鳴く声が聞こえる。 「ん・・・・・・」 いつもと違う寝心地に僕は寝ぼけた頭で目を開いた。 その瞬間、一瞬で僕の頭は覚醒する。目の前にみゃーの顔があったからだ。 叫びそう
もっと読むねこのみゃー 二日目
二日目 「・・・・・・!!」 ん・・・ 何か聞こえる。世界の外から聞こえてくる声は音という形を取らず振動として響いてくる。 「・・・・ケッ!!」 んん・・・ その声に音がつき始める。確かに僕を呼ぶ声が世界の外から
もっと読むキャッツ・アイ 第7章
第7章 A区署 PM9:00―――――― 岸田は喫煙室のソファに横になっていた。眼は固く閉じられている。もう6時間ほど眠り続けていた。 岡崎と面談して署に帰ってくると、捜査ニ課長の山本が血相を変えて駆け寄ってきた。
もっと読むねこのみゃー 一日目
一日目 「ほら、早くしなさいよっ! 間に合わないでしょ!」 「そんなに引っ張らないでよ。っていうか、まだ七時前じゃないか。何に遅刻するって言うんだよ」 ぐいぐいとネクタイを引っ張ってくるみゃーに僕は家から引きずり出され
もっと読む放送室の告発
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」 早く、早く、早く! 早く行かなくちゃ! 香苗先生には悪かったけど、漸く掴んだあいつの悪事の証拠を無駄にする訳には行かない。 「こらぁっ、廊下を走るなっ!」 「すいませーんっ!!」
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こんにちは! 私は、おもと。小粋な江戸っ娘よ。 旦那様にお仕えする女中をとりまとめる女中頭として楽しくお勤めしています。いわゆるお局様みたいに偉ぶったりしてないから陰口叩かないでちょうだいね。 趣味は知り合いの南
もっと読むMC占い2
<留美の場合> 「感謝の気持ちを持って丁寧に舐めてください。僕が気持ち良くなればなるほど良い精液が出て、良い除霊ができますからね」 俺の視線の先では美人OLの真央が熱心に俺の体を舐め回している。 真央を俺のMC占いで
もっと読むオカルト教師
「今度こそ間違いないだろうな」 「はい……」 「又俺をだまそうとしてみろ。どうなるか、わかってるんだろうな、岡田」 うう。何て野郎だ。これでも教師か。まるでチンピラみたいに、因縁を吹っ掛けて来やがった。僕はこのサイテー
もっと読むせめてもの催眠術師2 第四話
第四話 さて、遊んでばかりもいられない。 この前、サボりすぎて危うくリストラ対象にされそうになったのでここら辺でひとつ、仕事を片付けて功績を挙げておかなければ。 トモノリが車を走らせた先は、ベンチャー企業が多く入っ
もっと読むせめてもの催眠術師2 第三話
第三話「給油と一緒に」 営業用の社用車に乗って、行きつけのガソリンスタンドへ。 まだガソリンメーターは結構残っているが、今日は忘れずに寄らなければならない。 「いらっしゃいませ、あっ……斉藤さん」 スタンドの店員の
もっと読むせめてもの催眠術師2 第二話
第二話 「あっ、斉藤さん来たのね。今日危険日の人って誰だっけ」 お腹が若干目立ち始めている妙齢の秘書課長が近くの部下に聞く。 「西沢さんじゃないかな……」 「えー」 その答えに思わず、不満げな声を出してしまったトモノ
もっと読むせめてもの催眠術師2 第一話
第一話 催眠術師駄目社員、斉藤トモノリの朝は遅い。取引先に直接行くという名目で、堂々たる朝寝坊である。 午前十時ごろ、ようやく出社するのだが、二階の営業課ではなく九階のトイレに向かう。 バリアフリーが徹底している外
もっと読むせめてもの催眠術師 第五話
第五話「せめてもの子作り」 「それじゃあ、姉さんはベットに横たわってもらって……股を開いてください」 「いったい、私の身体のどこを使おうっていうのさ……口か、手か……またおっぱいかな」 言われたとおりに寝そべりながら、
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<プロローグ> ノートパソコンの画面では赤い球が黒い背景の中をランダムに動き回っている。 そして、中心部に描かれた目標の小さな円を時折通過する。 それを見計らって美人OLのお姉さんがキーを叩く。 動く球が円の中に
もっと読むせめてもの催眠術師 第四話
第四話「せめて浮気だけは」 トモノリがバイブを引き抜くと、バイブと女陰の間でどろりと愛液が糸を引く。マユミは、かなりはげしく気をやってしまったようだ。 「あの、触っていいっすか……」 「いいわけないだろバカッ」 「じゃ
もっと読むせめてもの催眠術師 第三話
第三話「オナニー披露」 胸の辺りに付着した精液をウエットティッシュで拭くと、さっとソファーに脱ぎ捨てたブラを手に取るマユミ。 「あーちょっとまってください、なんでブラつけようとするんすか」 それを、慌てて止めるトモノ
もっと読むせめてもの催眠術師 第二話
第二話「マンションの中で」 マユミのマンションは、綺麗なフローリングの2DKだった。マユミも準一流企業の主任なのだから、それなりの給料はもらっている。 こじんまりとしているが、必要な家具はそろっている。寝に帰るだけの
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