第7話 疾風のKURO 「おはよう」 朝の食卓では父さんがすでに食後のコーヒーと新聞を楽しみ、パジャマ姿の花純さんがトーストをつまらなさそうに食んでいた。 僕を起こしに行ったはずの綾子さんが、結構な時間をかけてなおか
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オイディプスの食卓 第6話
第6話 kirikiri舞 『kirikiri舞』:やっぱりHしてたんだwwwwww 僕のした行為をプライベートチャットで全て告白させたあと、『kirikiri舞』さんは自分のキャラをくるくる回転させながら言った。
もっと読むオイディプスの食卓 第5話
第5話 そして家族にはならない 【助けて】激おこの仲間たちに土下座するため誠意ある贈り物を探してます【初心者ゆえの過ち】 オフランドにログインして、メッセージを吹き出しにして広場の近くをうろうろする。 姉さんと勉強し
もっと読むオイディプスの食卓 第4話
第4話 姉の指 さて。 2階の廊下で、僕は深呼吸をする。 花純姉さんは基本的に夜が早い人なので、もう寝静まったような気配だった。優惟姉さんの部屋から、ドア越しにでもわかるくらい不穏なオーラがはみ出してるというのに、
もっと読む狂逝実習
1.欲情 「やあ」 「ごめんね、遅くなっちゃった」 さっきまで最悪の気分で、人を待たせてるのに足取りの重かった私ですが、現金なもので街頭に浮かぶ彼氏の顔を見たら嬉しくなり、足早に駆け寄って行きました。私山下千寿は大学4
もっと読むオイディプスの食卓 第3話
第3話 義母と息子と 『kirikiri舞』:へえ、あやこさんとは仲良くなれたんだ。おめでとー 夜、ログインした僕を待っていたかのように現れた『kirikiri舞』さんに、僕は今日の経過を正直に報告した。 少し胸が痛
もっと読むオイディプスの食卓 第2話
第2話 催眠術 「蓮くんのお部屋入るの、初めて」 「そ、そうでしたっけ?」 「ふーん。きれいにしてるのね」 キョロキョロと興味深そうに綾子さんは僕の部屋を見渡す。 なんだかすごく恥ずかしい気持ちだ。本棚とか、机の上と
もっと読むオイディプスの食卓 第1話
第1話 オフランド 普通の家庭、という言葉を聞いて僕が想像するのは、子どもたちが賑やかに騒ぎ、お母さんがキッチンで何か料理を作っていて、お父さんはビールを飲んでいるかあるいは子どもたちと遊んでいるか、とにかく家族のみん
もっと読む放課後の催眠 第八話
充、支配者になる 朝起きると静香は隣にいなかった。ドアが開いていて階下からコーヒーの香りが漂ってくる。 「アネキ、おはよう」 一階に下りた充は努めて明るい声で挨拶をする。昨夜の約束を思い出す。自制しないとキッチンに立
もっと読む放課後の催眠 第七話
充、やっとコンドームを使う 「なんだよ~・・・このバッドタイミング・・・」 家に帰るとムクムクとジュニアが復活した。 「まいったなぁ・・・いまさら岸本ん家にも行けないしなぁ・・・」 バッグから取り出したコンドームの小
もっと読む放課後の催眠 第六話
充、コンドームを買って逝く 翌朝、目を覚ましたときには静香は出かけていた。 ダイニングのテーブルには、明日まで父親と一緒に法事で出かけるから食事などの家事は静香と分担するようにという母親が書いた置き手紙がある。 手
もっと読むおままごと
「ナーナーちゃん、あーそーぼっ!」 あっ!タカシくんだっ! わたしがまどをあけると、むこうのまどでタカシくんがてをふってた。 「うんっ!いいよっ、タカシくん!」 「じゃあ、うちにおいでよ、ナナちゃん!」 「わかった!
