不倶戴天 プロローグ

プロローグ・~子は三界の首枷~  これはとある男の過去の話・・・  奇妙な能力を持った男と、それを取り巻く女性達の話・・・  男の幼き頃に何が起きたのか・・・  そして、2人の女性がどうやって仲間になったのか・・・  2

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不倶戴天 第5話

第5話・~玉磨かざれば光なし~  麻衣が龍正に処女を捧げた翌朝、龍正と麻衣では時間が違うので、龍正が先に出かけた。 「ここに鍵を置いておく。くれぐれも!気をつけろよ!あと今日からは自分の家に帰れよ」 「は~い。もちろんで

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不倶戴天 第4話

第4話・~窮鳥懐に入れば猟師も殺さず~  2023年4月。一人の男が難関私立大学に入学した。  身長は178。体系はやや筋肉質。顔は普通といったところか。  彼の名は結城龍正。  傍らに居る女性。龍正の側をがっちりキープ

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不倶戴天 第3話

第3話・~矯めるなら若木のうち~  2020年4月・・・一人の青年が難関私立高校に入学した。  身長は171。体系はやや筋肉質といったところか。  彼の名は結城龍正。  入学して数ヶ月がたった。  私立高校ということもあ

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世界を握れ 第二章

第二章  つい数日前、薫の嬌声に満ちていたモニタールームは、今日も嬌声に満ちていた。  違うのは、嬌声の数が増えている事ぐらいだ。 「はひぃぃぃいっ! ふかいぃぃぃっ、ふかすぎるぅぅぅうぅっ!」  これが司令官の椅子です

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不倶戴天 第2話

第2話・~亀鑑~  龍正は由紀の半端な行為のおかげで、より性について知りたいと思っていた・・・  そんな中、教師が今日は4分遅れてやってくる。  虐めを止めなかった間抜けな担任・・・しかも都合のいいことに女・・・その先に

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不倶戴天 第1話

第1話・~恨み骨髄に徹す~  親に捨てられた2人の学生生活は悲惨なものだった。  数々の虐め・・・親戚の家族からの虐待・・・  それでも2人は互いを支えに耐え続けた・・・  が・・・・事件は起きた・・・・・  龍正12歳

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他人史 第六話

第六話  ・・・やりすぎたかも。  その言葉が今の俺の胸中を、満たしていた。  今、俺の目の前には幼馴染の有里と、中学からのクラスメイトである双子の姉妹冬香と夏美がいる。三人とも全裸で、うわ言を言うだけになっていた。  

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世界を握れ 第一章

第一章 人材探し  暗く冷たい地下深くで、女の嬌声が響く。  女は犬のような姿勢で、男に抱かれていた。だが、その声に屈辱は無くただ悦びだけがある。 「あぁぁあああぁぁぁっ!」  女が達すると同時に、奥深くに突き刺さった男

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世界を握れ 序章

序章 「何のようだよ? じいちゃん」  学校に通ってから丁度五年になったその日、門倉我尽(かどくらがじん)は、祖父である門倉無限に呼び出されていた。 「うむ・・・重要な話があってな。お前の父親の話じゃ」  重々しく頷いて

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他人史 第五話

第五話  俺は有里の弁当を食べた後、クラスでノートを書くのが上手い奴を操作して、授業のノートをコピーさせてもらうと、さっさと下校した。家に早く帰って、週末からのゲームの景品をどうするか、考える必要があるからだ。  別に自

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他人史 第四話

第四話  深夜、チャットルームで俺は、サイバー達とするゲームの優勝賞品についての話を聞いていた。背後のベッドでは姉貴と真紀が、姉妹揃って眠っている。・・・夜這いしてやろーか。  ・・・いや、今はゲームの話だ。  ゲームの

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他人史 第三話

第三話  朝、幸福なぬくもりと柔らかさの中で、俺は目覚めた。  ぬくもりと暖かさの正体は、俺の横で寝ている姉貴だ。昨日はあの後三ラウンドやってそのまま寝てしまったのだ。  腹が空腹を訴えってきているが、もう少しこの幸福を

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他人史 第二話

第二話  朝九時丁度。土曜の朝にしては早くに、俺は目覚めた。 「御堂誠二、朝九時目を覚ます。他人史と言っても、自分にも効くんだな」  あと俺の他人史には、特に期限を設けずに、精力絶倫になると書いてある。ハーレムを作るのな

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他人史 第一話

第一話 『で、何か聞きたい事は?』  俺に他人史の力があることを教えてくれたサイバーは、そう聞いてきた。   聞きたい事はいくらでもあった。何故わざわざ俺に力の事を教えたのか。そしてあんたは何者なのか。それに他に居るとい

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他人史 プロローグ

-プロローグ-  俺、御堂誠二は恵まれている。中の上の財力を持つ両親に、八畳の自分の部屋。健康的な肉体に、そこそこに整った顔。両親が離婚して、父親に引き取られ、何年か前にその父が再婚したが、おかげで、美人で巨乳の姉と微乳

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放課後の教室で

 放課後の教室で、私は彼を待っていた。やることもなく、指先でセーラー服のスカーフをいじる。窓の外からは部活をする生徒たちの声が聴こえてくる。もう結構な時間なのに熱心なことだ。  太陽は傾いて、教室の中は夕日色に染められて

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粘土遊び 第4話

第4話 下僕たち  浅実を教室に残し、俺は校門まで来た。  まぁ・・・警備のおっちゃんでも来て、見つけてくれるだろう。    くく、何て言い訳するんだろうな・・・。  「寝てました」とでも言うか?  下着をあんなに濡らし

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粘土遊び 第3話

第3話 新世界への船出  ・・・早耶香ちゃんが、好きだ。  友達に唆されたせいもあったかもしれない。  まだ、ロクに話もしたことのない相手に、幼かった俺は、手紙を書いた。  自分の思いを、全部書ききるように。  自分の思

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粘土遊び 第2話

第2話 奈落の底へ  ある朝の事だった。  ふ、と目がさめると、俺の手には・・・粘土があった。  いつの間に、誰がつけたのだろう。  家族の悪戯にしちゃあ、唐突すぎる。  疑問を持ちつつも、俺はその粘土をごみ箱に投げ捨て

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粘土遊び 第1話

第1話 夕焼けの綺麗な日  人の心とは、粘土のようなものだ。  つまり、少しの力・・・「刺激」さえあれば、簡単にその心は形を変えてしまう。  しかし、その「刺激」は、本人が受け入れなければ、そいつの心には届かない。  本

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暗殺指令

グサッ!  人間というものはなかなか死なない物だ!  何回も何回も刀で斬りつけられても死なない時はなかなか死なない。  でも逆に急所という物が身体のあちらこちらにあるのも事実。  今私がこの男に刺した左胸も急所のひとつで

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凶宴

 聖なる夜の、邪悪な願い。  それによって一人の男が蘇ろうとしていた。  不幸を撒き散らす為に・・・。  此処は大陸の中心、“央都ユートピア”。  あらゆる物の中心都市である。  此処は政治・経済・文化・権力・・・全てが

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雨宿り

「ホントついてないわ」    今朝出勤する時には暑いくらいの天気だったのにいきなり降りだすんだもの。   「すぐに上がったからまだましだったけど下着までびしょ濡れ。  なんか身体が濡れていると気が滅入っちゃう。  それに

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