もっと読む放課後の催眠 第五話
充、テクニックに磨きをかける 「ごめん。急な用事ができちゃって」 6時ぴったりに充は彩に電話した。 「あっ、いいよ。昼に電話するって言ってたのに、すっぽかされたのかと思って・・・」 「なわけないじゃん」 「ほんとに?」
もっと読む馴奴 六 最後の……
最後の…… そして、文子が竜泉寺に貸し出されて2度目の週末がやってきた。 「ねっ、由佳先輩、服、脱ぎませんか!?」 朝、竜泉寺の部屋に来ると文子はそう提案した。 「ど、どうしたの?文子ちゃん?」 「だって、裸でいると
もっと読む馴奴 六 2週目
2週目 そして、土曜日の朝。 約束の時間の少し前に竜泉寺のマンションを訪ねた文子が406号室の前でインターホンを押すと、ドアが開いて私服にエプロン姿の由佳が出てきたのだった。 「いらっしゃーい、文子ちゃん!」 「ゆっ
もっと読む馴奴 六 1週目
1週目 それは、秋も深まってきた11月初めのことだった。 保健室。 「そういえば、木下先生は図書室の管理も担当しておられましたね」 「はい?そうですけど?」 保健室にやってきた木下佐知子(きのした さちこ)に、保健
もっと読む好奇心は猫をも殺す 7
-7- 「ひゃぁぁぁいぃぃぃあぃあぁぁぁぁがぁああぁぁぁぁぁぁあっ!」 響き渡る絶頂の声に、太一は目を覚ました。 見ると委員長が大きく口を開け、涎を撒き散らしながら叫んでいた。 ……どの位寝てたんだろうか。 よく
もっと読む放課後の催眠 第四話
本懐・・・なのか? そして翌日。充は学校へ行って部室の使用許可をとって昼過ぎには水樹を待っていた。 「こんにちは。せんぱい。待たせてすみません」 ちょっと舌っ足らずな声がロリフェイスの水樹にはよく似合っている。 軽
もっと読む好奇心は猫をも殺す 6
-6- 「では、お手並み拝見といきましょうか」 太一はチンポを舐め続けている千鶴を立たせると、背後から突き込んだ。 いきなりの事だが、千鶴の身体は敏感に反応する。 「ひぃいぃぃぎゃぁぁああぁああいぃいいあぃぃいぃんっ
もっと読む放課後の催眠 第三話
あらたな獲物 充が帰りを急いだのは彩のショーツをじっくりと確かめたかったからだ。 ポケットの中にあるそれは、指先で触れてみると蜜で濡れているのがわかる。 バス停で充は指先の匂いを嗅いでみる。かすかなものだが酸味をと
もっと読む放課後の催眠 第二話
充、後催眠を試す 「おはよう」 翌朝、教室に入った充が声をかけると彩の顔に動揺が走った。 「あ・・・おは・・・よう・・・」 彩は目を合わせようとしない。 その頬が赤くなったのを充は見逃さなかった。 「で、内容は確か
もっと読むキャッツ・アイ 第10章
第10章 ~ZEUS ゼウス~ 某所 使用人室 AM6:00―――――― 「ぐぅ! んっ! ごっ! おっ、おっ、むぅ!」 日の射してきた部屋に、異様な音が一定のリズムを刻んでいた。 アケミは男のモノを咥え、赤い猫の目
もっと読む放課後の催眠 第一話
催眠術がかかっちゃった 悔しかった。 男子なら普通にしていることを、よりによってクラス委員の岸本彩に見つかってしまった。 「とにかく、これは没収。どうするかは後で決めるわ」 「待ってくれよ。それ、借りもんなんだから」
もっと読む枕営業マン 5
-5- 「あっ・・・、これ・・・僕。・・・しくじったかな。」 蓮太が、あまり感情のこもっていない声を出して、しばらく何かに考え込むように、無表情になった。 「これ・・・罠・・・だよね?」 蓮太の目の前に、フラフラと立
もっと読む枕営業マン 4
-4- ナカハラ寝具の営業マン、小林蓮太は、今日も担当エリアを歩いて回る。つつじが丘から躑躅台にいたる、担当エリアを、若干やる気無さ気にうろついてみた。飽きっぽい蓮太は、腕時計をチラっと見る。 「ちょっとフライング気味
もっと読む枕営業マン 3
-3- 友澤樹理亜がチャイムを聞いたのは、ちょうど友達兼仕事相手のヨーコとビジネス・ランチのために出かけようとしたところだった。 「えっ? もう、こんな忙しい時に・・・、居留守使っちゃおっかな?」 姿見でジャケットと
もっと読む枕営業マン 2
-2- 「・・・ちょっと、聞いてるの? 蓮太?」 白塚絵美の声で、急に我に返る小林蓮太。喫茶店でアイスクリームを食べながら、すっかり回想に浸っていたのだ。 「思い出し笑いなんかしちゃってさ、気持ち悪い。こっちの苦労も知
もっと読む枕営業マン 1
-1- ピンポーン 「はい・・・。どちら様でしょうか?」 最近のマンションでは、インターホンに出る時も、自分からは名乗らない家が多い。真横に表札がついている戸建てのお宅だと、『はい、○○です』と出てもらえることが多い
もっと読む自衛官の妻 4
14.佐々木のミスリード 「おい増田、起きろ!」 どのくらいたったのだろう。佐々木に身体を揺り動かされて目を覚ました俺は、そこがまだ例の白い部屋の中だと気付く。室内は2人切りで、千恵利や奈々はいなかった。 「千恵利は?
もっと読む自衛官の妻 3
11.本当の千恵利 平凡な一自衛官ながら、千恵利と言う最良のパートナーを得て順風満帆だった筈の俺の人生航路は、水面下でいよいよいつ難船してもおかしくない危険な水域に入って来た。表面上は全く波風も立たず、娘の奈々こそ俺に
もっと読む自衛官の妻 2
6.夫を裏切る肉体 「タカくーん、入ってもいい?」 と、その時まるで計ったようなタイミングで書斎のドアをノックされた。俺は慌ててペニスをジャージの中にしまい込み、ノートパソコンを閉じてから自分で内側からドアを開けた。
もっと読む自衛官の妻 1
1.理想的な妻 「タカ君、お帰りー」 ただいま、と玄関をくぐるなりエプロン姿の妻千恵利が急いでやって来て俺を迎えてくれた。そしていつものようにハグしてキス。 「ママったら、もうー」 娘の奈々も帰宅して間もないらしく、
もっと読むコンピューター室のリンク
「ちょっとあんた! 何やってるのよ!」 桜 貴美子(さくら きみこ)は目の前の男子生徒を怒鳴りつけていた。 季節は初夏。とうの昔に仮入部期間は過ぎていて、各部ともに新入部員の教育に追われている。しかし、コンピューター
もっと読むはっぴぃぶれぇかぁ 第一話
第一話 カラッと晴れた気持ちのいい午後。 頬に当たる風も心地いい。 初めての学校、初めての制服、初めての友達。 何もかもが初めてだった今日。 疲れは確実に身体に残っているはずなのに、妙に足取りは軽い。 「たっだ
もっと読む戻れない、あの夏へ Extra Stage アスカ 後編
Extra Stage アスカ 後編 歪められる絆 ~5~ 「あ、お帰りなさい、社長!」 病室に戻ると、飛鳥の弾んだ声が津雲を迎えた。 ベッドの上で、体を起こして津雲を見ている飛鳥は、さっきまでとはうって変わった笑顔
もっと読む戻れない、あの夏へ Extra Stage アスカ 中編
Extra Stage アスカ 中編 Rub out ~3~ ……今は、朝?それとも昼? 目が覚めた飛鳥は、全身を異様な気怠さに犯されていた。 頭がくらくらして、今が何時くらいなのかもわからない。 あれ?あた
もっと読む戻れない、あの夏へ Extra Stage アスカ 前編
Extra Stage アスカ 前編 ふたりの”アスカ” アスカの意識は、暖かくて柔らかな空間を漂っていた。 宙に浮かんでいるような、まるで自分が雲かなにかになったような感じがしてただただ心地よい。 その心地よさに
もっと読む戻れない、あの夏へ 第7話
第7話 戻れない、あの夏へ ~23~ ――ガシャン! フロアに、皿の割れる大きな音が響く。 ここは、レストラン”メゾン・ドゥ・プッペ”の店内。 店の入り口には、”準備中”の札が掛けられていた。 中では現在、新人
もっと読むアヘおは
「さあ、今日も始まりました幼女のための幼女による幼女の番組!アヘおは!今日も元気にアッヘアッヘおっはー!」 いきなり画面いっぱいにだらしないアヘ顔を晒しながら登場した幼女は、今話題の演技派子役の初美ちゃんだ。 いつも
もっと読む戻れない、あの夏へ 第6話 後編
第6話 後編 ユイ ~20~ ――深夜。 その日も、遅くまで激しい情事を重ねて、何度も絶頂に達した結依は、すっかり果てて泥のように眠っている。 ベッドの上に、体を寄り添わせる相手の姿がないことにも気づかないほどに。
もっと読むさよならウィザード 第8話
第8話 放課後になっても教室に残る生徒はわりと多い。 高校生にもなると堂々と遊びに入れるエリアは増えるわけだが、自由になるお金まで急に増えるというわけじゃない。楽しみは週末まで残しておいて、平日はお金のかからない教室
もっと読むさよならウィザード 第7話
第7話 「あなたはだんだん眠くな~る……眠くな~る……眠くな~る……」 ゆらり、ゆらりと、目の前をコインが泳ぐ。 『五円』の文字とたなびく稲穂がピンク色の糸に厳重に括られ、右に、左にとふらふらと頼りなげに往復していっ
もっと読むマインドクラック 第二幕
『第二幕 302号室、そして返される痛み』 ……未来が読めたらと今ほど思ったことはない。 ……なぜか? お前のようなクズが生まれるのを防げた。 俺がクズならあんたもクズだよ。親なんだからな。 ……出て行け。当面の
もっと読むマインドクラック 第一幕
『第一幕 1303号室』 鈍い音をさせてエレベーターが下がっていく。 目の前には女のうなじ。 女は減算される階数表示を何度も何度も見ている。 ほとんど面識のない男と二人きりの状況から早く逃げたいのだと挙動が告げて
もっと読む診療所の日常風景
とある閑静な住宅街の一角にある診療所。その診療所に一人の少女、まどかがやってきた。 まどかは私立の女学院に通う学生。髪はショートボブ。どこかまだ幼さを感じさせる顔つきではあるものの、肉付きはよく、体はもう大人のそれで
もっと読む戻れない、あの夏へ 第6話 前編
第6話 前編 淫ら、時々、不安 ~17~ 「ん……ああ……もう、朝?」 結依が目を覚ますと、部屋の中はすっかり明るくなっていた。 「……あ、雄司さん、まだ眠ってるんだ」 結依は、自分の傍らで寝ている津雲の顔を見る。
もっと読む戻れない、あの夏へ 第5話
第5話 罠 ~12~ 宏ちゃん、昨日もまた残業だった……。 前は、よく仕事終わりに会って一緒にご飯食べてたのに。 今は、全然会えない……。 本当に残業なのかしら? 残業だってことにして、遊んでるんじゃないの?
もっと読むさよならウィザード 第6話
第6話 「こ、琴原モエミさん! 俺と付き合ってください!」 いきなりモエミに告白してきたのは、同じクラスの神田という奴だ。 出身中学が違うし、まだそんなに親しくはないのでよく知らないけど、爽やかなジャニ系っぽい童顔で
もっと読む好奇心は猫をも殺す 5
-5- 「あら、貴方何をしているの?」 高級そうなスーツを着こなした学年主任の島崎千鶴は、目の前に立つ男子生徒に問い掛けた。 ここは体育館の壇上の上だ。 自分は学年主任として全校集会で報告する為にここに立っている。
もっと読む戻れない、あの夏へ 第4話
第4話 浸食 ~8~ 2日後、宏平から電話がかかってきた。 「え?出張?」 「うん、明後日から、6日ほどね、名古屋まで」 さすがに、携帯から聞こえる宏平の声は少し元気がないように思えた。 「残業続きで、今度は出張だな
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